JPS6373971A - 注入液または人の体液から気泡を分離する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、脱泡すべき液体の入口、脱泡された液体の出
口およびガスの出口を有するケーシングを備えていて、
気泡がその中で発生するケーシングの範囲に少なくとも
部分的に配置されている撥液性の通気性微孔質脱泡要素
を用いて注入液または人の体液から気泡を分離する装置
に関する。

従来の技術 この種の装置は多数知られている（西独国特許出願公開
第１９５９６７９号および同第３３０４９５１号、西独
国！時許第２３１７７５０号）。公知装置の場合には脱
１泡要素は平面膜（西独国特許出願公開第１９５！１１
１１６７９号、西独国％許第２３１７７５０号）または
ケーシングの少なくとも一部分（西独国特許出頭公開第
３３０４９５１号）である。これらの装置は一１投に患
者の腕に固定されるので、ケーシングはもはや長手軸に
関しては旋回することはできないけれども、患者の腕を
動かして傾斜位置にもたらすことができる。その限りン
ごおいて脱泡要素は、ケーシングのどんな傾斜位置でも
液体から気泡を確実に分離するためには、ケーシングの
長手方向に関してケーシングの両端部およびその長軸の
範囲または上部に配置されていなければならない。公知
装置は全体として、脱泡要素の微孔性が要求されている
ために同要素は透明ではなく、気泡が液体から除去され
ているかどうかという点において制御され得ないという
欠点を有する。また脱泡要素として平面膜を使用する場
合には、製造時に脱泡要素を密に埋込むための増大され
た作業経費も必要であり、そのために公知装置は高価で
あって、この事実は特に、該装置が使い捨て商品であり
、従って大量生産品として生産される故に不利である。

該装置は−股に絆創膏で患者の腕に固定されるので、患
者の腕に面しないケーシング壁の開口として形成されて
いることが多いガスの出口が絆創膏によっておおわれて
液体の有効な脱泡が妨害されるという危険が生じる。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、液体から気泡を分離する前記種類の装
置において、気泡の存在を観察しかつ脱泡の実効を制御
することのできる前記装置を提供することである。さら
に、安価に製造することができるように該装置を設計す
ることも要求される。特（て脱泡要素の実効がケーシン
グの長手軸に対する傾斜位置でも、それどころか垂直位
置でさえも極めて容易に保証されていることが要求され
る。また脱泡要素の実効が絆創齋を不利に施す際にも保
証されていることが要求される。

問題点を解決するための手段 前記課題は、脱泡要素が少なくとも１例の毛管から成り
、その空洞が液体（て対して封止されておりかつガスの
出口を有することによって解決される。ケーシングは透
明な材料から製造されてもよく、その結果、撥液性の通
気性微孔質材料から成る壁を有する毛管および気泡の存
在が良好に観察されうる。脱泡毛管の位置および長さが
、脱泡作用が保証されているように、つまり脱泡毛管が
気１泡の発生するケーシングの少なくとも一部分に配置
されているように選択されて１ハることは自明である。

最も簡単な場合には、脱泡毛管がケーシングの全長また
はほぼ全長（（亘って延びていてもよく、この場合好ま
しくは、ケーシングの軸方向に配置された、毛管の少々
くとも各端部がガスの出口として用いられている。脱泡
毛管両端部が出口であることまたは出口として使用され
ない端部が液体に対して閉鎖されていることは自明であ
る。

撥液性の通気性微孔質脱泡毛管の適当な材料は、例えば
ポリプロピレン、ポリビニリデンフルオリドまたはポリ
テトラフルオルエチレンである。このような脱泡毛管の
製造は、例えば西独国特許出頭公開第３０４９５５７号
または同第２７３７７４５号明細書に記載さｉｔた方法
により行われうる。本発明による装置の極めて有利な実
施形は、該装置が長手軸に関して旋回される際どの（旋
回）位置でも良好な脱泡作用を有する場合に得られる。

この良好な作用は本発明による装置の場合、数個の脱泡
毛管がケーシング壁の内側の周囲に分布されて配置され
ていることによって達成される。同作用はさらに、脱泡
毛管が相互にネット状構造物を形成し、このものが少な
くとも部分的に脱泡すべき液体の流動方向は対して少な
くとも交差的に配置されているように、脱泡毛管が一方
のケーシング壁から対向ケーシング壁まで延びて配置さ
れている場合にも達成されうる。このために脱（泡毛管
は相互に編まれていてもよい。ネット状構造物の隙間を
適当に調整すること（・ζよって、流動方向における短
い区間でさえ、極めて小さい気（泡も脱１泡毛管が確実
に獲得することが保証されうる。

このような利点は“また、相互に並列さ几た数個の脱泡
毛管がバンドの形で使用されている場合にも得られる。

これらの毛管は流動方向にまたは流動方向に対して交差
的に配置されていてもよい。またバンドは管状を有して
いてもよく、この管状は、例えば指ぬき式に片側で閉じ
られて形成されている。またハンドまたはネット状構造
物の形状は、脱泡毛管が織物のよと糸および／またはた
て糸であることによっても容易に達成されうる。脱泡毛
管がよこ糸のみまたはたて糸のみである場合に限り、他
の種の糸（たて糸またはよこ糸）として、脱泡すべき液
体とのみ適合していなければならないヤーンまたはフィ
ラメントが使用される。このために一般には合成ポリマ
ーから成るフィラメントが使用される。

本発明による装置中にはさらに、ケーシングを入口を有
する第−室と出口を有する第二室とに分ける湿潤性の不
通気性微孔質フィルターが包含されていてもよく、この
際脱泡毛管がフィルターとケーシング壁との間の最初の
空間で、フィルターの少なくとも上方に配置されている
。

この場合、脱泡毛管がフィルターの上方に配置されてい
ることが問題であるならば、これは、脱泡毛管は動作状
態ではケーシング中のフィルターの±方ｔｃ配置されて
いると表現すべきである０ 液体を濾過するために適当なフィルター（膜であっても
よい）は、濾過すべき液体によって湿潤可能である、つ
まシ親液性または親水性であるという性質をもともと有
するかまたは特定の処理によって初めて得られた前記性
質を有することができる。このことはまた、撥液性、例
えば疎液性または疎水性で、通気性の脱泡毛管用材料に
も該当する。

フィルター膜の適当な材料は、例えばポリアミｌ’６．
６、ホｌＪアミド６、セルロース、セルロースアセテー
トまたはポリビニルアルコール（ＰＶＡ　）である。本
発明による装置の撥液性の通気性微孔質部分の適当な材
料は、例えばポリプロピレン、ポリビニリデンフルオリ
ドまたはポリテトラフルオルエチレンである。

フィルターの平均孔径は、その都度の所望の濾過効果に
依存しておシ、例えば無菌濾過のため（では０．２μｍ
でありまたはツクーティクルア過の場合には１μｍであ
る。

しかし湿潤可能の不通気性微孔質フィルター（膜）の最
大孔径は、対応する気泡圧（すなわち、ガスが液体を孔
から排除することによって濾過層を押通る際の圧力）が
濾過圧よシも大きいような大きさでなければならない。

気泡圧、ひいては適用可能の濾過圧は、湿汗可能の微孔
質沖過層の最大孔が小さくなればなる程それだけ大きく
なシうる。

他方、撥液性の通気性微孔質脱泡毛管の孔径は、濾過圧
がｌ液体の浸入に必要々圧力よりも小さいように選択さ
れなければならない。この液体浸入圧（ｅ体透過圧Ｆｌ
ｉｊｓｓｉｇｋｅｉｔｓｅｉｎｄｒｉｎｇｄｒｕｃｋと
も称される）は、脱泡毛管の最大孔径が小さくなればな
る程および液体の表面張力と撥液性通気性微孔質材料の
表面張力との差が大きくなればなる程それだけ大きくな
る。

液体およびガスと微孔質材料との相互作用に関して成立
する前記関係は本発明による装置の設計および使用の際
に配慮されなければならない。

撥液性微孔質材料を用いて液体からガスを分離すること
は、大きな表面張力を有する液体、例えば水の場合には
難問題ではない。

例えば表面張力を減少させる添加物の存在する場合には
、液体および材料の表面張力の差の減少は、材料の孔径
を減少させるがまたは適当な孔径を有する材料を選択す
ることによって補償することができる。この場合場合に
よっては脱泡の之めに使用される表面を増大しなければ
ならない。さらに材料の撥液性は液体温度の高い場合知
も損われるか！たは完全１・て失ゎれる可能性もある。

つまり、本発明による装置の、液体からガスを分離する
多孔質部分に関しては、所与の動作条件下でそれによっ
て液体の流出が妨げられる材料を選択しなければならな
い。標準条件で与えられた、多孔質材料の撥液性が動作
条件下でもなお維持されているかどうかは、簡単な予備
実験によって確かめることができる。

また本発明による装置は、液体中で特定的に使用するに
当って環境圧力に対して顕著な超過圧力が予め支配して
いる（例えばこれは前接続されたポンプを有する注入フ
ィルターの場合に当る）場合にも適描である。また脱泡
毛管の複数の出口は単一の出口にも合体されうるので、
実効率を高めるためには脱泡毛管の空洞に低圧を加える
ことができる。

特に、フィルターが少なくとも１個のろ過毛管から成り
かつ濾過毛管の空洞が少なくとも部分的に第二室を形成
する場合が有利である。濾過毛管に関しては平面フィル
ターと比べて極めて大きい有効濾過表面が得られる。

液体の脱泡は、特に、脱泡毛管が濾過毛管の長さに亘っ
て同毛管て幾度も弛〈巻付いて配置されている場合に奏
効する。

また、本発明による装置の場合濾過毛管が一つの束の形
で配置されていて、その周囲に脱泡毛管が配置されてい
ることも可能である。

特に、脱泡毛管の空洞が脱泡すべき液体の入口の範囲で
周囲大気と接触している場合には、脱泡毛管と濾過毛管
とが並列していてもよい。

特にどの濾過毛管も１個の脱泡毛管に隣接し、どの脱泡
毛管も１個のろ過毛管に隣接して配置されていてもよい
。

濾過毛管と脱泡毛管とが並列して配置されていることが
要求される実施形の場合には、濾過毛管および脱泡毛管
がよこ糸および／またはたて糸として結合されて一枚以
上の織物に形成されているのが最良であることが判った
。毛管がよと糸のみまたはたて糸のみである場合に限り
、他の糸（たて糸またはよこ糸）としては好ましくは合
成ポリマー（もちろん脱泡すべき液体と適合していなけ
ればならない）から成るヤーンま　たはフィラメントを
使用する。

特に、濾過毛管および脱泡毛管が本発明によりｙ状ケー
シング中で長く延長されたＵの形で配置されておシ、前
記毛管の全端部がケーシングの端部でシール材料中に埋
込まれて、その埋込位置の中央領域ではろ過毛管のみが
端末を有し、埋込位置の外側領域では脱泡毛管のみが端
末を有しており、シール材料の設けられたケーシングの
端部が脱泡された液体の出口を有する出口キャップによ
って、濾過毛管の端部が出口キャップの内側で終シかつ
脱泡毛管の端部が同キャップの外側で終るように閉鎖さ
れている構造の装置が有利である。

ここで、毛管の端部がシール材料中に埋込壕れている、
と記載される場合、この記載はシール材料が個々の毛管
を緊密に包囲し、これらの毛管の空洞がシール材料によ
って閉鎖されていないことを意味する。

管状ケーシングとしては事実上すべての可能々横断面を
有するケーシングが適当であるが、特に楕円形、三角形
または円形購断面を有するケーシングが好ましい。

この場合、脱泡毛管の端部がシール材料の範囲ではケー
シングに対して少なくともほぼ軸方この場合特に、脱泡
毛管の空洞が出口キャンプ、シール材料およびケーシン
グによって形成される周設みぞに連絡しているのが特に
有利であると判った。この実施形の場合、このみその大
部分が絆創膏によっておおわれている場合ですら脱泡が
なお保証されている。

キャップとシール材料との間の良好なシールを、濾過毛
管および脱泡毛管の端部の間の分離位置で保証するため
には、キャップ端とシール材料との間のリングが最良で
あった。このリングはシール材料の方向にとがっていて
もよく、その結果リングは出口キャンプの取付は時にシ
ール材料中に部分的に突出す。しかしまたリングはシー
ル材料を組込む前に導入して、シール材料中に埋込んで
よい。リングは例えば接着によってケーシングおよび／
または出口キャップと結合されていてもよく、従って例
えばリングを介して出口キャップがケーシングと結合さ
れている。該リングは必ずしも円形でなくてもよするこ
とができる。

シール材料としては、毛管を埋込むために常用される、
熱可塑性または自己硬化性であってもよい材料が適当で
ある。

次に図面により本発明を詳述する。

例えば第１図および第２図で図示したような極めて簡単
な脱泡装置の場合には、ケーシング２の上部に脱泡毛管
１が配置されている。ケーシング２は横断面では三角形
の輪郭を有し、この三角形の輪郭の一辺７１′！、他の
両辺８よりも著しく長く、従って辺７は患者の腕の上に
載置するのに適している。本発明による装置を患者の腕
の上に最適に載置するために、辺７は内部の方へ少し彎
曲している。これによって、図示した実施形の場合には
脱泡毛管１は該脱泡装置の上部に安全に設けられていて
、ケーシング２を貫流する際に上刃岐上昇する気泡が、
脱・泡毛管１と接触し、微孔質層を通って脱泡毛管１の
空洞中に放出されうる。脱泡毛管ｌの両端部は、空洞が
周囲大気と連絡しているように、両側でそれぞれケーシ
ング２の端壁３中に埋込まれている。従って脱泡毛管１
の空洞ば２個のガスの出口４ａおよび４ｂを形成する。

ケーシング２にはそれぞれ１個の脱泡すべき液体の入口
５および脱泡された液体の出口６が存在する。

三角形横断面を有するケーシングの場合、若−しこの三
角形の三辺がすべて同じ長さを有するとすれば、どんな
位置でも有効な脱泡を保証するためには、前記三角形横
断面の各かどに少なくとも１個の脱泡毛管が配置されて
いなければならないであろう。

第３図および第４図で図示した脱泡装置のケーシング１
２は、横断面が楕円形に形成されている。図示した装置
の場合には、厚則として上部に脱泡毛管が配置されてい
ることを保証するために、２個の脱泡毛管１１が設けら
れている。

但し同装置は１８００相互に旋回された２つの位置で患
者の腕に取付けることができる。２個の脱泡毛管の端部
はやはり端面に埋込まれていて、各脱泡毛管はそれぞれ
２個のガスの出口１４ａ。

１４ｂを有する。またケーシング１２は脱泡すべき液体
の入口１５および脱泡された液体の出口１６を有する。

第５図には、よこ糸１７およびたて糸１８が脱泡毛管か
ら成る織物が略示しである。このような織物は、第６図
に図示したように２個のケーシング部分１９の間にセッ
トすることができ、その結果脱泡毛管によって細かいメ
ツシュのネットが形成されて気泡が確実に捕捉される。

また脱泡毛管はガスの出口２０も有する。

第７図には、本発明による装置２６の使用例が図示しで
ある。スタンド２５で定置された貯蔵ビン２１から注入
液２２が管２４を介して気泡を分離しかつ同注入液を濾
過するための装置２６に供給される。この脱泡および濾
過装置は患者の前腕Ａに絆創膏２８によって貼付けられ
ている。注入液の供給量は計量具２３により調節するこ
とができる。注入液は脱泡訃よび濾過装置２６から他の
管２９および注入針２７を介して血管中に入る。

第８図には、このような使用例に適当な、本発明による
脱泡および濾過装置が図示しである。

脱泡すべき液体の入口管３７を有する管状ケーシングは
、リング３２を介して出口管３６を有する出口キャップ
３１によって閉鎖されている。

ゲージング３０には少なくとも２１固のみぞ４０が対を
成して、それぞれ直径方向に対置されて設けられており
、これらのみそ中に、ケーシング３０中にＵ状で存在す
る（Ｕの両端は直径方向に対置されているそれぞれ２個
のみぞ４０にはめ込まれている）脱泡毛管３３がシール
材料によって埋込まれている。ケーシング中に取付けら
れたリング３２はみぞ牛○を締めるので、脱泡毛管３３
の両端部はリング３２の範囲で緊密に埋込まれている。

さらにリング３２は外縁にみぞまたは孔４１を有し、そ
れらの中シて脱泡毛管の端部が延長しでいるかまたはそ
れらが脱泡毛管の空洞の延長部として用いられている。

リング３２の内側には出口キャップ３１が支えられてい
て、図示してない方式で例え：ばスナツプクローノヤー
を介してケーシングに結合されている。しかしまた出口
キャップ３１はリング３２とおよび／またはリング３２
はケーシング３０と−例えば超音波溶接により一結合さ
れていてもよい。同時にリング３２は、同様にＵ状でケ
ーシング３０に導入されている濾過毛管３４が埋込まれ
ているシール材料３５を保持するためにも役立っている
。ケーシング３０の範囲ではろ過毛管３４が脱泡毛管３
３によって包囲されているので、濾過毛管３４によって
濾過された気２泡がそれぞれの軸方向の傾斜位置で脱泡
毛管３３を通って脱出することができる。脱泡毛管３３
がケーシングの内部円周に一様に分布されている場合に
は、ケーシング３０は円筒状横断面を有することができ
る、それというのも今やケーシング３０の軸の周りの旋
回は脱泡毛管３３の脱泡機能にとってもはや重要ではな
いからである。脱泡毛管３３の端部３８は、リング３２
および出口キャップ３１によって形成される周設みぞ３
９で終る。第８図で図示した脱泡および濾過装置を絆創
膏で定置する際、みその範囲に絆創膏が配置される場合
にも、みその少なくとも一部分は（例えば脱泡および濾
過装置と患者の腕との間の領域で）貼付けられてい々い
ので、脱泡機能が原則的には保証されている。

第９図には、本発明による脱泡および濾過装置の他の有
利な実施形を図示しである。ケーシング４１中にＵ状に
導入されている濾過毛管束４４は、ケーシング４１の内
部で脱泡毛管４５によって螺旋状に巻付けられている。

濾過毛管４４の端部は中央領域のシール材料中に埋込ま
れておシ、脱泡毛管４５の端部は外側領域のシール材料
中に埋込まれていて、両種の毛管の空洞・は外側に向っ
て開放されている。出口キャップ４２は構造的には、同
キャップがシール材料を２部分に分けるように設計され
ておシ、濾過毛管４４の端部４６がそこで終る中央領域
は出口キャップ４２の出口管４９に開口し、外側領域は
出口キャップ４２、シール材料５１およびケーシング４
１（・てよって形成された周設みぞ５０であって、脱泡
毛管４５の端部４７はこのみそで終っている。出口キャ
ップ４２はスナップクローツヤ−４３を介してケーシン
グ４１に結合されており、ケーシング４１の突出部５２
にかみ合わせられている。シールを改善するためにシー
ル５１の部分（で少なくとも１ｆ固のリングを設ける（
図示してない）のが有利である。ケーシング４１は入口
管４８を有する。

第８図および第９図で図示した実施形の場合、濾過毛管
３４または４４は相互に重ねられた数個のげ＆物の形で
存在していてもよく、この際濾過毛管３４寸たは牛４は
この織物の中でたて糸として存在している。さらに第８
図で図示した実施形の場合には、脱泡毛管３３も同織物
の中でたて糸として配置されていてもよい。しかしまた
脱泡毛管は単に相互にたて糸として織られていてもよい
。この場合特に、袋織を使用することが推奨される。

第９図で図示したスナップクローツヤ−４３の実施形が
ウェブ（Ｓｔｅｇ　）としてではなく、周設リングとし
て形成されている場合には、との周設リング、出口キャ
ップ４２、シール材料５１およびケーシング４１によっ
て周設環状みそが形成され、この中に周設リングにおけ
る接続管（図示してない）によって低圧が適用されうる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による脱泡装置の縦断面図、第２図は第
１図による装置の横断面図、第３図は本発明による他の
脱泡装置の縦断面図、第４図は第３図による装置の横断
面図、第５図はたて糸およびよこ糸が脱泡毛管から成る
構造の織物、第６図は第５図による織物のセットされた
脱泡装置の横断９面図、第７図は本発明による装置の使
用例の斜視図、第８図は本発明による脱泡および濾過装
置の一実施形の縦断面図、第９図は本発明による脱泡お
よび濾過装置の他の実施形の縦断面図である： １．１１．１７／１８，３３．４５・・・脱泡毛管、２
．１２，１９，３０．４１・−・ケーシング、４ａ、１
４ａ、２０．３８．４７・・・ガスの出口、５．１５．
３７．４８・・・脱泡すべき液体の入口、６．１６．３
６．４９・・・脱泡された液体の出口、３１．４２・・
・出口キャップ、３２・・・す／グ、３４．４４・・・
濾過毛管、３５．５１・・・シール材料。 第５図 第６図 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、脱泡すべき液体の入口、脱泡された液体の出口およ
   びガスの出口を有するケーシングを備えていて、気泡が
   その中で発生するケーシングの範囲部分に少なくとも部
   分的に配置されている撥液性の通気性微孔質脱泡要素を
   用いて注入液または人の体液から気泡を分離する装置に
   おいて、脱泡要素が少なくとも１個の脱泡毛管（１、１
   １、１７／１６、３３、４５）から成り、同毛管の空洞
   が液体に対して封止されておりかつガスの出口（４ａ、
   １４ａ、２０、３８、４７）を有することを特徴とする
   注入液または人の体液から気泡を分離する装置。 ２、ケーシングの軸方向に配置された、脱泡毛管の少な
   くとも各一端部（４ａ、１４ａ、２０、３８、４７）が
   、ガスの出口として用いられる特許請求の範囲第１項記
   載の装置。 ３、ケーシング壁の内側の周囲に数個の脱泡毛管（１１
   、１７／１８、３３）が分布して配置されている特許請
   求の範囲第１項または第２項記載の装置。 ４、脱泡毛管（１７／１８）が、相互にネット状構造物
   を形成し、このものが少なくとも部分的に脱泡すべき液
   体の流動方向に対して交差的に配置されているように、
   一方のケーシング壁から対向ケーシング壁にまで延びて
   配置されている特許請求の範囲第３項記載の装置。 ５、相互に並列された数個の脱泡毛管（１７、１６）が
   バンドの形で使用されている特許請求の範囲第２項から
   第４項までのいずれか１項記載の装置。 ６、脱泡毛管（１７、１８）が織物のよこ糸および／ま
   たはたて糸である特許請求の範囲第４項記載の装置。 ７、該装置がさらに、ケーシングを入口（３７、４８）
   を有する第一室と出口（３６、４９）を有する第二室と
   に分ける湿潤可能の不通気性微孔質フィルター（３４、
   ４４）を有し、脱泡毛管（３３、４５）がフィルター（
   ３４、４４）とケーシング壁との間の最初の空間で、フ
   ィルター（３４、４４）の少なくとも上方に配置されて
   いる特許請求の範囲第１項から第６項までのいずれか１
   項記載の装置。 ８、フィルターが少なくとも１個のろ過毛管（３４、４
   ４）から成り、ろ過毛管の空洞が少なくとも部分的に第
   二室を形成する特許請求の範囲第７項記載の装置。 ９、脱泡毛管（４５）が、ろ過毛管（４４）の長さに亘
   って同毛管に幾度も弛く巻付いて配置されている特許請
   求の範囲第８項記載の装置。 １０、ろ過毛管（３４）が一つの束の形で配置されてい
   て、その束の周囲に脱泡毛管（３３）が配置されている
   特許請求の範囲第８項記載の装置。 １１、ろ過毛管および脱泡毛管がよこ糸および／または
   たて糸として結合されて１枚以上の織物に形成されてい
   る特許請求の範囲第８項または第１０項記載の装置。 １２、ろ過毛管（３４、４４）および脱泡毛管（３３、
   ４５）が管状ケーシング中に長く延長されたＵの形で配
   置されており、前記毛管（３３／３４、４４／４５）の
   全端部（３８、４６／４７）がケーシングの端部でシー
   ル材料（３５、５１）中に埋込まれて、その埋込位置の
   中央領域ではろ過毛管のみが端末を有し、埋込位置の外
   側領域では脱泡毛管のみが端末を有しており、シール材
   料の設けられたケーシングの端部が脱泡された液体の出
   口（３６、４９）を有する出口キャップ（３１、４２）
   によって、ろ過毛管（３４、４４）の端部が出口キャッ
   プ（３１、４２）の内側で終りかつ脱泡毛管（３３、４
   ５）の端部（３８、４７）が同キャップの外側で終るよ
   うに閉鎖されている特許請求の範囲第８項から第１１項
   までのいずれか１項記載の装置。 １３、脱泡毛管（３３、４５）の端部（３８、４７）が
   シール材料（３５、５１）の部分ではケーシングに対し
   て少なくほぼ軸方向に配置されている特許請求の範囲第
   １２項記載の装置。 １４、脱泡毛管（４５）の空洞が、出口キャップ（４２
   ）、シール材料（５１）およびケーシング（４１）によ
   って形成される周設みぞ（５０）と連絡している特許請
   求の範囲第１２項および第１３項記載の装置。 １５、キャップ（３１）とシール材料（３５）との間の
   シールとして、ろ過毛管（３４）と脱泡毛管（３３）と
   の間の部分にリング（３２）が配置されている特許請求
   の範囲第１２項から第１４項までのいずれか１項記載の
   装置。