JPS6373924A - 電動調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、果物や野菜等の被加工物を切削したり攪拌
するミキサーおよび肉等を細断したり切削するフードプ
ロセッサーとして利用可能な電動調理器に関する。

［従来の技術］ 従来、果物や野菜、肉等の被加工物を切削したり、細断
したり、あるいは攪拌する電動調理器としては、モータ
を配設した本体の上面に容器を装着し、その容器内に導
入された回転軸にカッターを取付けてカッターの上面で
被加工物をころがしながら切削する形式のものと、容器
内に導入された回転軸にカッターな取付けて、容器の蓋
体に設けられている材料投入口から被加工物を投入しつ
つ押圧して、カッターにより被加工物を切削する形式の
ものとがある。

材ネ１投入口から被加工物を投入しつつ押圧して、カッ
ターにより被加工物を切削する形式のものとしては、第
６図〜第８図に示すように、本体５０にモータ５１が配
設されており、この本体５０の上面からモータ５１によ
り駆動される回転＠Ｉ＋　５２が突出している。

回転軸５２は、歯車５３．５４とピニオン５６を介して
モータ軸５５に連結されているとともに、回転軸５２に
は、上下１枚づつのカッター５７を固定しているカッタ
一台５８が着脱自在に装着されている。

本体５０の上面に着脱自在に載置され、被加工物を入れ
る容器５９の外形は、上方向に徐々に直径が大きくなる
形状で、下面には本体５０に載置した際の位置決めとな
る切欠部６０が設けられ、この切欠部６０は本体５０側
に対向して設けられている突起（図示せず）と係合して
容器５９を本体５０上に位置決めしている。容器５９の
底面中央部には筒部６１が立設され、この筒部６１に回
転軸５２を導入するとともに、この筒部６１を覆うよう
にカッタ一台５８が係脱自在に装着されている。

容器５９の上端開口部６２は、蓋体６３により覆われて
おり、この蓋体６３には被加工物を投入するための投入
口６４が設けられており、この投入口６４内には、被加
工物を押込むためのピストン６５が、挿脱自在に挿入さ
れている。

このような構成であるから、モータ５１を駆動すると、
回転軸５２を介してカッター５７が回転する０次いで、
投入口６４から被加工物を挿入しつつピストン６５で押
圧すれば、被加工物はカッター５７により切削される。

調理終了後は、カー、ター５７を取出して洗浄するよう
に構成されている。

又、その他に、被加工物をカッターで切削する形式のも
のとしては、第９図に示すように、本体７０の上面に載
置されている容器７１の形状が、底面積が広く、上方向
に徐々に直径が小さくなる形状であるとともに、２個の
カッター７２．７３により容器７１内で被加工物が切削
されるようにしたものがある。（実公昭５７−２１６３
７号）［発明が解決しようとする問題点］ 第６図に示す形式のものでは、容器５９の内壁面がカッ
ター５７から上方向に広くなっているため、カッター５
７で切削された被加工物が容器５９の内壁面に沿って回
転しつつ中心から外側方向へと拡散するようにして回転
して渦状になり、カッター５７の中心方向には被加工物
がない状態となり、切削効率が悪く、切削時間が長くな
る。

又、肉等の粘着性のものを切削している場合には、容器
５９の内壁面が上方向に広くなっているので、カッター
５７が回転しても、肉が持ち上りに＜＜、カッター５７
の下側に溜った状ｙムとなり切削されないため、同様に
、切削時間が長くなり、切削効率が悪い等の問題があっ
た。

［問題点を解決するだめの手段］ この発ＴＪＩは、本体に着脱自在に載置される容器内で
、モータにより回転駆動され、フードプロセッサ用とミ
キサー用とを交換可俺なあるいは一体に形成して兼用可
ス指なカッターを備え、少なくともカッターに対向位置
する容器の内壁面を垂直に形成した下部円筒部を設ける
とともに、この下部円筒部の上方向には、容器の内壁面
が中心方向に傾斜した傾斜面を有する傾斜部を下部円筒
部と一体的に形成して、切削効率を良くするとともに、
切削時間を短縮するようにしたものである。

［作用］ 電動調理器を果物等を切削するためのミキサーとして利
用している場合には、ミキサー用のカッターが回転する
と、被加工物は切削されつつ上方向に跳ね上げられると
ともに、回転しつつ容器の内壁面に沿って上方向に巻上
げられて渦状になった内容物は、傾斜部の傾斜面により
、巻込まれるような状態で、中心方向から下方向にすみ
やかに落下するので、攪拌効率、切削効率が良くなる。

肉等を切削するためのフードプロセッサーとして利用し
ている場合には、カッターが回転すると、容器内の被加
工物は、カッターの下側に押付けられるようになるが、
下部円筒部の垂直な内壁面に沿って、被加工物はカッタ
ーより上方向に持ち上げられ切削、細断されるとともに
、傾斜部では傾斜した内壁面により回転軸のある中心方
向に落下するので、切削効率が良くなる。

［実施例］ この発明の実施例を、第１図〜第５図に基づいて詳細に
説明する。

第１図において、１は電動調理器で、モータ２を内臓し
ている本体３と、この本体３の−Ｆ面に嵌合している容
器台４と、この容器台４に着脱自在に載置される容器５
と、この容器５の上端開口部を覆う蓋体６とにより構成
されている。

本体３の内部には、モータ２が支持板７に固定されてお
り、モータ軸８にはビニオン９が固定されてお’Ｊ、モ
ータ軸８はピニオン９と噛合するアイドラギヤ１０を介
して、本体３の上面中央部に回転自在に突出しているギ
ヤ軸１２に固定されている出力ギヤ１３に連結されて、
モータ２の回転をギヤ軸１２を介して回転軸１１に伝達
している６本体３の周縁部上面には蔵置台部１４が一体
的に形成されている。

第２図に示すように、容器台４の下端部には、蔵置台部
１４と嵌合する内部が中空の嵌合部４ａが形成され、上
端部には容器５の底面を構成する受部４ｂが嵌合部４ａ
に連設されている。この受部４ｂの中央部には回転軸１
１が突出する軸穴１５が透設されており、外周部は嵌合
部４ａの周囲より突出して鍔部４Ｃとなっている。

鍔部４Ｃの外周には、バッキング１６を介して容器５を
容器台４に係脱自在に固定するためのクランプ１７が取
付けられるクランプ取付リブ１８が設けられている。

クランプ１７はクランプ取付リブ１８に透設されている
ビン穴１９を介して、クランプ１７に一体的に突設され
ているピン２０によりクランプ取付リブ１８に回動自在
に支持されている。

容器５は、第２図〜第３図に示すように、容器台４に着
脱自在にａＫりされるもので、上端および下端はそれぞ
れ開口している略台形状で、下部には少なくともカッタ
ー２１に対向位置する容器５の内壁面を、垂直に形成し
た下部円筒部５ａが形成されており、この下部円筒部５
ａの上方向には、容器５の内壁面が回転軸１１が位置し
ている容器５の中心方向に傾斜した傾斜面を有する傾斜
部５ｂが下部円筒部５ａと一体的に形成されているとと
もに、傾斜部５ｂの上部には、下部円筒部５ａと同様に
、容器５の内壁面を垂直に形成した上部円筒部５Ｃが一
体的に形成されており、容器５は全体として略台形状に
形成されている。

このように、容器５は上端および下端が開口していると
ともに、略台形状に形成されているので、掃除が簡単で
あるとともに、成型に際しては、金型の構造が簡単とな
りコストが安くなる。

下部円筒部５ａの外周には、クランプ１７の係止部１７
ａに係止される被係止部２２が設けられているとともに
、容器台４の受部４ｂの上端に切欠されている切欠部２
３に対向位置して突部２４が突設されている。従って、
容器５は突部２４と切欠部２３とにより容器台４に位置
決めされるので、組立てが容易であるとともに、振動に
よるずれを防止することが出来、容器５と容器台４との
係合を確実にすることが出来る。

このように、容器５は中心部から回転軸１１を突出させ
て容器台４の受部４ｂに載置され、クランプ１７の係止
部１７ａと被係止部２２とにより係止されて容器台４に
固定されて、下部円筒部５ａの下端開口部は容器台４の
受部４ｂにより閉鎖され、上部円筒部５ｃの上端開口部
は蓋体６と嵌合し閉鎖される。

２５は傾斜部５ｂの内壁面に突設されているリブ状突起
で、容器５内の材料をこのリブ状突起２５に衝突させて
、これを中心方向にはじき飛ばして、効率良く切削、攪
拌すためのものである。

２６は下カツプリングで、第１図に示すように、本体３
の載置台部１４の中央部を貫通しているギヤ軸１２の上
端部に固着されており、容器５を容器台４に載置した時
、容器５内に突出している回転軸１１の下端部に固着さ
れている上刃７ブリング２７と嵌合して、モータ２によ
り回転駆動されるギヤ軸１２の回転を回転軸１１に伝達
している。このように、本体３と容器５とは上下刃−ｌ
ブリング２７．２６による結合方式を採用しているので
１本体３への容器５の着脱が容易であるとともに、従来
のように、容器５９内に設けられている筒部６１の上端
開口部６２から容器５９の内容物があふれることもない
。

カッター２１は、第４図〜第５図に示すように、金属部
材で上側に３枚、下側に３枚の刃２１ａがそれぞれ一体
的に形成されており、この上下の刃２１ａが重ならない
ように、等間隔にカッタ一台２８に固着されており、容
器５内に突出している回転軸１１に着脱自在に取付けら
ている。

なお、カッター２１の刃２１ａは上下３枚ずつ用いられ
ているので、モータ２の回転数がフードブロー２セツサ
ー用に設定されており、ミキサー用としては回転数が低
くすぎる場合であっても、刃２１ａの数が多いので、実
質的には回転数が大となり、ミキサー用としても十分な
回転数が得られる。

又、カッター２１はミキサー用とフードプロセッサー用
との２種類を交換するようにしてもよく、この場合には
、ミキサー用のカッターは刃数を多くして実質的に回転
数を大にし、一方、フードプロセッサー用のカッターは
刃数を少なくして、回転数が小さくなるように形成され
る。

ここで、ｔ５３図、第５図に示すように、回転軸１１を
中心として、カッター　２１の直ＩＡは、容器５の上端
開口部の内径、即ち、上部円筒部５Ｃの内径Ｂより小と
なるように形成されている。

２９はスイッチ、３０は電源プラグ、３１は取手、３２
．３３はベアリング３４を内設した軸受部で、それぞれ
ギヤ軸１２と回転軸１１とを回転自在に支持している。

次に、作用動作について説明する。

まず、第１図、第２図に示すように、本体３の載置台部
１４に容器台４の嵌合部４ａを嵌合するとともに、突部
２４と切欠部　２３とにより容器５と容器台４とを位置
決めしつつ容器台４の受部４ｂにバッキング１６を介し
て容器５を載置する。

次いで、クランプ１７の係止部１７ａを下部円筒部５ａ
に設けられている被係止部２２に係止して容器５と容器
台４とを固定すると、上カップリング２７と下カツプリ
ング２６とが係合して、ギヤ軸１２の回転は回転軸１１
に伝達可能となっている。容器５内に突出している回転
軸１１にカッター２１が取付けられているカッタ一台２
８を装着する。

次に、被加工物を適当な大きさに切って、容器５内に入
れて、上部円筒部５ｃの上端開口部を蓋体６で閉鎖した
後、スイッチ２９をオンすると。

モータ２が回転駆動される。この回転はモータ軸８、ビ
ニオン９、アイドラギヤ１０、出力ギヤ１３を介してギ
ヤ軸１２に伝達される。ギヤ軸１２の回転は、下カツプ
リング２６と上カップリング２７を介して回転軸１１に
伝達される。

回転軸１１が回転すると、カッター２１が回転し、容器
５内の被加工物は刃２１ａにより切削、攪拌される。

この際、被加工物が果物等で、ミキサーとして用いられ
ている場合には、切削された水分を多く含む材料が、カ
ッター２１により跳ね上げられるとともに、遠心力によ
り容器５の内壁面に集まり、渦状になって回転し、リブ
状突起２５に衝突して容器５の中心方向にもはじかれる
とともに、傾斜部５ｂの傾斜した内壁面に当り、中心方
向に巻き込むように落下するので、被加工物はカッター
２１に巻き込まれることになり切削性が良くなる。

被加工物が肉等で、フードプロセッサーとして利用され
ている場合には、被加工物は容器５の下部円筒部５ａの
部分にたまっているが、カッター２１が回転すると、こ
の下にたまっている被加工物は、下部円筒部５ａの垂直
な内壁面に沿って、下から上へ持ち上げられるので、カ
ッター２１で切削されやすくなる。その上、傾斜部５ｂ
の内壁面では、上記のミキサーの場合と同様に、容器５
の中心方向に巻き込むようにして落下するので。

カッター２１に巻き込まれ、さらに切削性が良くなる。

切削終了後は、スイッチ２９をオフしてモータ２を停止
した後、取手３１で容器５を持ち上げると、容器５と容
器台４とが一体となって、本体３から分離される。

最後に、容器５とカッター２１とをそれぞれ洗浄する場
合には、カッタ一台２８を回転軸１１から取り外すが、
この際、カッター２１の直径Ａは、第３図に示すように
、容器５の上端開口部の内径、即ち、上部円筒部５Ｃの
内径Ｂより小となるように形成されているので、カッタ
ー２１は容易に容器５の上端開口部から取り出せるから
、第２図に示すように、わざわざクランプ１７を解除し
て、容器５と容器台４、バッキング１６とを分解してカ
ッター２１を回転軸１１から取り外す必要はなく取り扱
いやすい。

［発明の効果］ この発明は、本体に着脱自在に載置される容器内で、モ
ータにより回転駆動され、フードプロセッサ用とミキサ
ー用とを交換可能なあるいは一体に形成して兼用可能な
カッターを備え、少なくともカッターに対向位置する容
器の内壁面を垂直に形成した下部円筒部を設けるととも
に、この下部円筒部の上方向には容器の内壁面が中心方
向に傾斜した傾斜面を有する傾斜部を下部円筒部と一体
的に形成したので、カッターにより跳ねあげられた被加
工物を、傾斜部に沿ってカッターの中心方向に向けて落
下させることが出来るとともに、下部円筒部にたまって
いる被加工物は、垂直に形成されている内壁面に沿って
下から上に持ちあげられるので、カッターで切削されや
すくなり、切削効率が良くなり、切削時間を短縮するこ
とが出来る。

その上５回転軸を中心としてカッターの直径を、容器の
上端開口部の内径より小にしたので、容器の上端開口部
からカッターを回転軸に着脱することが出来るので、取
り扱いが容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図はこの発明の実施例を示すもので、第１
図は断面図、第２図は要部展開斜視図、第３図は容器５
の斜視図、第４図はカッター２１とカッタ一台２８の斜
視図、第５図はカッター２１の平面図、第６図〜第９図
は従来例を示すもので、第６図は断面図、第７図は要部
展開斜視図、第８図はカッター５７とカッタ一台５８の
斜視図、第９図は断面図である。 １−・會・電動調理姦 ２　ＩＩ　１１　＠Φモータ ３・・・・本体 ４・φ・・容に台 ５・・・・容器 ５ａ・・ｅφ下部円筒部 ５ｂ・・・−傾斜面 ６−・・会蓋体 １１・嗜・・回転軸 ２１１１・拳・カッター 第２図 第３図 第４図　　　　　第５図 第６図 【 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータを内臓した本体と、 この本体の上面に容器台を介して着脱自在に載置した容
   器と、 この容器内で、前記モータにより回転駆動される回転軸
   に着脱自在であるとともに、フードプロセッサ用とミキ
   サー用とを交換可能なあるいは一体に形成して兼用可能
   なカッターと、 前記容器の上端開口部を覆う蓋体と、 を備え、少なくとも前記カッターに対向位置する前記容
   器の内壁面を、垂直に形成した下部円筒部を設けるとと
   もに、この下部円筒部の上方向には前記容器の内壁面が
   、中心方向に傾斜した傾斜面を有する傾斜部を前記下部
   円筒部と一体的に形成したこと、 を特徴とする電動調理器。
2. （２）特許請求の範囲第１項において、回転軸を中心と
   するカッターの直径を、容器の上端開口部の内径より小
   にしたこと を特徴とする電動調理器。