JPS6364869B2 - - Google Patents

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JPS6364869B2
JPS6364869B2 JP6375082A JP6375082A JPS6364869B2 JP S6364869 B2 JPS6364869 B2 JP S6364869B2 JP 6375082 A JP6375082 A JP 6375082A JP 6375082 A JP6375082 A JP 6375082A JP S6364869 B2 JPS6364869 B2 JP S6364869B2
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JP
Japan
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heating chamber
temperature
frequency oscillator
heating
frequency
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JP6375082A
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JPS58181293A (ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高周波加熱装置の安全装置に関する
ものである。
従来、湿度センサを用いて自動調理を行なう高
周波加熱装置は、加熱進行に伴なつて食品から蒸
気が発せられても加熱室内の温度も上昇するた
め、相対湿度は不規則な変化となり、所定の変化
量を検出することが出来ないため、ラツプ等で食
品を覆うことにより加熱室内への蒸気の放出を一
時抑制し、沸点間近で一気に蒸気を出させて湿度
を検知する方式が一般的に利用されている。
この方式は前記の如く、ラツプ等の補助手段が
必要不可欠であり、調理時に手間がかかる上にラ
ツプ等の扱いが悪ければ調理の仕上りに大きく影
響し、さらに室内の雰囲気湿度が高湿度の場合に
食品の水蒸気により加熱室内の相対湿度が飽和
し、湿度センサが機能を失ない食品が過加熱や炭
火、最悪発火する等の欠点を有している。
そこで、従来方式の欠点を解消する一方式とし
て、吸気路内に加熱ヒータを配設し、さらに排気
ガイド内の湿度センサの近傍に温度センサを配設
して、加熱室より排出さる雰囲気温度を一定して
湿度検知を行なうことにより、食品から発する水
蒸気により相対湿度が一定の変化量に達するまで
の時間を正確に検出でき、ラツプや特殊な容器を
使用すること無く自動調理を行なう方式がすでに
提案されている。
しかし、この方式は冷却フアンが故障し吸気路
内の風の流れが停止した場合、吸気ガイド内雰囲
気温度は急激に上昇し、他の部品に悪影響を与え
るばかりでなく、最悪の場合発煙・発火の危険性
を有しており、耐熱保護が必要となりコストアツ
プとなつていた。なお、冷却フアン故障時の安全
装置としてマグネトロンにサーモスイツチ等を付
け異常発熱時に回路を遮断する方式が知られてい
るが、自動調理の際にはスタート後まず加熱ヒー
タが通電され、排気ガイド内の温度が予め設定さ
れた温度に達した後にマグネトロンが発振を開始
する制御方式であり、冷却フアンが故障した場合
は排気ガイド内の雰囲気温度は上昇せず加熱ヒー
タは通電しつぱなしとなるため、サーモスイツチ
は役に立たなくなる。
本発明は上記従来の欠点を解消するもので、吸
気ガイド内の前記加熱ヒータに近接し、かつ冷却
フアン側に温度過昇防止装置を設ける構成によ
り、冷却フアン故障時の異常検出を早め安全性の
高い高周波加熱装置を提供することを目的とす
る。
以下本発明の一実施例について、図面に基づい
て説明する。
第1図において、1は加熱室、2は加熱室の前
面開口部を開閉自在に閉塞するドア、3は高周波
エネルギーを発生する高周波発振器、4は高周波
エネルギーを加熱室1へ導く導波管5はマグネト
ロン3を冷却する冷却フアン、6はマグネトロン
3を通過した冷却風を本体外へ排気する排気ダク
トである。7は冷却フアン5で発生した風の一部
を加熱室1へ導く吸気ガイド、8は加熱室1で発
生した水蒸気等を本体外へ放出するための排気ガ
イドであり、排気ガイド8の壁面には湿度センサ
9と温度センサ10が設けてある。11は冷却フ
アン5の故障状態でのマニユアル動作時にマグネ
トロン3を保護するサーモスイツチである。ま
た、12は操作部で表示管、各種設定キーならび
にスタートキーが設けてあり、これらの情報等は
マイクロコンピユータを含む制御回路により処理
される。
第2図は吸気ガイド周辺の要部断面図を示し、
吸気ガイド7内にはマイカ等の材料からなる基板
13に消費電力の異なる加熱ヒータ14a,14
bと温度過昇防止15とが設けてある。なお、前
記温度過昇防止装置15は基板13上で冷却フア
ン5に近い冷却風流入側に設けてあり、前記加熱
ヒータは消費電力の小さい順に前記温度過昇防止
装置15に近づけて設けてある。
第3図は本発明の一実施例を示す高周波加熱装
置の回路図を示すが、電源プラグ16からヒユー
ズ17とマグネトロン用サーモスイツチ11を介
して、低圧トランス18に常に接続されており、
制御部19に電源を供給している。制御部20
は、時刻ならびに調理時間の表示を行なう表示部
20や、時刻設定や調理メニユー、調理時間を入
力するためのキーボード21、排気ガイド8内の
排気温度を検出するための温度センサ10と排気
湿度を検出するための湿度センサ9、加熱ヒータ
14a,14bや高圧トランス22等への電源を
開閉するパワーリレー23、温度センサ10の信
号に応じて加熱ヒータ14a,14bを断続制御
するための温度調節リレー24、マグネトロン3
の発振状況に応じて加熱ヒータ14aと14bと
を切り換える加熱ヒータ切換リレー25、マグネ
トロン3の発振を断続し高周波出力を制御する高
圧リードスイツチ26等、これらをすべて制御部
19内のマイクロコンピユータにより制御を行な
う。また、27,28,29はドア2に連動する
第1ラツチスイツチ、第2ラツチスイツチならび
にシヨートスイツチである。マグネトロン3の電
源としては高圧トランス22の二次側高電圧をコ
ンデンサ30、ダイオード31で半波倍電圧整流
し、高圧リードスイツチを介して供給している。
また、加熱ヒータ14a,14bに電気回路上直
列に温度過昇防止装置15が設けてある。
以下、上記高周波加熱装置の動作について説明
する。
自動調理の際は、スタート後湿度センサ9は排
気ガイド8内の湿度検知を開始し、温度センサ1
0も排気ガイド8の初期温度を読み取り制御部1
9は予め設定された温度になるまで400W程度の
消費電力の大きい加熱ヒータ14bをオンする。
排気温度を高く維持する必要性は、室内の雰囲気
の相対湿度が高湿の場合に、食品からのわずかな
水蒸気でも加熱室1内の相対湿度が飽和してしま
うため、湿度検知に必要な変化量がとれなくな
り、これを防ぐため、加熱室1内に熱風を送り込
むことにより、高湿雰囲気条件下でも加熱室1内
の相対湿度を低湿とすることが出来、食品からの
水蒸気による必要な湿度変化量を得ることが出来
るのである。
排気ガイド8内の雰囲気温度が設定温度に達す
ればマグネトロン3は設定された周期で断続発振
を行ない、マグネトロン3の発振時には装置とし
ての消費電力が規制されるため、100W程度の消
費電力の少ない加熱ヒータ14aをオンし、マグ
ネトロン3の非発振時には加熱ヒータ14bを交
互にオンすることにより排気ガイド8内温度を設
定温度に維持する。制御部19は湿度センサ9に
より排気ガイド8内の相対湿度の最低値を記憶
し、マグネトロン3の発振開始後から予め設定さ
れた湿度変化が得られるまでの経過時間を計測す
る。その後、加熱ヒータ14a,14bはオフ
し、前記計測時間に定数を乗じた時間だけ追加加
熱し調理を終了する。
第4図に示す実線Aは自動調理動作時の温度過
昇防止装置15の雰囲気温度軌跡、一点鎖線Bは
サーモスイツチ11の取付部温度軌跡を示し、破
線T1は温度過昇防止装置15の動作温度、破線
T2はサーモスイツチ11の動作温度を示す。一
方、実線aはスタート時より冷却フアン5が故障
し送風が停止した場合の温度過昇防止装置15の
雰囲気温度の軌跡を示し、加熱ヒータ14により
急激に雰囲気温度が上昇するが、短時間で温度過
昇防止装置が動作するため、吸気ガイドに近接す
る電気部品やリードセン等の絶縁劣化や燃焼を防
止できる。また、温度過昇防止装置15は通常状
態では加熱ヒータ14通過前の冷却風が当たるた
め動作温度を低く設定でき異常時の検出時間を早
めることができる。また、消費電力の小さい加熱
ヒータ14aを温度過昇防止装置15に近づける
理由は、自動調理途中で冷却フアン5に異常が発
生し停止した場合に、いずれの加熱ヒータであつ
ても異常検出までの時間の差を少なくし、早く検
出する方が加熱ヒータの断線等による異常事態を
防止でき、安全性が高まるためである。
また、一点鎖線bは冷却フアン5故障時にマニ
ユアル動作を行なつた場合のサーモスイツチ11
取付部温度軌跡を示し、マニユアル動作中は加熱
ヒータ14は通電されないがマグネトロン3の発
熱でサーモスイツチ11が回路を遮断するため、
本体は安全状態に保たれる。
以上のように本発明によれば次の効果を得るこ
とができる。
(1) 温度過昇防止装置は吸気ガイド内の加熱ヒー
タより冷却フアン側に設けてあり、温度過昇防
止装置の動作温度を低く設定できるため、異常
状態(冷却フアン停止)時の異常検出が早ま
り、安全性が高まる。
(2) 異常検出が早まるため、従来吸気ガイド内に
近接する部品やリードセン等の耐熱保護に要し
た費用が省け、安価な高周波加熱装置が提供で
きる。
(3) 高周波発振器の出力制御に応じて、消費電力
の異なる複数の加熱ヒータを切り換える構成で
あつても、消費電力の小さい加熱ヒータを温度
過昇防止装置に近づけることにより、各々の加
熱ヒータによる異常検出までの時間の差が縮ま
り、短時間で検出できるため安全性が高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す高周波加熱装
置の外観斜視図、第2図は同吸気ガイド周辺の要
部断面図、第3図は同制御装置の回路図、第4図
は自動調理時と冷却フアン故障時における温度過
昇防止装置の雰囲気温度の軌跡とサーモスイツチ
取付部の温度特性図である。 1……加熱室、2……ドア、3……マグネトロ
ン、4……導波管、5……冷却フアン、6……排
気ダクト、7……吸気ガイド、8……排気ガイ
ド、9……温度センサ、10……温度センサ、1
1……サーモスイツチ、12……操作部、13…
…基板、14a,14b……加熱ヒータ、15…
…温度過昇防止装置、19……制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 食品を収納する加熱室と、前記加熱室内に高
    周波を給電する高周波発振器と、前記高周波発振
    器を制御するマイクロコンピユーターを含む制御
    回路と、前記高周波発振器を冷却する冷却フアン
    で発生した風の一部を前記加熱室内へ導く吸気ガ
    イド内に前記加熱室内の温度を設定された温度に
    加熱する加熱ヒータと、前記加熱室内あるいは前
    記加熱室に連通する排気ガイド内の雰囲気温度を
    検出する温度センサおよび湿度を検出する湿度セ
    ンサとを備え、前記吸気ガイド内の前記加熱ヒー
    タに近接し、かつ前記冷却フアン側に温度過昇防
    止装置を配設する構成とした高周波加熱装置。 2 食品を収納する加熱室と、前記加熱室内に高
    周波を給電する高周波発振器と、前記高周波発振
    器を制御するマイクロコンピユーターを含む制御
    回路と、前記高周波発振器を冷却する冷却フアン
    で発生した風の一部を前記加熱室へ導く吸気ガイ
    ド内に前記加熱室内の温度を設定された温度に加
    熱する加熱ヒータと、前記加熱室内あるいは前記
    加熱室に連通する排気ガイド内の雰囲気温度を検
    出する温度センサおよび湿度を検出する湿度セン
    サとを備え、高周波発振器は断続制御により出力
    を制御する構成とし、前記高周波発振器の発振時
    と非発振時とで消費電力の異なる複数の前記加熱
    ヒータを切り換える手段とを備え、前記加熱ヒー
    タは消費電力の小さい順に温度過昇防止装置に近
    づける構成とした高周波加熱装置。 3 温度過昇防止装置は、加熱ヒータに直列に接
    続する構成とした特許請求の範囲第2項記載の高
    周波加熱装置。
JP6375082A 1982-04-15 1982-04-15 高周波加熱装置 Granted JPS58181293A (ja)

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JP6375082A JPS58181293A (ja) 1982-04-15 1982-04-15 高周波加熱装置

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JP6375082A JPS58181293A (ja) 1982-04-15 1982-04-15 高周波加熱装置

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JPS58181293A JPS58181293A (ja) 1983-10-22
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JPH07101635B2 (ja) * 1989-12-20 1995-11-01 三洋電機株式会社 調理器

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