JPS636072A - 印刷インキ用顔料 - Google Patents

印刷インキ用顔料

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JPS636072A
JPS636072A JP14711286A JP14711286A JPS636072A JP S636072 A JPS636072 A JP S636072A JP 14711286 A JP14711286 A JP 14711286A JP 14711286 A JP14711286 A JP 14711286A JP S636072 A JPS636072 A JP S636072A
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JP
Japan
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pigment
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polyester resin
acid
polyester
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JP14711286A
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JPH0575030B2 (ja
Inventor
Yoshitaka Otomo
大友 芳隆
Yukifumi Mashita
幸文 真下
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、印刷インキ、特にグラビアインキ用顔料に関
する。
さらに詳しくは9本発明は、優れたグラビア印刷適性等
の印刷通性を有する顔料に関する。
(従来の技術) 従来、プラスチック成型品用グラビアインキ組成物のビ
ヒクル成分としては、ロジン変性マレイン酸樹脂、ポリ
アミド系樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂、ポリウレ
タン樹脂などが使用されているが。
ポリウレタン樹脂を使用するグラビアインキ用ビヒクル
組成物は、近年急速に増大しているレトルト食品用包装
材に通用されている。
そしてその耐ボイル性を向上させるために、ポリウレタ
ン樹脂のポリオール成分としてポリエステルを主に使用
するが、この結果、グラビア印刷通性のうちの再溶解性
が大幅に低下するという欠点があり、特に溶性アゾ顔料
(アゾレーキ顔料)1例えばC01、Pigment 
Red 57: 1,48: 1.48: 2を使用し
た場合、顕著に発生する。
また、上記顔料は耐ソワリング性および経時安定性も不
良であり、それら諸適性を満足するような印刷インキ用
顔料の開発が要望されていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、再溶解性、耐ソワリング性、経時安定性など
の印刷通性に擾れた溶性アゾ顔料を提供するものである
〔発明の構成〕
(問題を解決するための手段) 本発明者等は上記問題点を解決すべく鋭意努力した結果
、溶性アゾレーキ顔料を水系で常法に従ってカンプリン
グおよびレーキ化した後、有機溶剤可溶の酸価5〜10
0.好ましくは10〜50のポリエステル樹脂で処理、
もしくは溶性アゾ顔料の合成中、すなわちカップリング
前、またはレーキ化前に上記ポリエステル樹脂を添加す
ることにより得られる顔料が再溶解性、耐ソワリング性
、経時安定性等の渚通性が良好であるという知見を得て
1本発明の完成に至った。
本発明において、溶性アゾ顔料としては、 C,1,P
igment Red 48: 1,48: 2,48
: 3,49: 1,49: 2,49: 3゜52:
 1.53: L57: 1.63: 1などが挙げら
れる。
また処理を行うポリエステル樹脂としては酸価5〜10
0.好ましくは10〜50で、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、グルタル酸
、コハク酸、ピロメリット酸などの多価カルボン酸とエ
チレングリコール、ジエチレングリコール、1.6−へ
キサジオール、1.4−ブタンジオール、トリメチロー
ルプロパン、ソルビタンなどの多価アルコールで縮合重
合した樹脂などである。
本発明において、末端に水酸基を有するポリエステルと
多価カルボン酸とを反応させ、末端にカルボキシル基を
導入したポリエステル樹脂が好ましい。
多価カルボン酸としては1例えば、無水フタル酸。
無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水マレイ
ン酸、フタル酸がある。末端に水酸基を有するポリエス
テルと多価カルボン酸との反応割合は、ポリエステルの
末端水酸基の通常数%以上が消費される量の多価カルボ
ン酸を使用する。ここで「%」とは末端水酸基の個数を
基準としたものである。ポリエステルの末端水酸基と実
質上100%消費される量の多価カルボン酸を使用する
ことも可能である。
特に好ましい範囲はポリエステルの末端水酸基を3〜5
0%消費する量の多価カルボン酸を使用することである
上記ポリエステル樹脂の処理方法は有機溶剤に溶解後、
好ましくはエマルジョン化し、溶性アゾレーキ顔料を水
系で常法に従ってカフプリングおよびレーキ化した後、
添加もしくはそのスラリーを濾過。
水洗、リスラリ−後、上記樹脂を添加する。
あるいは溶性アゾレーキ顔料の合成中、すなわちカップ
リング前またはレーキ化前に上記樹脂を添加して行う。
本発明の顔料には1通常の添加剤を加えることもできる
以下、実施例等により本発明を説明する。例中「部」と
あるのは「重量部」を、「%」とあるのは「重量%」を
それぞれ示す。
製造例1 (ポリエステル樹脂Aの製造) イソフタル酸277.9部、ジエチレングリコール24
8、5部、アジピン酸244.5部、1.4−ブタンジ
オール195.8部、ジブチル錫ジオキシド0.1部を
混合し、Nユ気流下で220℃まで除々に昇温する。酸
価20以下になったとき、140−1l40−16Oに
減圧し、更に2−3時間反応を続ける。
その後、酸価3以下で無水トリメリット酸33.2部を
添加し、150℃で3時間反応した。得られた樹脂Aの
性状は次の通りであった。
固型分ioo%、粘度28. OOOcps 、酸価2
5、水酸基価120であり、また当該樹脂をGPCで測
定し無水トリメリット酸七ツマービークを確認しようと
したが見出せなかった。
製造例2 (ポリエステル樹脂Bの製造) 製造例1において、無水トリメリット酸の代わりに無水
フタル酸を使用し、酸価32のポリエステル樹脂Bを得
た。
製造例3 (ポリエステル樹脂Cの製造) イソフタル酸、エヂレングリコール、セパチン酸、1,
4−ブタンジオールおよびジブチル錫ジオキシドにより
実施例1と同様に反応させた後、無水コハク酸を添加し
、酸価40のポリエステル樹脂Cを得た。
比較例1 2−アミノ−5−メチル−ベンゼンスルホン酸18.7
部を水400部および水酸化ナトリウム4部と共に攪拌
しながら完全に溶解させる。35%塩酸23部を加え酸
性化した後、氷200部を加え0〜3℃に冷却する。亜
硝酸ソーダ7部を加え、5°C以下で1時間攪拌を続け
たものに35%塩化カルシウム47.5部を加え、これ
をジアゾ成分とする。−方。
β−オキシナフトエ酸19部を水500部、水酸化ナト
リウム10部と共に20分間攪拌し完全溶解させたもの
をカフプラー成分とする。このカップラー成分に上記ジ
アゾ成分を30分要し滴下した後、pHを10〜11に
調整する。その後1時間攪拌を続け80℃に加熱、濾過
、水洗して熱風循環型オーブン中80℃で1夜乾燥し、
粉砕して乾燥赤色顔料を得た。
比較例2 2−アミノ−4−クロロ−5−メチルベンゼンスルホン
酸ソーダ24.6部を水400部に攪拌しながら80℃
に加熱し完全に溶解させる。35%塩酸23部を加え酸
性化した後、氷200部を加え0〜3℃に冷却する。水
50部に溶解した亜硝酸ソーダ7部を30分要し滴下し
、5℃以下で1時間攪拌したものをジアゾ成分とする。
−方、β−オキシナフトエ酸19部を水500部、水酸
化ナトリウム10部と共に20分間攪拌し完全溶解させ
たものをカフプラー成分とする。このカフプラー成分に
上記ジアゾ成分を30分要し滴下した後、p)tを8〜
9に調整する。その後1時間攪拌を続け90℃に加熱、
水100部に熔解した塩化バリウム24.6部を20分
間要し滴下する。そして、濾過、水洗して熱風循環型オ
ーブン中80℃で1夜乾燥し、粉砕して乾燥赤色顔料を
得た。
実施例1 比較例1における顔料スラリーにポリエステル樹脂A2
.12部をキシレン10.6部に完全熔解後、水を除々
に加え、エマルジョン化添加する。その後1時間攪拌を
続け80℃に加熱、濾過、水洗して熱風循環型オーブン
中で80℃で1夜乾燥し、粉砕して乾燥赤色顔料を得た
実施例2 比較例1における顔料スラリーを加熱、濾過、水洗後、
顔料ペーストをリスラリ−後、ポリエステル樹脂82.
12部をキシレン10.6部に完全溶解後。
水を除々に加え、エマルジョン化添加する。その後1時
間攪拌を続け80°Cに加熱、濾過、水洗して熱風循環
型オーブン中で80℃で1夜乾燥し、粉砕して乾燥赤色
顔料を得た。
実施例3 2−アミノ−5−メチル−ベンゼンスルホン酸18.7
部を水400部および水酸化ナトリウム4部と共に攪拌
しながら完全に溶解させる。35%塩酸23部を加え酸
性化した後、氷200部を加え0〜3°Cに冷却する。
亜硝酸ソーダ7部を加え、5℃以下で1時間攪拌を続け
たものをジアゾ成分とする。
−方、β−オキシナフトエ酸19部を水500部、水酸
化ナトリウム10部と共に20分間攪拌し完全溶解させ
たものをカップラー成分とする。このカップラー成分に
上記ジアゾ成分を30分要し滴下し、pHを10〜11
に調整後、ポリエステル樹脂C2,12部をキシレン1
0.6部に完全溶解復水を除々に加えエマルジョン化添
加する。その後1時間攪拌を続け35%塩化カルシウム
47.5部を加えレーキ化する。その後、1時間攪拌を
続け80℃に加熱。
濾過、水洗して熱風循環型オーブン中で80℃で1夜乾
燥し、粉砕して乾燥赤色類、料を得た。
実施例4 比較例2における顔料スラリーにポリエステル樹脂A2
.78部をキシレン13.9部に完全溶解後、水を除々
に加え、エマルジョン化添加する。そのf& 1時間攪
拌を続け80℃に加熱、濾過、水洗して熱風循環型オー
ブン中で80℃で1夜乾燥し、粉砕して乾燥赤色顔料を
得た。
実施例5 比較例2における顔料スラリーを加熱、濾過、水洗後、
顔料ペーストをリスラリ−後、、ポリエステル樹脂B、
2.78部をキシレン13.9部に完全溶解後。
水を除々に加え、エマルシラン化添加する。その後1時
間攪拌を続け80℃に加熱、濾過、水洗して熱風循環型
オーブン中で80℃で1夜乾燥し、粉砕して乾燥赤色顔
料を得た。
比較例1,2および実施例1〜5で作成した乾燥赤色顔
料をポリウレタン系ビヒクルに20時間ボールミルで分
散し、これを濃色インキとする。なお。
この時の分散体の顔料骨は10%である。
■光沢試験 上記濃色インキをOPPフィルムに展色する。展色後、
インキ皮膜の光沢をグロスメーター(UGV−3型、ス
ガ試験機■製)で60°グロスを測定した。
■経時安定性試験 上記濃色インキの一部を一ケ月間放置する。−ケガ後イ
ンキの粘度をBM型粘度計を用いて測定した■耐ソワリ
ング性試験 上記濃色インキの一部に一定量の水を加えよく攪拌後、
−ケガ間放置する。−ケガ後インキの粘度をBM型粘度
針で測定する。また色調変化をカラーマシン(スガ試験
機■製CM−2000)で測定し。
ΔE値で測定した。
■再溶解性試験 上記濃色インキを使用して、ナイロンフィルムにグラビ
アロールで100m/分のスピードで印刷を行った。そ
の印刷を100m行った時点でロール版の目詰まり状態
を見る。
(以下余白) 試験結果

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶性アゾ顔料を、酸価5〜100の有機溶剤可溶ポ
    リエステル樹脂で処理してなることを特徴とする印刷イ
    ンキ用顔料。 2、上記ポリエステル樹脂が、末端に水酸基を有するポ
    リエステルに多価カルボン酸を反応させてなる末端にカ
    ルボキシル基を有するポリエステル樹脂である特許請求
    の範囲第1項記載の印刷インキ用顔料。 3、上記ポリエステル樹脂の酸価が10〜50である特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の印刷インキ用顔
    料。
JP14711286A 1986-06-25 1986-06-25 印刷インキ用顔料 Granted JPS636072A (ja)

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JPS636072A true JPS636072A (ja) 1988-01-12
JPH0575030B2 JPH0575030B2 (ja) 1993-10-19

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51115536A (en) * 1975-03-12 1976-10-12 Ciba Geigy Ag Pigment dispersion compositions
JPS5586841A (en) * 1978-12-04 1980-07-01 Ciba Geigy Ag Solid granular pigment composition

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51115536A (en) * 1975-03-12 1976-10-12 Ciba Geigy Ag Pigment dispersion compositions
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JPH0575030B2 (ja) 1993-10-19

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