JPS6357415A - 原料輸送設備の故障検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エプロンフィーダやベルトコンベヤ等の原
料輸送設備の故障検出装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のこの種装置として第４図に示すものがあった。図
において、１はモータ、２は減速機、３はドライブプー
リー、４，５及び６はアイドラープーリー、７はベルト
、８は前記アイドラプーリー６が設定回転数以上になっ
た時に接点をＯＮするスピードスイッチである。

次に第５図のフローチャートを参照して第４図の動作に
ついて説明する。まず、モータ１の電源が投入されると
減速機２、ドライブプーリー３、ベルト７を通じてアイ
ドラプーリー６に動力が伝達され、設備に故障がなけれ
ば所定時間後にアイドラプーリー６はある回転数に到達
する。ＰＣ（プログラマブルコントローラ）は第５図に
示すようにモータ１の電源投入後スピードスイッチ８の
状態を監視してこの動力伝達機構に異常があるかどうか
判断する。即ち、モータの電源投入後ある時間経過して
回転数が設定値以上になっていれば異常なしと判断する
が、設定回転数以下の場合にはスリップ（異常）と判断
してモータをトリップし、機械を保護する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の原料輸送設備の故障検出装置は以上のように構成
されているので、モータが可変速モータの場合にはスピ
ードスイッチの設定値はモータの速度制御範囲の最低ス
ピードに対応する回転数とせざるを得す、全ての回転数
範囲に亘って厳密なスリップ検知をすることができない
という問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、駆動源が可変速モータの場合であっても原料
輸送設備の厳密なスリップ検出ができる原料輸送設備の
故障検出装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る原料輸送設備の故障検出装置は、回転数
を検出する機絨軸にタコゼネ等の回転数検出装置を設は
前記回転数検出装置からの出力信号と可変速モータの速
度基準信号とをＰＣに入力し、該速度基準信号の変更の
あったタイミングから加速時間後の回転数とを比較して
スリップを検出するソフトウェアを備えるようにしたも
のである。

〔作　用〕

この発明におけるＰＣのソフトウェアは、現回転数から
変更後の目標回転数まで増速する加速時間を示すテーブ
ルをもち、加速時間後に回転数信号が目標回転数に到達
しているか否かを監視し、動力伝達機構にスリップがあ
るかどうか判断する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

図中第４図と同一の部分は同一の符号をもって図示した
第１図において、１５は回転数をアナログ信号で出力す
る回転数検出装置である。又第２図はこの発明のシステ
ム構成図で、１６はＰＣ。

９は可変速モータの駆動装置の中にちる速度基準信号、
１０はＰＣｌ３のアナログ入力装置、１１はＰＣｌ３の
メモリ、１２はＰＣｌ３のＣＰＵ　Ｓ１３はＰＣｌ３の
デジタル出力装置、１４は可変速モータの駆動装置内の
モータトリップ装置、１５ａは回転数検出装置内の回転
数信号である。

次に動作について説明する。まず、ＰＣｌ３のソフトウ
ェアは予めモータの回転数とその回転数に到達するまで
の加速時間を示すテーブルを準備しておシ、可変速モー
タの速度基準信号９が変更になったタイミングで、現回
転数から変更後の目標回転数になるまでの加速時間をテ
ーブル検索することによって求め、タイマの時間設定値
をセットし計数を開始する。そして、第３図に示すよう
に、タイマがタイムアツプしたタイミング以降（５Ｔ−
２）において回転数検出装置１５からの回転数信号１５
ａと目標回転数である速度基準信号９との差が所定の範
囲以内であれば異常なしと判断し運転を続行する（ＳＴ
−３、５Ｔ−５）。しかし、前記速度基準信号９との差
が所定の範囲を越えるとスリップと判断しモータトリッ
プ装置１４を作動させ（ＳＴ−４）モータｌをトリップ
しアラームを出力する。

また、上記実施例ではベルトコンベヤのスリップ検出の
場合について説明したが、可変速モータで駆動される切
出装置や他の機械であってもよく上記実施例と同様の効
果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によればＰＣを設はアイドラプ
ーリの回転数検出装置からの出力と速度基準信号とを比
較する制御方式とし、可変速モータによって駆動される
動力伝達機構のスリップ検出をあらゆる回転数の範囲に
おいて行なえるようにしたので精度の高いスリップ検出
装置が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による原料輸送設備の故障
検出装置を示す構成図、第２図はこの発明のシステム構
成図、第３図はこの発明の制御動作を示すフローチャー
ト、第４図は従来のスリップ検出装置を示す設備構成図
、第５図はその制御動作を示すフローチャートである。 図において、１はモータ、４，５．６はアイドラプーリ
ー、１５は回転数検出装置、９は速度基準信号、１１は
メモリ、１４はモータトリップ装置、１６はプログラマ
ブルコントローラである。 特許出願人　　三菱電機株式会社 （外２名）’ 傅１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プログラマブルコントローラで制御し、アイドラプーリ
   に結合されたスピードスイッチが所定の回転数に達しな
   い時に可変速モータを停止するようにした原料輸送設備
   の故障検出装置において、前記原料輸送設備の機械側に
   設けた回転数検出装置と、前記回転数検出装置から出力
   される回転数信号及び前記可変速モータの回転数速度基
   準とする速度基準信号とを入力とするプログラマブルコ
   ントローラと、前記プログラマブルコントローラ内のメ
   モリに可変速モータの設定回転数と加速時間との関係を
   示すテーブルを格納し、前記回転数検出装置からの出力
   信号と前記速度基準信号とを該プログラマブルコントロ
   ール内の比較回路によつて比較してスリップを検出する
   ようにしたことを特徴とする原料輸送設備の故障検出装
   置。