JPS6355341B2 - - Google Patents

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JPS6355341B2
JPS6355341B2 JP56168513A JP16851381A JPS6355341B2 JP S6355341 B2 JPS6355341 B2 JP S6355341B2 JP 56168513 A JP56168513 A JP 56168513A JP 16851381 A JP16851381 A JP 16851381A JP S6355341 B2 JPS6355341 B2 JP S6355341B2
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JP
Japan
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membrane
sensor unit
clamp ring
transcutaneous sensor
wall surface
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Application number
JP56168513A
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English (en)
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JPS57103630A (en
Inventor
Moru Heruman
Raisuto Herumuuto
Haintsu Homorin Kaaru
Yotsuto Ururitsuhi Georuku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Medical Systems Information Technologies GmbH
Original Assignee
Hellige GmbH
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Publication date
Priority claimed from DE19803040544 external-priority patent/DE3040544C2/de
Application filed by Hellige GmbH filed Critical Hellige GmbH
Publication of JPS57103630A publication Critical patent/JPS57103630A/ja
Publication of JPS6355341B2 publication Critical patent/JPS6355341B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/145Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue
    • A61B5/14542Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue for measuring blood gases
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/145Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue
    • A61B5/1468Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue using chemical or electrochemical methods, e.g. by polarographic means
    • A61B5/1477Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue using chemical or electrochemical methods, e.g. by polarographic means non-invasive

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  • Biomedical Technology (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は経皮センサユニツト用膜保持装置に
関するものであり、特に、血液などにおけるガス
の分圧を測定するための経皮センサユニツトに膜
を装着するための膜保持装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 血液または組織内のガスの分圧を経皮的に測定
するために、経皮センサユニツトはその測定表面
内に埋込まれた1個または数個の電極および対向
電極を備えている。ところで、このセンサの使用
者は、測定に先立ち、この電極および対向電極を
磨く必要がある場合がある。このような場合に
は、これらの電極を磨いてから、さらに電解質を
塗布し、それから膜で覆つて、経皮センサユニツ
トを調整している。これらの調整操作は、この経
皮センサユニツトを異なる人間に使用する場合に
は毎回行なわなければならない。また、同一人間
に使用する場合でも、1週間またはそれ以上の長
い期間にわたつて使用する場合には、上記調整操
作を適宜行なわなければならない。この経皮セン
サユニツトの調整操作は、臨床検査の日常業務に
おいて、時間を過度にロスすることなく、かつ高
い信頼性をもつて行なわなければならない。
上記したタイプの経皮センサユニツトの初期の
開発においては、センサユニツトの測定表面に膜
を取付けるために、クランプリングが用いられて
いた。このクランプリングは、該クランプリング
を取り囲むねじリングの手段によつてセンサユニ
ツトに取付けられていた。使用にあたりセンサユ
ニツトを調整するとき、まず最初に、円形の膜
を、センサユニツトの丸い測定表面に、その中心
を合わせて並べる。次いで、クランプリングの手
段によつて、膜をその位置に固定し、最後に、そ
の固定リングをねじリングによつて固定する。こ
のような膜の装着操作は容易なものでなく、多大
の時間を費し、未熟な人間にとつてその操作は困
難を極めていた。それゆえに、単純な操作で、経
皮センサユニツトの測定表面に膜を固定できるも
のが要望されていた。
[関連技術] 同一出願人により昭和56年7月1日に出願され
た特願昭56−103861号公報(本願発明は、この先
行出願の改良を構成するものである。)では、臨
床検査の日常業務における、経皮センサユニツト
(たとえばポーラログラフ)の膜の交換時に生じ
る困難性が説明されている。とりわけ困難なの
は、膜(この膜は通常小さなコインほどの大きさ
の薄い透明フイルムである。)をセンサユニツト
の測定表面の中心に装着することである。
上述の係属中の出願は、血液などにおけるガス
の分圧を測定するための経皮センサユニツトに膜
を装着するための保持装置であつて、上記経皮セ
ンサユニツトは、下方に突出し下端面に測定表面
を有する測定部と、その外周面に形成された環状
溝とを備えており、 経皮センサユニツトの上記測定表面に装着され
るべき膜と、上記膜を下から支え該膜をセンサユ
ニツトに装着するためのクランプリングと、該ク
ランプリングの中央開口部に嵌まり込み、下から
上記膜を上記クランプリングに一時的に接着固定
するための粘着発泡材料デイスクと、を備え、前
記クランプリングの周縁部分にはリツプが設けら
れ、このリツプは上記経皮センサユニツトの外周
面に形成された溝に嵌め込むことにより、上記ク
ランプリングを上記膜を介在させたまま上記経皮
センサユニツトに固定できるようにその形状が選
ばれている。
この初期の開発は、経皮センサユニツトの測定
表面部に取付けるべき膜のスペア部品を構成する
プリアセンブリを提供しようという考えから始ま
つており、基本的には、上述のとおり、膜と、ク
ランプリングと、膜とともにクランプリングを経
皮センサユニツトに取付けるためのリツプからな
つている。クランプリングの中央開口部には、粘
着発泡材料デイスクが嵌め込まれており、この粘
着発泡材料デイスクに上記膜が付着して固定され
ている。クランプリングの中央開口部に、経皮セ
ンサユニツトの測定部分を当てがい、リツプを経
皮センサユニツトの外周面に形成された溝に嵌め
込むと、膜は経皮センサユニツトの測定表面の中
心に自動的に合わせられ、ぴんと張り延ばされ
る。
このようなスペア部品を用いることによつて、
センサ使用者は、経皮センサユニツトを準備する
際、様々な部品(膜、クランプリング、センサ)
を一々位置合わせする必要はない。ただ、センサ
使用者は、クランプリングの中央開口部に経皮セ
ンサユニツトの測定部分を当てがい、リツプを経
皮センサユニツトの外周面に形成された溝に嵌め
込み、その後、粘着発泡材料デイスクを除去する
という操作をするだけである。この初期に提案さ
れた膜保持装置を使えば、熟練者でなくても、誰
でも、容易に経皮センサユニツトの膜を交換でき
る。しかしながら、いくつかの不利益と欠点が存
在することがわかつた。
1つは、膜(これはO2またはCO2のような検出
されるべき物質に対して透過性である)が極めて
汚染されやすいということである。衛生上の理由
のみならず、測定結果を正確にするためにも、膜
はいつも美しく保たれていることが望ましい。前
述の初期に提案された膜保持装置では、膜はクラ
ンプリングの中央開口部に挿入されている粘着性
発泡性材料デイスクで固定されている。この粘着
性発泡性材料デイスクは、今日、医療分野におい
てしばしば用いられているもので、化学的に不活
性であり、看者の皮膚にかぶれを起こしたりはし
ない。しかしながら、膜の透過性が、粘着材の影
響を受けて、変化するという問題点があつた。
また、粘着性発泡性材料デイスクに膜を付着し
たものを、クランプリングの中央開口部に挿入す
るという操作は、非常に煩わしいものであり、製
造コストの上昇につながつていた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、膜の透
過特性を低下させず、かつ、安価に製造できる、
経皮センサユニツト用膜保持装置を提供すること
にある。
この発明の他の目的は、膜の透過特性を低下さ
せず、安価に製造でき、さらに貯蔵中における膜
の汚染および破損を防止できる経皮センサユニツ
ト用膜保持装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 特許請求の範囲に記載の第1の発明は、血液な
どにおけるガスの分圧を測定するための経皮セン
サユニツトに膜を装着するための保持装置に係る
ものである。
上記経皮センサユニツトは、下方に突出し下端
面に測定表面を有する測定部と、その外周面に形
成された環状溝とを備えている。
当該保持装置は、上記経皮センサユニツトの上
記測定表面に装着されるべき膜を備えている。
当該膜保持装置は、上記膜を下から支えるもの
であり、上記経皮センサユニツトの上記測定部を
受入れる中央開口部を規定する内壁面と、該内壁
面よりも径方向に沿つて外方に位置する外壁面
と、該内壁面の上端と該外壁面の上端とを接続し
て環状に延びる上端壁面とを有し、全体としてリ
ング形状のクランプリングと、を備えている。
上記クランプリングの上端壁面には、環状に延
びる凹部が設けられている。
上記クランプリングは、上記外壁面と上記凹部
との間に位置する部分が内方に突出している環状
縁の形態となつているリツプを含んでいる。
上記膜は、その中央部分が上記中央開口部の上
面を覆うように上記内壁面と上記凹部との間に位
置する上端壁面によつて下から支えられ、かつ、
その周縁部分が上記リツプの下に位置する上記凹
部の部分に受入れられるような状態で、上記クラ
ンプリングに保持されている。
当該装置は、上記クランプリングの凹部内に配
置され、かつ上記クランプリングの凹部と上記リ
ツプとの間に位置する上記膜の周縁部分を上から
押さえて緩く保持する保持リングをさらに備えて
いる。
上記リツプと、上記経皮センサユニツトの外周
面に形成された溝とは、以下の動作を達成させる
ように、すなわち、 上記リツプを上記経皮センサユニツトの外周面
に形成された溝に弾力的に嵌め込むことによつ
て、上記クランプリングを上記膜および前記保持
リングを介在させたまま上記経皮センサユニツト
に固定できるように、その形状および互いの位置
関係が選ばれている。
特許請求の範囲に記載の第2の発明は上記第1
の発明を改良したもので、血液などにおけるガス
の分圧を測定するための経皮センサユニツトに膜
を装着するための保持装置であつて、上記経皮セ
ンサユニツトは、下方に突出し下端面に測定表面
を有する測定部と、その外周面に形成された環状
溝とを備えており、 上記経皮ユニツトの上記測定表面に装着される
べき膜と、 上記膜を下から支えるものであり、上記経皮セ
ンサユニツトの上記測定部を受入れる中央開口部
を規定する内壁面と、該内壁面よりも径方向に沿
つて外方に位置する外壁面と、該内壁面の上端と
該外壁面の上端とを接続して環状に延びる上端壁
面とを有し、全体としてリング形状のクランプリ
ングと、を備え、 上記クランプリングの上端壁面には環状に延び
る凹部が設けられ、 上記クランプリングは、上記外壁面と上記凹部
との間に位置する部分が内方に突出している環状
縁の形態となつているリツプを含み、 上記膜は、その中央部分が上記中央開口部の上
面を覆うように上記内壁面と上記凹部との間に位
置する上端壁面によつて下から支えられ、かつそ
の周縁部分が上記リツプの下に位置する上記凹部
の部分に受入れられるような状態で、上記クラン
プリングに保持されており、 当該装置は、上記クランプリングの凹部内に配
置され、かつ上記クランプリングの凹部と上記リ
ツプとの間に位置する上記膜の周縁部分を上から
押さえて緩く保持する保持リングをさらに備えて
おり、 上記リツプと、上記経皮センサユニツトの外周
面に形成された溝とは、以下の動作を達成させる
ように、すなわち、 上記リツプを上記経皮センサユニツトの外周面
に形成された溝に弾力的に嵌め込むことによつ
て、上記クランプリングを上記膜および上記保持
リングを介在させたまま上記経皮センサユニツト
に固定できるように、その形状および互いの位置
関係が選ばれており、 さらに、当該装置は、フイルムデイスクを含
み、このフイルムデイスクの縁は、使用前に上記
クランプリングに保持された上記膜を覆うため
に、上記リツプの下に位置する上記凹部内に取り
外し可能に嵌め込まれており、 上記フイルムデイスクは、上記保持リングと上
記膜を収容した上記クランプリングを上記経皮セ
ンサユニツトに装着する前に、上記クランプリン
グから取り外される、ものである。
[作用] 特許請求の範囲記載第1の発明に係る装置で
は、膜の中央部分がクランプリングの内壁面と凹
部との間に位置する上端壁面によつて下から支え
られ、膜の周縁部がリツプの下に位置する凹部の
部分に受入れられている。膜をこのような状態で
クランプリングに保持させて、膜の周縁部分を保
持リングで抑えるので、膜の中央部分は径方向に
沿つて下方に引張られる。膜の中央部分には、そ
の自重により下方向に向かう力がはたらしている
が、保持リングがそれよりも大きい力で膜の中央
部分を径方向に沿つて外方に引張るので、膜は中
央開口部から抜け出ることなくクランプリングに
留まる。
特許請求の範囲の第2の発明では、上述の第1
の発明の構成要件に加えて、さらに、膜を保護す
るためのフイルムデイスクを備えているので、当
該装置の貯蔵中における膜の汚染および破損を防
止することができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。
第1図は、本発明に係る経皮センサユニツト用
膜保持装置を経皮センサユニツトに装着したとき
の断面図である。
図中、2は経皮センサユニツトのハウジング本
体である。この経皮センサユニツトは、ケーブル
11を経由して側方に信号を伝達するものであ
る。検出装置の構成、すなわち経皮センサユニツ
ト固有の要素は従来技術のものであるから、ここ
ではその詳細な説明を省略する。経皮センサユニ
ツトは、下方に突出し下端面に測定表面5を有す
る測定部2′を備えており、さらにその外周面に
形成された溝7を備えている。
測定表面5は円形の膜4で覆われている。この
膜4は薄いフイルムであり、たとえば「テフロ
ン」の商標名で知られるポリテトラフルオロエチ
レン、ポリプロピレンまたはポリエチレン等のプ
ラスチツク材料からできている。
この膜4は、図面では、実際の比率よりも厚く
描かれている。図面は、経皮センサユニツトを約
10倍に拡大したときの図である。
図示のごとく、膜4は測定表面5を覆つてお
り、クランプリング1の中央開口部と測定部2′
との交接面(後述するごとく、これは中央開口部
を規定する内壁面6に相当する)で引き延ばされ
ている。
クランプリング1はリツプ10を含んでおり
(この構成については、後に詳述する。)、このリ
ツプ10が溝7に係合することにより、クランプ
リング1はハウジング本体2に装着される。クラ
ンプリング1の外周部には把持ハンドルまたはタ
ブ8が設けられているが、これは必須のものでは
ない。このタブ8があることによつて、膜4の交
換が必要なとき、クランプリング1をハウジング
本体2から容易に取り外せるようになる。
第2図は本発明に係る経皮センサユニツト用膜
保持装置の断面図である。
この膜保持装置50は、交換可能なスペア部品
としてのクランプリングプリアセンブリである。
図において、4は経皮センサユニツトの測定表
面5に装着されるべき膜である。1はクランプリ
ングであり、上記膜4を下から支えるものであ
る。クランプリング1は、経皮センサユニツトの
測定部2′を受入れる中央開口部20を規定する
内壁面6と、該内壁面6よりも径方向に沿つて外
方に位置する外壁面21と、該内壁面6の上端と
該外壁面21の上端とを接続して環状に延びる上
端壁面とを有しており、全体としてリング形状の
ものである。クランプリング1の上端壁面には、
環状に延びる凹部15が形成されている。クラン
プリング1は、外壁面21と凹部15との間に位
置する部分が内方に突出している環状縁の形態と
なつているリツプ10を含んでいる。
膜4は、その中央部分が上記中央開口部20の
上面を覆うように上記内壁面6と上記凹部15と
の間に位置する上端壁面によつて下から支えら
れ、かつその周縁部分が上記リツプ10の下に位
置する上記凹部15の部分に受入れられるよう
に、上記クランプリング1に保持されている。
当該装置50は、さらに、クランプリング1の
凹部15内に配置され、かつクランプリング1の
凹部15と上記リツプとの間に位置する上記膜4
の周縁部分を上から押えて緩く保持できるよう
に、その外径寸法が選ばれた保持リング12を備
えている。
次に、保持リング12の作用効果について説明
する。
膜を上記のような状態にクランプリングに保持
させておいて、膜の周縁部分を保持リング12で
押さえると、膜4の中央部分は径方向に沿つて外
方に引張られる。膜4の中央部分には、その自重
により下方向に向かう力が働いているが、保持リ
ング12がそれよりも大きい力で膜の中央部分を
径方向に沿つて外方に引張つているので、膜な中
央開口部20から抜け出ることなくクランプリン
グ1に留まる。したがつて、特願昭56−103861号
記載技術のように、膜をクランプリングに固定す
るにあたり、粘着性発泡材料を用いる必要はな
い。
当該装置は、さらにフイルムデイスク13を含
んでいる。このフイルムデイスク13の縁は、ク
ランプリング1に保持された膜4を覆うために、
リツプ10の下に位置する凹部15内に取り外し
可能に嵌め込まれている。このフイルムデイスク
13は、膜4を保護するためのものであり、硬い
紙からなる丸いデイスクである。そして、その径
は、リツプ10の内側周縁の径よりも大きくされ
ている。フイルムデイスク13は、こうして、リ
ツプ10の下部に係合し、きやしやな材料で形成
されている膜4を保護する。なお、このフイルム
デイスク13は、保持リング12と膜4を収容し
たクランプリング1を経皮センサユニツトに装着
する前に、クランプリング1から取り外されるも
のである。
このようなフイルムデイスクを採用することに
より、当該装置の貯蔵中における膜の汚染および
破損を防ぐことができる。
好ましい実施例では、当該装置、取り外し可能
な粘着性バツキングフイルム14をさらに備えて
いる。この粘着性バツキングフイルム14は、当
該装置の取扱いおよび貯蔵を容易にするために役
立つものである。図示のごとく、フイルムデイス
ク13を備えたクランプリング1が、粘着性バツ
キングフイルム14の粘着材コーテイング層に向
けて軽く押しつけられている。粘着性バツキング
フイルム14の粘着材コーテイング層は、軽く押
圧するだけで、リツプ10の上端部とフイルムデ
イスク13の外側表面に強固に接着する。こうし
て、本発明に係る経皮センサユニツト膜保持装置
はこの粘着性バツキングフイルム14に支持され
る。そして、この粘着性バツキングフイルム14
を帯状のものにすることにより、本発明に係る装
置を複数個支持させることができるようになり、
当該装置の取扱いおよび貯蔵が一層容易になる。
この粘着性バツキングフイルム14は、膜4、
保持リング12およびフイルムデイスク13を収
容したクランプリング1を一時的に支えるもので
あり、そして、クランプリング1を経皮センサユ
ニツトに装着する前に、該クランプリングから上
記フイルムデイスクとともに取り外されるもので
ある。
なお、第2図においては、把持バーまたはつま
みは示されていない。
次に、第1図および第2図を参照して、経皮セ
ンサユニツトから膜を交換する動作について説明
する。
第2図を参照して、粘着性バツキングフイルム
14からクランプリング1を取り外す。この段階
で、フイルムデイスク13は粘着性バツキングフ
イルム14とともに、クランプリング1から離さ
れ、保持リング12および膜4を収容したクラン
プリング1が単離される。
次に、第1図を参照して、この保持リング12
および膜4を収容したクランプリング1を経皮セ
ンサユニツトの測定部2′まで持つていく。そし
て、クランプリング1の中央開口部20に測定部
2′を当てがつて押し込み、リツプ10を溝7に
係合させ。すると、膜4は引張られて測定表面5
の上でぴんと張る。こうして、膜4およびクラン
プリング1はハウジング本体2に固定される。
図示する実施例では、この固定するという効果
を一層高めるために、付加的な構成が加えられて
いる。
すなわち、第2図に示すように、クランプリン
グ1の環状フランジ1′が内側から外側へ(角度
αで)傾けられていることである。このような構
成にすることにより、装着時すなわちリツプ10
が溝7に係合するとき、ハウジング本体2の下部
表面9が膜4および凹部15の底面を強く押圧す
る。結果として、クランプリング1はハウジング
本体2に強く固定されるようになる。
さらに、この固定するという効果をさらに高め
るために、ハウジング本体2の下部表面9は、内
側から外側に2゜ないし6゜、好ましくは約4゜の角度
βで傾斜をつけられてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、特許請求の範囲に記載の
第1の発明によれば、粘着発泡材料デイスクを使
用することなく、膜をクランプリング上に載せ
て、保持リングを嵌め込むという簡単な操作で膜
をクランプリングに固定できる。それゆえ、粘着
発泡材料デイスクを使用する場合に生じていた問
題点は解消され、膜の透過特性に優れ、かつ安価
に製造できる経皮センサユニツト用膜保持装置が
得られる。
また、特許請求の範囲に記載の第2の発明によ
れば、膜を保護するためのフイルムデイスクをさ
らに備えているので、膜の透過特性が優れ、安価
に製造でき、さらに貯蔵中における膜の汚染およ
び破損を防止できる経皮センサユニツト用膜保持
装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は膜および保持リングを収容したクラン
プリングを経皮センサユニツトに装着したときの
断面図である。第2図は本発明の一実施例を示す
断面図である。 図において、1はクランプリング、2はハウジ
ング本体、2′は測定部、4は膜、5は測定表面、
6は内壁面、7は溝、10はリツプ、12は保持
リング、13はフイルムデイスク、20は中央開
口部、21は外壁面、50は経皮センサユニツト
用膜保持装置である。なお、各図中、同一符号は
同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 血液などにおけるガスの分圧を測定するため
    の経皮センサユニツトに膜を装着するための保持
    装置であつて、前記経皮センサユニツトは、下方
    に突出し下端面に測定表面を有する測定部と、そ
    の外周面に形成された環状溝とを備えており、 前記経皮センサユニツトの前記測定表面に装着
    されるべき膜と、 前記膜を下から支えるものであり、前記経皮セ
    ンサユニツトの前記測定部を受入れる中央開口部
    を規定する内壁面と、該内壁面よりも径方向に沿
    つて外方に位置する外壁面と、該内壁面の上端と
    該外壁面の上端とを接続して環状に延びる上端壁
    面とを有し、全体としてリング形状のクランプリ
    ングと、を備え、 前記クランプリングの上端壁面には環状に延び
    る凹部が設けられ、 前記クランプリングは、前記外壁面と前記凹部
    との間に位置する部分が内方に突出している環状
    縁の形態となつているリツプを含み、 前記膜は、その中央部分が前記中央開口部の上
    面を覆うように前記内壁面と前記凹部との間に位
    置する上端壁面によつて下から支えられ、かつ、
    その周縁部分が前記リツプの下に位置する前記凹
    部の部分に受入れられるような状態で、前記クラ
    ンプリングに保持されており、 当該装置は、前記クランプリングの凹部内に配
    置され、かつ前記クランプリングの凹部と前記リ
    ツプとの間に位置する前記膜の周縁部分を上から
    押さえて緩く保持する保持リングをさらに備えて
    おり、 前記リツプと、前記経皮センサユニツトの外周
    面に形成された溝とは、以下の動作を達成させる
    ように、すなわち、 前記リツプを前記経皮センサユニツトの外周面
    に形成された溝に弾力的に嵌め込むことによつ
    て、前記クランプリングを前記膜および前記保持
    リングを介在させたまま前記経皮センサユニツト
    に固定できるように、その形状および互いの位置
    関係が選ばれている、経皮センサユニツト用膜保
    持装置。 2 血液などにおけるガスの分圧を測定するため
    の経皮センサユニツトに膜を装着するための保持
    装置であつて、前記経皮センサユニツトは、下方
    に突出し下端面に測定表面を有する測定部と、そ
    の外周面に形成された環状溝とを備えており、 前記経皮センサユニツトの前記測定表面に装着
    されるべき膜と、 前記膜を下から支えるものであり、前記経皮セ
    ンサユニツトの前記測定部を受入れる中央開口部
    を有する内壁面と、該内壁面よりも径方向に沿つ
    て外方に位置する外壁面と、該内壁面の上端と該
    外壁面の上端とを接続して環状に延びる上端壁面
    とを有し、全体としてリング形状のクランプリン
    グと、を備え、 前記クランプリングの上端壁面には環状に延び
    る凹部が設けられ、 前記クランプリングは、前記外壁面と前記凹部
    との間に位置する部分が内方に突出している環状
    縁の形態となつているリツプを含み、 前記膜は、その中央部分が前記中央開口部の上
    面を覆うように内壁面と前記凹部との間に位置す
    る上端壁面によつて下から支えられ、かつその周
    縁部分が前記リツプの下に位置する前記凹部の部
    分に受入れられるような状態で、前記クランプリ
    ングに保持されており、 当該装置は、前記クランプリングの凹部内に配
    置され、かつ前記クランプリングの凹部と前記リ
    ツプとの間に位置する前記膜の周縁部分を上から
    押さえて緩く保持する保持リングをさらに備えて
    おり、 前記リツプと、前記経皮センサユニツトの外周
    面に形成された溝とは、以下の動作を達成させる
    ように、すなわち、 前記リツプを前記経皮センサユニツトの外周面
    に形成された溝に弾力的に嵌め込むことによつ
    て、前記クランプリングを前記膜および前記保持
    リングを介在させたまま前記経皮センサユニツト
    に固定できるように、その形状および互いの位置
    関係が選ばれており、 さらに、当該装置はフイルムデイスクを含み、
    このフイルムデイスクの縁は、使用前に前記クラ
    ンプリングに保持された前記膜を覆うために、前
    記リツプの下に位置する前記凹部内に取り外し可
    能に嵌め込まれており、 前記フイルムデイスクは、前記保持リングと前
    記膜を収容した前記クランプリングを前記経皮セ
    ンサユニツトに装着する前に、前記クランプリン
    グから取り外されるものである、経皮センサユニ
    ツト用膜保持装置。 3 当該装置は、取り外し可能な粘着性バツキン
    グフイルムをさらに含み、 前記粘着性バツキングフイルムは、前記クラン
    プリングのリツプの上端部と前記クランプリング
    の凹部内に取り外し可能に嵌め込まれた前記フイ
    ルムデイスクの中央表面部分に上から付着するこ
    とにより、前記膜、前記保持リングおよび前記フ
    イルムデイスクを収容した前記クランプリングを
    一時的に支えるものであり、 前記粘着性バツキングフイルムは、前記クラン
    プリングを前記経皮センサユニツトに装着する前
    に、前記クランプリングから前記フイルムデイス
    クとともに取り外されるものである、特許請求の
    範囲第2項記載の経皮センサユニツト用膜保持装
    置。 4 前記バツキングフイルムは、前記膜、前記保
    持リングおよび前記フイルムデイスクを収容した
    前記クランプリングを複数個支えるストリツプで
    ある特許請求の範囲第3項記載の経皮センサユニ
    ツト用膜保持装置。
JP56168513A 1980-10-28 1981-10-19 Film holding apparatus for physiological sensor Granted JPS57103630A (en)

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DE19803040544 DE3040544C2 (de) 1980-07-04 1980-10-28 Klemmring zur Spannung und Fixierung einer Meßflächenmembran an einem Meßaufnehmer

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Publication Number Publication Date
JPS57103630A JPS57103630A (en) 1982-06-28
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JPS57103630A (en) 1982-06-28
US4425918A (en) 1984-01-17

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