JPS6355255A - 反りのないシート床材 - Google Patents

反りのないシート床材

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JPS6355255A
JPS6355255A JP61201104A JP20110486A JPS6355255A JP S6355255 A JPS6355255 A JP S6355255A JP 61201104 A JP61201104 A JP 61201104A JP 20110486 A JP20110486 A JP 20110486A JP S6355255 A JPS6355255 A JP S6355255A
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JP
Japan
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base material
flooring
sheet
slits
filler
Prior art date
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JP61201104A
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JPH0625470B2 (ja
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吉川 成明
洋 古川
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Toyo Linoleum Co Ltd
Original Assignee
Toyo Linoleum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は施工後、反りの生じないシート状またはタイル
状床材を提供するものである。
(従来技術と問題点) 従来のシート床材は表面材の裏側に種々の基材を積層し
ている。
このうち、表面が無地あるいはランダム模様のシートは
柄合わせは不要なので基材の寸法安定性はそれほど重要
でなく、ただ剥れないように床材を接着すればよい。
一方、表面にリピート性の柄を有するシート床材の場合
、柄合わせが重要になるので基材の寸法安定性は不可欠
である。
しかし、この寸法安定性基材を積層したシート床材の表
面材に製造工程中に生じた歪が残留している場合、これ
が原因で表面材が収縮し、施工後、経日とともに反り上
ってくるという間層が生じた。
また表面に充填剤が少ないか全くないPvC等の樹脂層
を設は基材として比較的充填剤量の多い樹脂層を積層し
た床タイルにおいても上下層の伸縮率の差による歪や可
塑剤の移行等により施工後1反り上り、これらの問題の
解決が望まれていた。
(発明の構成) 本発明は上記問題を解消した発明で、基材上に基材より
も収縮性が大である表面材が積層された床材において、
基材に複数のスリットが刻まれていることを特徴とする
反りのない床材、をその要旨とする。
本発明の実施の態様として以下の2例が示される。
(イ)基材は寸法安定性の基材で、この基材上にPVC
樹脂等の表面材が積層されているシート床材が示され、
このシート床材は表面材の方が基材よりも収縮性が高く
結果として反りやすい構成になっている。
この問題を解決するために基材に複数のスリットが刻ま
れている。
このシート床材は表面材にリピート性の模様を有する場
合に特に良好な結果が得られる。
(ロ)表面材として充填剤量が少ないか、または全くな
いPVC樹脂層が設けられ、基材として充填剤量が比較
的多い樹脂層が上記表面材に111層された床タイルは
上記表面材は充填剤量の比較的多い基材より収縮性は大
きい。この床タイルの基材に複数のスリットが刻まれる
第1図は本発明実施態様(イ)床材断面図である。1は
可撓性のある表面材であり、表面材lにはリピート性の
ある模様2.2′が形成されている。模様2.2′はポ
リ塩化ビニル(PVC)等の熱可塑性樹脂粉粒体を熱圧
成形して得られた貫通模様(インレイド模様)や、軟質
表面材上に印刷されたリピート性模様が適当である。
3は寸法安定性基材である。寸法安定性基材は例えばガ
ラス繊維不織布、ガラス繊維とパルプを含む紙、等が好
適で、加熱、吸水等の物理的条件下においてもその寸法
変化がほとんど認められない基材であり、上記条件下で
1%以内の寸法変化率であることが望ましい。
4はスリットである。スリットは基材3の全厚さにわた
って複数本、通常は多数側まれる。
なお、スリット間隔は均一でも不均一でも任意でよいが
、スリット間隔は好ましくは1〜50+nmで、更に好
ましくは1〜100nである。
基材に刻まれるスリットは一方向だけでもよいが、シー
トの流れ方向および巾方向(縦方向および横方向)に平
行に入れられる方が好ましい。
本発明においては表面材に収縮力A−Aが生じても、基
材3にはスリットが刻まれているので、基材3の動きに
はある程度自由度が得られ、表面材の収縮に対応して基
材もB−B(; の方オ城妙に収縮するので寸法安定性を失することなく
、柄合わせも確実に行えて、しかも施工後、反り上りも
生じない。
なお本発明においては基材を積層してスリットを刻んだ
後アニーリングを行うと、さらに良好な施工状態が得ら
れ望ましい。アニーリングは50〜150℃で加熱を4
時間以上行うのが望ましい。
またアニーリングはシートを巻き取ったまま行う方が有
効に歪が除かれ望ましい。
なお本発明においてはシート床材は表面材にリピート可
能な模様を有する時に好適なのは勿論であるが、無地や
ランダム模様のシートであっても差し支えない。
第2図、第3図は従来のシート床材の断面図で、基材に
はスリットが刻まれていない。
1は表面材、3は基材である。表面材1に収縮力A’ 
−A’ が生じても基材3には自由度がないので何ら対
応することができず、第3図に示されるようにシート床
材の端部5.5′は反り上る。
第4図は本発明シート床材の外観図である。
表面材1にはリピート可能な模様を有しており、そりに
積層された寸法安定性基材3の未接着面には平行な多数
のスリット4が刻まれている。
本発明において、特に表面材1がPVC等の熱可塑性樹
脂を加熱加圧することにより得られたいわゆるインレイ
ド模様等の貫通模様を有する時、本発明シート床材によ
り施工後のシート端の反り上り防止効果は顕著である。
第5図は本発明実施態様(ロ)の床材断面図である。
6は表面材であり、例えばPVCI O0重量部に対し
0〜200部の充填剤量が全くないか少ない樹脂層であ
る。
7は基材で充填剤量がpvc t o o重量部に対し
200〜1000部である高充填剤量樹脂シートである
表面材6に収縮力C−Cが働いた場合、基材7には複数
のスリット8がほぼ全厚さにわたって刻まれているので
基材に自由度が得られ、表面材の収縮に対応してD−D
の方向に基材が収縮するので、結果として積層タイル9
全体の反りが防止される。
得られた床タイルの基材にも縦方向および横方向にスリ
ットが刻まれている方が床材の反り防止のために望まし
い。
(発明の効果) リピート性のある模様を有するシート床材の寸法安定性
(柄合わせ機能)を損なうことなく施工後の床材の反り
が防止できる。
従来、反りやすかった積層タイルの反りの問題が解消す
る。
基材の縦方向および横方向にスリットを刻むことにより
、反り防止効果はさらに向上する。
実施例1 0.5画厚のガラス械m混抄紙の寸法安定性基材上にP
vCペースト接着剤を介して直径が約2ffIlのPv
C粒状体を約3mの厚さのリピート性のある模様状に形
成した後、加熱加圧してシート床材を製造した。
得られたシート床材の基材のみを裏面(床接着面)から
ロータリースリッターで5m間隔のスリットを刻み本発
明シート床材を得た。
比較例1 実施例2 実施例1と同じ寸法安定性基村上に発泡性PvCペース
トを0.3m塗布し、ヒーターでプリゲル後、転写によ
りリピート性のある模様を形成し、0.3画の透明表面
層用PvCペーストを塗布し、加熱発泡させるとともに
表面層を形成しシート床材を得た。
得られた床材の基材のみを実施例1と同様ロータリース
リッターで5m間隔でスリットを刻み本発明シート床材
を得た。
比較例2 基材にスリットを刻む以外はすべて実施例2と同様に行
った。
実施例3 充填剤(炭酸カルシウム)凧がpvc t o 。
重量部に対して100部で1.01ffQの表面材に、
同充填剤量がpvc i o o部に対し500部配合
された1、0mmの基材が積層された床タイル基材のほ
ぼ全厚みに対し5m間隔で縦方向および横方向にスリッ
トを刻んで本発明床材を得た。
比較例3 基材にスリットを入れない他は実施例3と同様な床タイ
ルを得た。
実施例1〜3および比較例1〜3の床材をスレート板に
接着し、経口による端部の反り上りを調べた。結果を第
1表に示す。
第  1  表 (単位:m) (注) 実施例1,2、比較例1,2はシート端部の反り上りを
測定した。
実施例1、実施例2、実施例3とも、全く床材の反り上
りは認められず、施工後の状態は良好であった。
一方、比較例1、比較例2、比較例3は極度に反り上り
、比較例1は経口につれて反り上りはとくにひどくなっ
た。
以上より本発明が施工後の床材の安定に顕著に効果を奏
することが理解される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施態様(イ)のシート床材断面図、第
2図・第3図は従来のシート床材断面図、第4図は本発
明シート床材の斜視図、第5図は本発明実施態様(ロ)
の床タイル断面図である。 ■はシート床材、3は寸法安定性基材、4はスリットで
ある。 以上 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基材上に基材よりも収縮性が大である表面材が積層
    された床材において複数のスリットが刻まれていること
    を特徴とする反りのない床材。 2、基材が寸法安定性基材であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項の反りのない床材。 3、表面材が充填剤量の少ないか、または全くない樹脂
    層で、基材は表面材に比べて充填剤量の多い樹脂層であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項の反りのない
    床材。
JP61201104A 1986-08-26 1986-08-26 反りのないシート床材 Expired - Lifetime JPH0625470B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61201104A JPH0625470B2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26 反りのないシート床材

Applications Claiming Priority (1)

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JP61201104A JPH0625470B2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26 反りのないシート床材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6355255A true JPS6355255A (ja) 1988-03-09
JPH0625470B2 JPH0625470B2 (ja) 1994-04-06

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ID=16435467

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61201104A Expired - Lifetime JPH0625470B2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26 反りのないシート床材

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JP (1) JPH0625470B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514836A (en) * 1974-06-29 1976-01-16 Matsushita Electric Works Ltd Junanseiojusuru sekisoyosegyukazai
JPS5196822U (ja) * 1975-02-03 1976-08-03
JPS53141380A (en) * 1977-05-14 1978-12-09 Matsushita Electric Works Ltd Manufacture of plastic flooring

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS53141380A (en) * 1977-05-14 1978-12-09 Matsushita Electric Works Ltd Manufacture of plastic flooring

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JPH0625470B2 (ja) 1994-04-06

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