JPS6350540Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6350540Y2
JPS6350540Y2 JP1982202457U JP20245782U JPS6350540Y2 JP S6350540 Y2 JPS6350540 Y2 JP S6350540Y2 JP 1982202457 U JP1982202457 U JP 1982202457U JP 20245782 U JP20245782 U JP 20245782U JP S6350540 Y2 JPS6350540 Y2 JP S6350540Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
threaded rod
end plate
nut
elastic member
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Application number
JP1982202457U
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English (en)
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JPS59105674U (ja
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Publication of JPS6350540Y2 publication Critical patent/JPS6350540Y2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、地中に形成された長孔内でパイプを
移動するための引張り具に関する。
背景技術 従来から、道路などに2箇所の竪坑が掘削さ
れ、この竪坑間に横孔が掘削され、この横孔にポ
リエチレン樹脂などで形成されたパイプを挿通す
るときには、一方の竪坑と他方の竪坑との間の横
孔にワイヤロープなどが挿通される。次に一方の
竪坑で、このワイヤロープの一端部をパイプの一
端部付近の周面に形成された孔に縛り付ける。他
方の竪坑でワイヤロープの他端部をウインチなど
を用いて引張ることによつて横孔にパイプが挿通
される。
考案が解決すべき問題点 このような従来技術では、パイプに形成された
孔からパイプが引裂かれて横孔にパイプが挿通さ
れないことがたびたび生じた。また、パイプが横
孔に挿通されても、パイプの一端部には孔が形成
されており、この孔が形成された部分を除く必要
があつた。
本考案の目的は、このような従来技術の問題点
を解消し、パイプを損傷することなく、しかも長
孔内でパイプを移動することができる引張り具を
提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、地中に形成された長孔内でパイプを
移動するための引張り具において、 ねじ棒の一端部に端板が固定され、ねじ棒の他
端部側にナツトが螺合され、前記端板とナツトと
の間のねじ棒の半径方向外方に弾性部材が介在さ
れ、前記ナツトをねじ棒の一端部側に締め付ける
ことによつて弾性部材を半径方向外方に拡大する
ようにしたことを特徴とする引張り具である。
好ましい実施態様では、前記弾性部材の半径方
向外方には、前記パイプの外径よりわずかに大き
な保持筒を設けたことを特徴とする。
作 用 本考案に従えば、地中に形成された長孔内で移
動されるべきパイプ内に、弾性部材を挿入し、こ
の状態でナツトをねじ棒の一端部側に締め付け
る。したがつて、弾性部材が圧縮されて半径方向
外方に拡大する。これによつて弾性部材は前記パ
イプの内周面に圧接する。したがつて、パイプに
引張り具が固定され、この引張り具を引つ張るこ
とによつてパイプを前記長孔内で移動することが
可能になる。弾性部材はパイプの内周面の周方向
に比較的広い範囲にわたつて、上述のように圧接
することができるので、先行技術において、前記
パイプの端部に孔をあけて、その孔にワイヤロー
プの一端部を縛り付け、こうしてパイプを移動す
る従来技術において、前記孔からパイプが引裂か
れてしまうという問題が、本考案ではなくなる。
実施例 以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第1図は本考案の一実施例を説明するための
断面図である。道路1などには、竪坑2,3が掘
削されている。この竪坑2,3間には、地中4を
貫通して長孔としての横孔5が掘削されている。
この横孔5内にドラムなどに巻回された連続状の
ポリエチレンなどの可撓性材料から形成されたパ
イプ6を挿通するには、第2図に示すように、一
方の竪坑2と他方の竪坑3との間の横孔5内にワ
イヤロープ7を挿通する。ワイヤロープ7の一端
部は、引張り具8のリング状のフツク9に縛り付
け固定する。
第3図は、本考案の一実施例の引張り具8の断
面図である。引張り具8は、ねじ棒10と、ねじ
棒10の一端部に溶接などによつてねじ棒10の
軸線に直角に固定された円盤状の端板11と、ね
じ棒10の他端部に連設された前記フツク9と、
ねじ棒10のフツク9側に螺着されたナツト12
と、ナツト12の前記端板11側にねじ棒10に
挿通され、端板11側に拡がつた円錐台状の保持
部材13と、保持部材13と端板11との間にね
じ棒10に挿通されたリング状の弾性部材14,
15,16と、弾性部材14,15;15,16
間に挿通されたリング状の介在板17,18と、
前記弾性部材14〜16の半径方向外方を覆い、
保持部材13に固定された円筒状の保持筒19と
を含む。弾性部材14〜16はゴム材料などから
形成される。この保持筒19の内径は、横孔5内
を挿通すべきパイプ6の外径よりもわずかに大き
く形成される。このパイプ6を引張り具8に固定
するにあたつては、パイプ6の一端部を保持筒1
9内に挿入する。これによつて弾性部材14〜1
6の外方にパイプ6が配置される。次にナツト1
2を第3図の右方側に螺進することによつて、端
板11を保持部材13側に近接させる。これによ
つて、弾性部材14〜16は、保持部材13と端
板11との間でねじ棒10の延在方向に圧縮され
るので、第4図に示すように、ねじ棒10の半径
方向外方に膨張し、パイプ6の内周面に圧接され
る。パイプ6は、この弾性部材14〜16の膨張
力によつて半径方向外方に拡げられるけれども、
保持筒19によつて変形が規制される。介在板1
7,18は、前記弾性部材14〜16が均等に半
径方向外方に膨張するように設けられる。
なお、保持筒19は金属材料などから形成さ
れ、保持部材13に固定して設けられたけれど
も、本考案の他の実施例では、保持部材13と分
割されて用いられてもよい。
再び、第1図および第2図を参照すると、この
ようにパイプ6が強固に引張り具8に保持された
状態でワイヤロープ7の他端部を他方の竪坑3か
らウインチなどの引張り手段によつて引張る。こ
れによつてパイプ6は、横孔5内に挿通される。
このとき、横孔5に多少の崩れが生じていても、
前記保持部材13がワイヤロープ7側に向うにつ
れ先細状の円錐台状に形成されているので、ワイ
ヤロープ7を引張ることによつて横孔5の壁面に
保持部材13の外周面が摺接され、これによつて
横孔5の崩れを修復することができる。パイプ6
の一端部が横孔5を挿通されて竪坑3に到着すれ
ば、ねじ棒10に螺着されたナツト12を螺退さ
せて緩めることによつて、パイプ6は、引張り具
8から取外される。パイプ6の一端部は、保持筒
19と弾性部材14〜16とによつて保持されて
いたので損傷されることはない。またパイプ6が
ドラムなどに巻回されているとき、一端部が屈曲
されていることがあるけれども、このように引張
り具8を用いることによつてパイプ6の変形も矯
正される。なお、この引張り具8によつて、たと
えば呼び径30〜80mmの径を有するパイプ6を保持
したとき、1トン程度の引張り力に耐えてパイプ
6を挿通することができる。
上述の実施例では、保持筒19が設けられたけ
れども、本考案の他の実施例では設けられなくと
もよく、特に上述の実施例では可撓性を有するパ
イプ6に関連して引張り具8が用いられたけれど
も、金属製のパイプに関連して用いられるときに
は、保持筒19は設けられなくともよい。
上述の実施例では、横孔5内にパイプ6が挿通
されたけれども、本考案の他の実施例では、既設
のパイプを長孔から引抜くために引張り具8が用
いられてもよい。
効 果 以上のように本考案によれば、パイプを損傷す
ることなく、しかも長孔内でパイプを確実に移動
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を説明するための断
面図、第2図は第1図の竪坑2付近の断面図、第
3図は本考案の一実施例の引張り具8の断面図、
第4図は第3図の引張り具8の使用状態を説明す
るための断面図である。 2,3……竪坑、4……地中、5……横孔、7
……ワイヤロープ、8……引張り具、10……ね
じ棒、11……端板、12……ナツト、13……
保持部材、14〜16……弾性部材、17,18
……介在板、19……保持筒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 地中に形成された長孔内でパイプを移動する
    ための引張り具において、 ねじ棒の一端部に端板が固定され、ねじ棒の
    他端部側にナツトが螺合され、前記端板とナツ
    トとの間のねじ棒の半径方向外方に弾性部材が
    介在され、前記ナツトをねじ棒の一端部側に締
    め付けることによつて弾性部材を半径方向外方
    に拡大するようにしたことを特徴とする引張り
    具。 (2) 前記弾性部材の半径方向外方には、前記パイ
    プの外径よりわずかに大きな保持筒を設けたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の引張り具。
JP1982202457U 1982-12-29 1982-12-29 引張り具 Granted JPS59105674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982202457U JPS59105674U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 引張り具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982202457U JPS59105674U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 引張り具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59105674U JPS59105674U (ja) 1984-07-16
JPS6350540Y2 true JPS6350540Y2 (ja) 1988-12-26

Family

ID=30427928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982202457U Granted JPS59105674U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 引張り具

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JP (1) JPS59105674U (ja)

Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0343504Y2 (ja) * 1985-01-14 1991-09-11
JPH038855Y2 (ja) * 1985-11-01 1991-03-05
JP6654950B2 (ja) * 2016-03-30 2020-02-26 積水化学工業株式会社 ロータス管補修具及びロータス管補修方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59105674U (ja) 1984-07-16

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