JPS6346474A - 静電荷像現像用トナ−の製造法 - Google Patents

静電荷像現像用トナ−の製造法

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JPS6346474A
JPS6346474A JP61190057A JP19005786A JPS6346474A JP S6346474 A JPS6346474 A JP S6346474A JP 61190057 A JP61190057 A JP 61190057A JP 19005786 A JP19005786 A JP 19005786A JP S6346474 A JPS6346474 A JP S6346474A
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toner
polymerization
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Hiroshi Uchiumi
内海 弘
Kinji Matsukuri
真造 謹爾
Kazuya Kuriyama
和也 栗山
Shunichi Hiraishi
平石 俊一
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真法、静電記録法、静電印刷法等に使用
される静電荷像現像用トナーの製造法に関する。
〔従来技術〕
従来、静電荷像現像用トナーは、カーボンブラック、フ
タロシアニンブルー、カーオン6B、ベンジジンイエロ
ー、マグネタイト等の顔料をバインダー樹脂と混合して
溶融混練し、冷却後粉砕して5〜25μの粉径のものが
得られるように分級して製造される。トナーに必要な特
性を賦与する為に必要に応じて植々添加剤が混合される
。例えばトナーをキャリヤーと混合したときに生じる摩
擦帯電盆のレベルをコントロールする為に、金属錯塩染
料等が使用される。また、足前の為のヒートロールへの
紙の巻き付きやオフセットを防止する為にWax等が溶
融混線時に添加される。
また、トナーの形状は一般的には不定形で角ぼっている
為、粉体としての流動性が悪い。粉体流動性向上剤とし
て、1次粒子形が10〜100μmのシリカ微粉末をト
ナーに外部添加(トライブレンド)することが、よく行
なわれている。トナー粒子中にマグネタイト等の磁性体
が含有されている磁性トナーは、マグネットロールを覆
っている現像スリーブに直接磁気的に付着して磁気ブラ
シを形成している。磁性体が含有されていないトナー(
非磁性トナー)は一般には、キャリヤと呼ばれる粒子径
が30〜200μの磁性体と混合されて、磁気ブラシを
形成している。
現像画像の解像力、ベタ部の稠密性、階調再現性はトナ
ーとキャリヤーの特性、特にその粒子径に大きく依存し
ており、粒子径が小さいほど、高品位の画質が得られる
。最近の高画質複写機は、小粒径キャリヤーを採用して
いる例が多い。通常の市販トナーの粒径は、体積平均粒
径が10μないし12μであるが、8μのトナーを使用
すると明らかに画質の向上が見られる。更に小粒径のト
ナーを使用すると更に高画質が期待できるように思える
が、実際にそのようなトナーを試作して使用してみると
次の様な問題点が明らかになってきた。
1)小粒径になるほど、粉体流動性が悪化してくる。流
動性が悪くなると、トナーホッパーにブリッジを形成し
てトナー補給に支障をきたすばかシでなく、磁気ブラシ
の穂先の平滑性が悪くなり、画像に“カスレ”が出てく
る。流動性向上剤の疎水性シリカ微粉末を多量に添加す
ると、むろん流動性は向上するが、帯電量の安定性がそ
こなわれ、現像剤寿命が短かくなるという弊害が現われ
る。
2)小粒径になるほど、表面積が増大し、トナー表面に
露出している染料、顔料に対する吸湿が原因となって、
高湿時の帯電値の低下とそれによるトナーの飛散、カブ
リの発生が起きやすくなる。
3)樹脂に対する染料・顔料の分散には限度があり、小
粒径になるほど、裸のカーボンブランク、染料の超微粒
子がトナー中に混在したり、トナー表面に付着した状態
となる。これら超微粒子を分級工程で取り除くのは非常
に困難であり。
画像のカプリとなりて現われやすくなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは上記の問題点に鑑み、懸濁重合法により粉
砕する事なく、そのままトナーとして用いられる粒径の
着色重合体微粒子を得る方法、即ち、懸濁重合法による
トナーの製造方法及び得られるトナーが粉砕工程を省略
したものであり、球型で均−粒子形となり、トナーとし
ての流動性、画質、帯電性が向上出来るものを検討した
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、(1)反応容器への原料仕込経路或いは反応
容器の中で付加重合性単量体、顔料及び水を含む混合液
に、周波数が10〜50 kHzの超音波ホモジナイザ
ーを用いて、単位処理容量・時間当り0.05〜50 
(W/l/HR) (7)照射量で超音波を照射したの
ち、懸濁重合することを特徴とする静底荷像現像用トナ
ーの製造法、(2)上記製造法に於いて、応用容器内に
設置した超音波ホモジナイザーを使用して1重合中にも
連続的或いは間欠的に超音波を照射することにより、凝
集防止効果をもたせて懸濁重合することを特徴とする静
電荷像現像用トナーの製造法、及び(3)上記の各製造
法に於いて、超音波分散に供する混合液が更に懸濁安定
剤を含有することを特徴とする静厄荷像現像用トナーの
製造法を提供する。
本発明の懸濁重合に於て用いられる付加重合性単量体と
しては、重合性不飽和単体が好ましく、例えば下記のも
のが挙げられる。すなわち、スチレン、O−メチルスチ
レン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン%p−
メトキシスチレン、p−フェニルスチレン、p−クロル
スチレン、3.4−ソクロルスチレン、p−エチルスチ
レン、2.4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチ
レン、p −tart−ブチルスチレン、p−n−へキ
シルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−/
ニルスチレン、p−n−デシルスチレン、 p−n−ド
デンルスチレン等のスチレンおよびその誘導体;エチレ
ン、プロピレン、ブチレン、インブチレンなどのエチレ
ン性不飽和モノオレフィン類;塩化ビニル、塩化ビニリ
デン、臭化ビニル、フッ化ビニルなどのハロダン化ビニ
ル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベンジェ酸ビ
ニルなどのビニルエステル類;メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル
酸n−ブチル、メタクリル酸インブチル、メタクリル酸
n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸−
2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタク
リル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミンエチル、
メタクリル酸ジエチルアミノエチルなどのα−メチレン
脂肪酸モノカルボン酸エステル類;アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリ/l
/酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−
オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリ/L/酸2−エ
チルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−
クロルエチル、アクリル酸フェニルなどのアクリル酸エ
ステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテ
ル、ビニルイソブチルエーテルなどのビニルエーテル類
;ビニルメチルケトン、ビニルへキシルケトン、メチル
イソプロペニルケトンナトのビニルケトン類;N−ビニ
ルビロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルイン
ドール、N−ビニルピロリドンなどのN−ビニル化合物
:ビニルナフタリン類;アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル、アクリルアミドなどのアクリル酸もしくはメ
タクリル酸銹導体などがある。
付加重合性単量体を含む混合液中には、重合進行中に於
ける、懸濁粒子を安定化させる目的で、架橋剤を存在さ
せて重合してもよい。かかる架橋剤トシてハ、ジビニル
ベンゼン、ソビニルナフタレン、ジビニルエーテル、ジ
ビニルスルホン、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、トリエチレンクリコールジメタクリレート、エチレ
ングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコー
ルジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレ
ート、トリエチレングリコールノアクリレー)、1.3
−ブチレングリコールジメタクリレート、1.6−ヘキ
サンゲリコールジメタクリレート、ネオインテルグリコ
ールジメタクリレート、ジプロピレングリコールジメタ
クリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート −メタクリロキシジェトキシフェニル)プロパン、2.
2′−ビス(4−アクリロキシジェトキシフェニル)フ
ロパン、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
トリメチロールプロ・セントリアクリレート、テトラメ
チロールメタンテトラアクリレート、ジブロムネオイン
チルグリコールジメタクリレート、7タル酸ジアリルな
どがある。
尚、これら架橋剤は定着性と耐オフセット性。
耐久性などの点から、その使用量を重合性混合物に対し
て0.1〜2.0重量%とするのが好ましい。
又、上記混合液には重合開始剤が添加されるが、重合開
始剤としては、公知の重合開始剤1例えば過硫酸カリウ
ム等の過硫酸塩、アゾビスイノブチロニトリル、ペンシ
イ/l/z?−オキサイド、メチルエチルケトンパーオ
キサイド、イングロビルパーオキシカーボネート、キュ
メンハイドロノぞ一オキサイド、2.4−ノクロロペン
ゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド等更
には、レドックス系の開始剤等を使用して重合を行なわ
せることができる。通常、これらの重合開始剤の使用量
は、一般的に重合性混合物重量の約0.1〜10%、好
ましくは0.5〜5%で充分である。また得られるトナ
ーの熱的特性に重要な影響を与える分子量を調整する添
加剤として通常の分子量詞整剤が使用可能であり、例え
ばt−ブチルメルカプタン、ドデシルメルカプタン停も
用いるJ3ができる。
本発明で用いられる着色剤としては公知の顔料及び染料
が挙げられる。例えば、顔料は、黒色顔料として、チャ
ネルブラック、ファーネスブラック、サーマルブラック
、アセチレンブラック等があシ1着色顔料としては、カ
ドミウムイエロー、ハンプ・イエローG、ナフトール・
イエローS。
ピラゾロンレッド、ノ々−マネント・レッドLR。
モリブデンオレンジ、アストバイオレットB、フタロシ
アニンブルーB、ファースト・スカイ・ブルー、フタロ
シアニングリーン、マラカイト・グリーン、ナフトール
・グリーンB等がある。染料としては、C,1,ダイレ
クトレッド1、C,!、  ダイレフトレッド4、C,
1,アシッドレッド1.C,I。
ベーシックレッド1.C,1,モーダントレッド305
C,1,ダイレクトグルー1%C,1,ダイレクトグル
ー2.C,1,アシッドブルー9、C,!、アシッドブ
ルー15、C,1,ベーシックプル−3,C,1,ベー
シツク!ルー5.C,1,モーダントラルー7、C,I
ダイレクトグリーン6 、C,1,ベーシックグリーン
・i、C,1,ベーシックグリーン6等がある。
トナーを磁性トナーとして用いるために、磁性粉を含有
せしめても良い。このような磁性粉としては1例えば鉄
、コバルト、ニンケルなどの強磁性金属の粉末、もしく
はマグネタイト、ヘマタイト、フェライトなどの合金や
化合物の粉末が用いられる。これらの磁性粉の含有量は
トナー重量に対して15〜70重量%が良い。
また、トナー原料、即ち混合液の中には、必要に応じて
更に、イif電制御剤、流動性改質剤、クリーニング剤
、充填剤などの添加剤を添加してもよい。
帯電制御剤としては、正帯電を与えるものに、ニグロシ
ン系染料、アルコキシ化アミン、第四級アンモニウム塩
、アルキルアミド、リンおよびタングステンの単体およ
び化合物、モリブデン酸キレート顔料、フッ素系活性剤
、疎水性シリカ等が用いられる。負帯電を与えるものに
、モノアゾ染料の金属錯塩、電子受容性の有機錯体、塩
素化ポリオレフィン、塩素化ポリエステル、酸基過剰の
ポリエステル、銅フタロシアニンのスルホニルアミン、
オイルプラック、ナンテン酸金属塩、脂肪酸の金属塩、
樹脂酸石けん等がある。
流動性改質剤としては、コロイダルシリカ、疎水性シリ
カ、シリコンフェス、金属石けん、非イオン界面活性剤
、ポリビニルフルオライド微粒子等がある。
クリーニング剤は、脂肪酸の金属塩としてステアリン酸
アルミニウム、ステアリン酸カルシウム。
ステアリン酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛などがある。
その他コロイダルシリカ粒子、四フッ化エチレン樹脂の
微粉末等がある。
充填剤としては、炭酸カルシウム、クレー、タルク、ソ
フト顔料、カオリン、シリカ等がある。
また、熱ロール定着時の離型性を良くする目的で低分子
量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、マイクロク
リスタリンワックス、カルナバワックス、サゾールワッ
クス等のワックス状物質を0.5〜15重址%程度加え
ることも出来る。なお、帯電制御剤、流動性改質剤は、
得られたトナー粒子と混合して用いてもよい。
上記付加重合性単量体1着色剤及び水等を含む混合漱の
懸濁化は、付加重合性単量体、架橋剤、重合開始剤、顔
料、染料、磁性粉及び帯電制御剤などを均一に溶解、又
は1分散せしめた単量体系を、水等の分散媒中に超音波
ホモジナイザーによシ分散懸濁せしめる。なお、この場
合に単量体、顔料など分教質の種類によっては、水等の
分散媒中に、懸濁安定剤を含有せしめ予備分散したのち
超音波ホモジナイザーによシ分散懸濁せしめてもよい。
また、本発明の如く、懸濁安定剤を省略して製造出来る
場合には、従来の懸濁安定剤の洗浄工程が省略でき、工
程が大巾に簡略化できる。超音波による粒径の調整は、
用いる超音波の周波数、出力、照射時間、系のスケール
等により適宜性なうことができる。通常、超音波処理後
の分散粒子の粒径範囲は2〜25μであるが、より好ま
しくは、2〜10μの微小粒子に分散懸濁せしめた方が
よい。次に分散慇濁液の反応容器内部を窒素置換し1通
常の攪拌を行ないながら系を昇温し、重合せしめる。重
合温度は50℃以上、一般的には70〜90℃の温度に
設定して重合を行なう。
ここで用い得る懸濁安定剤としては、公知の懸濁安定剤
例えば、ポリビニルアルコール、デンプン、メチルセル
ローズ、メチルハイドロプロピルセルローズ、エチルセ
ルローズ、ヒドロキシエチルセルローズ、カル−キシメ
チルセルローズのナトリウム塩、ポリアクリル酸および
それらの塩。
デンプン、ガムアルギン酸塩、カゼイン、リン酸三カル
シウム、メルク、硫酸バリウム、ベントナイト、水酸化
アルミニウム、水酸化第2鉄、水α化チタン、水酸化カ
ルシウム、アルミナ、コロイダルシリカ等を水性相に包
含させて使用できる。
この懸濁安定剤は連続相中で安定化する量、好ましくは
約0.1〜50重i%の範囲内で用いる。又、懸濁安定
剤の補助分散剤として、o、ooi〜0.1重i%の範
囲内の界面活性剤を使用してもよい。
これは上記懸濁安定剤の初期の作用を促進するためのも
のであり、その具体例としては、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、テトラデシル硫酸ナトリウム、ペン
タデシル硫酸ナトリウム、オクチル硫酸ナトリウム、ア
リル−アルキル−ポリエーテルスルホン酸ナトリウム、
オレイン酸ナトリウム、2ウリン酸ナトリウム、カプリ
ン酸ナトリウム、カプリル酸ナトリウム、カプロン酸ナ
トリウム、ステアリン酸カリウム、オレイン酸カルシウ
ム、3.3−ジスルホンジフェニル尿$−4,4−ジア
ゾ−ビス−アミノ−8−ナフトール−6−スルホン酸ナ
トリウム、オルト−カルボキシベンゼン−アゾ−ジメチ
ルアニリン、2.2.5.5−テトラメチル−トリフェ
ニルメタン−4,4−ジアゾ−ビス−β−ナフトールジ
スルホン酸ナトリウム、その他を挙げることができる。
また、水に易溶性のモノマーは水中で乳化重合を同時に
おこし、できた忠濁重合物を小さな乳化重合粒子で汚す
ので水溶性の重合禁止剤、例えば金属塩等を加えて水相
での乳化重合を防ぐこともできる。又、媒体の粘度をま
して、粒子の合一を防ぐために、水にグリセリン、グリ
コールなどを添加することもよい。又、易溶性モノマー
の水への溶解度減少のためにNaCL、KCt−Na2
5o4などの塩類を用いることも可能である。
また、本発明に利用される超音波は、通常の市販されて
いる超音波発生装置によυ発掘されるが、周波数として
は10〜50 kHzのものが用いられ、その発生方法
としては電気的、駆動方法による圧電型、′e、わい型
、磁わい型、電磁滉のいずれも用いられ、機械的なもの
では各揺ジェット音源によるものが用いられる。超音波
ホモジナイザーの設置方法としては、原料仕込経路に設
置する方法或いは反応容器に設置する方法のいずれを用
いてもよい。これらの超音波ホモジナイザーの照射量は
単位処理容量・時間当シの照射量(W/L/HR)で表
わされる。その照射量としては、0.05〜50、好ま
しくは0.1〜30 (W/A/HR)であり、0.0
5未満では分散された粒径は25μ以上となシ微細化の
効果が少なく、また逆に50を超えると照射しても粒径
は1〜2μ以下になりにくく非常に照射効果が低減する
尚、付加重合性単量体、着色剤等の分散は水に予備分散
してから超音波分散しても、直接超音波ホモジナイザー
で一挙に分散してもよい。重合開始剤、連鎖移動剤及び
その他の添加剤は水と一緒に分散して超音波ホモノナイ
ザー処理に付してもよいし、別に直接反応容器に送入し
て重合を行なりてもよい。また1反応容器へ反応中に後
添加する単量体類は懸濁安定剤および水の存在下に超音
波ホモジナイザー処理した後に添加することが好ましい
。また1反応容器内の懸濁液をより安定化させるために
、重合反応途中に1反応容器と超音波ホモジナイザーと
の間を循環させ、超音波処理してポリマーの凝集を防止
することも出来る。なお、この方法によシ、粒径分布の
エシシャーグな製品を得る事が可能となる。
本発明を実施する重合方法としては、回分式、連続式の
いづれも可能で1回分式の場合超音波処理を行なった付
加重合性単量体等への分散液を反応缶に一時に仕込んで
もよく、または懸濁安定剤を後添加しながら反応を行な
っても良い。また、連続式の場合、超音波分散処理を行
ないながら直接第1反応機に送入しても良く、複数の反
応機を用いる場合には、第2反応機以後へ分割添加して
も良い。重合温度は50℃以上、−役的には70〜90
℃の温度に設定して重合を行なう。反応終了後、生成し
たトナー粒子を洗浄、濾過、デカンテーション、遠心分
離等の如き適当な方法により回収し、乾燥する。
〔実施例〕
次に実施例を示して本発明を更に詳述する。
なお、実施例および比較例中の部はNm部を表わす。
実施例−1 スチレン80部、ブチルアクリレ−) 13部、メチル
メタアクリレート7部、ジビニルベンゼン1部、エル7
テツクス8(キャ2ット社製カーゴングラック)5部、
ビスコール5sop(三洋化成製ポリグロビレンワック
ス)4部、メントロンS−34(オリエント化学製帯電
制御剤)2部、アゾビスイソブチロニトリル2部、ドデ
シルメルカプタン1部をビーカー中にて、よく攪拌しな
がら1日本精機製超音波ホモジナイザーRUS−600
(600W周波数20 kHz )にて分散させ、別に
/4’ドル式攪拌翼を設置した別容器にイオン交換水5
00部を仕込み、これに上記重合性混合物を投入し、分
散懸濁させた。これを再び3 J/minの流速下、上
記ホモジナイザーを用いて3.3W/l/HRの条件で
超音波処理しながら、/4ドル式攪拌翼を設置した反応
容器に仕込んだ。反応容器内部を窒素2換し、直ちに8
0℃迄昇温し重合を行なった。通常の懸濁重合の終点6
1認の手段によシ約5時間で重合を完結させた。その後
、生成トナーの濾過乾燥を行ない、トナーの原粉末を得
た。得られたトナーの体積平均粒子径は5μ、個数平均
粒子径は4μであり、3μ〜7μの範囲の粒子が体積で
70%含有されてお)、分級操作は不要であった。得ら
れたトナーのワーデルの実用球形度は0.98であった
このトナー30部を日本鉄粉製鉄粉キャリヤーEFV 
200/3001000部と混合して現イ′粟剤を贋整
し、プローオフ帯電量測定装置を用いてトナーの帯電量
を測定したところ、−38μc、/grであった。この
現像剤を東芝製複写機レオドライ35o4を用いて現像
試験したところ、解像力、階潤性、ベタ部の緻密性が極
めて良好でカプリやカプリも無く、従来になく高品位の
画像が得られた。又、35℃、85%RHO高湿環境下
でも帯電量は一36μa、/gr画質の変化も無く、良
好な特性を示した。又、10000枚の連続複写試験の
結果もクリーニング性が良好で画質の変化は殆んど燕か
った。
実施例−2 スチレン80部、ブチルアクリレート13 部、メチル
メタアクリレート7部、ジビニルベンゼン1部、エル7
テツクス8(キャがット社製カーボンブラック)5部、
ビスコール550P (三洋化成製ポリフロピレンワッ
クス)4g、&ントロンS−34(オリエント化学製帯
電制御剤)2部、アゾビスイソブチロニトリル2部、ド
デシルメルカプタン1部をビーカー中にて、よく攪拌し
ながら、日本精機製超音波ホモジナイザーRUS−60
0(600W。
周波数20 kHz )にて分散させ、別にパドル式攪
拌翼を設置した別容器にイオン交換水500部を仕込み
、これに上記重合性混合物を投入し、分散懸濁させた。
これを再び3 t/minの流速下、上記ホモジナイザ
ーを用いて3.3 W/4/HRの条件で超音波処理し
ながら、容器容量に対して5 W/lの能力を有する超
音波ホモジナイザーとパドル式攪拌翼を設置した反応容
器に仕込んだ。反応容器内部を窒累置換し、直ちに80
℃迄昇温し重合を行なった。
30分nきに反応系内の分散状態を維持するために10
分間づつ超音波を照射した31通常の懸濁重合の終点F
a a2の手段によシ、約5時間で重合を完結させた。
その後、生成トナーの濾過乾燥を行ない、トナーの原粉
末を得た。得られたトナーの体積平均粒子径は5μ、個
数平均粒子径は4μであり、3μ〜7μの範囲の粒子が
体積で80%含有されており、分級操作は不要であった
。得られたトナーのワーデルの実用球形度は0.98で
あった。
このトナー30部を日本鉄粉製鉄粉キャリヤーEFV 
200/3001000部を混合して現像剤を調整し、
ブローオフ帯電量測定装置を用いてトナーの帯電iを測
定したところ、−35μa、/grであった。この現像
剤を東芝製複写機レオドライ 3504を用いて現像試
験したところ、解像力、1階調性、ベタ部の緻密性が極
めて良好でカプリやカブリも無く、従来になく高品位の
画像が得られた。又、35℃。
85%RHの高湿環境下でも帯NMkは一33μc、/
gr。
画質の変化も無く、良好な特性を示した。又、1ooo
o枚の連続複写試1験の結果もクリーニング性が良好で
画質の変化は殆んど無かった。
実施例−3 スチレン52部、2−エチルへキシルメタクリレート8
部、エチレングリコールジメタアクリレート1部、マグ
ネタイトBL−500(チタン工業製)40部、ビスコ
ール550P  (三洋化成製ポリノロピレンワックス
)4部、ゼントロンS−34(オリエント化学帯電制御
剤)2部、アゾビスイソブチロニトリル2部をビーカー
中にて、よく攪拌しながら、日本精機製超音波ホモジナ
イザーRUS−600(600W、周波数20 kHz
 )にて分散させた。
別にパドル式攪拌翼を設置した別容器にイオン交換水5
00部と、コロイダルシリカ アエロジル200(日本
アエロジル製)30部と、ヒドロキシエチルセルロース
AG−15(フジケミカル展)2部を仕込み攪拌分散さ
せた中へ、上記重合性混合物を投入し、分散懸濁させた
。これを再び34部mlnの流速下、上記ホモジナイザ
ーを用いて3.3W/2/HRの条件で超音波処理しな
がら、・卆ドル式攪拌翼を設置した反応容器に仕込んだ
。反応容器内部を窒素置換し、直ちに80℃迄昇温し重
合を行なった。通常の懸濁重合の終点確認の手段によシ
約5時間で重合を完結させた。室温に冷却後、脱水洗浄
を繰シ返して、乾燥しトナーの原粉末を得た。得られた
トナーの体積平均粒子径は6μ1個数平均粒子径は46
6μであシ、4μ〜8μの範囲の粒子は体積で73%含
有されておシ、分級操作は不要であった。ワーデルの球
形度は0.97であった。このトナーをキャノン製複写
機NP−400REによって画出しを行なったところ、
解任力が極めてすぐれ、カスレ、カプリの無い鮮明な画
像が得られた。
比較例−1 スチレン80部、ブチルアクリレ−) 13部、メチル
メタアクリレート7部、ジビニルベンゼン1部、アゾビ
スイソブチロニトリル2部、ドデシルメルカプタン1部
、リン酸カルシウム2部、水500部を常法の懸濁重合
を行ない共重合体を得た。前記共重合体100部とビス
コール550P 4部、?ントロンS −342部、エ
ルクテックス−8フ部とを加圧ニーグーで40分間溶融
混練し、冷却後ジェットミルで粉砕した。分級操作によ
って体積平均粒子径10μで8μから12μの範囲の粒
子が65%である不定形の比較トナーAと体積平均粒子
径5.5μで3,5から7.5μの範囲の粒子が体積で
78%である不定形の比較トナーBを得た。
比較例−2 実施例1と同じ配合で、ビーカー中にてよく攪拌分散さ
せた重合性混合物を準備し、別にTKホモミキサー(特
殊工業株式会社裏)を設置した反応容器にリン酸カルシ
ウム2部とイオン交換水500部を仕込み4.00 O
rpmで分散させている中へ、上記重合性混合物を分散
を濁させた。これに窒素ガスを吹き込みながら、80℃
に昇温しで30分間。
4000rpmで攪拌した。その後通常のパドル攪拌翼
で攪拌して約5時間で反応を完結させた。実施例1と同
様の後処理工程を経て、得られたものは体積平均粒径が
13μ1個数平均粒径が4μと粒度分布はブロードであ
った。これを分級操作して、体積平均粒径が13,5μ
のCトナーと体積平均粒径が5.8μのDトナーを得た
実施例1,2及び比較例1,2のトナーA、B。
C,Dの特性及び現像試験結果を表−1に示した。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、得られるトナーが粉砕すること
なく微粒子となシ、しかも流動性及び耐電性に優れ、更
に現像に用いた場合画質の優れた複写物を与えることが
できる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応容器への原料仕込経路或いは反応容器の中で
    付加重合性単量体、着色剤及び水を含む混合液に、周波
    数が10〜50kHzの超音波ホモジナイザーを用いて
    、単位処理容量・時間当り0.05〜50(W/l/H
    R)の照射量で超音波を照射したのち、懸濁重合するこ
    とを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造法。
  2. (2)反応容器内に設置した超音波ホモジナイザーを使
    用して重合中に、連続的或いは間欠的に超音波を照射す
    ることにより、凝集防止効果をもたせて懸濁重合するこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の静電荷像
    現像用トナーの製造法。
  3. (3)混合液が懸濁安定剤を含有する特許請求の範囲第
    1項並びに第2項記載の静電荷像現像用トナーの製造法
JP61190057A 1986-08-04 1986-08-13 静電荷像現像用トナ−の製造法 Pending JPS6346474A (ja)

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EP87111252A EP0255716B1 (en) 1986-08-04 1987-08-04 Process of producing toners for developing electrostatic images and the said toners
DE3751943T DE3751943T2 (de) 1986-08-04 1987-08-04 Herstellungsverfahren von Tonern für die Entwicklung von elektrostatischen Bildern und derartige Toner
US07/402,405 US5002847A (en) 1986-08-04 1989-09-05 Process of producing electrophotographic toners comprises ultrasonic mixing and suspension polymerization

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009186735A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Canon Inc トナーの製造方法
JP2011105907A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Dic Corp 耐熱性ポリウレタン樹脂

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