JPS6346155Y2 - - Google Patents

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JPS6346155Y2
JPS6346155Y2 JP5695280U JP5695280U JPS6346155Y2 JP S6346155 Y2 JPS6346155 Y2 JP S6346155Y2 JP 5695280 U JP5695280 U JP 5695280U JP 5695280 U JP5695280 U JP 5695280U JP S6346155 Y2 JPS6346155 Y2 JP S6346155Y2
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JP
Japan
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cleaned
solvent
vaporized
refrigerant
cleaning device
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JP5695280U
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JPS56159181U (ja
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は洗浄装置に関し、更に詳しくは、気化
した溶剤を結露させてのち被洗浄物の表面に沿つ
て滴下させることにより被洗浄物の洗浄を行なう
洗浄装置に関するものである。
第1図は、洗浄装置の従来例の構成説明図であ
り、図中、1は枝付フラスコ、2はコルク栓、3
は溶剤(例えばフレオン)、4a,4bはヒータ、
5a,5bはヒータ用電源、6は冷却管(例えば
リービヒ冷却管)、7は冷媒入口、8は冷媒出口、
12は洗浄槽、13は洗浄槽の蓋、17は蒸留さ
れた溶剤、18は溶剤循環路、19はフイルタ、
20はモータ、21は被洗浄物、22は被洗浄物
保持具である。
上記構成からなる洗浄装置の従来例において、
枝付フラスコ1内の溶剤3はヒータ4aで加熱さ
れて気化し、冷媒が入口7から流入し出口8から
流出して冷却している冷却管6に達して冷却さ
れ、その後洗浄槽12に至り、蒸留された溶剤1
7となる。該溶剤17は、ヒータ4bにより再び
加熱されて気化し、保持具22に吊り下げられた
被洗浄物21に接触して結露し、その後被洗浄物
21の表面に沿つて滴下し、汚れを含む液滴とな
つて溶剤17のもとへ至る。而して、汚れを含む
液滴が混合した溶剤17は、モータ20によつて
溶剤循環路18内を循環し、フイルタ19で溶剤
中の汚れが除去される。
然しながら、上記従来例においては、被測定物
21の表面温度が溶剤17の露点以下でない限
り、気化した溶剤が被測定物21に接触しても結
露しないために、熱容量が小さくて表面温度が溶
剤の露点に容易に達しやすい被洗浄物の場合は上
述のような洗浄ができないという欠点があつた。
本考案は、かかる欠点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、熱容量の小さい被測定物の場
合でも気化した溶剤を結露させてのち被洗浄物の
表面に沿つて滴下することにより、被洗浄物の洗
浄を効果的に行なうことのできる洗浄装置を提供
するにある。
本考案の特徴は、蒸留された溶剤を気化し結露
させてのち被洗浄物の表面に沿つて滴下すること
により被洗浄物の洗浄を行なう洗浄装置におい
て、冷媒により所定温度迄冷却されており気化さ
れた溶剤を結露せしめる結露体と、該結露体の下
側に位置し結露体と協働して被洗浄物を保持する
保持板を有する被洗浄物保持器を駆使し、熱容量
の小さい被洗浄物をも効果的に洗浄するにある。
以下、本考案について図を用いて詳しく説明す
る。第2図は、本考案の実施例の構成説明図であ
り、図中、9は金属製の冷却器、10,11は接
続チユーブ(例えばテフロンフレキシブルチユー
ブ)、14は被測定物保持器、15は冷媒入口、
16は冷媒出口である。なお、第2図において、
第1図と同一記号は同一意味をもたせて使用し、
ここでの説明は省略する。また、第3図は、被測
定物保持器14の拡大された断面図であり、図
中、23は一側表面にW字形の溝を有する結露
体、24は一側表面にV字形の溝を有すると共に
結露体23の下側に位置し結露体23と協働して
被洗浄物27を保持し且つ気化した溶剤を容易に
通過させる保持板、25は側板、26は冷媒が流
れるパイプ、27は電気機器部品(例えばプリン
ト基板)もしくは機械部品(例えば水晶振動子の
基板)でなる被洗浄物である。また、この被洗浄
物27は、プラスチツク材料や金属材料などでな
り、熱容量は大小さまざまである。被洗浄物27
の形状は一般に板状であることが多く、被洗浄物
27の大きさは、たて数+cm、よこ数cm、厚さ数
mm程度の大きさであることが多い。また、結露体
23の一側表面にW字形の溝が設けられているの
は、W字形の中央部を形成している小さな溝で被
洗浄物27の一端を保持すると共にW字形の両翼
部分を形成している2つの斜面で気体状態の溶剤
を効率よく結露させるためである。更に、保持板
24の一側表面にV字形の溝が設けられているの
は、該溝で被洗浄物27の他端を保持するためで
ある。また、保持板24は気化した溶剤を容易に
通過させるような構造(例えば籠のように隙間の
多い構造)となつており、第3図の保持板24に
付した縦縞は気化した溶剤が第3図の高さ方向に
容易に通過させられるような構造であることを表
わしている。なお、結露体23は、上記一実施例
に限定されるものではなく、気化した溶剤が結露
しやすく且つ被測定物を保持できる構成の範囲内
で種々の変形は可能である。
上記構成からなる本考案の実施例において、枝
付フラスコ1内の溶剤3は、ヒータ4aで加熱さ
れて気化し冷媒が入口7から流入し出口8から流
出している冷却管9に接続パイプを通つて流入し
て冷却され、その後接続パイプ11を通つて洗浄
槽12に至り蒸留された溶剤17となる。該溶剤
17は、ヒータ4bにより再び加熱されて気化す
るが、冷媒が入口15から流入し出口16から流
出することにより所定温度迄冷却されている保持
器14において、第3図に示した結露体23に接
触して結露し、その後被洗浄物27に沿つて流れ
落ち被洗浄物27の表面を洗浄する。而して、被
洗浄物27を洗浄して汚れを含んだ液滴は、第2
図に示した溶剤17のもとに滴下して戻り、その
後ヒータ20によつて溶剤循環路18内を循環し
フイルタ19で汚れが除去される。
以上、詳しく説明したような本考案の実施例に
よれば、気化した溶剤が冷媒で所定温度迄冷却さ
れた結露体で結露するために、熱容量の小さい被
測定物の場合でも気化した溶剤の結露および滴下
により被測定物の表面を洗浄することができる。
また、従来の洗浄装置で洗浄可能な熱容量の大き
い被測定物の場合でも、本考案の実施例によれば
被洗浄物の表面に直接結露させる必要がないた
め、洗浄時間に拘束されず十分な洗浄ができると
いう利点も有する。更に、本考案の実施例によれ
ば、従来の洗浄装置による洗浄に比して気化した
溶剤の結露および滴下がスムーズに行なわれるた
めに、被測定物を短時間でより効果的に洗浄する
ことができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の洗浄装置の構成説明図、第2図
は本考案の実施例の構成説明図、第3図は本考案
に係る被測定物保持器の断面図である。 1……枝付フラスコ、3……溶剤、4a,4b
……ヒータ、6,9……冷却管、12……洗浄
槽、14……被測定物保持器、17……蒸留され
た溶剤、21,27……被洗浄物、23……結露
体、24……保持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気化された溶剤を被洗浄物保持器内で結露させ
    てのち被洗浄物の表面に沿つて滴下させることに
    より前記被洗浄物の洗浄を行なう洗浄装置におい
    て、内部に冷媒通過用のパイプが設けられ該パイ
    プ内を通過する冷媒によつて所定温度まで冷却さ
    れて前記気化された溶剤を結露せしめると共に一
    側表面にW字形の溝を有する結露体と、前記気化
    された溶剤を通過させると共に一側表面にV字形
    の溝を有し前記結露体と協同して被洗浄物を保持
    する保持板とで前記被洗浄物保持器を構成するこ
    とを特徴とする洗浄装置。
JP5695280U 1980-04-25 1980-04-25 Expired JPS6346155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5695280U JPS6346155Y2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25

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JP5695280U JPS6346155Y2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56159181U JPS56159181U (ja) 1981-11-27
JPS6346155Y2 true JPS6346155Y2 (ja) 1988-12-01

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ID=29651472

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JP5695280U Expired JPS6346155Y2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25

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JPS56159181U (ja) 1981-11-27

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