JPS6344517Y2 - - Google Patents

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JPS6344517Y2
JPS6344517Y2 JP10688380U JP10688380U JPS6344517Y2 JP S6344517 Y2 JPS6344517 Y2 JP S6344517Y2 JP 10688380 U JP10688380 U JP 10688380U JP 10688380 U JP10688380 U JP 10688380U JP S6344517 Y2 JPS6344517 Y2 JP S6344517Y2
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JP10688380U
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来、集合煙突は、コンクリートブロツクを積
層して形成した外枠の空洞内に、複数の陶管をそ
の端面を突き合せて積み重ねて中袋管とし、その
中袋管と外枠との間にモルタルを充填して構築す
るが、陶管は全域が管軸に直角な単純な平面をな
す端面同士を突き合せているだけであるため、モ
ルタルの充填のときにその端面が前後左右にずれ
てしまい、煙道が真直ぐに形成できなくなるとい
う欠点があつた。
本考案は従来の上記欠点に鑑み、管体の両開口
端部それぞれに噛合凸部と噛合凹部を交互に設け
ておき、その複数本を噛合凸部と噛合凹部とで噛
み合せることにより中袋管を形成し、上記欠点の
ない集合煙突を提供しようとするものである。
以下には図示の実施例について説明する。
第1の実施例の中袋管の陶管A1,A2は、それ
ぞれ所要長さの周壁よりなる断面円形の素焼の管
体の両開口端部を4等分し、かつこれら各部を交
互に噛合凸部1と噛合凹部2とし、その噛合凸部
1,1の外端面4,4と噛合凹部2,2の内底面
5,5はそれぞれ周壁の内周と外周にわたつて形
成され、かつ管軸線に直交する互いに平行な平面
に位置している。また上記噛合凸部1と噛合凹部
2の境界面6は周壁の内周と外周にわたつて形成
され、かつ開口端部を4等分する各直径線上に位
置するとともに、一方(第2図左方)の開口端部
の噛合凸部1,1に他方(同図右方)の噛合凹部
2,2が、一方の開口端部の噛合凹部2,2に他
方の開口端部の噛合凸部1,1が対応する関係に
設定しているものである。
上記の陶管A1,A2は第1,2図に示すように、
両者の開口端部の噛合凸部1と噛合凹部2を噛み
合せることにより接続できるもので、その噛み合
せた噛合凸部1と噛合凹部2の両部分の外周に鉄
線3を掛け回して緊締し、以下同じ要領で所要本
数の陶管を接続することにより集合煙突の中袋管
を構築できる。この中袋管の各陶管は互いの噛合
凸部1と噛合凹部2が合計8個噛み合い、かつ8
個の境界面6が開口端を4等分する直径線上であ
たかもテーパー状に接合しているので、管軸線に
直交する面においていずれの方向にもずれるおそ
れがなく、さらに該噛合部分を鉄線3で緊締して
いるので前後方向(管軸線方向)にもずれるおそ
れがない。
集合煙突は、上記の中袋管を、第2図に示すよ
うに、コンクリートブロツクで形成した外枠8の
空洞内において陶管を積み重ねて形成しつつ、そ
の陶管と外枠8との間にモルタル9を充填するこ
とにより構築するものである。この場合管内の結
露による凍害を防止するため陶管には釉薬を施し
ておくとよいこと明らかである。
上記のモルタルを充填する際において、陶管
は、相互が噛合凸部1と噛合凹部2とを噛み合
せ、かつ該部を鉄線3で緊締しているので、両開
口端部がずれて煙道が曲がるおそれがなく、した
がつてモルタルを充分に突き固めることができ
る。
次に第2の実施例の中袋管を陶管A3,A4は、
両開口端部を8等分し、かつこれら各部を前記陶
管A1,A2の場合と同じ要領で噛合凸部1′と噛合
凹部2′としているもので、該部1′,2′の個数
が陶管A1,A2のそれと相違するがその他の構成
は同じである。符号6′は境界面を表す。
なお、陶管の開口端部は、上記両実施例のほ
か、6等分あるいは12等分等4個以上の偶数個に
等分して噛合凸部と凹部を形成してもよい。
以上述べたところから明らかなように、本考案
によれば、中袋管を構成する各陶管の開口端部に
形成された偶数個の噛合凸部と噛合凹部とが互い
に噛合し、それらの境界面同士が開口端を等分す
る直径線上であたかもテーパー状に接合し、かつ
その噛み合せ部分の外周を鉄線で緊締しているの
で、管軸線に直交する面においていずれの方向に
も、また互いを離隔する方向にもその開口端部を
ずらすおそれがない。
特に、中袋管と外枠との間にモルタル等の充填
物を充填するときに、各管体の軸線を不一致に
し、煙道を曲げてしまうことがないものである。
なお、陶管は噛合凸部の外端面、噛合凹部の内
底面及び境界面はいずれも周壁の内周と外周にわ
たり全て平坦な面をなしているから、その製造に
際し引抜成型された管体の開口端部の噛合凹部に
対応する部分をピアノ線を使用して切除する従来
公知の簡単な操作により成型できるので作業能率
がよい。
【図面の簡単な説明】
図面第1,2図は本考案の第1の実施例を示す
もので、第1図は構築状態の斜視図、第2図は中
袋管の側面図、第3図は中袋管の他の例の側面図
である。 1,1′……噛合凸部、2,2′……噛合凹部、
4……外端面、5……内底面、6,6′……境界
面、A1〜A4……陶管、8……外枠、9……モル
タル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要長さの周壁よりなる断面円形の管体の両開
    口端部をそれぞれ4個以上の偶数個に等分し、こ
    れら等分した各部を交互に噛合凸部と噛合凹部に
    形成するとともに、上記噛合凸部の外端面と上記
    噛合凹部の内底面を、それぞれ周壁の内周と外周
    にわたつてかつ管軸線に直交する互いに平行な平
    面に位置させ、またそれら噛合凸部と噛合凹部の
    境界面を周壁の内周と外周にわたつてかつ開口端
    部を等分する各直径線上に位置させてなる陶管の
    複数本を、互いの噛合凸部と噛合凹部を噛み合せ
    ることにより順次接続し、かつその噛み合せ部分
    の外周を鉄線で緊締した中袋管を、コンクリート
    ブロツク等で形成した外枠内に起立するととも
    に、これら中袋管と外枠との間にモルタル等の充
    填物を充填してなることを特徴とする集合煙突。
JP10688380U 1980-07-30 1980-07-30 Expired JPS6344517Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10688380U JPS6344517Y2 (ja) 1980-07-30 1980-07-30

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JP10688380U JPS6344517Y2 (ja) 1980-07-30 1980-07-30

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Publication Number Publication Date
JPS5730492U JPS5730492U (ja) 1982-02-17
JPS6344517Y2 true JPS6344517Y2 (ja) 1988-11-18

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ID=29468228

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JP10688380U Expired JPS6344517Y2 (ja) 1980-07-30 1980-07-30

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JPS5730492U (ja) 1982-02-17

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