JPS6342125B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6342125B2
JPS6342125B2 JP24690684A JP24690684A JPS6342125B2 JP S6342125 B2 JPS6342125 B2 JP S6342125B2 JP 24690684 A JP24690684 A JP 24690684A JP 24690684 A JP24690684 A JP 24690684A JP S6342125 B2 JPS6342125 B2 JP S6342125B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
fasteners
fastener
adhesive
self
Prior art date
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Expired
Application number
JP24690684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61124713A (ja
Inventor
Atsushi Masago
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP24690684A priority Critical patent/JPS61124713A/ja
Priority to US06/765,523 priority patent/US4664733A/en
Priority to DE19853529198 priority patent/DE3529198A1/de
Priority to FR8512909A priority patent/FR2573331B1/fr
Publication of JPS61124713A publication Critical patent/JPS61124713A/ja
Publication of JPS6342125B2 publication Critical patent/JPS6342125B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、軸部先端に突き差し鋭部を有し基端
に頭部を有するような多数本のフアスナを各フア
スナが互いに平行を成すように配列連結された連
結フアスナに関するものである。
(背景技術とその問題点) 多数本のフアスナ例えば釘又はステープルの如
きものを平面上で軸部が互いに平行をなすように
配列連結した連結フアスナにおいて、この連結の
手段としてプラスチツクの接着剤が一般的に用い
られている。そしてこれらの連結フアスナは、連
結状態で釘打機等に装填され、打撃用ドライバに
よつて先頭の一本が連結体から切離されて打ち出
されるようにされている。
従つて打撃ドライバは、フアスナを目的別に打
ち込む能力の他に連結体であるプラスチツクの接
着剤層を切断するための能力を要求される。一般
的にはこの接着剤層は硬く連結力が大であるため
にこれを切断する能力がかなり大きなものが必要
となり釘打機の大きさが大きくなる欠点を有して
いる。
又、接着剤の種類によつては、硬化した接着剤
層の表面が自着性を有するために製造工程又は包
装容器内において連結フアスナ同志が貼りついて
しまい容器や装置からの取り出しの妨げとなる欠
点を有している。
(発明の目的) 本発明は上記従来の実情に鑑み提案したもので
あり、信頼性の高い連結状態が得られるととも
に、フアスナ打込時の打込みフアスナをフアスナ
連結群との切り離しが容易にできる連結フアスナ
を提供しようとすることを目的とするものであ
る。さらに本発明は多数のフアスナを連結する接
着層が高接着性を有する反面他の連結フアスナ等
と不用意に接合することがなく、安定した接着状
態を実現しようとすることを目的とするものであ
る。
(発明の概要) 本発明は多数本のフアスナが互いに平行し且つ
隣接するフアスナの軸方向高さ位置が順次階段状
に変位するように配列連結されたものにおいて、
上記隣接する各フアスナ間を熱可塑性樹脂より成
る第一の層により接着連結するとともに、上記第
一の層の外表面を非自着性樹脂より成る第二の層
により被覆するようにしたことを特徴とするもの
であり、特に斜め連結フアスナを構成する個々の
各フアスナ間の接着結合は接着層の主に第一の層
により実現し、伸展性や自着力に富むこの第一の
層を介して他の連結フアスナ等との不用意な接着
を防止するために非自着性の第二の層により上記
第一の層の外表面を覆うようにしたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を各図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の連結フアスナの一例を示す外
観斜視図であり、第2図は第1図の一部拡大横断
面図、第3図は他の例を示す第2図の一部拡大横
断面図、第4図はさらに他の例を示す第2図の一
部拡大横断面図である。
先ず、第1図から明らかなように、連結フアス
ナ1は、多数本のフアスナ2が互に平行を成すよ
うに並列されるとともに、これら各フアスナ2は
隣接するフアスナ2が順次軸方向高さ位置が階段
状にズレるように配列されている。なお、各フア
スナ2は図示の場合、軸部20の先端に突き差し
鋭部21が突設されるとともに基端には頭部22
が前記軸部20の左右方向に突出するように膨出
形成されている。
そしてこのような各フアスナ2は、互に隣接す
るフアスナ2,2間は上記頭部22及び軸部20
の一側面において当接され、また、各フアスナ
は、順次高さ位置がズレた状態に斜め配列されて
いる。
また、上記連結フアスナ1の各フアスナ2は、
第2図から明らかなように、上述の如く配列され
たフアスナ群の外周より接着層23が塗布され、
これにより全体のフアスナ2が一連に連結されて
いる。なお、上記接着層23は各フアスナ2の外
表面に塗布される第一の層24と、この層24の
さらに外表面に被着される第二の層25の二層部
分から成つている。
そして、上記第一の層24は熱可塑性樹脂、た
とえばニトリルゴム系樹脂等により形成され、上
記第二の層25は非自着性物、たとえばニトロセ
ルロース系樹脂等により形成されている。
なお、ここで前記各フアスナ2の断面形状を更
に詳細すると、断面円形状の線材等の基材を切断
及びプレス加工して左右両側面26,27を面取
り状とし、前後両側面28,29は基材の円形膨
出形状のままとしておき、この前後両側面28,
29部分で隣接する各フアスナ同志が当接されて
いる。したがつて、連結フアスナ1の各フアスナ
2,2間の両側には両側の各軸部20,20の円
形膨出部により囲まれた断面V字状の長溝30が
軸方向に延在しており、前記接着層23もこれら
各長溝30に倣つてV字状の長溝30Aが形成さ
れている。
そして、上記接着層23は熱可塑性樹脂により
形成される第一の層24は加熱することにより可
塑化し、自着性及び伸展性に秀れ各フアスナ2間
を確実に接着連結する。しかし、この第一の層2
4が直接外表面に臨み、他の連結フアスナやマガ
ジン内壁等に触れると上記自着性及び伸展性を有
するためこれらと不用意に附着してしまう虞れが
ある。しかし、本発明の接着層23の構成では、
上記第一の層24の外表面を非自着性のもの、た
とえばニトロセルロース系樹脂等から成る第二の
層25を覆つているので上記不用意な附着の発生
を防止することができる。なお、この第二の層2
5を上述の実施例の如くニトロセルロース系樹脂
の如き強い層として形成した場合には、フアスナ
打込み時に打込みフアスナを他のフアスナ連結群
から切り離すために大きな力が必要となり、フア
スナの軸部寸法が細径のもの等の場合にはフアス
ナを変形させてしまう虞れがあり、正確な打込み
を行なう上での支障となることもある。
そこで、前記接着層23を第3図又は第4図の
他の実施例の如く形成しておけば、上記問題の発
生は容易に回避できる。
すなわち、第3図に示す実施例は、接着層23
の第二の層25の各フアスナ2,2間に位置する
V字状長溝30A部分にクラツク31等による脆
弱な部分を形成しておけば、該部分より容易に切
り離すことができる。
また、第4図に示す実施例は、接着層23の第
一の層24は上記第2図及び第3図の各実施例に
おけるのと同様に形成しておくが、第二の層25
についてはこの第一の層24の全外表面を覆うこ
となく、第一の層24のV字状の長溝30Aに対
応する部分はそのままとし、このV字状の長溝3
0A,30A間に位置する第一の層24の外表面
部分24A、すなわち第一の層24の前記各フア
スナ2の左右両側面26,27に対応する膨出部
分にのみ被着形成するようにしたものである。こ
のように形成すれば、各フアスナ2,2間は第一
の層24のみにより接着層23が形成されている
ので該部分は脆弱となる。また、第二の層25は
第一の層24の外方への膨出部分、すなわち他の
連結フアスナ等と当接しやすい部分を十分に被覆
しているので、不用意な附着等の発生を十分に回
避できる。
(発明の効果) 本発明においては、上記各フアスナ間を連結固
定するために塗布される接着層は、熱可塑性樹脂
により形成される第一の層と、この第一の層の外
表面を覆うように塗布される非自着性物よりなる
第二の層の二層構造となつているため、熱可塑性
樹脂より成る第一の層が連結フアスナ体の表面に
露出することがなく、従つて包装容器内及び釘打
機等のフアスナ収容マガジン内での連結フアスナ
体同志が粘着して、連結フアスナの容器からの取
り出しを害する恐れがなくなるものである。又、
連結フアスナの各フアスナ軸間には脆弱層が配設
されているため図示しない釘打機によりフアスナ
の打込みを行なうときに各フアスナ間を容易に分
離することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は連結フアスナの外観斜視図、第2図は
第1図の一部拡大横断面図、第3図は他の例を示
す第2図の一部拡大横断面図、第4図はさらに他
の例を示す第2図の一部拡大横断面図である。 1……連結フアスナ、2……フアスナ、20…
…軸部、21……突き差し鋭部、22……頭部、
23……接着層、24……第一の層、25……第
二の層、30……長溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多数本のフアスナが互いに平行し且つ隣接す
    るフアスナの軸方向高さ位置が順次階段状に変位
    するように配列連結されたものに於いて、上記隣
    接する各フアスナ間を熱可塑性樹脂より成る第一
    の層により接着連結するとともに、上記第一の層
    の外表面を非自着性樹脂より成る第二の層により
    被着するようにしたことを特徴とする連結フアス
    ナ。
JP24690684A 1984-11-21 1984-11-21 連結フアスナ Granted JPS61124713A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24690684A JPS61124713A (ja) 1984-11-21 1984-11-21 連結フアスナ
US06/765,523 US4664733A (en) 1984-11-21 1985-08-14 Method of manufacturing cohered fasteners
DE19853529198 DE3529198A1 (de) 1984-11-21 1985-08-14 Zusammenhaengende befestigungselemente sowie verfahren und vorrichtung zu deren herstellung
FR8512909A FR2573331B1 (fr) 1984-11-21 1985-08-29 Elements de fixation reunis les uns aux autres et procede et appareil pour les fabriquer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24690684A JPS61124713A (ja) 1984-11-21 1984-11-21 連結フアスナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61124713A JPS61124713A (ja) 1986-06-12
JPS6342125B2 true JPS6342125B2 (ja) 1988-08-22

Family

ID=17155503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24690684A Granted JPS61124713A (ja) 1984-11-21 1984-11-21 連結フアスナ

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JP (1) JPS61124713A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4837963B2 (ja) * 2005-09-20 2011-12-14 濱中ナット株式会社 ねじの弛み止め構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61124713A (ja) 1986-06-12

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