JPS6339941Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6339941Y2 JPS6339941Y2 JP1982122680U JP12268082U JPS6339941Y2 JP S6339941 Y2 JPS6339941 Y2 JP S6339941Y2 JP 1982122680 U JP1982122680 U JP 1982122680U JP 12268082 U JP12268082 U JP 12268082U JP S6339941 Y2 JPS6339941 Y2 JP S6339941Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- fixing member
- core
- rotary transformer
- insulating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 16
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Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、組立作業性を改善するためになされ
たロータリートランスに関するものである。
たロータリートランスに関するものである。
ビデオテープレコーダ（VTR）に用いられて
いる回転磁気ヘツドに対し信号電流を供給するた
めにあるいは取り出すためにはロータリートラン
スが使用される。第１図は従来一般に使用されて
いるロータリートランスの概要を示すもので、１
はモーター軸で磁気ヘツドが取り付けられた上部
シリンダー（図示せず）を回転させるためのもの
で、２はこのモーター軸１の周囲に固定されたロ
ーターで一次コイル３Ａ，３Ｂを備えており、４
は回転しない下部シリンダー５の内側に固定され
たステーターで上記一次コイル３Ａ，３Ｂに対応
した二次コイル６Ａ，６Ｂを備えている。
いる回転磁気ヘツドに対し信号電流を供給するた
めにあるいは取り出すためにはロータリートラン
スが使用される。第１図は従来一般に使用されて
いるロータリートランスの概要を示すもので、１
はモーター軸で磁気ヘツドが取り付けられた上部
シリンダー（図示せず）を回転させるためのもの
で、２はこのモーター軸１の周囲に固定されたロ
ーターで一次コイル３Ａ，３Ｂを備えており、４
は回転しない下部シリンダー５の内側に固定され
たステーターで上記一次コイル３Ａ，３Ｂに対応
した二次コイル６Ａ，６Ｂを備えている。
以上において、磁気ヘツドの回転中は上記一次
コイル３Ａ，３Ｂと二次コイル６Ａ，６Ｂを電磁
的に結合させることにより、ローター２とステー
ター４間で信号電流の受け渡しが行われるように
構成されている。
コイル３Ａ，３Ｂと二次コイル６Ａ，６Ｂを電磁
的に結合させることにより、ローター２とステー
ター４間で信号電流の受け渡しが行われるように
構成されている。
上記ロータリートランスのローター２およびス
テーター４はコア部材の所望位置に設けられた溝
に信号電流のチヤンネル数に対応した数のコイル
がはめ込まれて接着固定される。またコイルとし
ては0.2mmφ程度の線材が用いられて通常におい
ては２〜６巻程度巻装され、ローター２とステー
ター４との巻数比は１：１，１：２，１：３等の
中から任意に選定される。
テーター４はコア部材の所望位置に設けられた溝
に信号電流のチヤンネル数に対応した数のコイル
がはめ込まれて接着固定される。またコイルとし
ては0.2mmφ程度の線材が用いられて通常におい
ては２〜６巻程度巻装され、ローター２とステー
ター４との巻数比は１：１，１：２，１：３等の
中から任意に選定される。
ところでコイルをコアの溝にはめ込む作業は巻
線機によつて行われるが、通常コイル自身の曲げ
強度が弱いために取扱いがむずかしく、例えば密
着巻きとなつているのを取扱い時に広げてしまう
ことになつた。また次工程においてコイルの接着
固定を行う場合においても、コア溝の接着面精度
に対しコイル接着面精度が一般的に悪いために、
両者を均一に接着するのは容易でなかつた。
線機によつて行われるが、通常コイル自身の曲げ
強度が弱いために取扱いがむずかしく、例えば密
着巻きとなつているのを取扱い時に広げてしまう
ことになつた。また次工程においてコイルの接着
固定を行う場合においても、コア溝の接着面精度
に対しコイル接着面精度が一般的に悪いために、
両者を均一に接着するのは容易でなかつた。
特に最近のVTRのように多機能化を目的とし
て多ヘツド化を計つてるような機種を対象とする
場合には、信号電流のチヤンネル数が増加してく
るためにその傾向は著しくなつている。
て多ヘツド化を計つてるような機種を対象とする
場合には、信号電流のチヤンネル数が増加してく
るためにその傾向は著しくなつている。
なおコイリングの後処理として浸透タイプの接
着剤を用いて注入する方式も提案されているが、
上記問題点を全面解決するには至つていない。
着剤を用いて注入する方式も提案されているが、
上記問題点を全面解決するには至つていない。
したがつて従来においては組立作業性が悪くな
るために、組立精度を低下させたり組立不良率を
増加させるような欠点が生じていた。
るために、組立精度を低下させたり組立不良率を
増加させるような欠点が生じていた。
本考案は以上の問題に対処してなされたもの
で、コア材として樹脂成分を含む磁性材料を使用
し、断面略台形状の絶縁性コイル固定部材により
コイルを一体的に固定すると共に上記コイル固定
部材を前記コアとその上辺側表面を表出させるよ
うに一体的に成形したことを要旨とするものであ
る。
で、コア材として樹脂成分を含む磁性材料を使用
し、断面略台形状の絶縁性コイル固定部材により
コイルを一体的に固定すると共に上記コイル固定
部材を前記コアとその上辺側表面を表出させるよ
うに一体的に成形したことを要旨とするものであ
る。
以下図面を参照して本考案実施例を説明する。
第２図は本考案実施例によるロータリートランス
を示す概略図で、１０は樹脂成分を含む磁性材料
からなるコア、１１はコイル、１２はコイル１１
を被覆する絶縁材料である。なお、絶縁材料１２
はコア１０の成形温度において充分耐熱性を有す
るものが使用される。１３は予め複数回巻装され
たコイル１１を一体的に固定する断面略台形状の
絶縁性コイル固定用バインダで、このバインダ１
３で一体的に固定されたコイル１１をコア１０に
インサート成形したものである。なお、バインダ
１３はコア１０の成形温度において充分耐熱性を
有するものが使用される。このようにバインダ１
３によりコイル１１を一体的に固定することで、
コア１０の成形金型への配置がより一層容易確実
となり、精度の高いロータリートランスが得られ
る。
第２図は本考案実施例によるロータリートランス
を示す概略図で、１０は樹脂成分を含む磁性材料
からなるコア、１１はコイル、１２はコイル１１
を被覆する絶縁材料である。なお、絶縁材料１２
はコア１０の成形温度において充分耐熱性を有す
るものが使用される。１３は予め複数回巻装され
たコイル１１を一体的に固定する断面略台形状の
絶縁性コイル固定用バインダで、このバインダ１
３で一体的に固定されたコイル１１をコア１０に
インサート成形したものである。なお、バインダ
１３はコア１０の成形温度において充分耐熱性を
有するものが使用される。このようにバインダ１
３によりコイル１１を一体的に固定することで、
コア１０の成形金型への配置がより一層容易確実
となり、精度の高いロータリートランスが得られ
る。
第３図はさらに本考案の別の実施例を示す概要
図で、断面略台形状の絶縁材料１２自体によりコ
イル１１を被覆すると同時にコイル１１を一体的
に固定し、それをコア１０にインサート成形した
もである。
図で、断面略台形状の絶縁材料１２自体によりコ
イル１１を被覆すると同時にコイル１１を一体的
に固定し、それをコア１０にインサート成形した
もである。
第４図はさらに本考案の別の実施例を示す概要
図で、巻回された角状コイル１１を基板１４に接
着固定し、これを断面略台形状の絶縁材料１２”
で被覆し、これをコア１０にインサート成形した
ものである。
図で、巻回された角状コイル１１を基板１４に接
着固定し、これを断面略台形状の絶縁材料１２”
で被覆し、これをコア１０にインサート成形した
ものである。
なお実施例構造においてはコイルの配置を平面
対向方式の場合について述べたが、対向方式によ
り制約を受けることはない。
対向方式の場合について述べたが、対向方式によ
り制約を受けることはない。
またコイル間にクロストーク低減のためのシヨ
ートリングを備えた構造のものに対しても同様に
適用することができる。
ートリングを備えた構造のものに対しても同様に
適用することができる。
以上説明した所から明らかなように、本考案に
よれば、断面略台形状のコイル固定部材をその上
辺側表面を表出するようにコアに固定するので、
コアへの固定の際の衝撃、振動等で脱落すること
が防止されるので、固定が安定化され、しかも組
立作業を改善することができ、従来の欠点を除去
することができる。
よれば、断面略台形状のコイル固定部材をその上
辺側表面を表出するようにコアに固定するので、
コアへの固定の際の衝撃、振動等で脱落すること
が防止されるので、固定が安定化され、しかも組
立作業を改善することができ、従来の欠点を除去
することができる。
第１図は従来のロータリートランスを示す図、
第２図は本考案の一実施例を示す図、第３図及び
第４図は本考案の別の実施例を示す図である。 １０……コア、１１……コイル、１２，１２′，
１２″……絶縁材料、１３……バインダ。
第２図は本考案の一実施例を示す図、第３図及び
第４図は本考案の別の実施例を示す図である。 １０……コア、１１……コイル、１２，１２′，
１２″……絶縁材料、１３……バインダ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 複数回巻装されたコイルと、 該コイルを一体的に固定する断面略台形状の
絶縁性コイル固定部材と、 上記コイル固定部材の上辺側表面を表出させ
て、前記コイル固定部材を一体的に成形された
樹脂成分を含む磁性材料のコアと、より構成さ
れたことを特徴とするロータリートランス。 ２ 上記コイル表面が、絶縁材で被覆されてお
り、また上記コイル固定部材は絶縁材で被覆さ
れたコイルを更に覆うバインダである実用新案
登録請求の範囲第１項記載のロータリートラン
ス。 ３ 上記コイルが、単一基板に複数巻装固定され
た角状コイルである実用新案登録請求の範囲第
１項記載のロータリートランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12268082U JPS5926214U (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | ロ−タリ−トランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12268082U JPS5926214U (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | ロ−タリ−トランス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5926214U JPS5926214U (ja) | 1984-02-18 |
| JPS6339941Y2 true JPS6339941Y2 (ja) | 1988-10-19 |
Family
ID=30280322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12268082U Granted JPS5926214U (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | ロ−タリ−トランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5926214U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7106163B2 (en) | 1998-03-27 | 2006-09-12 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Core |
| WO1999050858A1 (fr) * | 1998-03-27 | 1999-10-07 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Noyau de transformateur du type a separation |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS576218B2 (ja) * | 1970-06-10 | 1982-02-03 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS611705Y2 (ja) * | 1980-06-11 | 1986-01-21 |
-
1982
- 1982-08-11 JP JP12268082U patent/JPS5926214U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS576218B2 (ja) * | 1970-06-10 | 1982-02-03 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5926214U (ja) | 1984-02-18 |
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