JPS6337602B2 - - Google Patents

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JPS6337602B2
JPS6337602B2 JP57009223A JP922382A JPS6337602B2 JP S6337602 B2 JPS6337602 B2 JP S6337602B2 JP 57009223 A JP57009223 A JP 57009223A JP 922382 A JP922382 A JP 922382A JP S6337602 B2 JPS6337602 B2 JP S6337602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air tank
outer pipe
soil
engine
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP57009223A
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English (en)
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JPS58126702A (ja
Inventor
Akira Sasai
Junichi Shichimya
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Makita Numazu Corp
Original Assignee
Fuji Robin KK
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Publication date
Application filed by Fuji Robin KK filed Critical Fuji Robin KK
Priority to JP922382A priority Critical patent/JPS58126702A/ja
Publication of JPS58126702A publication Critical patent/JPS58126702A/ja
Publication of JPS6337602B2 publication Critical patent/JPS6337602B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、土壌中に空気を噴出して樹木の根元
部などの中耕や深耕を簡単に行なうと共に、土壌
中に酸素を供給するための噴気式土壌改良機に関
するものである。
[従来の技術] 従来、前記ような土壌改良機として、エンジン
と、このエンジンで駆動される圧縮機と、この圧
縮機で加圧された空気を蓄えるエアタンクとを備
え、このエアタンク内に対し操作弁を介して連通
するインナパイプをエアタンクの底から垂下さ
せ、かつインナパイプにアウタパイプを摺動自在
に嵌合させ、アウタパイプの先端側を土壌中に打
込んだ状態で操作弁を開いてエアタンク内の高圧
空気をアウタパイプの先端部に設けた噴気孔から
土壌中に噴出させるものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、従来のこの種の土壌改良機は、土壌中
へのアウタパイプの打込みに際し、作業者による
機体の持ち上げと、この持ち上げの解除とで、機
体のほぼ全重量をアウタパイプに加えて、このア
ウタパイプの先端側を土壌中に打込むものであつ
たため、この打込み動作に多大の労力を必要と
し、かつ打込みに時間がかかる。また、土壌中に
打込まれたアウタパイプの引抜きも作業者が機体
を持上げていたため、多大の労力を要する。さら
に、土壌中へ噴気する場所に対して土壌改良機を
搬入、搬出するにも多大の労力を要するという欠
点があつた。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、エンジンの動力を利用してアウタパ
イプを叩打するようにして、アウタパイプの先端
側の土壌中への打込みが少ない労力で容易かつ能
率的に行なえるようにし、またエンジンを駆動源
としてアウタパイプを能率よく容易に引抜けるよ
うにし、さらに車輪を用いて走行させることによ
り、噴気場所に対する搬入、搬出が少ない労力で
行なえるようにして、前述した従来のものの欠点
を解消できる噴気式土壌改良機を提供することを
目的としている。
この目的を達成するために、本発明は、走行車
輪を有する支柱側にエンジンおよびこのエンジン
で駆動される圧縮機を固定し、この圧縮機で加圧
された空気を耐圧可撓性パイプを介して蓄えるエ
アタンクを前記支柱に昇降可能に支持し、前記エ
アタンク内と操作弁を介して連通するインナパイ
プをエアタンクの底から垂下させ、インナパイプ
に先端部に噴気孔が設けられたアウタパイプを摺
動自在に嵌合させ、前記エンジンからフレキシブ
ルシヤフトを介して動力が伝達されるカム軸をエ
アタンク側に支持し、カム軸に設けたカムにアウ
タパイプを支承可能に対設し、前記アウタパイプ
にエアタンクおよびエアタンクに装着された部材
の重量を加え、かつ前記カムの回転でアウタパイ
プを下方へ叩打し、アウタパイプの先端側を土壌
中に打込んだ状態で前記操作弁を開き、エアタン
ク内の高圧空気を土壌中に噴出させるようにし、
さらに前記エンジンから動力が回転体に伝達さ
れ、この回転体の回転によるアウタパイプ引抜き
機構を設け、このアウタパイプ引抜き機構でエア
タンクおよびエアタンクに装着した部材を支柱に
対し上昇させ、アウタパイプを土壌中から引抜く
ようにしたものである。
[実施例] 以下、本発明に一実施例につき図面を参照して
説明する。
第1図、第2図において、符号1はガイドレー
ルを兼ねた左、右支柱であり、これらの上端に取
付台2が渡しかけて固定され、取付台2上には、
エンジン3および減速機4が固定され、この減速
機4を介してエンジン3に圧縮機5が固定されて
いる。第4図に示すように、エンジン3の駆動軸
301に嵌着されたピニオン402と、シヤフト
403に嵌着されたギヤ404とが減速機4のケ
ース401内で噛合されて、エンジン3の駆動に
よる駆動軸301の回転が減速されてシヤフト4
03に伝達されるようになつている。圧縮機5は
前記シヤフト403にクランク兼バランスウエイ
ト501が嵌着され、これにコンロツド502が
回転自在に嵌合されていてコンロツド502がシ
リンダ503に嵌合したピストン(図示せず)に
連結され、シヤフト403の回転がコンロツド5
02を介してピストンの往復動に変換され、これ
によつて外気がエアフイルタ504からシリンダ
503に吸入され、ここで加圧された空気が接手
505および耐圧可撓性パイプ6を経てエアタン
ク21に導入されるようになつている。
第1図、第2図、第10図、第14図に示すよ
うに、前記支柱1は断面C形に形成され、左、右
支柱1の上端部に側面L字形のハンドル兼スタン
ド9が圧縮機5と反対側に突出して固定され、こ
のスタンド9は上、下両端で左、右両側部が連結
され、また左、右支柱1の下端には前記スタンド
9と反対方向に直角に突出する平面ほぼU字形の
接地枠19が固定され、支柱1と接地枠19との
間には補強板20が固定されている。支柱1の下
端部近くには車軸受具16が固定され、車軸受具
16に車軸17を介して左、右車輪18が回転自
在に支持され、車輪18は支柱1に対し接地枠1
9と反対側に配置されている。前記エアタンク2
1は圧縮機5の下方に配置され、エアタンク21
の支柱1側面に設けた取付ボス21aに昇降体1
0の取付枠101がボルト22で固定されてい
る。前記取付枠101には上、下昇降軸102を
介して左、右ローラ103がそれぞれ装着され、
これらのローラ103が支柱1に転動可能に支持
されている。なお、昇降軸102は支柱1の対向
する通路口1aに遊挿されている。
第1図乃至第3図に示すように、前記エアタン
ク21の底には操作弁23を介してインナパイプ
25が連通されている。操作弁23は、第9図に
も示すように、弁筐231内に回転弁体232が
回転可能に支持され、この弁体232に固定した
弁軸233の弁筐231外に突出した部分に弁レ
バー234が固定され、これに突設したレバーピ
ン234aがアーム235の長孔235aに遊挿
されている。アーム235は一端部がペダル軸2
36に固定され、ペダル軸236がエアタンク2
1の下面に枢支具238で枢着され、さらにペダ
ル軸236に嵌合されてピン240で固定された
ペダル軸筒239にペダル241が固定されてい
る。前記アーム235の他端部にはばね237の
一端部が連結され、ばね237の他端部が後述す
るストローク筒26のプロテクタ262に設けた
係止具263に係止されている。
前記インナパイプ25は、その上端のフランジ
251が操作弁23の弁筐231に固定され、前
記フランジ251からインナパイプ本体252が
一体に垂下されている。インナパイプ25のフラ
ンジ251下面にはストローク筒26の上端部が
固定され、その筒体261の下端部にプロテクタ
262が一体に設けられ、プロテクタ262は筒
体261の外周から突出している。前記インナパ
イプ25にはアウタパイプ28の基端側が摺動自
在に嵌合されている。アウタパイプ28は、その
本体282の基端部がストローク筒26内に収容
された受撃体281に固定され、前記受撃体28
1とプロテクタ262との間に緩衝体27が介在
されている。アウタパイプ本体282の先端部に
はノズル29が固定され、このノズル29は周壁
に複数の噴気孔29aが開口され、これらがアウ
タパイプ本体282内と連通され、また先端側が
土壌に挿入し易いように尖つている。そして、常
時は操作弁23が閉じでおり、このため、エアタ
ンク21とインナパイプ25との連通が遮断され
ているが、ペダル241をばね237に抗して押
圧すると、ペダル軸筒239、ペダル軸236、
アーム235、弁レバー234および弁軸233
を介して弁体232が回動することにより操作弁
23が開く。このため、エアタンク21内の高圧
空気がインナパイプ25、アウタパイプ28、ノ
ズル29を経て噴気孔29aから噴出し、ペダル
241の押圧を解除すると、ばね237の復元力
で弁体232が回動復帰して操作弁23が閉じ
る。
第2図、第4図乃至第6図に示す打込み機構a
は次のように構成されている。前記減速機4のシ
ヤフト403の圧縮機5から突出した端部にフレ
キシブルシヤフト7のインナシヤフト703基端
部が嵌合固定され、フレキシブルシヤフト7のア
ウタチユーブ702基端部がジヨイント具701
に嵌合固定され、ジヨイント具701が抜止めピ
ン8などを介して減速機4のケース401と一体
の固定部材に固定されている。また、ストローク
筒26の支承部264に軸受体30が固定され、
軸受体30に操作軸33が軸支されている。操作
軸33の一端部に前記フレキシブルシヤフト7の
インナシヤフト703先端部が固定され、フレキ
シブルシヤフト7のアウタチユーブ702先端部
がジヨイント具704に嵌合固定され、ジヨイン
ト具704が中間筒31を介して前記軸受体30
の接続筒部30aに嵌合され、ジヨイント具70
4、中間筒31および接続筒部30aが抜止めピ
ン32で一体に固定されている。軸受体30のギ
ヤボツクス部30b内で操作軸33の嵌着された
傘形歯車34がカム軸36に嵌着された傘形歯車
35と噛合され、カム軸36は前記支承筒264
に軸支されている。前記カム軸36の内端部がス
トローク筒26の筒体261内に突出され、この
突出部に偏心カム36aが設けられ、このカム3
6aは、アウタパイプ28の受撃体281上に支
承可能に対設されている。
そして、エンジン3の運転中は常に減速機4の
シヤフト403からフレキシブルシヤフト7のイ
ンナシヤフト703を介して操作軸33に動力が
伝達され、この操作軸33から傘形歯車34,3
5、カム軸36を介してカム36aに動力が伝達
され、カム36aが回転される。
前記エアタンク21およびこれに装着された部
材を支柱1に対して上昇させるアウタパイプ引抜
き機構bは第1図、第2図、第6図乃至第9図、
第15図に示すように構成されている。すなわ
ち、打込み機構aの軸受体30のギヤボツクス部
30aに減速ケース部30cが固定され、減速ケ
ース部30c内に前記操作軸33の動力を減速し
て出力軸38に取出す減速機構37が内装されて
いる。前記出力軸38の減速ケース部30cから
突出した部分にスリーブ40を介して回転体であ
る巻取プーリ39が回転可能に嵌合され、出力軸
38の先端部に形成されたスプライン部38aに
はドツグクラツチ41が軸方向へ摺動可能に係合
され、巻取プーリ39と前記クラツチ41の対向
端面には、クラツチ爪39aと41aとが互に係
脱可能にそれぞれ設けられていると共に、円錐台
形コイルばね42が介挿されている。
なお、クラツチ爪39aの側面には後退角噛合
面39bが、クラツチ爪41aの側面には前進角
噛合面41bが、それぞれ形成されている。前記
減速ケース部30c上には取付座部30dが形成
され、取付座部30dにクラツチ作動機構43の
腕杆431がビス44で固定され、腕杆431に
作動ピン433が架設され、作動ピン433に作
動筒432が回動可能に嵌合され、作動筒432
にシフタ436の基端が固定され、シフタ436
の先端部が前記クラツチ41の外周面にこれの回
転を許して係合されている。前記作動筒432に
は、接続用アーム434と遮断用アーム435と
がほぼV字形をなすように固定され、接続用アー
ム434は前記ペダル軸236に固定した作動杆
24に当接可能に配置され、遮断用アーム435
は支柱1に固定された衝合体15に衝合可能に配
置されている。
第1図、第15図に示すように、一方の支柱1
の上端部に係止具12が固定され、係止具12に
架設した係止ピン13にベルト14の一端部に設
けた環状部が嵌合され、ベルト14の他端部が前
記巻取プーリ39の外周面の一部に形成した凹部
に固定され、前記ベルト14で巻取プーリ39を
介してエアタンク21およびこれに装着された部
材が支柱1に吊持され、ベルト14は巻取プーリ
39に渦巻状に巻取られるようになつている。
第1図、第11図乃至第13図に示す落下阻止
機構11は次のように構成されている。支柱1の
上部に固定された支持具111に、これに架設し
た支持ピン113を介して筒軸112が回動可能
に支持され、筒軸112には受重具114が固定
されている。受重具114には、支柱1に開口し
た窓孔1bを遊貫して先端部が支柱1内に突出さ
れ、前記ローラ103の上昇は許すが下降を阻止
するように下辺を斜辺部114bとし、上辺を受
重部114aとする直角三角形状の部分が形成さ
れ、また受重具114自体の回転を規制する規制
部114cが支柱1の外面へ当接可能に設けられ
ている。前記受重部114にはグリツプ116a
を有するレバー体116が固定され、筒軸112
にスプリング115の環状部が嵌合され、スプリ
ング115の中央突起部が受重具114の外面に
係止され、スプリング115の他端部が支柱1の
外面に衝止されている。
次に、本実施例の噴気式土壌改良機の使用につ
いて、前述したアウタパイプ引抜き機構の作動と
共に説明する。
まず、第1図に示すように、エアタンク21が
上昇限Hに近い停止位置Sに保持されている状態
で、支柱1を傾斜させて車輪18を接地させ、ハ
ンドル兼スタンド9を持つて噴気を行なう場所ま
で噴気式土壌改良機を押して行く。ここで、接地
枠19を接地させて支柱1を土壌の上に直立させ
る。この状態では、落下阻止機構11に設けた受
重具114の受重部114aで上方のローラ10
3を支持しており(第12図参照)、アウタパイ
プ28のノズル29下端が接地枠19下端よりや
や上方に位置して、エアタンク21が支柱1に保
持されて落下しない。また、巻取プーリ39にベ
ルト14が渦巻状に重ねて巻取られ、さらにクラ
ツチ爪39aと41aとの係合が外れたクラツチ
遮断状態にクラツチ41が保持されている。
この状態で、落下阻止機構11のグリツプ11
6aを持つてレバー体116をスプリング115
に抗して回動させ、受重具114の受重部114
aによるローラ103の支持を解除すると、エア
タンク21およびこれに装着した部材は支柱1に
対して僅かに下降し、ノズル29の下端が接地す
ると共に、アウタパイプ28にエアタンク21お
よびこれに装着した部材の重量が作用すること
で、インナパイプ25との摺動作用によりアウタ
パイプ28の上端部に設けた受撃体281がカム
36aに当接し、カム36aを介してエアタンク
21およびこれに装着した部材の重量が受撃体2
81に加えられる。これと共に、カム36aが偏
心しているので、カム36aの回転による押圧力
で受撃体281が叩打される。この時、前述した
ようにカム36aを介してエアタンク21および
これに装着した部材の重量が受撃体281に作用
している関係から、カム36aによる叩打作用は
前記重量の加重下に行なわれ、この叩打作用によ
つてエアタンク21が下降しつつアウタパイプ2
8は土壌中に能率よく打込まれる。
なお、この打込み中には、クラツチ41が遮断
状態になつているので、操作軸33から巻取プー
リ39に動力が伝達されることなく、巻取プーリ
39からベルト14がほとんど抵抗なしに繰出さ
れつつ、エアタンク21およびこれに装着した部
分が支柱1に対し下降して行く。
前述のようにして、エアタンク21が下降限L
に達するまでアウタパイプ28が下降し、所定深
さに打込まれた後、ペダル241を押圧して操作
弁23を開き、エアタンク21内の高圧空気をア
ウタパイプ28の先端部に設けたノズル29の噴
気孔29aから土壌中に噴出させる。ペダル24
1の押圧によるペダル軸236の回動により作動
杆24が一体に回動するので、この作動杆24で
接続用アーム434が押され、作動筒軸432が
回動してシフタ436が回動し、ばね42に抗し
てクラツチ41が巻取プーリ39側に移動し、ク
ラツチ爪41aと39aが係合する。
このため、エンジン3の動力がシヤフト40
3、フレキシブルシヤフト7、操作軸33、減速
機構37、出力軸38、クラツチ41を経て巻取
プーリ39に伝達され、巻取プーリ39が回転し
てこれにベルト14を巻取り、巻取プーリ39を
介してエアタンク21が支柱1に対して上昇を始
める。エアタンク21の上昇に伴い、ストローク
筒26のプロテクタ262に受撃体281が緩衝
体27を介し支持されて土壌中に打込まれたアウ
タパイプ28が引抜かれる。
この際、エアタンク21はローラ103が支柱
1に案内されるため、上昇時の姿勢が制御され、
アウタパイプ28が垂直に引抜かれる。また、ベ
ルト14が巻取プーリ39に巻取られて行くと径
が大きくなるので、エアタンク21は上昇の当初
には遅く、上昇するに従つて次第に速く上昇し、
短時間で上昇させることができると共に、アウタ
パイプ28の引抜きに最も大きな力を要する引抜
き初期の上昇速度が遅いため、エンジンや動力の
伝動系にかかる負担が少ない。
そして、アウタパイプ28が土壌から引抜かれ
た後、エアタンク21が停止位置S上方まで上昇
し、上方のローラ103が下方から受重具114
の斜辺部114bに当接し、受重部114aをス
プリング115に抗して引込め、その上方に達す
る。なお、ペダル241の押圧は噴気後の適時に
解除し、操作弁23を閉じる、エアタンク21が
上昇限Hまで上昇すると、衝合体15と遮断用ア
ーム435との衝合により、シフタ436を介し
てクラツチ41を巻取プーリ39と離間する方向
に移動させてクラツチ爪41aと39aとの係合
を外し、クラツチ遮断状態にする。
これによつて、巻取プーリ39にエンジン3か
ら駆動力が伝達されなくなり、上昇作動が停止す
る。この状態になると、エアタンク21は重力で
落下しようとするが、受重具114の受重部11
4aが、スプリング115の復元力で再突出して
エアタンク21の落下を阻止し、エアタンク21
が停止位置に保持される。そこで、支柱1を傾斜
させ、車輪18を用いて土壌改良機を土壌中に噴
気した場所から搬出する。
なお、本発明においてアウタパイプ引抜き機構
bは、ベルト14に代えてワイヤロープ、チエー
ンなどの吊持具を用いてもよく、また巻取プーリ
に代えてスプロケツトのような回転体を用い、こ
れをラツクなどに噛合させてもよく、回転体およ
びラツクなどは支柱およびエアタンクの一方およ
び他方に設けて構成しても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の噴気式土壌改良
機は、エアタンクおよびこれに装着した部材の重
量に加えて、エンジンの動力を利用したカムの回
転でアウタパイプを土壌中に打込むようにしたの
で、この作業を少ない労力で容易に、しかも自動
的に短時間で行なうことができ、また、エンジン
を駆動源とする回転体の回転でエアタンクおよび
これに装着した部材を支柱に対して上昇させると
により、土壌に打込まれたアウタパイプを引抜く
ことができるので、この作業を少ない労力で容易
に行なうことができる。特に、比較的重量の嵩む
エンジンおよび圧縮機はエアタンク側でなく支柱
側に固定したので、エアタンク側の重量が軽減す
ると共に、アウタパイプ引抜き作業の駆動源とな
るエンジンを小型化することができ、また、エン
ジン出力を同等とした場合にはエアタンクを大型
化することにより噴気効率を向上させることがで
きる。さらに、アウタパイプ打込み作業時の大き
な振動がエンジンおよび圧縮機に直接伝わらない
から、エンジンおよび圧縮機の寿命を向上させる
ことができ、また、過酷な使用条件および長期の
使用に耐えることができる。また、支柱に設けた
車軸を利用することにより、噴気場所に対する搬
入、搬出を行うことが容易になり、別体の台車に
土壌改良機を載せたり降したりする必要もなくな
るなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による噴気式土壌改
良機の一側側面図、第2図は同上部の他側側面
図、第3図は第1図のイ―イ線に沿う断面図、第
4図は第2図のロ―ロ線に沿う断面図、第5図は
第3図のハ―ハ線に沿う断面図、第6図は第5図
のニ―ニ線に沿う断面図、第7図は第6図のホ―
ホ線に沿う断面図、第8図は第7図のヘ―ヘ線に
沿う概略断面図、第9図は第2図のト―ト線に沿
う断面図、第10図は第1図のチ―チ線に沿う概
略断面図、第11図は第1図のリ―リ線に沿う断
面図、第12図は第11図のヌ―ヌ線に沿う断面
図、第13図は第11図のル―ル線に沿う断面
図、第14図は第1図のオ―オ線に沿う概略断面
図、第15図はベルト両端部の取付状態を示す構
成説明図である。 1…支柱、1a…通路口、1b…密孔、2…取
付台、3…エンジン、301…駆動軸、4…減速
機、401…ケース、402…ピニオン、403
…シヤフト、404…ギヤ、5…圧縮機、501
…クランク兼バランスウエイト、502…コンロ
ツド、503…シリンダ、504…エアフイル
タ、505…接手、6…可撓性パイプ、7…フレ
キシブルシヤフト、701,704…ジヨイント
具、702…アウタチユーブ、703…インナシ
ヤフト、8…抜止めピン、9…ハンドル兼スタン
ド、10…昇降体、101…取付枠、102…昇
降軸、103…ローラ、11…落下阻止機構、1
11…支持具、112…筒軸、113…支持ピ
ン、114…受重具、114a…受重部、114
b…斜辺部、114c…規制部、115…スプリ
ング、116…レバー体、116a…グリツプ、
12…係止具、13…係止ピン、14…ベルト、
15…衝合体、16…車軸受具、17…車軸、1
8…車輪、19…接地枠、20…補強板、21…
エアタンス、21a…取付ボス、22…ボルト、
23…操作弁、231…弁筐、232…弁体、2
33…弁軸、234…弁レバー、234a…レバ
ーピン、235…アーム、235a…長孔、23
6…ペダル軸、237…ばね、238…枢支具、
239…ペダル軸筒、240…ピン、241…ペ
ダル、24…作動杆、25…インナパイプ、25
1…フランジ、252…インナパイプ本体、26
…ストローク筒、261…筒体、262…プロテ
クタ、263…係止具、264…支承部、27…
緩衝体、28…アウタパイプ、281…受撃体、
282…アウタパイプ本体、29…ノズル、29
a…噴気孔、30…軸受体、30a…接続筒部、
30b…ギヤボツクス部、30c…減速ケース
部、30d…取付座部、31…中間筒、32…抜
止めピン、33…操作軸、34,35…傘形歯
車、36…カム軸、36a…カム、37…減速機
構、38…出力軸、38a…スプライン部、39
…巻取プーリ、39a…クラツチ爪、39b…後
退角噛合面、40…スリーブ、41…クラツチ、
41a…クラツチ爪、41b…前進角噛合面、4
2…ばね、43…クラツチ作動機構、431…腕
杆、432…作動筒、433…作動ピン、434
…接続用アーム、435…遮断用アーム、436
…シフタ、44…ビス、a…打込み機構、b…ア
ウタパイプ引抜き機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 走行用の車輪を有する支柱側にエンジンおよ
    びこのエンジンで駆動される圧縮機を固定し、こ
    の圧縮機で加圧された空気を耐圧可撓性パイプを
    介して蓄えるエアタンクを前記支柱に昇降可能に
    支持し、 前記エアタンク内と操作弁を介して連通するイ
    ンナパイプをエアタンクの底から垂下させ、先端
    部に噴気孔が設けられたアウタパイプをインナパ
    イプに摺動自在に嵌合させ、 前記エンジンからフレキシブルシヤフトを介し
    て動力が伝達されるカム軸をエアタンク側に支持
    し、カム軸に設けたカムにアウタパイプを支承可
    能に対設し、 前記アウタパイプにエアタンクおよびエアタン
    クに装着された部材の重量を加え、かつ前記カム
    の回転でアウタパイプを下方へ叩打し、アウタパ
    イプの先端側を土壌中に打込んだ状態で前記操作
    弁を開き、エアタンク内の高圧空気を土壌中に噴
    出させるようにし、 さらに前記エンジンから動力が回転体に伝達さ
    れ、この回転体の回転によるアウタパイプ引抜き
    機構を設け、このアウタパイプ引抜き機構でエア
    タンクおよびエアタンクに装着した部材を支柱に
    対し上昇させ、アウタパイプを土壌中から引抜く
    ようにしたことを特徴とする噴気式土壌改良機。
JP922382A 1982-01-23 1982-01-23 噴気式土壌改良機 Granted JPS58126702A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60168302A (ja) * 1984-02-10 1985-08-31 富士ロビン株式会社 空気式土壌改良機
JPS6121004A (ja) * 1984-07-10 1986-01-29 富士ロビン株式会社 空気式土壌改良機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536385A (en) * 1976-07-07 1978-01-20 Sanrotsuku Kougiyou Kk Decorative sheet containing flake
JPS56144015A (en) * 1980-04-10 1981-11-10 Fuji Robin Kk Gas injection type soil improving machine

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