JPS6337132A - 柔軟性を有する易焼却性フイルム - Google Patents

柔軟性を有する易焼却性フイルム

Info

Publication number
JPS6337132A
JPS6337132A JP61180454A JP18045486A JPS6337132A JP S6337132 A JPS6337132 A JP S6337132A JP 61180454 A JP61180454 A JP 61180454A JP 18045486 A JP18045486 A JP 18045486A JP S6337132 A JPS6337132 A JP S6337132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
flexibility
polyolefin
polybutadiene
inorganic filler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61180454A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Tsuchiya
博隆 土屋
Fujio Uchida
富士雄 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP61180454A priority Critical patent/JPS6337132A/ja
Publication of JPS6337132A publication Critical patent/JPS6337132A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、柔軟性と易焼却性を有するフィルムに関する
。さら(=詳しくは、紙オムツ用パノクシートとして好
適なフィルム(−関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点3紙オム
ツ用パックシートは、赤ちゃんが動き易いこと、動いて
も音が少いこと、肌ざわりの良いこと等が要求されるた
め、柔軟性を必要条件とする。
従って、現在はポリエチレンフィルムをエンボスして使
用している。しかし、その柔軟性はまだ充分ではないと
いう問題点があった。さら(二、バックシートは使い捨
てであり、易焼却性かもとめられる。
しかし、従来のパンクシートはポリエチレン製のため、
焼却性は悪いという問題点があった。
本発明において易焼却性とは、焼却時の発熱量が少く、
CO2やH,O等の発生ガス量が少いことである。発熱
量が多い場合焼却炉の損傷を引き起こし、発生ガスが多
い場合大気汚染を招くという問題が生ずる。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、このような従来の問題点(二着目してなさ
れたもので、柔軟性と易焼却性を兼ねそなえたフィルム
を安価に得ることを目的としている。
そして、本発明者は、上記の点に鑑み鋭意研究した結果
、熱可塑性ポリブタジェン5〜SO重t%、ポリオレフ
ィン20−ざ01童%、無機充填剤/ j−j O貞t
%からなる組成物を製膜することによって柔軟で易焼却
性を有するフィルムが得られる事を発見し、本発明(=
至ったものである。
ここで熱可塑性ポリブタジェンとは、シンジオタクチッ
ク7.2−ポリブタジェンでへ2結合を90%以上含み
、平均分子is万以上、結晶化度go%以下のものであ
る。結晶化度が低いことから非常に軟質でフィルム(=
柔軟性を付与する。含量が5%未満では充分な柔軟性が
得られず5θ%を越える量では強度が劣る。
次にポリオレフィンとは、低密度ポリエチレン、線状低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリ
ル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、アイ
オノマー、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
ブテン−l共重合体等の1種以上であり、20%未満で
は強度が劣り、gθ%を越えては柔軟性、易焼却性が得
られない。
また、無機充填剤とは、炭ばカルシウム、炭酸マグネシ
ウム、硫酸カルシウム、亜硫酸力ルシクム、硫酸マグネ
シウム、リン酸カルシウム、塩基性炭酸マグネシウム、
塩化ナトリウム、硫酸ナトリクム、炭酸バリクム、硫酸
バリウム、酸化アルミニクム、酸化亜鉛、水酸化マグネ
シクム、酸化カルシウム、酸化マグネシクム、酸化スト
ロンチウム、酸化パリクム、酸化チタン、アルミナ、マ
イカ、ケイ酸、カオリン、タルク、クレー、シラス、ケ
イツク土、ガラス粉、ゼオライト、金属粉等が挙げられ
、これらは単独または二種以上の混合物として使用され
る。
無機充填剤の竜が75%未満では十分な易焼却性が得ら
れない。また、50%を越える量では強度が劣る。これ
らの材料(:加え顔料、帯電防止剤、スリップ剤、酸化
防止剤、分散剤、難燃剤、可塑剤等も必要に応じて任意
に包含し得る。
このような組成物をフィルム化するには、樹脂成分、無
機充填剤、添加剤とを常法(=従りて混合し、二軸混練
機、パンパ9−4キサ−等で溶融混練後、造粒く、イン
フレーション法、又はTダイ法により行う。この際、無
機充填剤や添塀剤を樹脂成分の一部と溶融混練し、マス
ターバッチ化し、製膜時に他の樹脂成分と混合し、フィ
ルム化してもかまわない。
フィルムの厚さは70〜100μが適当である。また得
られたフィルムをエンボスすることもあり、柔軟性を扁
めたり肌触りをさら(=良好とすることができる。この
ようにして得られる柔軟性と易焼却性を有するフィルム
は紙オムツのパックシートとして好適である。
〔作 用〕
この発明の柔軟性を有する易焼却性フィルムにおいて、
熱可塑性ポリブタジェンは柔軟性と強度をフィルムに付
与し、ポリオレフィンは柔軟性と強度と易焼却性を付与
するものである。
さらに、無機充填剤を混入することで可燃物含量を低下
させ、部分不燃化をもたらし、結果として発生熱量が小
さくなり、可燃性分解ガスの発生量を減少させること(
二より、易焼却性が得られる。また、無機充填剤は柔軟
性を維持したまま、紙のような部分をもたせる効果もあ
る。
またフィルム表面をマット化し、隠蔽性を付与するので
ある。
〔実施例〕 実施例/〜3、比較例/〜コを第1表に示す。
第1表のような組成物を、二軸混練機により混練し、造
粒後、インフレーション製膜機によリ3Sμのフィルム
とした。このフィルムそれぞれ(=ついて柔軟性と易焼
却性を評価した。
第  l  表 1)ポリブタジエン二日本合成ゴム製 JSRRBff  −〇 コ)蔵状低密度ポリエチレン=エチレンーチメテルペン
テンーl共重合体(M1=2.o a=o、qts)3
)炭酸力ルシクム=平均粒径λりμ (2%のステアリン酸で表面処理) 苧」萌した。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のフィルムは柔軟でかつ
焼却性も良好であるため、特に紙オムツ用パックシート
として使用した場合、赤ちゃんが動き易く、また動いて
も音が少な(さもに肌ざわりも良く、焼却処理が容易な
ので使い捨て用(−最適であるという多くの優れた効果
がある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性ポリブタジエン5〜50重量%、ポリオ
    レフィン20〜80重量%、無機充填剤15〜50重量
    %からなる組成物を製膜してなることを特徴とする柔軟
    性を有する易焼却性フィルム。
  2. (2)ポリオレフィンが線状低密度ポリエチレンである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の柔軟性を
    有する易焼却性フィルム。
  3. (3)組成物に、顔料、帯電防止剤、スリップ剤、酸化
    防止剤、分散剤、難燃剤、可塑剤を1種以上加えてなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項及び第2項記載
    の柔軟性を有する易焼却性フィルム。
  4. (4)フィルムがエンボスしてあることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の柔軟性を有する易焼却性フィ
    ルム。
JP61180454A 1986-07-31 1986-07-31 柔軟性を有する易焼却性フイルム Pending JPS6337132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61180454A JPS6337132A (ja) 1986-07-31 1986-07-31 柔軟性を有する易焼却性フイルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61180454A JPS6337132A (ja) 1986-07-31 1986-07-31 柔軟性を有する易焼却性フイルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6337132A true JPS6337132A (ja) 1988-02-17

Family

ID=16083506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61180454A Pending JPS6337132A (ja) 1986-07-31 1986-07-31 柔軟性を有する易焼却性フイルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6337132A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5091467A (en) * 1991-03-29 1992-02-25 The Goodyear Tire & Rubber Company Controlled morphology barrier elastomers made from blends of syndiotactic 1,2-polybutadiene and ethylene-vinyl acetate-vinyl alcohol terpolymers
US5153262A (en) * 1991-03-29 1992-10-06 The Goodyear Tire & Rubber Company Controlled morphology barrier elastomers made from blends of syndiotactic 1,2-polybutadiene and ethylene-vinyl acetate-vinyl alcohol terpolymers
WO1994027175A1 (en) * 1993-05-18 1994-11-24 Raychem Limited Heat-shrinkable article

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59147035A (ja) * 1983-02-10 1984-08-23 Idemitsu Petrochem Co Ltd ポリオレフイン樹脂組成物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59147035A (ja) * 1983-02-10 1984-08-23 Idemitsu Petrochem Co Ltd ポリオレフイン樹脂組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5091467A (en) * 1991-03-29 1992-02-25 The Goodyear Tire & Rubber Company Controlled morphology barrier elastomers made from blends of syndiotactic 1,2-polybutadiene and ethylene-vinyl acetate-vinyl alcohol terpolymers
US5153262A (en) * 1991-03-29 1992-10-06 The Goodyear Tire & Rubber Company Controlled morphology barrier elastomers made from blends of syndiotactic 1,2-polybutadiene and ethylene-vinyl acetate-vinyl alcohol terpolymers
WO1994027175A1 (en) * 1993-05-18 1994-11-24 Raychem Limited Heat-shrinkable article

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5582820A (en) Multilayered structure and colostomy bag made therefrom
KR20110011757A (ko) 산소-흡수 조성물
JP2000017123A (ja) 難燃性樹脂組成物及びその使用
JPH062843B2 (ja) 難燃剤および難燃性樹脂組成物
JPH0362738B2 (ja)
JP2000127305A (ja) 化粧シート
JPH06207046A (ja) 高周波数溶接可能な物品の製造のためのポリマー組成物、この組成物の製造のためのマスター混合物及び製造された物品
JPS6337132A (ja) 柔軟性を有する易焼却性フイルム
JP3244906B2 (ja) ポリオレフィン製ゴミ袋
JPH02255752A (ja) 人工肛門バッグ用組成物
JPS6179620A (ja) 水不透過性多孔質フィルム
JPS6343955A (ja) ノンハロゲン難燃性熱可塑性合成樹脂組成物
JPH11116714A (ja) 多孔性フィルム
JP2008106171A (ja) 樹脂組成物
JPS6210141A (ja) 多孔性フイルムまたはシ−トの製造方法
JPH0662794B2 (ja) 多孔性フイルムまたはシ−トの製造方法
JPS627941B2 (ja)
JPH03231947A (ja) ポリオレフィン系樹脂組成物およびその製造方法
JPS61106646A (ja) 切削性,塗装性,静電性,接着性および質感の改良された切削彫刻用樹脂組成物
JPH0686557B2 (ja) ポリプロピレンフィルム
JPS62164739A (ja) 透湿性フイルム
JP7332833B1 (ja) シート、及び積層シート
JPH1015385A (ja) 酸素吸収性樹脂および該酸素吸収性樹脂を用いた包装用シート
JPH01204940A (ja) ポリプロピレン樹脂成型組成物
JP2000017085A (ja) フライアッシュを使用したプラスチックフィルム