JPS6332808B2 - - Google Patents

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JPS6332808B2
JPS6332808B2 JP59059688A JP5968884A JPS6332808B2 JP S6332808 B2 JPS6332808 B2 JP S6332808B2 JP 59059688 A JP59059688 A JP 59059688A JP 5968884 A JP5968884 A JP 5968884A JP S6332808 B2 JPS6332808 B2 JP S6332808B2
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JP
Japan
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formula
composition according
cycloaliphatic
group
containing compound
Prior art date
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Application number
JP59059688A
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English (en)
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JPS59193917A (ja
Inventor
Bikutaa Koresuke Josefu
Toomasu Koiatosuki Jooji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Union Carbide Corp filed Critical Union Carbide Corp
Publication of JPS59193917A publication Critical patent/JPS59193917A/ja
Publication of JPS6332808B2 publication Critical patent/JPS6332808B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G59/00Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
    • C08G59/14Polycondensates modified by chemical after-treatment
    • C08G59/1433Polycondensates modified by chemical after-treatment with organic low-molecular-weight compounds
    • C08G59/1438Polycondensates modified by chemical after-treatment with organic low-molecular-weight compounds containing oxygen

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Epoxy Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
広範囲にわたる種々の有用な物品の製造におけ
る塗料の果す役割については周知である。最近ま
で殆んどすべての塗料が有機溶剤を使用すること
により処方され、かつ応用されており、しかも該
溶剤が全処方塗料の大部分を占めていることが多
かつた。塗料が被塗装物品に塗布された後におい
て、該有機溶剤は該物品上に乾燥塗膜を残して蒸
発し、該塗料の装飾的又は機能的な目的を果す。
この塗料系は産業界により要求される速度におい
て溶剤を蒸発されるのに必要なエネルギー費が増
加するにつれ、溶剤価格が上昇するにつれ、かつ
蒸発した溶剤の有害な環境効果がよりよく理解さ
れるにつれて、ますます不利となつて来た。更
に、塗料組成物から大気中への逃出が許される溶
剤又は有機揮発物の量及び種類に対する公的規制
は絶えず増加している。溶剤を回収して公害を減
少させ、かつ溶剤を節約することを目的とする方
式は莫大なエネルギーを必要とし、かつ高価であ
ることが立証された。 当業者により揮発性有機成分の最小量を有する
塗料組成物の開発に対するかなりの努力がされ、
それにより粉末塗料、放射線硬化し得る塗料、ウ
オーターボーン(water born)塗料、及びハイ
ソリツド塗料が進歩するに至つた。これらの最近
の進歩において、有機溶剤の存在量は最低であ
り、したがつて大気汚染は殆んど、又は全く存在
しない。 該新規な塗料系の中で、通常には紫外光線又は
電子ビーム放射線により硬化される放射線硬化し
得る塗料が種々の利点を有する。それら放射線硬
化し得る塗料は、硬化すなわち液態から固態に変
化するのに最小のエネルギーのみを必要とし、か
つそれら塗料は溶剤を含有せず、したがつて環境
に対して有害な影響を与えず、しかも該塗料は塗
布された液体のすべてが固体塗料に変化するので
経済的である。 光硬化し得るすなわち光硬化性の系の重要な短
所は、酸素の抑制効果の故に硬化工程を不活性雰
囲気中において行う必要が屡々あるということで
ある。 このような問題に対応して、当業者はカチオン
重合と称される機構を通じて硬化する光硬化性塗
料を考案した。これらの系においては、紫外光線
に露出される際に酸を形成する触媒と出発物質と
を混合し、それにより該出発物質を、カチオン触
媒作用により重合させる。 例えば米国特許第3794576号明細書;刊行物
「ニユーモノマー フオア カチオニツク UV
―キユアリング」、会議議事録、ラジエイシヨン
キユアリング 、第4〜28頁、1982年9月20
日〜23日;及び英国特許第2073760A号明細書に
開示されているように、エポキシ樹脂、線状ビニ
ルエーテル及び環式ビニルエーテルがカチオン重
合を経由する光硬化に対する好適な出発物質であ
ることが示されている。 しかしながら、カチオン重合により硬化するこ
とができ、しかも現在知られている組成物以上
の、増大されたタフネスを有する光硬化性塗料組
成物が、強く要望されている。 本発明者らは環式ビニルエーテル含有化合物と
エポキシ含有化合物との混合物から光硬化性塗料
を製造し得ることを見出した。これらの光硬化性
塗料はカチオン重合によつて硬化することができ
る。これらの新規な光硬化性組成物を硬化するこ
とにより改良されたたわみ性と耐衝撃性とを有す
る塗料が得られる。 本発明において使用するのに好適な環式ビニル
エーテルにはジヒドロピラニル化合物及び/又は
ジ―(ジヒドロピラニル)化合物が包含される。 本発明に使用されるジ―(ジヒドロピラニル)
化合物はそれぞれのピラニル環の2―位に対し両
端が結合する結合鎖により相互結合している2個
の3,4―ジヒドロ―2H―ピラニル環より成る。
本発明に使用するのに好適な化合物は簡単な形で
表わせば下記の一般式A: 〔式中、Z及びZ′(ここにおいてZ及びZ′を限
定する場合はZ2及びZ′2の限定をも包含する)は
それぞれ水素か、又は炭素原子1〜10個、通常に
は6個以下を有するアルキル基かを表わし; X及びX′は構造式―CoH2N―(式中、nは1〜
10の値を有する整数である)を有する二価炭化水
素基R;オキシ基―O―;及びカルボニル基―C
(O)―より成る部類であり、更にX′はカルボニ
ルオキシ基―O(O)C―であることができ、そ
の炭素原子はジヒドロピラニル環の2―位に結合
しており;X及びX′はまとめて考えて、それら
が酸素原子ゼロまたは2個のいずれかを有するこ
とを条件にして、同一でも異なつてもよく; aは0〜1の値を有し、aはX′が前記カルボ
ニルオキシ基である場合に限りゼロであり; Qは前記R基;ジオキシアルキレン基―ORO
―(式中、Rは上記定義したとおりである);ジ
カルボキシレート基―OC―(O)―R′―C(O)
O―(式中、R′はジカルボン酸の核である); 及びジカルバメート基―OC(O)NH―R″―
NH―C(O)O―(式中、R″は例証されるよう
にジイソシアネートの核である)より成る部類の
一つであり; X,X′及びQはまとめて考えて、結合鎖―X
―Q―X′が、X及びX′が共にオキシ基である場
合には該結合鎖は他の酸素原子を有さず(すなわ
ちQ又はR)、またX及びX′が共にカルボニル基
である場合には該結合鎖は酸素原子4個を有する
(すなわちQは―ORO―である)ことを条件にし
て2〜4個の偶数の酸素を有するようになつてい
る〕を有するものである。 好適なジ―(ジヒドロピラニル)化合物のうち
で本発明の教示により有用なものは下記式A―1
からA―6までに示される化合物の部類のもので
ある。 1 式: (式中、Z及びZ′は上記に定義したとおりで
ある)を有する3,4―ジヒドロ―2H―ピラ
ン―2―メチル(3,4―ジヒドロ―2H―ピ
ラン―2―カルボキシレート)。好ましくは上
式のZ基及びZ′基のそれぞれの合計5〜7個は
水素であり、それに相応して3〜0個がアルキ
ル基である。Z及びZ′がアルキル基である場合
は、それらは通常にはそれぞれの環の2―位及
び/又は5―位に結合する。この部類の反応物
の代表例には:3,4―ジヒドロ―2H―ピラ
ン―2メチル(3,4―ジヒドロ―2H―ピラ
ン―2―カルボキシレート)及びそれに対応す
るアルキル置換化合物、例えば3,4―ジヒド
ロ―2,5―ジメチル―2H―ピラン―2―メ
チル(3,4―ジヒドロ―2,5―ジメチル―
2H―ピラン―2―カルボキシレート);3,4
―ジヒドロ―2,5―ジイソブチル―2H―ピ
ラン―2―メチル(3,4―ジヒドロ―2,5
―ジイソブチル―2H―ピラン―2―カルボキ
シレート);3,4―ジヒドロ―2,5―ジヘ
キシル―2H―ピラン―2―メチル(3,4―
ジヒドロ―2,5―ジヘキシル―2H―ピラン
―2―カルボキシレート);及び3,4―ジヒ
ドロ―2,5―ジデシル―2H―ピラン―2―
メチル(3,4―ジヒドロ―2,5―ジデシル
―2H―ピラン―2―カルボキシレート)であ
る。普通にアクロレインテラトマーと呼ばれる
3,4―ジヒドロ―2H―ピラン―2―メチル
(3,4―ジヒドロ―2H―ピラン―2―カルボ
キシレート)が好ましくそれは構造式: を有する。 2 構造式: (式中、Z及びZ′は上記に定義したとおりで
あり、nは1〜10、好ましくは1〜4の整数で
ある)を有するアルカンジオキシ―ビス(3′,
4′―ジヒドロ―2′H―ピラン―2′―カルボニル)
化合物。本発明の実施に好適な、これら化合物
の代表例は:1,2―エタンジオキシビス―
(3′,4′―ジヒドロ―2′H―ピラン―2′―カルボ
ニル);1,2―エタンジオキシビス―(3′,
4′―ジヒドロ―5′―メチル―2′H―ピラン―2′―
カルボニル)、及び対応する1,2―イソプロ
パンジオキシ及び1,4―ブタンジオキシ化合
物である。このような化合物はアルキレンジハ
ロゲン化物X″―(CoH2N)―X″(式中、nは前
記のとおりであり、X″はハロゲン、特にヨウ
素、塩素又は臭素である)と3,4―ジヒドロ
―2H―ピラン―2―カルボン酸の銀塩との反
応によつて製造することができる。後者の塩は
順に、米国特許第2514172号明細書に記載のよ
うにして、酸化銀のような銀塩の存在下に、好
ましくはベンゼンのような有機溶剤を含有する
無水媒質中における3,4―ジヒドロ―2H―
ピラン―2―カルボキシアルデヒドの酸化によ
り製造する。 3 式: (式中、Z,Z′及びnは上記に論じた意味を
有する)を有するビス―(3′,4′―ジヒドロ―
2′H―ピラン―2′―オキシ)アルカン。このジ
―(ジヒドロピラニル)化合物の群の代表的化
合物としては:1,2―ビス(3′,4′―ジヒド
ロ―2′H―ピラン―2′―オキシ)エタン;1,
2―ビス(3′,4′―ジヒドロ―5′―メチル―2′H
―ピラン―2′―オキシ)エタン;1,3―ビス
(3′,4′―ジヒドロ―5′―メチル―2′H―ピラン
―2′―オキシ)エタン;1,3―ビス(3′,
4′―ジヒドロ―5′―メチル―2′H―ピラン―2′―
オキシ)プロパン;及び1,4―ビス(3′,
4′―ジヒドロ―2′H―ピラン―2′―オキシ)ブ
タンがある。このような化合物は、アルキレン
グリコールのジビニルエーテルのようなジビニ
ルビス―エーテルと、アクロレイン、メタクロ
レイン及びクロトンアルデヒドのようなα、β
―不飽和アルデヒドとの、例えばカーチス W
スモス(Curtis W Smoth)らにより、ジ
ヤーナル オブ ジ アメリカン ケミカル
ソサエテイー、第73巻、5267ページ(1951年)
に記載されているような条件下におけるデイー
ルスアルダー付加反応により製造される。例え
ばエチレングリコール ジビニルエーテルの1
モルと2モルのアクロレインとの間の反応によ
り1,2―ビス(3″,4′―ジヒドロ―2′H―ピ
ラン―2′―オキシ)エタンが得られる。 4 式: (式中、Z,Z′及びnは上記に定義したとお
りである)を有するビス―(3′,4′―ジヒドロ
―2′H―ピラン―2′―アルコキシ)アルカン。
この種の反応物の代表例は:1,1―ビス
(3′,4′―ジヒドロ―2′H―ピラン―2′―メトキ
シ)エタン;1,1―ビス(3′,4′―ジヒドロ
―5′―メチル―2′H―ピラン―2′―メトキシ)
エタン;及び1,2―ビス(3′,4′―ジヒドロ
―2′H―ピラン―2′―メトキシ)エタンである。
このような化合物はα、β―不飽和アルデヒド
(例えばアクロレイン及びメタクロレインのよ
うな)を対応するビス―不飽和エーテルに添加
することにより製造する。 5 一般式: (式中、Z,Z′及びnは上記に定義したとお
りであり、R′はジカルボン酸の核であつて、
対応するハロゲン置換核を包含する二価の、脂
肪族、環式脂肪族又は芳香族の核であることが
できる)を有するビス―(3′,4′―ジヒドロ―
2′H―ピラン―2′―アルキル)カルボキシレー
ト。したがつてR′は:飽和アクリルの二塩基
酸系列HOOC―(CH2o゜―COOHにおけるよ
うな二価アルキレン基―(Co゜H2o゜)―(式中、
n゜は1から10までの整数である)、マレイン酸
及びイタコン酸におけるような炭素原子2〜10
個を有するアルケニレン基;ダイマー酸もしく
はトリマー酸又はそれらの混合物;フタル酸、
イソフタル酸及びテレフタル酸におけるような
アリーレン基;ホモフタル酸におけるようなア
ラルキレン核;ジ―、テトラ―及びヘキサ―ヒ
ドロフタル酸、ならびにビシクロ〔2.2.1〕ヘ
プト―5―エン―2,3―ジカルボン酸を包含
するヒドロフタル酸におけるような環式脂肪族
核;及びクロロマレイン酸、テトラクロロ及び
テトラブロモフタル酸ならびにクロレンド酸
(Chlorendic acid)のようなクロロビシクロ
〔2.2.1〕―ヘプト―5―エン―2,3―ジカル
ボン酸におけるような対応するハロゲン化した
核;であることができる。この部類の化合物の
特定例は:ビス―(3,4―ジヒドロ―2H―
ピラン―2―メチル)―スクシネート、―アジ
ペート、―アゼアレート、―セバケート、―テ
トラクロロフタレート、―テトラブロモフタレ
ート及びクロレンデートである。この種の反応
物は3,4―ジヒドロ―2H―ピラニル―2―
アルカノールと二塩基酸又は二塩基酸の酸塩化
物との縮合によつて製造される。 6 3,4―ジヒドロ―2H―ピラニル―2―カ
ルビノールと下記に記載するもののような有機
ポリイソシアネートとの縮合によつて生成され
る反応生成物より成るポリ―(3′,4′―ジヒド
ロ―2′H―ピラン―2′―アルキル)カルバメー
ト。本発明に使用するための、上記のような単
量体の製造に使用することのできるポリイソシ
アネートの中で特に好適なものは式:
R″(NCO)i(式中、iは2又はそれ以上の整
数であり、R″は原子価iを有する有機基であ
る)を有するものである。上式においてR″は
脂肪族基、環式脂肪族基又は芳香族基であるこ
とができ、非置換ヒドロカルビル基又は例えば
ハロゲンもしくはアルコキシ基により置換され
たヒドロカルビル基であることができる。した
がつて、例えばiが2である場合にはR″は、
アルキレン、シクロアルキレン、アリーレン、
アルキル置換したシクロアルキレン、アルカリ
ーレン、アラルキレンなどの基のような置換し
た又は非置換の炭化水素基である。このような
ポリイソシアネートの代表例は:1,6―ヘキ
サメチレンジイソシアネート;1,4―テトラ
メチレンジイソシアネート;1―メチル―2,
4―ジイソシアナトシクロヘキサン;ビス(4
―イソシアナトフエニル)メタン;4―メトキ
シ―1,3―フエニレンジイソシアネート、
5,6―ジメチル―1,3―フエニレンジイソ
シアネート、2,4―及び2,6―トリレンジ
イソシアネート、トリレンジイソシアネート、
6―イソプロピル―1,3―フエニレンジイソ
シアネート、ズリレンジイソシアネート、トリ
フエニルメタン―4,4′,4″―トリイソシアネ
ート、3―イソシアナトメチル―3,5,5―
トリメチルシクロヘキシル―イソシアネート、
又は4,4′―ジシクロヘキシル―メチレンジイ
ソシアネートのようなフエニレンジイソシアネ
ート;及びシーフキン(Siefkin)による、
Ann.565,75(1949)における論文に開示され
ているもののような当業者に公知の多くのその
他の有機ポリイソシアネート類である。本発明
におけるカルバメート単量体の製造に有用なも
のとしてはアニリンとホルムアルデヒドとの酸
触媒作用された縮合により得られるポリアミン
のホスゲン化によつて先成されるアニリン―ホ
ルムアルデヒドポリ芳香族型のポリイソシアネ
ートもまた包含される。この型のポリフエニル
メチレンポリイソシアネートはPAPI、AFPI、
モンジユールMR、Isonat 390p、NCO―120
及びNCO―20のような商品名のもとに市販さ
れている。該生成物は、ポリアミンの製造に使
用されたアニリン対ホルムアルデヒドの特定モ
ル比によつて約2.25から約3.2又はそれ以上ま
での範囲の平均イソシアネート官応性を有する
低粘性(25℃において50〜500センチポアズ)
の液体である。その他の有用なポリイソシアネ
ートとしてはジイソシアネートと、1分子当り
2個よりも多いイソシアネート基を有する重合
イソシアネートとの組合せがある。このような
組合せの例は:2,4―トリレンジイソシアネ
ート、2,6―トリレンジイソシアネート及び
前述のポリフエニルメチレンポリイソシアネー
トの混合物;及び異性体のトリレンジイソシア
ネートと、ジイソシアネートの製造から残留物
として得られる重合トリレンジイソシアネート
との混合物がある。 3,4―ジヒドロ―2H―ピラン―2―カルビ
ノールと反応するイソシアネートが2個のイソシ
アネート官能基を有する場合には一般式: (式中、Z,Z′及びnは上記に定義したとおり
であり、R″はiが2である場合のイソシアネー
ト反応物R″(NCO)iのR″核に相当する)を有
するビス―(3′,4′―ジヒドロ―2′H―ピラン―
2―アルキル)ジカルバメートが生成する。該イ
ソシアネートが2よりも大きいイソシアネート官
能性を有する場合には該ピラニル単量体は相当す
るカルバメート基平均数を有し、かつ一般式: C5(Z)2O(CoH2o)OC(O)NHR″〔―NHC
(O)O(CoH2o)C5(Z′)2O〕i-1 (式中、C5(Z)2O及びC5(Z′)2Oはそれぞれ3,
4―ジヒドロ―2H―ピラン環である)を有する
ことを理解すべきである。この部類のジ―(ジヒ
ドロピラニル)化合物の代表例はトルエン―2,
4(又は2,6―)―(ビス―3′,4′―ジヒドロ
―2′H―ピラン―2′―メチル)カルバメート;及
び3,4―ジヒドロ―2′H―ピラニル―2―カル
ビノールと約2.25ないし約3.2のイソシアネート
官能性を有する前述の重合液との反応生成物であ
る。 上記のような窒素含有化合物を光重合開始剤と
と共に使用する場合には、重合反応を妨げないよ
うに少量の塩基性有機窒素化合物のみを使用する
ことができるということは、勿論当業者によつて
理解されている。 その他の環状ビニルエーテル化合物としては下
記式:
【式】
【式】
【式】
【式】 〔式中、R1は水素又はメチルであり、Rは
炭素原子1〜10個を有するアルキルであり、Xは
【式】
【式】又は
【式】 (式中、nは1から50までの値を有し、R′1
カルボン酸の残基であり、しかも(1)水素(2)重合を
不当に妨害することのない任意の置換基により置
換された、あるいは非置換の線状又は枝分かれ状
の炭素原子20個までを有する、メチル、エチル、
イソプロピル、デシル、エイコシルなどのような
アルキル、(3)重合を不当に妨害することのない任
意の置換基により置換された、あるいは非置換
の、環炭素原子6〜10個を有するフエニル、ナフ
チル、ベンジル、ペネチルなどのような、アリー
ルであることができる)から選択される〕を有す
るものを包含する。 本発明の組成物に有用なその他の化合物として
は一般式: (式中、R1及びnはさきに定義したとおりで
ある)を有する3,4―ジヒドロピラン―2―メ
タノールのアルキレンオキシド付加物がある。こ
の部類の化合物は金属カリウム又は金属ナトリウ
ムのような塩基性触媒を使用する3,4―ジヒド
ロピラン―2―メタノールのエトキシル化又はプ
ロポキシル化により製造される。触媒濃度は最終
生成物の重量を基準にして0.1〜0.4重量%、好ま
しくは0.2〜0.3重量%であることができる。該反
応は約75℃〜約150℃、好ましくは約100℃〜約
120℃の温度において行うことができる。 本発明の組成物に使用することのできる化合物
のもう一つの群は一般式: (式中、R3は水素であるか、又は炭素原子12
個までを有するアルキル、アルコキシ、アリー
ル、シクロアルキル、アルカリール、もしくはア
ラルキルの各基であつて、R3基の少くとも(2x
−3)個は水素原子であり、xは2から12までの
値を有し、R1及びnはさきに記載したとおりで
ある)を有する3,4―ジヒドロピラン―2―メ
タノールのラクトン付加物である。この部類の化
合物はラクトンと3,4―ジヒドロピラン―2―
メタノールとを100〜200℃の温度において反応さ
せることにより製造する。ジブチルスズジラウレ
ート上の第一スズオクタノエートなどのような触
媒を使用して重合を容易にすることができる。使
用することのできるラクトンはε―カプロラクト
ン、ε―メチル―ε―カプロラクトン、γ―メチ
ル―ε―カプロラクトン、β―プロピオラクト
ン、デルタ―バレロラクトン、ジ―タ―エナント
ラクトン、γ―エチル―ε―メチル―ε―カプロ
ラクトンなどであることができる。 これらのラクトンの3,4―ジヒドロピラン―
2―メタノール付加物をエチレンオキシド又はプ
ロピレンオキシドのようなアルキレンオキシドと
反応させて一般式: (式中、R1,R3,n及びxはさきに定義した
とおりである)を有するラクトンのアルキレンオ
キシド付加物を生成させることができる。 この部類の化合物に包含されるものとしては一
般式: (式中、R1,R3,n、及びxはさきに記載の
とおりである)を有する3,4―ジヒドロピラン
―2―メタノールのアルキレンオキシド付加物で
あるラクトン付加物がある。 本発明の組成物に使用することのできる化合物
のなおもう一つの群には、少くとも1種の有機カ
ルボン酸と式: (式中、R1及びR′1はさきに定義したとおりで
ある)に該当する3,4―ジヒドロピラン―2―
メタノールとのエステルがある。これらの化合物
は、適当な触媒を使用する慣用のエステル化手順
は、エステル交換手順によつて製造することがで
き、また反応を不当に妨害しないことを条件に分
子中に置換基を有することができる。これらの手
順及び触媒は当業者に周知であり、これ以上詳細
に述べる必要はないであろう。エステル交換にお
いては、酸部分の原料として有機酸の低級アルキ
ルエステルが好ましい。 使用することのできる化合物のもう一つの群は
下記式: (式中、R1はさきに定義したとおりである)
を有するものとペンタエリトリトール、ホルムア
ルデヒド、及び例えばイソブチルアルデヒドのよ
うなその他のアルデヒドとの、式: のような環式ビニルエーテル生成物を生成するた
めの反応生成物がある。 本発明に使用することのできるエポキシドは下
記式 を有するエポキシ基の少くとも1種を有すること
ができる。エポキシ基は末端エポキシ基または分
子内エポキシ基であつてもよい。エポキシドは主
として環式脂肪族エポキシドである。これら環式
脂肪族エポキシド樹脂は;少量のグリシジル系エ
ポキシド、脂肪族エポキシド、エポキシクレゾー
ルノボラツク樹脂、エポキシフエノールノボラツ
ク樹脂、多核フエノールグリシジルエーテル誘導
樹脂、芳香族および複素環式グリシジルアミン樹
脂、ヒダントインエポキシ樹脂、およびそれらの
混合物等と混合してもよい。また、環式脂肪族エ
ポキシド樹脂は
【式】又は
【式】などの200センチポイズ未満 の粘度を有する少量の環式脂肪族エポキシドと混
合してもよい。 さらに、かかる環式脂肪族エポキシドは上記以
外のエポキシドと混合してもよい。これらのエポ
キシドは当業界に周知であり、かつ多くのものが
市販されている。 本発明の目的に対して好適な環式脂肪族エポキ
シド樹脂は1分子当り平均2個又はそれ以上のエ
ポキシ基を有するものである。好適な環式脂肪族
エポキシドの例は次のとおりである。 式 一般式: によつて表わされるジカルボン酸の環式脂肪族エ
ステルのジエポキシド。 上記においてR4ないしR21は同一または異なる
ことができ、しかして、水素原子であるか或は一
般的に1〜9個の炭素原子、そして好ましくは1
〜3個の炭素原子を含有するアルキル基例えば、
メチル、エチル、n―プロピル、n―ブチル、n
―ヘキシル、2―エチルヘキシル、n―オクチ
ル、n―ノニル及び類似物であり、Rは原子価結
合、または一般的に1〜20個の炭素原子、そして
好ましくは4〜6個の炭素原子を含有する2価の
炭化水素基例えばトリメチレン、テトラメチレ
ン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、2―エチ
ルヘキサメチレン、オクタメチレン、ノナメチレ
ン、及び類似物のようなアルキレン基;1,4―
シクロヘキサン、1,3―シクロヘキサン、1,
2―シクロヘキサン及び類似物のような環式脂肪
族基である。 式の範囲に属する特に望ましいエポキシド
は、式中R4〜R21が水素であり、そしてRが4〜
6個の炭素原子を有するアルキレンであるエポキ
シドである。 ジカルボン酸の環式脂肪族エステルの特定のジ
エポキシドのうちには次のようなものがある。 ビス(3,4―エポキシシクロヘキシルメチ
ル)オキザレート、 ビス(3,4―エポキシシクロヘキシルメチ
ル)アジペート ビス(3,4―エポキシ―6―メチルシクロヘ
キシルメチル)アジペート、 ビス(3,4―エポキシシクロヘキシルメチ
ル)ピメレート 及び類似物。 その他の好適な化合物は例えば米国特許第
2750395号明細書に記載されている。 式 一般式: によつて表わされる3,4―エポキシシクロヘキ
シルメチル3,4―エポキシシクロヘキサンカル
ボキシラート。 上記の式においてR1ないしR18は同一または異
なることができ、しかして式におけるR4ない
しR21について定義したのと同一である。特に望
ましい化合物は式中R1ないしR18が水素である化
合物である。 式の範囲に属する特定の化合物のうちには、
次の化合物がある。 3,4―エポキシシクロヘキシルメチル―3,
4―エポキシシクロヘキサンカルボキシラート、 3,4―エポキシ―1―メチルシクロヘキシル
メチル―3,4―エポキシ―1―メチルシクロヘ
キサンカルボキシラート、 6―メチル―3,4―エポキシシクロヘキシル
―メチル―6―メチル―3,4―エポキシシクロ
ヘキサンカルボキシラート、 3,4―エポキシ―3―メチルシクロヘキシル
メチル―3,4―エポキシ―3―メチルシクロヘ
キサンカルボキシラート、 3,4―エポキシ―5―メチルシクロヘキシル
メチル―3,4―エポキシ―5―メチルシクロヘ
キサンカルボキシラート、 その他の好適な化合物は、例えば米国特許第
2890194号明細書に記載されている。 式 一般式: で表わされるジエポキシド。 上記の式において、R1は、同一または異なる
ことができ、1価の置換基例えば水素、ハロゲン
すなわち塩素、臭素、沃素または弗素、或は1価
の炭化水素基或は更に米国特許第3318822号明細
書に定義されているような基である。特に望まし
い化合物は、総てのR′が水素である化合物であ
る。 その他の好適な環式脂肪族エポキシドは次のと
おりである。 及び類似物。 好ましい環式脂肪族エポキシドは次のとおりで
ある。 3,4―エポキシシクロヘキシルメチル―3,
4―エポキシシクロヘキサンカルボキシラート ビス―(3,4―エポキシシクロヘキシルメチ
ル)アジペート 2―(3,4―エポキシシクロヘキシル5,5
―スピロ―3,4―エポキシ)シクロヘキサン―
メタ―ジオキサン またはそれらの混合物。 また、フタル酸、部分的に水素化したフタル酸
または十分に水素化したフタル酸のジグリシジル
エステルのような6員環構造を有するエポキシド
を使用してもよい。代表的なフタル酸ジグリシジ
ルエステルは下記のものである。 ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジルエステルが
好ましい。 グリシジル型のエポキシドは好ましくはビスフ
エノールAのジグリシジルエーテルであり、これ
はビスフエノールAとエピクロロヒドリンとから
誘導され、下記式を有するものである: クレゾール―ノボラツクエポキシ樹脂は低いイ
オン性かつ加水分解性の塩素不純物、高い耐薬品
性及び熱的性能を特徴とする多官能性の固体重合
体である。 エポキシフエノールノボラツク樹脂は一般的に
下記式を有するものである: 多核フエノール―グリシジルエーテルから誘導
される樹脂は一般的に下記式を有するものであ
る:
【式】又は
【式】 本発明に包含されることのできる芳香族及び複
素環式グリシジルアミン樹脂のなかには下記のも
のがある。すなわちテトラグリシジルメチレンジ
アニリンから誘導される、下記式: を有する樹脂、トリグリシジル―p―アミノフエ
ノールから誘導される樹脂、トリアジン系樹脂、
および式: 光重合開始剤を使用するときは、光重合反応の
支障を来たさないように少量のみの塩基性有機窒
素含有エポキシ化合物を使用してもよいことは当
業者にはもちろん理解されよう。 該環式ビニルエーテル含有化合物は1〜約99
部、好ましくは約5〜約95部の量において使用
し、エポキシドは約99〜1部、好ましくは約95〜
約5部の量において使用する。 本発明に使用することのできる光重合開始剤と
しては、米国特許第3379653号明細書に記載のフ
ルオロホウ酸金属塩および三フツ化ホウ素の錯
体;米国特許第3586616号明細書に記載のビス
(パーフルオロアルキルスルホニル)メタン金属
塩;米国特許第3708296号明細書に記載のアリー
ルジアゾニウム化合物;米国特許第4058400号明
細書に記載の第a族元素の芳香族オニウム塩;
米国特許第4069055号明細書に記載の第a族元
素の芳香族オニウム塩;米国特許第4086091号明
細書に記載の第a族乃至第a族元素のジカル
ボニルキレート;米国特許第4139655号明細書に
記載のチオピリリウム塩;米国特許第4161478号
明細書に記載のMF6―アニオン(MはP,Asお
よびSbから選択される)を有する第a族元素
の化合物;米国特許第4231951号明細書に記載の
トリアリールスルホニウム錯塩;および米国特許
第4256828号明細書に記載の芳香族ヨードニウム
錯塩および芳香族スルホニウム錯塩、などの1種
またはそれ以上からなるものがある。好ましい光
重合開始剤としては、第a族、第a族および
第a族のトリアリールスルホニウム錯塩、ハロ
ゲン含有錯イオンの芳香族スルホニウムまたはヨ
ードニウム塩および芳香族オニウム塩などがあ
る。このような塩のいくつかは市販されており、
例えば、FC―508およびFC―509はMinnesota
Mining and Manufacturting Co.から市販され
ており、UVE―1014はGeneral Electric Co.か
ら市販されている。 光重合開始剤は本発明の組成物においてエポキ
シド100重量部あたり、0.1〜30重量部の量でな
ど、従来の量で使用する。 本発明における組成物は、油、特にシリコーン
油などの添加剤、シリコーン/アルキレンオキシ
ド共重合体およびアクリル系重合体などの界面活
性剤、Modaflows(Monsanto Chemical Co.か
ら得られる)、脂肪族エポキシド基を含有するシ
リコーン油、過フツ化炭素界面活性剤;低分子量
アルコール;ブチルセルソルブなどのセルソル
ブ;ブチルカルビトールおよびジエチレングリコ
ールなどのカルビトール等を含有してもよい。 本発明の組成物には、所望に応じて、種々の従
来の充填剤(例えば、シリカ、タルク、ガラスビ
ーズまたはガラス泡、粘土、アルミニウム、銀、
酸化亜鉛などの粉末状金属等)、およびゴム、粘
着付与剤、顔料などの他の添加剤を含んでもよ
い。 光共重合性組成物は、金属、プラスチツク、ゴ
ム、ガラス、紙、木材およびセラミツクなどの剛
性、弾性かつ可撓性の基質に対して可撓性、耐衝
撃性、耐摩耗性、硬質、および接着性であるた
め、保護塗料およびグラフイツクアートの分野に
おける種々さまざまな応用に特に適している。 該組成物は非置換又は置換した環式脂肪族モノ
エポキシドである反応性希釈剤を包含することが
できる。非置換環式脂肪族モノエポキシドにはシ
クロヘキセンモノエポキシドなどが包含される。
該置換環式脂肪族モノエポキシドは炭素原子数1
〜9のアルキル、ハロゲン、酸素、エーテル、エ
ステルまたはビニル基で置換したものである。好
ましくは、この置換環式脂肪族モノエポキシドは
ビニル置換環式脂肪族モノエポキシドであり、し
かも好ましくは下記の1種又はそれ以上から選択
したものである。: (1) 式: (2) 式: を有するノルボルネンモノエポキシド、又は (3) 式: を有するリモネンモノエポキシド。 もう一つの好ましい置換環式脂肪族モノエポキ
シドは下記式: を有するヒドロキシル置換環式脂肪族モノエポキ
シドである。 本発明の組成物の光重合は、これら組成物を紫
外線および可視光線の分光範囲内の波長で化学放
射線を発するいずれかの放射源にさらすことによ
り起る。好適な放射源としては、水銀ランプ、キ
セノンランプ、炭素アークランプ、太陽光線等が
ある。露出は1秒未満ないし10分またはそれ以上
であつてもよいが、利用する特定の重合性物質お
よび光重合開始剤の量により、そして放射源、放
射源からの距離および硬化すべき塗料の厚さによ
り決まる。また、組成物は電子ビーム照射にさら
すことによつて光重合してもよい。一般に必要な
放射量は1メガラド未満ないし100メガラドまた
はそれ以上である。 本発明の組成物は、好ましくは光重合開始剤を
配合するときには「安全光」下で、調製物の諸成
分を互いに単に混合することによつて調製し得
る。 実施例 下記の諸実施例は本発明の実施を特定的に説明
するものであつて、本発明の範囲を決して制限し
ようとするものではない。 諸実施例で使用する下記の略号は次の意味を有
している。 エポキシ1:3,4―エポキシシクロヘキシルメ
チル―3,4―エポキシシクロヘキサンカ
ルボキシレート。 エポキシ2:ビス(3,4―エポキシシクロヘキ
シルメチル)アジペート。 エポキシ3:2―(3,4―エポキシシクロヘキ
シル―5,5―スピロ―3,4―エポキ
シ)シクロヘキサン―メタ―ジオキサン。 エポキシ4:下記式: を有するビスフエノールAをベースとする
エポキシ樹脂(シエル社製、Epon 828)。 テトラマー: ダイマー: モノエポキシド:ビニルシクロヘキサン モノエ
ポキシド。 界面活性剤1:構造式: を有するシリコーン界面活性剤 界面活性剤2:アニオン型のフツ素化アルキルエ
ステル(FC―171、ミネソタ マイニング
アンド マヌフアクチユアリング社製)。 光重合開始剤1:比重1.39及びブルツクフイール
ド粘度74センチポアズを有するトリアリー
ルスルホニウムヘキサフルオロアンチモン
塩の溶液であるUVE―1014(ゼネラル エ
レクトリツク社製)。 光重合開始剤2:比重1.33及びブルツクフイール
ド粘度約4000センチポアズ(25℃)を有す
るトリアリールスルホニウムヘキサフルオ
ロホスフエートの溶液であるFC―508(ミ
ネソタ マイニング アンド マヌフアク
チユアリング社製)。 本発明の組成物について硬化した試験塗料に使
用の手順は次の如くである: 耐溶剤性(二重アセトン摩擦):アセトンを含浸
させたチーズクロスにより塗膜表面を手の
圧力で前後に摩擦することから成る硬化塗
膜のアセトンによる浸食に対する抵抗性の
測定。アセトンに浸したチーズクロスによ
り塗膜表面上を圧力で前後に摩擦すること
を1回の「二重アセトン摩擦(double
acetone rub)」として示す。ある回数の
二重アセトン摩擦が塗膜表面に対して及ぼ
した効果を、該二重アセトン摩擦の回数の
後のかつこ内の数字により示した。二重ア
セトン摩擦の所定の回数に対する耐アセト
ン性を評価する等級化方式は下記のとおり
である: 摩擦回数の後のかつこ内の数字 (1) 塗料の外観に変化なし。 (2) かき傷をつけられた表面。 (3) 曇り、傷つけられ、若干の塗料が除去され
た。 (4) 塗料外観における破壊。 (5) 塗料の約半分が除去された。 鉛筆硬度:鉛筆硬度についての評価方式は次のと
おりである。 6B―5B―4B―3B―2B―B―HB―F―H―2H
―3H―4H―5H―6H より軟かい より硬い クロスハツチ接着性:10個の平行な片刃のかみそ
り刃を使用して試験塗膜に2組の直交線を
格子模様に描く試験に関する。接触型接着
テープ(Scotch Brand 606)を線を描い
た塗膜の表面に貼り、次いでこの表面から
90度の角度で急速に引張りはがした後の塗
膜の除去量に基づいて評価した。このテー
プを線を描いた塗膜に注意深く貼り、かつ
押圧して気泡を取り除き、かつ良好に接着
させることが重要である。なぜならば接着
性は基材における塗膜への完全な接着を
100%級とし、基材上に残留する塗膜の100
分率として示すからである。 裏面又は表面耐衝撃性:落錘による破壊に耐える
所定の塗膜の能力の測定。8ポンドの矢を
使用するガードナー衝撃試験機を使用し
て、鋼製パネル上に流延させて硬化した塗
膜について試験した。矢を数インチの所定
の高さまで上げ、次いで該塗装されたパネ
ルの裏面又は表面側に落下させた。破壊す
ることなしに塗膜に吸収されたインチ―ポ
ンドで示されるインチとポンドとの積を塗
膜の裏面又は表面耐衝撃性として記録し
た。 耐水性:硬化した塗膜を特定時間にわたり、特定
の温度において水中に浸漬した。水から取
り出した後、上述の鉛筆硬度試験及びクロ
スハツチ接着性試験によつて該硬化塗膜の
加水分解抵抗性を測定した。得られた結果
を、水に浸漬しなかつた硬化塗膜に対して
行つた同一の試験の結果と比較して耐水性
を測定した。 対照例A及びB並びに実施例1 この例は、テトラマーとエポキシ1及び光重合
開始剤との組み合わせについて記載するものであ
る。この混合物を紫外線によつて活性化させた。 表に示したテトラマー、エポキシ1及び光重
合開始剤のそれぞれの量を、コハク色のびんに仕
込み、黄色光源の下で回転させながら混合した。 これらの系をボンデライト37鋼板に、20番のワ
イヤをまいた棒で被覆し、毎インチ中位圧エネル
ギー蒸気紫外光源につき100ワツトの下で、毎分
30フイートで1回通過で硬化した。この場合の諸
性質を表に示す。
【表】
【表】
【表】 対照例C及びD並びに実施例2〜5 これらの実施例はテトラマー、エポキシ1、モ
ノエポキシド、光重合開始剤及び界面活性剤の組
み合わせについて記載するものである。 表にまとめた成分を配合し、対照例A及びB
並びに実施例1に記載したようにして配合し、被
覆し、そして硬化した。被覆の厚さは約0.8ミル
であつた。 諸性質を表に示す。
【表】 硬化処方物についての説明 対照例A及びB 並びに実施例2及び3紫外線照射直後に温め た場合、粘着なし。 実施例4及び5:紫外線照射直後に温めた場合、
僅かに粘着するが、しかし室温(約25℃)
に冷却した場合、粘着なし。
【表】 実施例 6〜9 これらの実施例は、テトラマー、エポキシドの
組み合わせ、モノエポキシド、重合開始剤及び界
面活性剤の組み合わせについて記載するものであ
る。 表にまとめた成分を、対照例A及びB並びに
実施例1に記載したようにして配合し、被覆し、
そして硬化した。 諸性質を表にまとめる。
【表】 処方物についての説明 実施例6及び7:紫外線硬化直後に温めた場合、
僅かに粘着。室温(約25℃)に冷却した場
合。粘着なし。 実施例8:紫外線硬化直後に温めた場合、粘着。
室温(約25℃)に冷却した場合、僅かに粘
着。 実施例9:紫外線硬化直後温めた場合、僅かに粘
着。室温(約25℃)に冷却した場合、極め
て僅かに粘着。
【表】
【表】 ガードナー衝
撃(インチ〓ポ
ンド)
表面 25 25 320 25
裏面 <5 <5 320 <5
実施例 10〜14 これらの実施例は、ダイマー、エポキシド、光
重合開始剤及び界面活性剤の組み合せについて記
載するものである。 表にまとめた成分を対照例A及びB並びに実
施例1に記載したようにして配合し、被覆し、そ
して硬化した。これらの混合物の粘度をブルツク
フイールド粘度計で24.4℃で測定し、表にまと
めた。 諸性質を表にまとめる。
【表】 これらの実施例は、ダイマーが陽イオン性硬化
系に対して優れた低粘度反応性希釈剤であること
を示すものである。 総ての被覆は、紫外線照射直後に温めた場合、
粘着性なしであつた。
【表】
【表】 3時間室温、水浸漬
鉛筆硬度 −−
2B 2B 4B 4B
クロスハツチ接着(%) −−
100 40 <5 <5
対照例C〜E及び実施例15〜20 これらの実施例は、環式脂肪族エポキシドの粘
度を著しく低減する環式ビニルエーテルとしての
ダイマーの使用について記載するものである。ま
た、光重合開始剤を使用する場合、紫外線の存在
においてダイマーとこれらの化合物によつて充分
硬化させて被覆を生じさせた。 表にまとめた成分を、対照例A及びB並びに
実施例1に記載したように配合し、被覆し、そし
て硬化した。これらの混合物の粘度をブルツクフ
イールド粘度計で25℃において測定し、表にま
とめる。 諸性質を表にまとめる。
【表】 ポイズ)
【表】 このように、アクロレインダイマーは、耐溶媒
性硬度、耐水性及び粘度低下のような改良された
諸性質を示す。それぞれのエポキシドに対して、
総てではないが、諸性質が高揚した。例えば、
84000センチポアズの粘度を有する対照例Eに対
して、粘度低下は極めて明らかである。20%アク
ロレインダイマー(実施例19)を添加する場合
に、粘度は1800センチポアズに低下する。 実施例 21〜24 これらの実施例は、ダイマー、エポキシ1、エ
ポキシ4、光重合開始剤及び界面活性剤の組み合
わせについて記載するものである。 表XIにまとめた諸成分を対照例A及びB並びに
実施例1に記載したように配合し、被覆し、そし
て硬化した。粘度は測定しなかつたけれども、ダ
イマーが処方物の粘度を著しく低減することは明
らかである。表中に示した耐アセトン性は、湿潤
重合下の系が橋かけ被覆を生ずることを示すもの
である。
【表】 セトン性

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 環式ビニルエーテル含有化合物と、環式脂肪
    族エポキシ含有化合物とを含んで成り、該環式ビ
    ニルエーテル含有化合物は下記式: 〔式中、Z及びZ′はそれぞれ水素であるか、又
    は1ないし10個の炭素原子を有するアルキル基で
    あり;X及びX′は構造式―CoH2N―(式中、nは
    1と10との間の値を有する整数である)を有する
    2価飽和炭化水素基R、オキシ基―O―、又はカ
    ルボニル基、―C(O)であることができ、更に
    X′はカルボニルオキシ基―O(O)C―であるこ
    とができ、その場合は炭素原子がジヒドロピラニ
    ル環の2位に結合しており;X及びX′はそれら
    が0又は2個の酸素原子を有することができるこ
    とを条件として同一でも異なつてもよく;aは0
    ないし1の値を有し、しかもaはX′が上述のカ
    ルボニルオキシ基である場合にのみ0であり;Q
    は上述のR基、ジオキシアルキレン基―ORO―
    (式中、Rは上記に定義したとおりである)、ジカ
    ルボキシレート基―OC―(O)―R′―C(O)O
    ―(式中、R′はジカルボン酸の核である)、又は
    ジカルバメート基: ―OC(O)NH―R″―NH―C(O)O― (式中、R″はジイソシアネートの核である)
    であり;しかもX,X′及びQは、X及びX′が共
    にオキシ基である場合に結合鎖―X―Q―X′―
    は他の酸素原子を含有しない(すなわちQ又は
    R)こと、及びX及びX′が共にカルボニル基で
    ある場合に前記結合鎖は4個の酸素原子を有する
    (すなわちQは―ORO―である)ことを条件とし
    て全体的に偶数(2〜4)の酸素原子を有する〕、
    又は:【式】【式】 【式】【式】 〔式中R1は水素又はメチル基のいずれかであ
    り、R1は1ないし10個の炭素原子を有するア
    ルキル基であり、そしてXは:
    【式】【式】又は 【式】 (式中、nは1ないし50の値を有し、R′1はカ
    ルボン酸の残基であつて、これは(1)水素、(2)炭素
    原子20個までを有する非置換の、又は重合を不当
    に妨げることのない、任意の置換基により置換さ
    れた線状もしくは枝分れのアルキル基、あるいは
    (3)6ないし10個の環式炭素原子を有する非置換
    の、又は重合を不当に妨げることのない任意の置
    換基により置換されたアリール基であり;R3
    水素であるか、又は12個までの炭素原子を有する
    アルコキシル基、アリール基、シクロアルキル
    基、アルカリール基、アラルキル基もしくはアル
    キル基かであり、しかもR3基の少なくとも(2x
    −3)は水素であり;そしてxは2ないし12の値
    を有する)〕を有するものから選択され;前記脂
    環式エポキシ含有化合物は約1ないし99部の量に
    おいて存在し、しかも前記ビニルエーテル含有化
    合物は約99ないし1部の量において存在すること
    を特徴とする光重合に適する組成物。 2 環式ビニルエーテル含有化合物が式: (式中、Z及びZ′は上記に定義したとおりであ
    り、好ましくはZ基及びZ′基のそれぞれの合計5
    〜7個が水素であり、これに対応して3〜0個が
    アルキル基である)を有する3,4―ジヒドロ―
    2H―ピラン―2―メチル(3,4―ジヒドロ―
    2H―ピラン―2―カルボキシレート)である特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 環式ビニルエーテル含有化合物が構造式: (式中、Z及びZ′は特許請求の範囲第1項に記
    載のとおりであり、nは1から10までの整数であ
    る)を有するアルカンジオキシ―ビス(3′,4′―
    ジヒドロ―2′H―ピラン―2′―カルボニル)化合
    物である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 4 環式ビニルエーテル含有化合物が式: (式中、Z,Z′は特許請求の範囲第1項に定義
    したとおりであり、nは特許請求の範囲第3項に
    定義したとおりである)を有するビス―(3′,
    4′―ジヒドロ―2′H―ピラン―2′―オキシ)アル
    カンである特許請求の範囲第1項記載の組成物。 5 環式ビニルエーテル含有化合物が式: (式中、Z,Z′は特許請求の範囲第1項に定義
    したとおりであり、nは特許請求の範囲第3項に
    定義したとおりである)を有するビス―(3′,
    4′―ジヒドロ―2′H―ピラン―2′―アルコキシ)
    アルカンである特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 6 環式ビニルエーテル含有化合物が式: (式中、Z,Z′は特許請求の範囲第1項に定義
    したとおりであり、nは特許請求の範囲第3項に
    定義したとおりであり、R′はジカルボン酸の核
    であつて、対応するハロゲン置換した核を包含す
    る二価の脂肪族、環式脂肪族又は芳香族の核であ
    ることができる)を有するビス―(3′,4′―ジヒ
    ドロ―2′H―ピラン―2′―アルキル)カルボキシ
    レートである特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 7 環式ビニルエーテル含有化合物が一般式: (式中、Z,Z′は特許請求の範囲第1項に定義
    したとおりであり、nは特許請求の範囲第3項に
    定義したとおりであり、R″は脂肪族、環式脂肪
    族又は芳香族の基であつて、非置換ヒドロカルビ
    ル基か、又はハロゲンもしくはアルコキシ基によ
    り置換されたヒドロカルビル基であることができ
    る)を有するものである特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 8 環式ビニルエーテル含有化合物が一般式: (式中、R1及びnは特許請求の範囲第1項に
    定義したとおりである)を有する3,4―ジヒド
    ロピラン―2―メタノールのアルキレンオキシド
    付加物である特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 9 環式ビニルエーテル含有化合物が式: (式中、R1,n,R3及びxは特許請求の範囲
    第1項に定義したとおりである)を有するもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の組成物。 10 環式ビニルエーテル含有化合物が式: (式中、R1及びR′1は特許請求の範囲第1項に
    定義したとおりである)を有するものである特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。 11 環式ビニルエーテル含有化合物が一般式: (式中、R3は特許請求の範囲第1項に定義し
    たとおりであり、R1及びnは特許請求の範囲第
    8項に定義したとおりである)を有するものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。 12 環式ビニルエーテル含有化合物が式: (式中、R1,R3,n及びxは特許請求の範囲
    第1項に定義したとおりである)を有するもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の組成物。 13 環式ビニルエーテル含有化合物が下記式: (式中、R1は特許請求の範囲第1項に定義し
    たとおりである)を有するものと、ペンタエリト
    リトール又はアルデヒドとの反応生成物である特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。 14 環式ビニルエーテル含有化合物が式: を有するものである特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 15 環式ビニルエーテル含有化合物が式: を有するものである特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 16 環式脂肪族エポキシドが式: (式中、R4からR21までは同一でも異つてもよ
    く、水素か又は一般的に炭素原子1〜9個を有す
    るアルキル基かであり;Rは原子価結合である
    か、又は一般的に炭素原子1〜20個を有する二価
    炭化水素基かである)を有するものである特許請
    求の範囲第1項記載の組成物。 17 環式脂肪族エポキシドが式: (式中R1からR18までは同一でも異なつてもよ
    く、水素か、又は一般的に炭素原子1〜9個を有
    するアルキル基かである)を有するものである特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。 18 環式脂肪族エポキシドが式: (式中、R′は同一でも異なつてもよく、一価
    置換基又は一価炭化水素基である)を有するもの
    である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 19 環式脂肪族エポキシドが3,4―エポキシ
    シクロヘキシル―メチル―3,4―エポキシシク
    ロヘキサンカルボキシレートである特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 20 環式脂肪族エポキシドがビス(3,4―エ
    ポキシシクロ―ヘキシルメチル)―アジペートで
    ある特許請求の範囲第1項記載の組成物。 21 環式脂肪族エポキシドが2―(3,4―エ
    ポキシシクロヘキシル―5,5―スピロ―3,4
    ―エポキシ)シクロヘキサン―メタ―ジオキサン
    である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 22 環式脂肪族エポキシドがビニルシクロヘキ
    センジエポキシドである特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 23 環式脂肪族エポキシドがビス(3,4―エ
    ポキシシクロヘキシルメチル)アジペートと、2
    ―(3,4―エポキシシクロヘキシル―5,5―
    スピロ―3,4―エポキシ)―シクロヘキサン―
    メタ―ジオキサンとの混合物である特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 24 環式脂肪族エポキシドが3,4―エポキシ
    シクロヘキシルメチル―3,4―エポキシシクロ
    ヘキサンカルボキシレートと、ビス(3,4―エ
    ポキシシクロヘキシルメチル)アジペートとの混
    合物である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 25 2―(3,4―エポキシシクロヘキシル)
    ―5,5―スピロ―3,4―エポキシ)シクロヘ
    キサン―メタ―ジオキサンを包含する特許請求の
    範囲第24項記載の組成物。 26 少量の、1種又はそれ以上のグリシジル型
    エポキシド、脂肪族エポキシド、エポキシクレゾ
    ールノボラツク樹脂、エポキシフエノールノボラ
    ツク樹脂、多核フエノール―グリシジルエーテル
    誘導樹脂、芳香族及び複素環式グリシジルアミン
    樹脂又はヒダントインエポキシ樹脂を含有する特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。 27 エポキシドがグリシジル型エポキシドであ
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。 28 環式脂肪族エポキシドを含有する特許請求
    の範囲第27項記載の組成物。 29 光重合開始剤を含有する特許請求の範囲第
    1項、第27項又は第28項記載の組成物。 30 光重合開始剤をジアゾニウム塩もしくはオ
    ニウム塩又はそれらの混合物から選択する特許請
    求の範囲第29項記載の組成物。 31 置換した、又は非置換の環式脂肪族モノエ
    ポキシドを含有する特許請求の範囲第1項、第2
    7項、第28項又は第29項記載の組成物。 32 置換した環式脂肪族モノエポキシドが炭素
    原子1〜9個を有するアルキル、ハロゲン、酸
    素、エーテル、ヒドロキシル、エステル又はビニ
    ル基から選択される置換基を有する特許請求の範
    囲第31項記載の組成物。 33 置換した環式脂肪族モノエポキシドがビニ
    ル置換した環式脂肪族モノエポキシドである特許
    請求の範囲第32項記載の組成物。 34 ビニル環式脂肪族モノエポキシドが下記
    式: を有するものである特許請求の範囲第33項記載
    の組成物。 35 ビニル環式脂肪族モノエポキシドが下記
    式: を有するものである特許請求の範囲第33項記載
    の組成物。 36 ビニル環式脂肪族モノエポキシドが下記
    式: を有するものである特許請求の範囲第33項記載
    の組成物。 37 置換した環式脂肪族モノエポキシドがヒド
    ロキシル置換されたものである特許請求の範囲第
    31項記載の組成物。 38 ヒドロキシル置換された環式脂肪族モノエ
    ポキシドが下記式: を有するものである特許請求の範囲第37項記載
    の組成物。 39 非置換の環式脂肪族モノエポキシドがシク
    ロヘキセンモノエポキシドである特許請求の範囲
    第31項記載の組成物。 40 (a) 環式ビニルエーテル含有化合物と、 (b) ビニル環式脂肪族モノエポキシド とを含んで成る特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。
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