JPS63315888A - 液体金属封入ヒ−トパイプ - Google Patents

液体金属封入ヒ−トパイプ

Info

Publication number
JPS63315888A
JPS63315888A JP15128887A JP15128887A JPS63315888A JP S63315888 A JPS63315888 A JP S63315888A JP 15128887 A JP15128887 A JP 15128887A JP 15128887 A JP15128887 A JP 15128887A JP S63315888 A JPS63315888 A JP S63315888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wick
liquid
heat pipe
thin film
silver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15128887A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0646152B2 (ja
Inventor
Yasushi Maita
舞田 靖司
Yoshito Abe
義人 阿部
Katsumi Ueya
植屋 勝己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Seiryo Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP15128887A priority Critical patent/JPH0646152B2/ja
Publication of JPS63315888A publication Critical patent/JPS63315888A/ja
Publication of JPH0646152B2 publication Critical patent/JPH0646152B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば宇宙用熱機関、一般内燃機関、その他の
高温熱交換装置に用いる液体金属封入ヒートパイプに関
する。
〔従来の技術〕
従来の液体金属封入ヒートパイプの一例を第4図に示す
第4図に示す従来の液体金属封入ヒートパイプは、密閉
された外管1、同外管1の側壁内面に取付けられたウィ
ック2、同ウィック2に囲まれた中空部3および封入さ
れた液体金属の作動流体により構成されており、上記の
作動流体の液体金属にはリチウム(L()、ナトリウム
(NG)、カリウム■、水銀(Hg)などが用いられ、
またウィック2には第5図に示すような細い針金による
金網状のもの2a や第6図に示すよ5な細溝5を有す
る形状のもの2b  などが用いられる。
上記のヒートパイプは安定作動状態においてはみ 加熱部分Aにて外部から熱を吸収してウイック内の液状
の作動流体が沸騰・蒸発して中空部3に蒸気として放出
される。この蒸気は矢印りに示すよ5に上方に進行して
冷却部Bにて外部に放熱して凝縮し、液状の作動流体と
なりウイック2に付着する。液状の作動流体は矢印Cに
示すようにウイック2内を毛細管作用によって下降して
加熱部Aに還る。このような循環により熱の輸送が継続
される。
〔解決しようとする問題点〕
従来の装置では、ヒートノ々イブ起動前には初期液溜り
4が管底にあり、加熱部Aが加熱されることにより初期
液溜り4の作動流体が徐々に蒸発し冷却部Bで冷却され
液化するがウィック2に用いる金属と液状の作動流体と
の濡れ性が悪い場合には毛細管作用が不十分のため冷却
部Bから加熱部Aに向ってウィック2内に連続した、あ
るいは全周に汎る液膜が仲々形成されない。このため加
熱部Aのウイック2での吸熱量が少く、蒸発は初期液溜
り40部分のみで生ずる状態が長く続くことがある。こ
のため、ウィック2全体に液膜流が出来て安定作動状態
になるまで、長時間を要するという問題点があった。
本発明は上記の問題点を解決しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では作動液封入前に予めウィック部の金、鋼材料
表面に蒸着薄膜表面処理法に依り銀(A9)あるいは金
(As)  などの純金属で作動流体として用いる液体
金属元素との化合性がよくアマルガムを形成し易い金属
薄膜を蒸着させる。
〔作 用〕
ヒートパイプの加熱部で蒸気となった作動流体は中空部
を上昇して冷却部に達し冷却部でウィックの表面に接触
して冷却液化する。ウィックの表面に蒸着された金属薄
膜は冷却液化した上記の作動流体と化合しアマルガムを
形成する。同アマルガムは作動流体の化合物のため濡れ
性が良好で十分な毛細管作用を行うため冷却部のウィッ
ク内の液状の作動流体は直ちに加熱部に環流され熱の輸
送を繰返す。
上記のようにウィックの表面に金属薄膜を形成すること
によってウィック表面の濡れ性が向上し十分な毛細管作
用を行うためヒートパイプの起動待初期液溜りは急速に
消滅し直ちに安定した作動状態に入ることができる。
〔実施例〕
本発明の液体金属封入のヒートパイプの一実施例を第1
図および第2図に示す。
第1図に示す本発明の装置は、密閉された外管1、同外
管1の側壁内面に取付けられ表面に銀(A9)の薄膜6
を蒸着し、第2図に示すような溝型形状のウィック2、
および中空部3により構成され、作動流体としてナトリ
ウム(Na)が外管1内に封入されている。
上記において銀(Ag)の薄膜蒸着およびす) IJウ
ム(N、りの作動流体封入のプロセスは次の通りである
まず、前処理としてウィック2を取付けた外管1を約9
00〜1,000℃の高温および1QQTorr程度の
真空状態に維持する。次に外管1内に銀(A9 )蒸気
を導入してウィック20表面に銀(Ag)を蒸着させ数
μ情の厚さの銀(Ag)薄膜6を形成させる。
上記処理の後、外管1内にナトリウム(NcL)  液
ナトリウム(NcL)液の充填完了後外管1は密閉され
ヒートパイプは製作完了となる。
上記のヒートパイプにおいて、加熱部Aが加熱されるこ
とによって蒸発した初期液溜り4の液状のナトリウム(
Na)は中空部3を矢印りに示すように上昇し冷却部B
に達し銀(Ag)の薄膜6が蒸着されたウィック2の表
面にて凝縮液化する。この凝縮液は直ちに銀(A9)の
薄膜6と化合しウィック2の溝5の表面にアマルガムを
形成する。同アマルガムがナトリウム(N、)の化合物
のため液体ナトリウム(Na)7はウィック2の表面に
第3図に示すような形状で付着し良好な濡れ性を示す。
そのため冷却部Bのウィック20表面に付着した液体ナ
トリウム(N(1)はウィック2の毛細管作用により矢
印Cに示すように直ちに加熱部Aに環流し熱の輸送を繰
返す。
上記のようにウイック2の表面に銀(Ag)の薄膜6を
蒸着させたことにより、ウィック2の表面が作動流体の
液体ナトリウム(Lz)K対して低温条件あるいは初期
接触においても良好な濡れ性を示し直ちにウィック20
表面に液体ナトリウムの液膜が拡がり十分な毛細管作用
を行うため初期液溜り4は急速に消滅しヒートパイプは
速やかに安定した作動状態に入ることができる。
なお、上記実施例は銀(All))の薄膜をウイック内
面の全面に形成しているが、本発明においては、上記の
銀(A9)の薄膜はウィックの溝の内面のみ等一部に形
成してもよく、この場合においても従来の装置に比べ起
動時の安定作動状態への移行の迅速性は改善される。
〔発明の効果〕
ウィックの表面に作動流体と化合してアマルガムを形成
する金属薄膜を蒸着させることによりウィック表面の濡
れ性が向上し毛細管作用が良好に行われるようになり使
用姿勢、低温からの起動、振動壕境など悪条件下の使用
に際しても起動俊速やかに安定作動状態に入ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の実施例の説明図、第2図は第1
図のI−I矢視図、第3図は本発明の装置の濡れ性の説
明図、第4図は従来の装置の説明図、第5図は第4図の
■−■矢視図の一例、第6図は第4図の■−り矢視図の
他の例である。 1・・・外管、2・・・ウィック、2α・・・金網状ウ
ィック、2b・・・溝型ウィック、3・・・中空部、4
・・・初期液溜り、5・・・溝、6・・・銀(A9)の
薄膜、7・・・液体ナトリウム。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 液体金属を作動流体とするヒートパイプにおいて、外管
    の側壁内面に取付けるウイックの内面に上記作動流体と
    アマルガム層を形成し易い金属を蒸着させたことを特長
    とする液体金属封入ヒートパイプ。
JP15128887A 1987-06-19 1987-06-19 液体金属封入ヒ−トパイプ Expired - Lifetime JPH0646152B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15128887A JPH0646152B2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 液体金属封入ヒ−トパイプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15128887A JPH0646152B2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 液体金属封入ヒ−トパイプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63315888A true JPS63315888A (ja) 1988-12-23
JPH0646152B2 JPH0646152B2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=15515406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15128887A Expired - Lifetime JPH0646152B2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 液体金属封入ヒ−トパイプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0646152B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003079396A1 (en) * 2002-03-14 2003-09-25 Koninklijke Philips Electronics Nv Liquid metal heat pipe structure for x-ray target
KR100787953B1 (ko) 2000-12-28 2007-12-24 주식회사한국포조텍 경량 윅 구조의 히트 파이프

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100787953B1 (ko) 2000-12-28 2007-12-24 주식회사한국포조텍 경량 윅 구조의 히트 파이프
WO2003079396A1 (en) * 2002-03-14 2003-09-25 Koninklijke Philips Electronics Nv Liquid metal heat pipe structure for x-ray target
US6807348B2 (en) 2002-03-14 2004-10-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Liquid metal heat pipe structure for x-ray target

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0646152B2 (ja) 1994-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5894887A (en) Ceramic dome temperature control using heat pipe structure and method
TW201423023A (zh) 扁平熱管及其製造方法
JPS63315888A (ja) 液体金属封入ヒ−トパイプ
KR880008403A (ko) X-레이 튜브 타켓
US3672020A (en) Method of making a heat pipe having an easily contaminated internal wetting surface
JP5123703B2 (ja) ヒートパイプの製造方法及びヒートパイプ
JPS63207994A (ja) 熱循環装置
JPS60251390A (ja) ヒ−トパイプの製造方法
JPS61105097A (ja) ヒ−トパイプ
JPS6131111A (ja) 金属製真空二重びん及びその製造方法
KR100624812B1 (ko) 히트 파이프
US3099588A (en) Formation of semiconductor transition regions by alloy vaporization and deposition
JPH0222463A (ja) 金属薄膜の製造法
JPH1088322A (ja) リチウム用蒸着源
JPH07112030B2 (ja) マイクロヒ−トパイプの製造方法
KR100203332B1 (ko) 반도체 리드프레임의 제조방법
JPS61153489A (ja) 伝熱管壁面の形成方法
TW201231905A (en) Interconnected heat pipe and method for manufacturing the same
JPH11351770A (ja) ヒートパイプ
JPS6258247B2 (ja)
JPH0678873B2 (ja) ヒ−トパイプの製造方法
JPS5627891A (en) Radiator
JPS6166960A (ja) パイプ内面のコ−テイング方法
JPS5938510B2 (ja) ヒ−トパイプの製造法
SU542579A1 (ru) Способ изготовлени теплообменника из алюмини и его сплавов