JPS63303678A - バリ取り方法 - Google Patents

バリ取り方法

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JPS63303678A
JPS63303678A JP13861187A JP13861187A JPS63303678A JP S63303678 A JPS63303678 A JP S63303678A JP 13861187 A JP13861187 A JP 13861187A JP 13861187 A JP13861187 A JP 13861187A JP S63303678 A JPS63303678 A JP S63303678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burr
punch
workpiece
pressing part
bending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13861187A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Iwata
清 岩田
Tatsuo Sugitani
杉谷 達雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP13861187A priority Critical patent/JPS63303678A/ja
Publication of JPS63303678A publication Critical patent/JPS63303678A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工作物に発生するバリを除去するバリ取り方
法に関する。
このバリ取り方法は、たとえば鋳物に発生する鋳バリを
ポンチの剪断力を用いて除去するのに利用される。
〔従来の技術〕
アルミ鋳物等に発生する鋳バリを除去する際に、ポンチ
による剪断力を用いた方法がしばしば用いられる(たと
えば、実開昭58−43824号を参照)、この方法は
、工作物に発生したバリが延びる方向に対して直角方向
よりポンチ(切刃)を前進させ、ポンチによってバリの
根元に剪断力を加え、バリを除去するものである。
この方法によれば、切削による方法に比べて刃具コスト
が低く、加工時間も短く、装置が簡単になることから、
高い生産性が得られる利点がある。
(発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、この従来のポンチによる剪断力を用いた
バリ除去方法によれば、特にアルミ鋳物等のように靭性
の高いバリの場合にバリが折れ曲がったまま工作物に付
着した状態となり、工作物より除去できないことがある
。さらに、寸法誤差の大きな鋳バリの場合にはポンチの
加工位置に余裕をみる必要があるため、ポンチが鋳バリ
の先端部にしか接触しないことがあり、バリ残りが顕著
になる。
これに対して、爆発燃焼、レーザー切断、ニューマチッ
クハンマーによるチッピング等の方法を用いることによ
りバリを確実に除去することが可能であるが、切削によ
る方法以上にコスト高になる等生産性が低いため、採用
しがたい。
したがりて、本発明の目的は、ポンチを用いたバリの除
去方法によりコスト低減を図るとともに、確実にバリを
工作物から除去することの可能なバリ取り方法を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明のバリ取り方法は、ポンチに押圧部と係
合部とを設け、ポンチの移動によりバリを押圧した後、
反対方向へバリを折り曲げることによりバリに加工硬化
を生じさせてバリを除去することを特徴とする。
具体的には、本発明の構成は次の通りである。
なお、参考までに第1図における符号を付しである。
本発明のバリ取り方法は、工作物(12)に発生するバ
リ(18)をポンチ(24)により剪断力を加えて除去
する方法である。
ポンチ(24)の形状は、工作物(12)に対するポン
チ(24)の最初の接近方向の側にバリ(18)の押圧
部(32a)を設けてその反対側にバリ (18)との
係合部(32b)を設けるようにされている。そして、
ポンチ(24)を工作物(12)に対して最初に接近さ
せる際にポンチ(24)の押圧部(32a)をバリ(1
8)に接近させ当接させて押圧することによりバリ(1
8)を折り曲げる0次にポンチ(24)を折り曲げられ
たバリ(18)に対して最初と反対側から接近させてポ
ンチ(24)の係合部(32b)とバリ (18)を係
合させ、バリ (18)を反対方向へ折り曲げることに
よりバリ (18)を工作物(12)から除去するもの
である。
〔作用〕
上述の本発明のバリ取り方法によれば、ポンチ(24)
が最初にバリ(18)を押圧するときに、ポンチ(24
)の押圧部(32a)がバリ(18)を押圧してバリ 
(18)を折り曲げる0次に、ポンチ(24)が反対方
向へ移動してポンチ(24)の係合部(32b>とバリ
 (18)が係合すると、折り曲がった状態のバリ(1
8)を反対方向へ折り曲げるので、バリ(18)の根元
に加工硬化が生じてバリ (18)が反対方向へ折り曲
がるときにバリ(18)が折れて除去される。このとき
、バリ (18)とポンチ(24)との間は、バリ(1
8)を押圧しまたは係合できる距離があればよい。
〔実施例〕
次に、第1図ないし第2図に基づき、本発明にかかるバ
リ取り方法の実施例を説明する。
第1図はバリ取り装置の縦断面の部分図、そして、第2
図(a)〜(C)はバリが付着した鋳物に対するポンチ
の動きを説明するための図面である。
第1図に示すように、本実施例において用いられるバリ
取り装置10は、工作物であるアルミ鋳物12を載置し
た基台14の上方に駆動板16が配設され、駆動板16
は図示しないラムに接続されて油圧シリンダー(図示し
ない)によって下降・上昇するようになっている。アル
ミ鋳物12には、鋳造時に発生したバリ18が付着して
おり、アルミ鋳物12は、バリ18が水平方向に位置す
るように基台14に固定されている。
駆動板16には、ボルト20によって当て板22が固締
されている。当て板22は、中央部分に開口部22aが
形成されている。当て板22と駆動板16との間には、
ポンチ24のフランジ部26が収容されている。フラン
ジ部26の上面と駆動板16の下面の間には、ゴム製の
緩衝材28が挟持されている。また、フランジ部26の
側面の外周に渡って形成された溝26aには、ゴム製の
復元部材30が嵌め込まれており、復元部材30は当て
板22の内側面との間に挟持されている。
ポンチ24の先端は、図上下方に示すように、鉤状部分
32備えている。鉤状部分32には、押圧部32aと係
合部32bが形成されている。
次に、上述のバリ取り装置10の作動について、第2図
(a)〜(c)に基づき説明する。
基台14に載置されたアルミ鋳物12に付着したバリ1
8に対し、油圧シリンダの作動によりラムを介して駆動
板16が下降する。N動板16に接続されたポンチ24
は、軸方向に下降してバリ18の延びる方向に対して直
角方向より押圧部32aがバリ18に当接し、バリ18
を曲げる(第2図(a)に示す状態)。
ポンチ24が更に下降すると、バリ18はさらに折り曲
げられるが、アルミ鋳物12のバリは靭性が高いため、
バリの根元がアルミ鋳物12に付着している(第2図(
b)に示す状B)。
ポンチ24の係合部32bが下方に折り曲がったバリ1
8の下端より下に位置した後、駆動板16を上昇させる
。i%l動板16の上昇につれて、ポンチ24も上昇す
る。ポンチ24が上昇するとき、ポンチ24の係合部3
2bは、バリ18の下端に係合する。ポンチ24が更に
上昇すると、係合部32bがバリ18の根元に最初と反
対側からの剪断力を加えることになるので、バリ18の
根元に加工硬化が生じて、バリ18は根元から折れアル
ミ鋳物12より除去される(第2図(c)に示す状態)
第2図(a)〜(b)に示すように、ポンチ24の押圧
部32aおよび係合部32bがバリ18に接触する間、
ポンチ24は、軸方向に直角方向の力(第2図(b)に
おける矢印A方向の力)を受けるが、ポンチ24のフラ
ンジ26の側面は当て板22との間で復元部材30によ
って保持されているので、軸方向に直角方向の力を吸収
することができる。したがって、第2図(b)に示すよ
うに、バリ18が折れ曲がって、バリ18とポンチ24
との接触角度が小さくなり、直角方向への分力が大きく
なっても、復元部材30の存在によりポンチ24が逃げ
てバリ18を乗り越えることができる。ポンチ24がバ
リ18を乗り越えるため、ポンチ24が上昇する際に、
ポンチ24の係合部32bとバリ18とが係合可能とな
る訳である。
また、ポンチ24とアルミ鋳物12との間隙調整がばら
ついてポンチ24とアルミ鋳物12の側面が接触した場
合には、ポンチ24のフランジ26と駆動板16との間
に存在する緩衝部材28が接触の際の衝撃力を吸収し緩
和されるので、アルミ鋳物12に回復不能な傷が生じた
り、ポンチ24が損傷することがなくなる。
以上、本発明の特定の実施例について説明したが、本発
明は、この実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載の範囲内で種々の実施態様が包含されるも
のである。
〔発明の効果〕
以上より、本発明のバリ取り方法によれば、バリに対す
るポンチの押圧部の最初の折り曲げと、ポンチの係合部
の反対方向へのバリの折り曲げによってバリの根元に加
工硬化が生じるで、バリが確実に除去される。そして、
バリとポンチの距離は、バリとポンチが押圧し係合でき
る程度あればよく、それ程厳密な間隙の管理を必要とし
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図(a)〜(c)は、本発明にかかる
バリ取り方法を説明するための図面である。 第1図はバリ取り装置の縦断面の部分図である。 第2図(a)〜(c)はバリが付着した鋳物に対するポ
ンチの動きを説明するための図面である。 12−−−−−−−・工作物 18−・・−・−・バリ 24−・−ポンチ 323−・・−押圧部 32b−・・−係合部 出願人  トヨタ自動車株式会社 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 工作物に発生するバリをポンチにより剪断力を加えて除
    去するに当たって ポンチの形状を、工作物に対するポンチの最初の接近方
    向の側にバリの押圧部を設けてその反対側にバリとの係
    合部を設けるようにし、ポンチを工作物に対して最初に
    接近させる際にポンチの押圧部をバリに接近させ当接さ
    せて押圧することによりバリを折り曲げ、次にポンチを
    折り曲げられたバリに対して最初と反対側から接近させ
    てポンチの係合部とバリを係合させ、バリを反対方向へ
    折り曲げることによりバリを工作物から除去することを
    特徴とするバリ取り方法。
JP13861187A 1987-06-02 1987-06-02 バリ取り方法 Pending JPS63303678A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5477908A (en) * 1993-01-27 1995-12-26 Adolf Hottinger Maschinenbau Gmbh Apparatus for deburring moulds and cores
US6742253B2 (en) * 2001-06-29 2004-06-01 Gkn Sinter Metals Process for eliminating vertical flash on an as-forged connecting rod
JP2005305475A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Vector Co Ltd マーキング装置用振動ペンおよびマーキング装置用振動ペンのスタイラス
JP2010082683A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Aisin Seiki Co Ltd 加工装置
CN105382068A (zh) * 2014-08-20 2016-03-09 法因图尔国际控股股份公司 精整冲压件或精冲件上的具有毛刺的切割面的设备和方法

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