JPS63297B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS63297B2
JPS63297B2 JP10951177A JP10951177A JPS63297B2 JP S63297 B2 JPS63297 B2 JP S63297B2 JP 10951177 A JP10951177 A JP 10951177A JP 10951177 A JP10951177 A JP 10951177A JP S63297 B2 JPS63297 B2 JP S63297B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container
opening
container body
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10951177A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5444982A (en
Inventor
Tomomasu Nagai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Co Ltd filed Critical Kyoraku Co Ltd
Priority to JP10951177A priority Critical patent/JPS5444982A/ja
Publication of JPS5444982A publication Critical patent/JPS5444982A/ja
Publication of JPS63297B2 publication Critical patent/JPS63297B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、小型電気機器、写真機器その他の物
品を収納する容器であつて、容器本体の開口部が
せまく、かつその開口部に対する奥行の深い形状
のプラスチツク容器に関する。
本体と蓋体とそれらを連結するヒンジとを一体
にブロー成形してなるプラスチツク容器は公知で
ある。
このような従来のプラスチツク容器は、第14
図に示すように蓋体Aを閉じたときに収納物品を
安定的に保持するよう構成され、収納物品とほぼ
同じ大きさの開口部Bが形成されているので、蓋
体Aを開いたときには、収納物品を安定的に保持
することは困難であり、例えば容器を傾斜したり
倒立した状態で収納物品を使用したり取出すこと
が困難である。また収納物品の機能性あるいは取
出作業性からも不必要と思われる部分まで外部に
露出し、その露出部分を塵埃などが付着しないよ
う保護するには他部材を必要としていた。
本発明は、上記の問題を解決するものであり、
容器本体の開口部がせまく、かつ開口部から奥行
の深い特殊構造のプラスチツク容器を新規に開発
したものである。
以下本発明の構成を図面に示した実施例につい
て具体的に説明する。
第1図において、1は容器本体、2は蓋体であ
つて、容器本体1と蓋体2は、ヒンジ部3によつ
て一体に連結されており、かつ本体1の蓋体2に
対応する壁面には開口部4が形成され、本体1内
にはブロー成形時のパーテイングライン1a方向
に奥行を有する収納部1bが形成されている。そ
して、上記本体1は一重壁に、また蓋体2は二重
壁構造となつており、ヒンジ部3はその両面から
圧縮した薄い屈曲自在体となつていて、これらは
単一のプラスチツク素材をもつて一体に形成され
ている。5は蓋体2側に形成された薄肉のヒンジ
5aを介して構成したラツチ、6はそれを受ける
本体側1側のホツクであり、これらもそれぞれ一
体に形成されている。
このように、本発明のプラスチツク容器は本体
1内にブロー成形時のパーテイングライン1a方
向に奥行きのある収納部1bを形成したので、蓋
体2に対応する本体1の開口部4がせまく、かつ
開口部4に対する奥行の深いものとなり、蓋体2
をあけた状態でも収納物品を安定的に保持し、例
えば容器を傾斜したり倒立した状態でも容易に使
用、取出しができる。また蓋体2は二重壁に構成
され、ヒンジ部3にて本体1と一体に連設されて
いるので、蓋体2自体も強固なものとなり、ヒン
ジ部3にて本体1と強固に連設される。
本発明のプラスチツク容器に収納される物品と
しては、例えば電卓、タイプライター、計測器、
ラジオ、双眼鏡、ボトル、タンク、ボンベ、弁当
箱、工具などであるが、収納物品は何ら限定され
るものではない。
蓋体2は中空状の二重壁であつても、内外壁の
接合した二重壁でもよい。蓋体2のラツチ5、本
体1のホツク6は、第4図に示す如く横に設けて
もよく、また本発明のプラスチツク容器には、第
5図に示す如く別体に構成された吊下げバンドを
取付けでき、さらにハンドル、係止装置、その他
本体1の内部に緩衝壁、仕切壁、フレームなどを
取付けることもできる。なお、本体1の収納部は
収納物品に対応した形状に形成でき、また、本体
1の壁にリブ、凹部などを任意に形成できること
は勿論である。
第2図および第3図には上記容器の製造方法の
一実施例が示されている。すなわち、この図にお
いて、7は二分割形式の成形型(金型)であつ
て、この成形型7の内部には、これを第3図に示
す如く型合せをした状態で、前記容器本体1の外
面形状と同形をなす凹形キヤビテイー8,8およ
び蓋体2の外面形状と同形をなす凸形キヤビテイ
ー9、凹形キヤビテイー9′とがそれぞれ形成さ
れており、かつそれらの境界部分にはヒンジ部3
を圧縮成形する圧縮部10,10が形成されてい
る。また、蓋体2を成形する凸形キヤビテイー9
と凹形キヤビテイー9′の一端部にはラツチ5の
成形部11,11が形成されており、容器本体1
を成形する凹形キヤビテイー8にはホツク6の成
形部12が形成されている。13,14は圧縮空
気吹込針であつて、その吹込針13は凹形キヤビ
テイー8,8内に、また吹込針14は凹形キヤビ
テイー9′内に成形時連通するよう配置されてい
る。15は熱可塑性プラスチツクの押出ヘツドで
あり、aは押出された筒状のパリスンである。
押出ヘツド15より押出された筒状のパリスン
aは、第2図に示す如く左右に分割した成形型7
内に垂下せしめ、次いで成形型7を第3図に示す
如く型合せをし、筒状パリスンaを成形型7内に
はさみ込んだ後、吹込針13,14より圧縮空気
を吹込めば、凹形キヤビテイー8,8内の筒状パ
リスンaはそのキヤビテイー8,8の内面に沿つ
て脹らみ、容器本体1が成形され、一方凸形キヤ
ビテイー9と凹形キヤビテイー9′間の筒状パリ
スンaはそのキヤビテイー9,9′の内面に沿つ
て脹らみ、中空二重壁構造の蓋体2が成形され
る。そして、上記容器本体1および蓋体2の成形
と同時に、それらの境界部分の両面が圧縮部1
0,10によつて圧縮されるので、この部分に薄
い屈曲自在体が形成され、これがヒンジ部3とな
る。なお、ラツチ5およびホツク6も同時に成形
される。なお、蓋体2の内外壁の接合した二重壁
に構成するときには吹込針14を省略することも
できる。
以上の成形工程が終了したならば、成形型7を
冷却した後成形品を取出し、余剰のバリを除去
し、さらに容器本体1の蓋体2に対応する壁面b
を切除して開口部4を形成して容器を完成させ
る。この容器は、第1図に示したように、一重壁
の容器本体1と、中空二重壁構造の蓋体2とがヒ
ンジ部3によつて一体に連結されたものであり、
容器本体1面にはブロー成形時に成形型7の合せ
目7a,7a′にパーテイングライン1aが形成さ
れ、その方向に奥行を有する収納部1bが形成さ
れる。そして、容器本体1の開口部4はせまく、
しかもその開口部4に対する奥行が深くなつてい
る。
第6図ないし第8図は本発明の他の実施例を示
しており、この実施例のものは、容器本体1の一
端部に形成された開口部4と反対側の他端部にも
開口部4′を形成し、かつそれを開閉する中空二
重壁構造の蓋体2′をヒンジ部3′により一体に連
結してなるものである。そして、このように容器
本体1の他端部にも開口部4′を設ければ、それ
に収納した物品を一端部の開口部4から容易に押
出すことができ、物品の出入れが一層便利にな
る。なお、この実施例の容器を成形する成形型
7′とその成形工程は第12図および第13図に
示されているが、前記実施例との相違点は、容器
本体1を成形する凹形キヤビテイー8,8の他端
側にも蓋体2′を成形する凹形キヤビテイー9a,
9a′が形成され、かつそれに対する圧縮空気吹込
針14′が設けられていることと、ヒンジ部3′を
成形する圧縮部10′,10′、ラツチ5′の成形
部11′,11′およびホツク6′の成形部12′が
それぞれ付加されていることのみであつて、その
他は前記実施例の場合と全く同様である。
第9図ないし第11図は、それぞれ第6図ない
し第8図に示したものの他例であつて、第9図の
ものは蓋体2を内外壁が接合された二重壁構造を
なしており、第10図に示したものは、蓋体2,
2′をそれぞれ自重によつて閉じるように構成さ
れており、さらに第11図に示したものは容器本
体1の一端部に2つの蓋体2,2を有し、かつそ
の他端部に1つの蓋体2′が設けられている。
本発明に係るプラスチツク容器は、以上説明し
たように、容器本体と蓋体とそれらを連結するヒ
ンジ部とを一体にブロー成形してなる容器であつ
て、上記容器本体は一重壁からなり、内部にはパ
ーテイングライン方向に奥行のある収納部を有
し、蓋体は二重壁に構成されており、ヒンジ部は
圧縮してなる薄い屈曲自在体に構成し、かつ容器
本体の蓋体に対応する部分に開口部を形成し、こ
の開口部を蓋体により開閉自在としたものである
から、容器本体内にブロー成形時のパーテイング
ライン方向に奥行きのある収納部が形成され、蓋
体に対応する本体の開口部がせまく、かつ開口部
に対応する奥行きの深いものとなり、蓋体をあけ
た状態でも収納物品を安定的に保持し、例えば容
器を傾斜したり倒立した状態でも容易に使用、取
出しができる。また蓋体は二重壁に構成され、ヒ
ンジ部にて本体と一体に連設されているので、蓋
体自体も強固なものとなり、ヒンジ部にて本体と
強固に連設できる等、きわめて有用性の高いすぐ
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は一部を破断して示す容器全体の斜視図、第
2図および第3図はその成形工程の態様を示す断
面図、第4図および第5図はそれぞれ第1図の他
例を示す容器全体の斜視図、第6図は本発明の他
の実施例を示す側面図、第7図は同上蓋体を閉じ
た状態の断面図、第8図は同上平面図、第9図な
いし第11図は第6図ないし第8図のそれぞれ他
例を示すもので、第9図および第10図は断面
図、第11図は平面図、第12図および第13図
は第6図ないし第8図のものの成形工程の態様を
示す断面図、第14図は従来例の斜視図である。 図中、1は容器本体、1aはパーテイングライ
ン、1bは収納部、2,2′は蓋体、3,3′はヒ
ンジ部、4,4′は開口部、7,7′は成形型、7
a,7a′はその合せ目、15は熱可塑性プラスチ
ツクの押出ヘツド、aは筒状のパリスンである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 容器本体と蓋体とそれらを連結するヒンジ部
    とを一体にブロー成形してなる容器であつて、上
    記容器本体は一重壁からなり、内部にはパーテイ
    ングライン方向に奥行のある収納部を有し、蓋体
    は二重壁に構成されており、ヒンジ部は圧縮して
    なる薄い屈曲自在体に構成し、かつ容器本体の蓋
    体に対応する部分に開口部を形成し、この開口部
    を蓋体により開閉自在としたことを特徴とするプ
    ラスチツク容器。
JP10951177A 1977-09-13 1977-09-13 Plastic container Granted JPS5444982A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10951177A JPS5444982A (en) 1977-09-13 1977-09-13 Plastic container

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10951177A JPS5444982A (en) 1977-09-13 1977-09-13 Plastic container

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5444982A JPS5444982A (en) 1979-04-09
JPS63297B2 true JPS63297B2 (ja) 1988-01-06

Family

ID=14512110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10951177A Granted JPS5444982A (en) 1977-09-13 1977-09-13 Plastic container

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5444982A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6183548U (ja) * 1984-11-02 1986-06-02
JPS6435854U (ja) * 1987-08-28 1989-03-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5444982A (en) 1979-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101677660B (zh) 用在保护箱中的软塑料插入件
US3828969A (en) Plastic container
US4382058A (en) Process for forming a single-walled blow molded hinged container
JP2003164316A (ja) 収納ケースおよびその製造方法
US3886645A (en) Method of molding and assembling a hinged plastic container
JPS63297B2 (ja)
JP4080031B2 (ja) 収納蓋
US3659999A (en) Apparatus for molding container parts
US4486164A (en) Blow mold
EP0404222B1 (en) Process for manufacturing a plastic crate by injection moulding, and plastic crate manufactured by said process
JP7235950B2 (ja) 折り畳み容器
JPH0140810Y2 (ja)
JPS6130895B2 (ja)
JP2538526Y2 (ja) 電子機器等のケース
JPS627133Y2 (ja)
JPS5916300Y2 (ja) 包装容器
JPS5837604Y2 (ja) チエンソ−ケ−ス
JPS5813414B2 (ja) ケ−ス用把手の製法
JPH0123385B2 (ja)
CA1152712A (en) Integral hinged single wall blow molded container
JPH0141611Y2 (ja)
JPH0839658A (ja) 収納ケース
JPS629209Y2 (ja)
JP2000335567A (ja) 組立式コンテナ
JP2019099253A (ja) ブロー容器とその製造方法