JPS63297833A - 炭素繊維強化複合材を基材とするブレ−キ材 - Google Patents
炭素繊維強化複合材を基材とするブレ−キ材Info
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- JPS63297833A JPS63297833A JP62129688A JP12968887A JPS63297833A JP S63297833 A JPS63297833 A JP S63297833A JP 62129688 A JP62129688 A JP 62129688A JP 12968887 A JP12968887 A JP 12968887A JP S63297833 A JPS63297833 A JP S63297833A
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Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は炭素繊維強化複合材に炭素質以外の無機化合
物を添加したブレーキ材に関する。
物を添加したブレーキ材に関する。
炭素繊維強化複合材を基材としたブレーキ材の製造法と
しては例えば、特開昭５０−１１０４６５に示された炭
素繊維を樹脂あるいはピッチで接着した基体に化学的蒸
気沈着法で炭素を沈着させ高稠密化したもの、特開昭５
０−１４．３９５０に示された炭素繊維の網条物などに
黒鉛、カーボンブラック、コークス等を適量配合したも
の、特開昭５５−３２７１０に示された炭素繊維強化炭
素材を成型したのち、含浸−炭化を繰り返し高密度化し
、焼成温度と炭化後の光学的組織により１摩擦特性を制
御しているもの及び特開昭５２−４３０７３に示された
炭素繊維の質あるいは配合性を制御して摩擦特性を制御
するものなどが提供されている。
しては例えば、特開昭５０−１１０４６５に示された炭
素繊維を樹脂あるいはピッチで接着した基体に化学的蒸
気沈着法で炭素を沈着させ高稠密化したもの、特開昭５
０−１４．３９５０に示された炭素繊維の網条物などに
黒鉛、カーボンブラック、コークス等を適量配合したも
の、特開昭５５−３２７１０に示された炭素繊維強化炭
素材を成型したのち、含浸−炭化を繰り返し高密度化し
、焼成温度と炭化後の光学的組織により１摩擦特性を制
御しているもの及び特開昭５２−４３０７３に示された
炭素繊維の質あるいは配合性を制御して摩擦特性を制御
するものなどが提供されている。
しかしながら、上述した従来の炭素繊維強化複合材のブ
レーキ材では、高温域では優れた耐摩擦特性を示すが、
２００℃以下の常用温度域での摩耗が著しく、摩擦係数
も不安定である。加えて、ブレーキ材としては高価で、
主として航空機、レーシングカーと軍事用に使われ、自
動車などの汎用性のあるブレーキ材とは言いがたいなど
の問題点があった。
レーキ材では、高温域では優れた耐摩擦特性を示すが、
２００℃以下の常用温度域での摩耗が著しく、摩擦係数
も不安定である。加えて、ブレーキ材としては高価で、
主として航空機、レーシングカーと軍事用に使われ、自
動車などの汎用性のあるブレーキ材とは言いがたいなど
の問題点があった。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
ものであり、炭素質以外の無機化合物を添加した炭素繊
維強化複合材に高炭素材料を含浸−炭化させて高密度化
をはかり、２００℃以下の常用温度域での耐摩擦特性の
優れたブレーキ材を提供することを目的とする。
ものであり、炭素質以外の無機化合物を添加した炭素繊
維強化複合材に高炭素材料を含浸−炭化させて高密度化
をはかり、２００℃以下の常用温度域での耐摩擦特性の
優れたブレーキ材を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明のブレ
ーキ材は短い炭素繊維に炭素質以外の無機化合物を添加
し、高炭素材料又はセフェノール樹脂とピッチ混合物と
をよく混練した後。
ーキ材は短い炭素繊維に炭素質以外の無機化合物を添加
し、高炭素材料又はセフェノール樹脂とピッチ混合物と
をよく混練した後。
加圧成形したものを、加圧炭化し、更に不活性ガス雰囲
気下で高炭素材料を加圧含浸−加圧炭化して高密度化を
はかったもので、２００℃以下の常温領域での耐摩擦性
の優れたブレーキ材を提供したものである。
気下で高炭素材料を加圧含浸−加圧炭化して高密度化を
はかったもので、２００℃以下の常温領域での耐摩擦性
の優れたブレーキ材を提供したものである。
この発明で言う、無機化合物とはモース硬度３〜４の硫
酸バリウム（ＢａＳＯ４） 、銅（Ｃｕ） 、鋳鉄粉（
Ｆｅ）などを言う。
酸バリウム（ＢａＳＯ４） 、銅（Ｃｕ） 、鋳鉄粉（
Ｆｅ）などを言う。
選択基準としてモース硬度を３〜４としたのはモース硬
度が３より低いものと４を超えるものは摩擦係数が安定
せず、摩擦材として不適当であり。
度が３より低いものと４を超えるものは摩擦係数が安定
せず、摩擦材として不適当であり。
モース硬度が３以上、 ４以下ものが添加物として摩擦
係数が良好であったためである。
係数が良好であったためである。
第１表に使用した無機化合物のモース硬度を示す。
第１表
又、添加量については硫酸バリウムの場合５〜３０重匿
％変動させて添加した炭素繊維強化複合材の摩擦係数を
測定し、第２表の値が得られた。
％変動させて添加した炭素繊維強化複合材の摩擦係数を
測定し、第２表の値が得られた。
第２表
硫酸バリウムの場合１０〜２０重量％が適当である。
同様に、鋳鉄粉は５〜２０重量％、銅は５〜２０重量％
が適当である。又は、含浸物となる流動性の高炭素材料
とは石油１石炭化学プロセスで副生ずる残渣油例えば常
圧残渣油、減圧残渣油、エチレンクールピッチ、コール
タール、コールタールピッチなど水素化処理した後ニア
ブローイング熱処理して得られる。
が適当である。又は、含浸物となる流動性の高炭素材料
とは石油１石炭化学プロセスで副生ずる残渣油例えば常
圧残渣油、減圧残渣油、エチレンクールピッチ、コール
タール、コールタールピッチなど水素化処理した後ニア
ブローイング熱処理して得られる。
（実施例１）
短い炭素繊維５０重量％とピッチ３０重量％と硫酸バリ
ウム１５重量％及び黒鉛５重量％を加熱混練後圧線成形
した。この炭素繊維強化複合体を加圧炭化炉に入れ、３
０気圧で、加熱速度６０℃／時間で６００〜６５０℃に
焼成したのち、２００℃、ピッチで加圧含浸を行ない、
再び３０気圧で６５０℃まで加圧炭化を行った。得られ
た炭素繊維強化複合体の摩擦係数は０．３５であり、摩
耗量も１００℃で３．０×１Ｏ−７ａＪ／Ｋｇｆ、＋ｓ
が得られた。
ウム１５重量％及び黒鉛５重量％を加熱混練後圧線成形
した。この炭素繊維強化複合体を加圧炭化炉に入れ、３
０気圧で、加熱速度６０℃／時間で６００〜６５０℃に
焼成したのち、２００℃、ピッチで加圧含浸を行ない、
再び３０気圧で６５０℃まで加圧炭化を行った。得られ
た炭素繊維強化複合体の摩擦係数は０．３５であり、摩
耗量も１００℃で３．０×１Ｏ−７ａＪ／Ｋｇｆ、＋ｓ
が得られた。
（実施例２）
短い炭素繊維５０重量％、フェノール樹脂−ビッチ混合
物３０重量％、硫酸バリウム２０重量％を気流混合した
後、加熱成型機で圧縮成型した。これを実施例１と同様
条件で加圧炭化した。ピッチを２００℃で、加圧含浸、
６５０℃まで加圧炭化を繰り返し４回実施し、炭素繊維
強化複合体を得た。本製品の摩擦係数は０．３７であり
、摩耗率は１００℃で３．２Ｘ １０−’ｃｄ／Ｋｇｆ
、ｍであった。
物３０重量％、硫酸バリウム２０重量％を気流混合した
後、加熱成型機で圧縮成型した。これを実施例１と同様
条件で加圧炭化した。ピッチを２００℃で、加圧含浸、
６５０℃まで加圧炭化を繰り返し４回実施し、炭素繊維
強化複合体を得た。本製品の摩擦係数は０．３７であり
、摩耗率は１００℃で３．２Ｘ １０−’ｃｄ／Ｋｇｆ
、ｍであった。
（実施例３）
短い炭素繊維５０重量％と銅粉１０重量％を混合し。
細かい孔がおいているモールドに押込み、含浸−炭化炉
に入れ、加圧炭化し２次いでピッチを加圧含浸したのち
、ピンチを排出し、そのまま加圧炭化を６５０℃まで行
った。２００℃まで冷却後加圧含浸−加圧炭化を２回繰
り返し実施した。製品の摩擦係数０．３３．摩耗率は３
．６Ｘ１０−’ｃｄ／にｇｆ、ａであった。
に入れ、加圧炭化し２次いでピッチを加圧含浸したのち
、ピンチを排出し、そのまま加圧炭化を６５０℃まで行
った。２００℃まで冷却後加圧含浸−加圧炭化を２回繰
り返し実施した。製品の摩擦係数０．３３．摩耗率は３
．６Ｘ１０−’ｃｄ／にｇｆ、ａであった。
（実施例４）
実施例３と同様に鋳鉄粉についても、炭素繊維強化複合
体を得た。得られた製品の摩擦係数は０゜３６、 Ｉ９
！！耗率４．ＯＸ １０−’ａＪ／Ｋｇｆ、ｍであった
。
体を得た。得られた製品の摩擦係数は０゜３６、 Ｉ９
！！耗率４．ＯＸ １０−’ａＪ／Ｋｇｆ、ｍであった
。
〔発明の効果〕
以上のように１本発明によれば無機化合物を添加した炭
素繊維強化複合材は２００℃以下での常用範囲における
摩擦特性は改良され９例えば実施例１．２に記載のよう
に、摩擦係数、摩耗量とも極めて良好な結果が得られ、
汎用自動車、新幹線。
素繊維強化複合材は２００℃以下での常用範囲における
摩擦特性は改良され９例えば実施例１．２に記載のよう
に、摩擦係数、摩耗量とも極めて良好な結果が得られ、
汎用自動車、新幹線。
飛行機、大型トランクやバスなどのブレーキ材として安
価に供給できる効果がある。
価に供給できる効果がある。
Claims (1)
- （１）炭素繊維と高炭素材料及び樹脂混合物と無機化合
物を混練後圧縮成型した複合体を加圧炭化し、更に不活
性ガス雰囲気下で高炭素材料を加圧含浸−加圧炭化し高
密度化をはかり、常用温度域での摩擦特性を備えること
を特徴とする炭素繊維強化複合体を基体とするブレーキ
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62129688A JPS63297833A (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 炭素繊維強化複合材を基材とするブレ−キ材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62129688A JPS63297833A (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 炭素繊維強化複合材を基材とするブレ−キ材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63297833A true JPS63297833A (ja) | 1988-12-05 |
Family
ID=15015728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62129688A Pending JPS63297833A (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 炭素繊維強化複合材を基材とするブレ−キ材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63297833A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0360254A2 (en) * | 1988-09-20 | 1990-03-28 | Nissan Motor Co., Ltd. | Friction device |
| JPH0384249A (ja) * | 1989-08-26 | 1991-04-09 | Toyota Motor Corp | 多板式リミテッドスリップディファレンシャル |
| US5323883A (en) * | 1988-09-20 | 1994-06-28 | Nissan Motor Company, Limited | Friction device |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP62129688A patent/JPS63297833A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0360254A2 (en) * | 1988-09-20 | 1990-03-28 | Nissan Motor Co., Ltd. | Friction device |
| US5323883A (en) * | 1988-09-20 | 1994-06-28 | Nissan Motor Company, Limited | Friction device |
| JPH0384249A (ja) * | 1989-08-26 | 1991-04-09 | Toyota Motor Corp | 多板式リミテッドスリップディファレンシャル |
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