JPS63294456A - 温風発生機 - Google Patents

温風発生機

Info

Publication number
JPS63294456A
JPS63294456A JP3219887A JP3219887A JPS63294456A JP S63294456 A JPS63294456 A JP S63294456A JP 3219887 A JP3219887 A JP 3219887A JP 3219887 A JP3219887 A JP 3219887A JP S63294456 A JPS63294456 A JP S63294456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
tank
storage medium
temperature
thermal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3219887A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Miyagawa
隆 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3219887A priority Critical patent/JPS63294456A/ja
Publication of JPS63294456A publication Critical patent/JPS63294456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は温風発生機に関するものである。
(従来の技術) 暖房用温風発生機には種々のタイプのものがある。
第4図は蓄熱媒体としてエチレングリコールを用いた温
風発生機を示す。この温風発生機は、タンクIOの上部
から上方に出発して熱交換部分12を経てタンク10の
下部に戻る循環路と、タンク10内に設けた、エチレン
グリコールを加熱するための電熱ヒータ14と、送風機
16とを備え、電熱ヒータ14によって加熱されたエチ
レングリコールは上記の循環路を自然対流により循環し
、熱交換部分で放熱して温風を発生させる(特公昭60
−38621号公報)。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の温風発生機によれば、エチレングリコールが比熱
の小さく、かつ沸点の高いン佼体であるので、温度の立
ち上がり性よく高温にまで短時間で加熱され、したがっ
て比較的短時間に温風を得ることができるという利点が
ある。
しかしながら、エチレングリコールは粘調性のある液体
であるので熱対流がしにくい。特に上記従来例において
は循環路を細いパイプで形成しているのでエチレングリ
コールの自然対流が起こりにくいという問題点がある。
この点は出発時の外気温が低いときに特に顕著であるつ
すなわち、温度が低い程エチレングリコールの粘性が高
くなるからである。このため特に低温時においては熱交
換部分の熱媒体にまで達する熱は伝真熱のみであって使
用可能温度に達するまでには実際上長時間を要していた
。またこの間にタンクおよびその周辺のみが過熱されて
故障を起こす等の問題点があった。
さらには、エチレングリコールは比熱が小さいので温度
の立ち上がり性はよいが、逆に放熱して冷めやすい。す
なわち、水等に比して蓄熱量は低い。このため、空気を
必要温度にまで昇温させるためには、循環パイプを蛇行
状に長く配するなどして熱交換部に存在する熱媒体量を
多くする必要があるが、あるいは循環パイプ内でのエチ
レングリコールの循環速度を大きくする必要があるが、
前者の場合には装置が大型化し、後者の場合には循環ポ
ンプが必要となり、やはり装置が大型、かつ複雑化する
問題点がある。
また、さらには、循環パイプ上に放熱フィンを設けたと
しても、上記従来の温風発生機にあっては、広い空間内
に空気を送り込むものであるから、循環パイプや放熱フ
ィンに直接に接触する空気はその一部であり、空気が局
所的に加熱されて混合されるものであって、混合が充分
でないときは供給される空気に温度の不均一化が生し、
暖房機に用いた際不快感を与えるという問題点がある。
そこで、本発明は上記種々の問題点を解消すべくなされ
たものであり、その目的とするところは、外気温の低い
ときにあっても熱媒体液の自然対流を有効に生じさせ、
循環ポンプは不要であって装置の小型化が可能となり、
また空気の全体加熱が可能であって、均一な温度の温風
を得ることのできる温風発生機を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的による本発明の温風発生機は次の構成を備えて
いる。
すなわち、タンクと、タンク内に充填される、比熱が小
さく、高沸点で低凝固点であり、かつ粘調性を有する蓄
熱媒体と、タンク下部に配され、前記蓄熱媒体を加温す
る電熱ヒータと、前記タンクの主として上部内に、前記
電熱ヒータにより加温される蓄熱媒体が熱対流するだけ
の空間を存して多数配置され、タンクの2壁面に開口す
る熱交換パイプと、該熱交換パイプに室内空気を送り込
み、前記加温された蓄熱媒体と熱交換させて室内に吐出
させるファンとを備えることを特徴とする。
(作用) 作用について説明する。
電熱ヒータ22の電源スィッチを投入すると、タンク2
0内の蓄熱媒体は力旧晶される。熱交換パイプ26はタ
ンク20内に、蓄熱媒体の熱対流が有効に生じるだけの
間隔を存して配置されているので、加温された蓄熱媒体
は熱対流によりタンク20内を循環し、また蓄熱媒体は
比熱の小さなものであるので立ち上がり性よく必要な温
度にまで昇温される。ここでファンが駆動され、室内空
気を熱交換パイプ26内に送り込み、蓄熱媒体と熱交換
させて昇温させ、温風として室内に送り込む。
(実施例) 以下には本発明の好適な一実施例を添付図面に従い詳細
に説明する。
第1図および第2図は本発明に従う温風発生機の温風発
生部を示す。
20は蓄熱媒体を密閉して充填するタンクであり、例え
ばステンレススチール等の耐触性の良好な材料で箱状に
形成されている。タンク20表面には断熱材を必要に応
じて貼着する。
蓄熱媒体はエチレングリコール、ジエチレングリコール
、プロピレングリコール等のグリコール類、グリセリン
、流動パラフィン、合成ハイドロカーボン等の、比熱が
小さく、高沸点かつ低凝固点の液体を用いる。これらの
液体は粘着性を有している。
22はU字形をなす電熱ヒータであり、タンク20下部
に3本配設されている。24は温度検出センサであり、
タンク下部の蓄熱媒体の温度を検出し、制御部により電
熱ヒータ22を制御して蓄熱媒体の過熱を防止する。
26は熱交換パイプであり、タンク20内上部に多数本
配置され、その両端はタンク20表裏壁面に開口してい
る。もちろん熱交換パイプ26外表面はタンク20内に
充填した蓄熱媒体と接触している。熱交換パイプ26内
には温風発生機のダクト(図示せず)内に設置されたフ
ァン(図示せず)により室内空気が送り込まれて、送り
込まれた空気は蓄熱媒体と熱交換して加温され、温風と
なって室内に吐出される。なお熱交換パイプ26は、タ
ンク20の下部側にも複数本配置されている。熱交換パ
イプ26内には第3図に示すように螺旋状に捩られた攪
拌リボン28が挿入されている。これにより熱交換パイ
プ26内に送り込まれた空気は攪拌されて熱交換パイプ
26内壁と接触し、効率よく、熱交換がなされると共に
、よく攪拌されるので均一な温度の温風となって吐出さ
れる。
30は膨張タンクであり、連結パイプ32によってタン
ク20と連結され、タンク20内の蓄熱媒体が加温され
て膨張した膨張分を吸収する。この膨張タンク30は2
枚の薄板を重ねてその周縁を液密にシールした構造をな
し、連結パイプ32から2枚の薄板の間隙内に入り込ん
だ蓄熱媒体が薄板を風船状に押し広げることによって蓄
熱媒体の膨張分を吸収する。
本発明は以上のように構成されている。
しかして、電熱ヒータ22の電源スィッチ(図示せず)
を投入すると、蓄熱媒体は加熱され、タンク20内を対
流する。蓄熱媒体は枯調性を有するものではあるが、熱
交換パイプ26間の空間が広いため、タンク20内を有
効に対流する。この意外気温が低くて、初期の蓄熱媒体
の粘性が高い状態のときも良好な熱対流を起こすことが
確認された。なお熱交換パイプ26はその外周面を互い
に密接させずにタンク20内に配置することが肝要で、
熱交換パイプ26間の空隙を蓄熱媒体の対流空間に設定
するのである。したがって、この熱交換パイプ26間の
間隙は、蓄熱媒体の種類、とりわけ蓄熱媒体の粘調性の
程度等によって、熱対流が良好に生じうる範囲に決定す
る。この点、従来のように熱交換パイプ内で蓄熱媒体を
循環させるのは、熱交換パイプの径等によって対流の程
度が制限されるのと異なり、本発明では、熱交換パイプ
26間の間隙は自在に設定しうるので、蓄熱媒体の種類
等に応じて熱交換パイプ26間の間隙を最適に設定する
のは容易であって、設計上の制限がなくなる。
上記のように熱対流が良好に確保され、また蓄熱媒体の
比熱が小さいので、蓄熱媒体は温度の立ち上がり性よく
、短時間で必要温度にまで昇温する。この時点でファン
が自動的に駆動され、熱交換パイプ26内に空気が送り
込まれ、前述のように、この送り込まれた空気は蓄熱媒
体と熱交換して昇温され、温風として吐出されるのであ
る。
以上本発明について好適な一実施例を説明したが、本発
明は上記に限定されないことはもちろんであり、例えば
熱交換パイプはタンクの表面側と一側面との2壁面に開
口させるなど、細部の形状、位置、数量等の変更実施は
本発明の精神を逸脱しない限り、本発明に包含されるこ
とはもちろんである。
(発明の効果) 以上のように本発明に係る温風発生機によれば、タンク
内に蓄熱媒体を充填し、タンク内に熱交換パイプを蓄熱
媒体が熱対流しうるだけの空間を存して配置したので、
蓄熱媒体が粘調性を有するものであっても蓄熱媒体の熱
対流が有効に確保され、タンクの一部が過熱されて故障
するなどの不具合が解消された。
また、上記のように蓄熱媒体の熱対流が確保されること
と、蓄熱媒体の比熱が小さいことから、蓄熱媒体を立ち
上がり性よく、かつ短時間に必要温度まで上昇させるこ
とができ、温風を短時間でうろことができる。また蓄熱
媒体は高沸点で低凝固点のものであるので、高温で使用
しても藤気化することがなくタンクの耐圧構造は必要な
いし、また蓄熱媒体の凍結を防ぐことができる。
さらに、寮内空気を熱交換パイプ中を通過させて熱交換
させるものであるので、熱交換パイプ内壁に空気全体が
接触しやすく、空気全体が略均−に加温され、暖房機と
して用いた際の温度のかたよりによる不快感がない。
総じで、本発明によれば、蓄熱媒体の特性に最大に合致
した温風発生機を提供しえたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る温風発生機の温風発生部の正面図
、第2図はその側面図、第3図は熱交換パイプ中に挿入
するリボンの説明図、第4図は従来の温風発生機の説明
図である。 20・・・タンク、  22・・・電熱ヒータ、24・
・・センサ、  26・・・熱交換パイプ、28・・・
リボン、  30・・・膨張タンク、32・・・連結パ
イプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タンクと、 タンク内に充填される、比熱が小さく、高 沸点で低凝固点であり、かつ粘調性を有する蓄熱媒体と
    、 タンク下部に配され、前記蓄熱媒体を加温 する電熱ヒータと、 前記タンクの主として上部内に、前記電熱 ヒータにより加温される蓄熱媒体が熱対流するだけの空
    間を存して多数配置され、タンクの2壁面に開口する熱
    交換パイプと、 該熱交換パイプに室内空気を送り込み、前 記加温された蓄熱媒体と熱交換させて室内に吐出させる
    ファンと を備える温風発生機。
JP3219887A 1987-02-13 1987-02-13 温風発生機 Pending JPS63294456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3219887A JPS63294456A (ja) 1987-02-13 1987-02-13 温風発生機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3219887A JPS63294456A (ja) 1987-02-13 1987-02-13 温風発生機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63294456A true JPS63294456A (ja) 1988-12-01

Family

ID=12352206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3219887A Pending JPS63294456A (ja) 1987-02-13 1987-02-13 温風発生機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63294456A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840040U (ja) * 1971-09-15 1973-05-19
JPS5952151A (ja) * 1982-09-17 1984-03-26 Takashi Miyagawa 温風発生機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840040U (ja) * 1971-09-15 1973-05-19
JPS5952151A (ja) * 1982-09-17 1984-03-26 Takashi Miyagawa 温風発生機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3356828A (en) Electrically heated heat storage apparatus
US4406402A (en) Flue heat recovery system
KR101308877B1 (ko) 물매트용 사계절 냉온수 보일러
CN108397424A (zh) 一种水泵
KR100949609B1 (ko) 다중 순간가열 저탕식 보일러
US2244172A (en) Electric water heater
CN206562085U (zh) 一种太阳能高温热发电熔盐储罐的加热系统
JPS63294456A (ja) 温風発生機
KR102310938B1 (ko) 열 순환 구조가 일체로 형성된 온수방열 온풍장치
KR20160117966A (ko) 보일러
US2175307A (en) Electric heater
US1906145A (en) Electric fluid heater
KR102043225B1 (ko) 에너지 절감형 습식 난방 시스템
US1979083A (en) Furnace
KR102102838B1 (ko) 열매체유 순환구조를 갖는 온풍기
WO1985000084A1 (en) Electric heater and heat exchanger employing the same
KR101825332B1 (ko) 무동력 순환구조의 축열식 온풍기
KR200480314Y1 (ko) 열매체를 이용한 순환식 전기 열풍기
US3500015A (en) Electric heater adapted for vertical installation and utilizing heated water and forced air circulation
KR200181007Y1 (ko) 농업용 온풍기의 배기열 이용장치
KR200251010Y1 (ko) 오일을이용한원형히터
JPH078983Y2 (ja) 温風発生機
CN116858005A (zh) 一种强化传热的熔盐储罐电加热装置及其使用方法
KR101992175B1 (ko) 코어 내부의 열전달 유체 및 에너지 절감형 저전력 난방장치
US1144954A (en) Electric hot-water heating system.