JPS63288373A - 画像処理における稜線、谷線の検出方法 - Google Patents

画像処理における稜線、谷線の検出方法

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JPS63288373A
JPS63288373A JP62123211A JP12321187A JPS63288373A JP S63288373 A JPS63288373 A JP S63288373A JP 62123211 A JP62123211 A JP 62123211A JP 12321187 A JP12321187 A JP 12321187A JP S63288373 A JPS63288373 A JP S63288373A
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JP
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lines
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JP62123211A
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Yoshikazu Sakagami
坂上 義和
Keiji Nakajima
中嶋 恵治
Kazuhiko Washimi
和彦 鷲見
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はカメラを用いた自動認識装置や自動検査装置
等の画像処理における稜線、谷線の検出方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来のこの種装置の一般論を述べたものとして、昭和5
5年4月30日4昭晃堂発行の白井良明著、「コンピュ
ータビジミン」がある、又、後述するがこの種画像処理
手法を採用した具体的な一般システムの構成として第5
図に示すものがある。最初に前記参考文献に記載の従来
例について以下に述べる。
一般に視覚検査装置、視覚認識装置又はロボット用視党
装置等は明暗が明らかな対象にかぎられ。
いわゆる2値化法が利用されてきた。最近は明暗が不明
確な灰色のレベルまで含んだ濃淡画像を処理して必要な
画像を取出すことも可能になってきている。このような
画像処理技術において明るさが急に鹸化するのは物体の
エツジであることが多いことから、明るさの段差のある
場所を連結していってその線の形から物体の形状を認識
し、あ称を判定し又は形状の違いをみつけ又は位置を測
定するような作業が行なわれる。しかし物体の特徴を示
すのは明るさの段差だけではなく、線状に光っている明
暗状態や暗い部分が線状に連なっている状態等における
線についてもその線の形や段差にもとすく線との相対関
係で物体を特徴ずける画像処理技術が実用化されようと
している。又、文献にあるステップとは明るさの段差の
ことで、屋根とか縁効果と記されたものが本発明に関す
る、稜線、谷線にあたるものである。この言葉は明るさ
が凸の場合を稜線、凹の場合を谷線としている、さて前
述の文献ではこれらの屋根と縁効果はともに次の2次微
分を用いればよいとされている。
DD2=(B+D+F+H−4E)/4       
・・・(1)又は、 DD2= (A+B+C+D+F+G+H+l−8E)
/8・・・(2)但し、A〜工はウィンドの配置におけ
る個々の画素の明るさ、上記DD2の値が稜線であると
きには負の値となって中央で最も小さな値となり。
また谷線のときには正の値となる。
次に第5図を参照して具体的な従来例について説明する
6図において、1は認識対象物を撮影するテレビカメラ
、2は映像信号のバッファー、3はアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器、4は画像メモリであ
り、フレームメモリ、あるいはブレーンメモリとも言わ
れ、テレビカメラ1で撮像された情報がそのまま2次元
率面のイメージとして記憶される。5は画像メモリ4に
情報を記憶するときにアドレスを発生するアドレス発生
器であり、テレビカメラ1からの同期信号9にしたがっ
て制御される。6は画像メモリ4の内容を演算するコン
ピュータである。7は画像メモリ4のアドレスを記録す
るときにデータを前記アドレス発生器5からもらうか、
読出し時にコンピュータ6からもらうかを選択する切換
スイッチ。
8はコンピュータ6からのデータバスである。
次に第5図の動作について説明する。まず、テレビカメ
ラ1から入力された映像信号はバッファー2で安定化さ
れた後A/D変換器3に入力される。続いて、デジタル
化された映像信号は画像メモリ4に入力される。ここで
、画像メモリ4のアドレスは、映像信号を記録するとき
にアドレス発生器5で発生したアドレスを使うように切
換スイッチ7を(a)側にたおす、そして、テレビカメ
ラ1からの同期信号9はアドレス発生器5に同期指令を
与える。また1画像メモリ4は例えば64に15の容量
を持ち、そのアドレスは上位8ビツトと下位8ビツトで
構成され上位ビットで行アドレスを、また下位ビットで
列アドレスを指すようになっている。水平同期信号で0
にリセットされると次の水平同期信号との間に下位ビッ
トが基本クロックによりインクリメントされ、上位ビッ
トは垂直同期信号が入力されると0にリセットされ水平
同期信号でインクリメントする。
このことにより、1画面分の映像信号が画像メモリ4に
記憶される。そして1画像メモリ4に記憶された映像情
報はコンピュータ6により読出される。このとき切換ス
イッチ7は(b)側にたおされコンピュータ6から画像
メモリ4に対しアドレスが伝送される。このときのデー
タはデータバス8を介してコンピュータ6に読込まれる
次にコンピユータ6内部での演算動作について説明する
。すなわち、演算は画像メモリ4上の各画素ごとに前述
の式にもとすいて演算する。具体的に演算を説明するた
めに、そのフローチャートを第6図に示す0次に演算内
容について説明する。
まず、プログラム全体は16ビツト中iが下位8ビツト
の255回、又その上位8ビツトをjとして255回ル
ープし全体で64に回画像メモリ4中をサーチする。又
、ST、101の演算において、Bは明るさを意味し、
jは水平走査線本数を表わし、iは走査線上の位If、
すなわち左が0、右端が255を示す、よってB (j
)(i)は一定の場所の明るさを示す、  ゛ ST、101においての演算で1つの画素(j)(i)
に関する演算を終了する。そして、ST。
102において前もって定められた閾値Cよりも大きい
か否かを判断し、これを越えるとST、103において
結果を表示する配列P[jl(i)に谷線、出線の1部
であることを示す1′1”を入れる。
又越えないときはST、104において“0”を書込む
、ST、105以後は演算回数を管理する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の画像処理における稜線、谷線の検出方法は以上の
ように行われているので1例えば、第7図(a)に示す
ような明るさ変化を示す映像信号が走査線数本にわたっ
て存在するとき、(イ)なるタイミングと(ロ)なる電
圧の目盛で量子化(デジタル化)すると第71 (b)
のようになる。
これを前述の方式で演算すると第7図(c)のように−
3というピークが得られる。しかし、同一波形であるが
タイミングがクロックの172だけ第8図(a)のよう
にずれると量子化は第8図(b)のようになり演算結果
は第8図(c)のように−1しか出すピークが得られな
い、このように量子化に際し半クロックずれるだけでま
ったく検出できなくなり実用的には相当の困難をともな
うという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、明暗変化の絶対量を閾値と比較することによ
って稜線、谷線の判定を行う画像処理における稜線、谷
線の検出方法を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る画像処理における稜線、谷線の検出方法
は出線は明るくなった後暗くなるところがある。又谷線
は暗くなった後で明るくなるところがあるという原則に
立っている。この暗くなる、あるいは明るくなるという
事を安定に再現性よく検出するため隣接画素との明るさ
の差分値を加算することにより行なうようにしたもので
ある。その加算値の正負、大小で明暗を判定する。
〔作用〕
この発明の画像処理における稜線、谷線の検出方法は隣
接画素との明暗の差分値を加算し、前記加算値の正負、
あるいは大小で明暗を判定する。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例をコンピュータを利用して演算す
る場合について説明する、このときの装置構成は第5図
に示した従来例と同一であるので説明を省略する。
次に第2図(A)〜(C)のフローチャートを参照して
動作について説明する。最初に詳述する前に第1図の波
形について説明しておく、第1図は本発明が有効な場合
の説明図で、明暗差分値の加算値を示す、第1図(a)
は従来例における第71!lの(a)に当り、これを処
理して第1図(b)となる、第1図(Q)は第8図(b
)に相当し。
第1図(d)は第1図(c)の演算結果である。
この方法によれば明るい方が5重位あり、暗い方が2又
は3単位で合計7〜8となって従来例の第8図(Q)と
比較した場合にも明らかに誤判定を避けることができる
ことになる。
次に動作について説明する。まず、第2図(A)。
(B)、(C)は連続しており夫々lyjに関する2重
のサーチがある。すなわち、始めはO〜255まで2回
目、3回目は逆に255からOに向けて演算する。なお
3回目はjが内側でiが外側のループである。ST、、
120の演算はjwlの位置の明るさB(j)(i)と
−画素分列のB[jl(i−13との明るさの差の演算
を行ない、Dy (j)(i)なる明るさの差を出して
いる。
ST、121はDy (j)(i)と1iii素分左の
Dy (j)(i−1)との符号の違いを考えており、
異る場合にはST、122に行き、同じであればST、
123に歩進する。符号が同じであればST、123に
おいて以前までに加算した合計値Sy (jl  (i
−1)に対し今回の微分値Dy(jl  (ilを加算
する。符号が異るとS T、122において“O”リセ
ットし、その後;今回の微分値のみが加えられる。ST
、124からST、127はST、120からST、1
23とまったく同一の演算をすぐ上の画素との間につい
て行っている。
ST、120〜123におけるD 7 t S )’の
yは横方向という意味でありST、127のD t 、
 Stは縦方向という意味である。
第2図(B)においては前回とは反対に配列の25台か
ら小さくなる方向にループが回る。
最初にST、130においてこれらはすべて“0”リセ
ットされる。
また、ST、132では横方向の加算値Sy[j](i
)と前回の一画素布の加算値Sy (j)(i+1)の
符号が同一かどうかが確認され、異なればST、134
に歩進し、同一であればST。
133に行<、ST、133では前回の値より今回の値
の方がより以上大きければST、134へ行き小さけれ
ばST、140へ行く、小さいということは前ループに
おいて差分値を加算していくときに順調に加算が続いた
ことが示されており、この間はほとんどの処理をスキッ
プすることである。ST、134に入るのは前ループで
リセットが行なわれる1つ前にあたり加算値が最も大き
くなっていることになる。ST、134ではこの加算値
が01という前もって設定された閾値と比較され大きい
ときはST、、135に、また小さいときはST、13
7に入る。第3図はこの動作を説明する図である。すな
わち、第3図(a)は明るさの変化、第3図(b)はそ
の差分値の加算値である。この明るい部分において、(
イ)と(ロ)にわずかに暗い部分が表れている、このと
きには第3図(b)の加算値においても加算値が上下す
る。これがST、134のC1の閾値により無視され、
大きいものだけが取上げられST、135に入る。
ST、135では今回の最大値Sy (j)[i]とこ
れよりも右で前回発生した最大値5yo1dが比較され
る。両者の絶対値を加えたものがCより大きく、かつ両
者の符号が逆でtが正であることが確認され、すべてを
満足すればST、136に他はST、139に入る。両
者を加えたものが大きいことは稜線、谷線が強いことで
ある。両者の符号が逆であることは両者を掛は合せた上
で負であればよいことになる。又、符号が逆であること
は明るさが明るくなってから暗くなったか、暗くなって
から再び明るくなったかのどちらかであり、谷線、稜線
の必要条件である。その詳細な説明は後述する。これら
を満足してST、136に入ると、次は確認のために最
大値Sy (j)[i)はS yoldに入れられる。
又フラグとしてFt=1が立てられる、そしてST、1
41で谷線、稜線であることを記録するためにP[j]
(i)に1が記録される。もしも、ここを通らないとき
にはST、140で0が記録される。ST、142以後
はループを管理するためにある。
次に第3図(ホ)の巾を管理するための機能について説
明する。第3図(ハ)におけるピークが終り、(ニ)の
ピークが始まるまでの一定巾の間。
すなわち(ハ)と(ニ)を対として稜線、谷線としてみ
とめるが、これを越えるとみとめないという閾値であり
、Tcとしている。C1より大きい最大値を持っている
とそのときST、136においてフラグFtに1が記録
される。そして、このピークが終り次の小さいピークが
生じるとこれはC1より小さいことからST、137に
入りFt=1であることを確認し、tに閾値tcを記憶
しFtにOを入れフラグを下げるe jeが入れられた
t鉢ループが回るごとにST、140で1ずつ小さくな
るが、もしも正である内にST、135に入るとt>O
の条件で稜線、谷線と認められる。
これで、第3図(ハ)のピークが終ってTc以内に(ニ
)のピークがあると稜線、谷線と認めることになる。(
ハ)のピークの直後に(ニ)のピークが生じるとFtは
1のままであり、ST、135は成立し同様に稜線、谷
線と認められる。
このループを終って第2図(C)に行く、ここではテレ
ビ画面において右下から右上に、そして最後に左上で終
るようにiが255からOまでのループの内側にjの2
55から0のループが入っている0以上によりタテ方向
の稜線、谷線は第2図(B)で走査線1本ごとに点とし
て発生するがそれぞれの走査線についてすべて同じ場所
に発生するので連続した走査線として面として見るとタ
テの線として稜線、谷線を見ることができる。同じく縦
方向の線は第2図(C)において作られるが、同じP(
j)(i)の配列に記録されるのでこれをCRTに表示
すれば縦線、横線が面として観察できる。斜め方向の線
も同様である。
以上はコンピュータにより演算する方法について説明し
た。この演算部分を専用のICを使った電子回路によっ
て構成すると演算速度は大幅に向上する。第4図に示す
一実施例は水平方向のみに関する電子回路の基本構成図
である。動作の概要を以下に説明する。すなわち、映像
信号をデジタル化した信号は8ビツトでラスタースキャ
ンと同様なタイミングで入力端子(イ)から入力される
21はDタイプフリップフロップで、クロックCLKの
立上りでラッチされる。クロックCLKは通常6MHz
<らいが使ねれる。
Dタイプフリップフロップ21の出力はその入力にくら
べ1クロック分だけ遅延することになる。
22はALUであり、例えば5N74181等を使用す
る。これはa入力とb入力の差が出力されるようにファ
ンクションを設定しており、a入力に対しb入力は1ク
ロツク遅延しているので、この出力は隣りの画素との差
分が出てくることになる。キャリーCRYの出力はその
符号でありこれもDタイプフリップフロップ23で遅延
されエクスクル−シブ0R24(SN7486等)で前
の差分出力の符号と新しい符号とに差があるときのみ出
力(ロ)はハイレベル“H”になる、これは次のALU
25のコントロールに入すハイレベルのときは入力aが
そのまま出力される。ローレベルtzL”のときはa入
力とb入力の加算された結果が出力される。ALU25
の出力はDタイプフリップフロップ26でラッチされそ
の出力はALU25のb入力として接続される。このこ
とでALU25が加算に設定されているかぎりa入力は
加算されて行くが“H″入力あるとa入力だけが出力さ
れ前述の説明にあるリセットされた結果となる。
加算された結果はRAM27で記録される。RAM27
はカウンタ28でアドレスバスが管理されておりRAM
27は画像メモリの機能を有する。
1画面分の処理が終るとRAM27は反対方向から読出
されて端子(ハ)から出力される。
これはフリップフロップ29で1クロツク遅延する。そ
して、遅延前と後の最上位ビットは符号ビットの意味を
持っているがこれがエクスクル−シブOR(EXC−O
R)素子30にて符号が比較され符号が達しなければ“
H”が出力される。
また、比較器31 (SN7485等による)で遅延前
後の値が比較され、さらに、その符号が正であることが
AND素子32で確認される。比較器33は符号が負の
場合について行いNOR素子34の出力は遅延後の値が
小さいときに11H”になる。
すなわち、逆続出し時に加算値が小さくならないという
ことはリセットが生じたときにあたる。結局OR素子3
1の出力で加算時にリセットが生じたことを知る。
第3図(ハ)の出力に対し絶対値作製回路36を通った
加算値は比較器37で01の閾値と比較されC1より大
きいとAND素子38によりリセットがあった信号とA
NDが取られ、この加算値が最高値でありラッチしてお
くべき信号であることを知る。Dフリップフロップ39
でタイミングが合わされた後Dフリップフロップ40に
より最高値がラッチされる。
このタイミングにおいて前回のリセットが行なわれたと
きの最高値がDフリップフロップ40の出力側に保持さ
れているためALU41においてはその差が演算される
。なお、明るくなったものと暗くなったときのそれぞれ
の差が正負で生じているので、ここでは引算を行えばそ
の合計量が得られる。比較器42ではCなる閾値と比較
されCより大きいことが確認される。なお、この比較器
42は入力の正負に対し絶対値として比較されるものと
する。
Dフリップフロップ40にデータを読込まれたタイミン
グでDフリップフロップ43が動作しQから出力し、そ
のままAND素子44からAND素子45の入力が“H
”となると、このときにはDフリップフロップ39の出
力もti Hnであり、このとき比較器42が動作すれ
ば出力Cがある。
これは右の加算値によるピークが終了すると同時にこの
加算値のピークが始まったことになる0次に右のピーク
の終了後に第3図のように小さい凹凸があった後で大き
なピークが発生したときの説明を行う。Dフリップフロ
ップ43が動作した後でリセットが行なわれるがC1に
達しない小さいときには、AND素子38は動作しない
がOR素子35は動作している。そしてDフリップフロ
ップ43は“H”になっているので、Dフリップフロッ
プ46でタイミングを調整した後AND素子47が動作
して出力がある。そして1反転した後にDフリップフロ
ップ43のRリセット端子にリセットが加えられリセッ
トされる。このタイミングで3ステートバツフアー48
がローインピーダンスとなりDフリップフロップ49の
出力はハイインピーダンスとなるためにALU50には
閾値Tcが読込まれる。ALU50では1が減算されD
フリップフロップ49にラッチされる。そしてクロック
のたびに1ずつ減算される。これの符号ビットが反転さ
れてOR素子44に加えられるので、Tcが読込まれ一
定の距離内であり、かつ正の区間である時に限り次の大
きな加算値のピークが来ると出力となる。
尚、上述の説明、及び当初のコンピュータプログラムで
はゼロリセットを発生させるタイミングを差分値の符号
が変化したときに行なうようにしたが、差分値の符号が
変化した上で逆の符号で一定以上の値にならなければリ
セットしないとか。
符号が変化しない場合でも差分値が一定の値、例えば0
に近すいたらリセットするなど画像の内容によって自由
選定するようにしてもよい。又、より微妙な調整をする
ためには前回の差分値と加えて平均値を使って小数点以
下の閾値の設定をするようにしてもよい。
また、前述までの説明では映像入力信号から明度信号の
みを取出して画像処理を行うように説明したが、これは
白黒画像情報を利用して説明したものであり、カラー信
号におけるR、G、B信号やY、C信号などカラー情報
に関するものなど隣接画素との差分が取れるものなら本
発明の方式を利用できる。又、差分値が加算されるもの
であればそれらを複合させて利用しても上記実施例と同
様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば明から暗に、また暗から
明に変化した明暗変化の絶対量を閾値と比較して稜線、
谷線の判定を行うようにしたので。
絶対量は画像入力手段からくる雑音等よりはるかに大き
く雑音に影響されない鮮明な稜線、谷線を得ることがで
きる効果がある・
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明が一実施例による明暗処
理の有効な場合の説明図、第2図(A)〜(C)は本発
明の一実施例をコンピュータで実行するときのフローチ
ャート、第3図(a)。 (b)は第2図の動作を説明するための説明図、第4図
は第5図のハード構成におけるコンピュータ処理を電子
回路により構成した一実施例を示す構成図、第5図は従
来例及び本発明の一実施例による稜線、谷線の検出ソフ
トウェアを搭載する画像処理の全体構成図、第6図は従
来の稜線、谷線検出方法の処理順序を示すフローチャー
ト、第7図(a)〜(Q)は従来の動作例における明暗
処理の説明図、第8図は従来例における不合点を第7図
と比較した説明図である。 図において、1はテレビカメラ、2はバッファ、3はA
/D変換器、4は画像メモリ、5はアドレス発生器、6
はコンピュータである。 テレぜ−1配置1胃ζクリ くヒ一一一一 手続補正書(自発) BiH@I 6侮11・2!8

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テレビカメラ等の画像入力装置から映像情報を取込み、
    A/D変換器でデジタル信号に変換して画像処理を行う
    画像処理における稜線、谷線の検出方法において、前記
    テレビカメラから得た画像信号をA/D変換し、前記A
    /D変換信号のうち明暗によって出力信号の異る隣接画
    素との差分値が予め決定された閾値より大きい値である
    限り加算を繰り返えし、前記閾値より小さくなったり、
    又は符号の正負が変化した時に該加算値をリセットし、
    前記加算値の最高値を用いて決定した画素を稜線、谷線
    の構成部分と判定するようにしたことを特徴とする画像
    処理における稜線、谷線の検出方法。
JP62123211A 1987-05-20 1987-05-20 画像処理における稜線、谷線の検出方法 Pending JPS63288373A (ja)

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