JPS6328561Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328561Y2 JPS6328561Y2 JP7428482U JP7428482U JPS6328561Y2 JP S6328561 Y2 JPS6328561 Y2 JP S6328561Y2 JP 7428482 U JP7428482 U JP 7428482U JP 7428482 U JP7428482 U JP 7428482U JP S6328561 Y2 JPS6328561 Y2 JP S6328561Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- electrical contact
- electrical
- fixed
- wear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
- Contacts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、押圧されながら摺動する電気接点
をもつ電気接点装置に関するものである。
をもつ電気接点装置に関するものである。
この種の電気接点装置は、一般電気部品として
例えば、自動車用空調装置のドアを動かすモータ
アクチユエータにおけるポテンシヨメータに用い
られており、その従来の具体例が第１図に示され
ている。
例えば、自動車用空調装置のドアを動かすモータ
アクチユエータにおけるポテンシヨメータに用い
られており、その従来の具体例が第１図に示され
ている。
第１図において、可動の電気接点１は、板ばね
から成る支持体４の先端にコンタクトリベツト５
が固定されており、このコンタクトリベツト５の
接触部６が基板３に固定された平板状の固定電気
接点２に接触し、支持体４で押圧されながら摺動
するようになつている。
から成る支持体４の先端にコンタクトリベツト５
が固定されており、このコンタクトリベツト５の
接触部６が基板３に固定された平板状の固定電気
接点２に接触し、支持体４で押圧されながら摺動
するようになつている。
しかしながら、従来の接触部６の形状は円錐形
状になつているので、該接触部６が接触する固定
の電気接点２においては、幅方向の極めて狭い接
触領域Δxのみで摩耗が進行し、該電気接点２の
表面の劣化による接触抵抗や接触ノイズの増大が
短時間に起り、耐久性に乏しかつた。
状になつているので、該接触部６が接触する固定
の電気接点２においては、幅方向の極めて狭い接
触領域Δxのみで摩耗が進行し、該電気接点２の
表面の劣化による接触抵抗や接触ノイズの増大が
短時間に起り、耐久性に乏しかつた。
この考案は、上述したように一方の電気接点の
接触部が他の電気接点の幅方向の狭い接点領域の
みで摺動することに起因する耐久性のなさを改善
し、耐久性の向上を図つた電気接点装置を提供す
ることを課題としている。しかして、この考案の
要旨とするところは、押圧されながら摺動する電
気接点の一方の接触部を摺動方向に対して直角方
向斜めに突出する形状とした電気接点にある。し
たがつて、時間の経過と共に一方の電気接点の接
触部が摩耗すると、該接触部が接触する他方の電
気接点の接触位置が摺動方向に対して直角方向に
徐々にずれるので、他方の電気接点においては、
全体としての接触領域が広がる一方で実際に接触
している部分の摩耗が相対的に減少し、そのため
上記課題を達成することができるものである。
接触部が他の電気接点の幅方向の狭い接点領域の
みで摺動することに起因する耐久性のなさを改善
し、耐久性の向上を図つた電気接点装置を提供す
ることを課題としている。しかして、この考案の
要旨とするところは、押圧されながら摺動する電
気接点の一方の接触部を摺動方向に対して直角方
向斜めに突出する形状とした電気接点にある。し
たがつて、時間の経過と共に一方の電気接点の接
触部が摩耗すると、該接触部が接触する他方の電
気接点の接触位置が摺動方向に対して直角方向に
徐々にずれるので、他方の電気接点においては、
全体としての接触領域が広がる一方で実際に接触
している部分の摩耗が相対的に減少し、そのため
上記課題を達成することができるものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
る。
第２図、第３図において、この考案の一実施例
が示され、この考案の電気接点装置は、一定方向
に動かされる可動の電気接点１と、基板３に固定
された固定の電気接点２とから構成されている。
が示され、この考案の電気接点装置は、一定方向
に動かされる可動の電気接点１と、基板３に固定
された固定の電気接点２とから構成されている。
可動の電気接点１は、板ばねから成る支持体４
の先端にコンタクトリベツト５が設けられてお
り、このコンタクトリベツト５は、円錐部５ａの
上面に径を小さくして挿入部５ｂが形成され、こ
の挿入部５ｂを支持体４に形成の挿入孔４ａに挿
入した後漬すことによつて支持体４に固定されて
いる。挿入部５ｂと挿入孔４ａの形状は、コンタ
クトリベツト５の回転を防止するため円形以外で
あることが望ましい。
の先端にコンタクトリベツト５が設けられてお
り、このコンタクトリベツト５は、円錐部５ａの
上面に径を小さくして挿入部５ｂが形成され、こ
の挿入部５ｂを支持体４に形成の挿入孔４ａに挿
入した後漬すことによつて支持体４に固定されて
いる。挿入部５ｂと挿入孔４ａの形状は、コンタ
クトリベツト５の回転を防止するため円形以外で
あることが望ましい。
固定の電気接点２は、該電気接点２の幅方向の
厚さが均一であるよう平板状に形成された抵抗体
又は導体であり、該電気接点２の表面に下記する
接触部６が支持体４により押圧されながら摺動す
るようになつている。
厚さが均一であるよう平板状に形成された抵抗体
又は導体であり、該電気接点２の表面に下記する
接触部６が支持体４により押圧されながら摺動す
るようになつている。
接触部６は、前記コンタクトリベツト５の円錐
部５ａの下端から延び、固定の電気接点２との摺
動方向に対して直角方向斜めに突出する形状をも
ち、該接触部６の長手方向の径がほぼ同一となつ
ている。
部５ａの下端から延び、固定の電気接点２との摺
動方向に対して直角方向斜めに突出する形状をも
ち、該接触部６の長手方向の径がほぼ同一となつ
ている。
上記構成において、第４図、第５図に基いてこ
の考案の作用について説明すれば、可動の電気接
点１が移動を繰り返えすと、固定の電気接点２の
表面及び接触部６の先端の双方が徐々に摩耗す
る。接触部６の形状が摺動方向に対して直角方向
斜めに形成されているので、接触部６の摩耗が進
行していくに従つて固定の電気接点２との接触位
置が摺動方向に対して直角方向にずれ、最終的に
は第４図に示すように接触部６がほぼ消失するま
で移動する。したがつて、この接触位置の移動距
離ｘに囲まれた部分が接触領域となるので、固定
の電気接点２の表面に生じる摩耗が分散され、実
際に接触している部分の摩耗が相対的に減少す
る。しかも接触部６の移動は常に摩耗の生じてい
ない方向に行なわれるので、接触抵抗や摺動ノイ
ズの発生が一定値以下におさえることができるの
である。
の考案の作用について説明すれば、可動の電気接
点１が移動を繰り返えすと、固定の電気接点２の
表面及び接触部６の先端の双方が徐々に摩耗す
る。接触部６の形状が摺動方向に対して直角方向
斜めに形成されているので、接触部６の摩耗が進
行していくに従つて固定の電気接点２との接触位
置が摺動方向に対して直角方向にずれ、最終的に
は第４図に示すように接触部６がほぼ消失するま
で移動する。したがつて、この接触位置の移動距
離ｘに囲まれた部分が接触領域となるので、固定
の電気接点２の表面に生じる摩耗が分散され、実
際に接触している部分の摩耗が相対的に減少す
る。しかも接触部６の移動は常に摩耗の生じてい
ない方向に行なわれるので、接触抵抗や摺動ノイ
ズの発生が一定値以下におさえることができるの
である。
尚、上記実施例においては、コンタクトリベツ
ト５を介して可動の電気接点１に接触部６を設け
るようにしたが、他の実施例として、接触部６を
支持体４と一体に形成するようにしてもよい。ま
た、上記実施例とは逆に可動の電気接点１を固定
とし、固定の電気接点２の方を動かすようにする
こともできる。
ト５を介して可動の電気接点１に接触部６を設け
るようにしたが、他の実施例として、接触部６を
支持体４と一体に形成するようにしてもよい。ま
た、上記実施例とは逆に可動の電気接点１を固定
とし、固定の電気接点２の方を動かすようにする
こともできる。
以上述べたように、この考案によれば、一方の
電気接点の接触部の形状を全く新たなものとして
他方の電気接点の摩耗が分散するようにしたの
で、同一電気接点材料を使用した場合に実際に接
触している部分の摩耗量が減少し、時間の経過に
よつても接触抵抗や摺動ノイズの増大が防止さ
れ、そのため耐久性が向上する。また、一方の電
気接点の接触部は摩耗が進行しても摺動方向に対
して常に直角方向にあるから、摺動方向における
位置ずれの恐れがないなどの効果を奏するもので
ある。
電気接点の接触部の形状を全く新たなものとして
他方の電気接点の摩耗が分散するようにしたの
で、同一電気接点材料を使用した場合に実際に接
触している部分の摩耗量が減少し、時間の経過に
よつても接触抵抗や摺動ノイズの増大が防止さ
れ、そのため耐久性が向上する。また、一方の電
気接点の接触部は摩耗が進行しても摺動方向に対
して常に直角方向にあるから、摺動方向における
位置ずれの恐れがないなどの効果を奏するもので
ある。
第１図は従来の電気接点装置を示す断面図、第
２図はこの考案の電気接点装置を示す断面図、第
３図は同上に用いた可動の電気接触の分解斜視
図、第４図は同上の電気接点装置において摩耗が
進行した後の状態を示す断面図、第５図は同上の
電気接点装置において接触領域を示す慨略の平面
図である。 １，２……電気接点、６……接触部。
２図はこの考案の電気接点装置を示す断面図、第
３図は同上に用いた可動の電気接触の分解斜視
図、第４図は同上の電気接点装置において摩耗が
進行した後の状態を示す断面図、第５図は同上の
電気接点装置において接触領域を示す慨略の平面
図である。 １，２……電気接点、６……接触部。
Claims (1)
- 押圧されながら摺動する電気接点の一方の接触
部を摺動方向に対して直角方向斜めに突出する形
状としたことを特徴とする電気接点装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7428482U JPS58176327U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 電気接点装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7428482U JPS58176327U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 電気接点装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58176327U JPS58176327U (ja) | 1983-11-25 |
| JPS6328561Y2 true JPS6328561Y2 (ja) | 1988-08-02 |
Family
ID=30083727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7428482U Granted JPS58176327U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 電気接点装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58176327U (ja) |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP7428482U patent/JPS58176327U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58176327U (ja) | 1983-11-25 |
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