JPS6327743B2 - - Google Patents

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JPS6327743B2
JPS6327743B2 JP54009590A JP959079A JPS6327743B2 JP S6327743 B2 JPS6327743 B2 JP S6327743B2 JP 54009590 A JP54009590 A JP 54009590A JP 959079 A JP959079 A JP 959079A JP S6327743 B2 JPS6327743 B2 JP S6327743B2
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JP
Japan
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kanji
keys
category
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JP54009590A
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Yoshitoshi Yamauchi
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、和文ワードプロセサや電算機等へ
情報を伝達する表記態(漢字、平がな、片カナ、
英・数字、記号等であつて、以下「文字」と称
す)の入力に用いるタイプライターのキーボード
に関する。 近年、情報処理の自動化、合理化に併せて、情
報を漢字かなまじり文、いわゆる和文で表現する
和文ワードプロセシングシステムの研究が進み、
既に実用機も提案されている。ワードプロセサの
機能は、入力された文章情報から原稿作成をする
ことにあるが、この文章情報の入力はオペレータ
ーが行なう。 文章情報の入力方式としては、和文タイプ式、
ブツク式、漢テレ式のように目視打ち方式と、タ
ツチ式のめくら打ち方式がある。和文ワードプロ
セサのキーボードとしては、疲れ方が激しく長続
きしない目視打ちよりも、タツチ式の方が効率が
よい。しかも、タツチ式の中でも、左右の手の指
が複数本同時に使用する方式がより効率がよい。 上記目視打ち方式は、拾い出し方式とも呼ば
れ、英字、数字、平がな、片カナ、漢字等必要な
文字数の鍵盤を設け、この鍵盤から入力したい文
字を探すために、時間がかかり効率が悪く、オペ
レーターの疲労も大きく誤字率も高いという欠点
がある。タツチ式は、これら欠点を補なう方式と
して提案されたもので、入力速度で2〜3倍、誤
字率が1桁少なく、オペレーターの疲労も小さく
なつた。 このタツチ式の入力方式の一つに、「和文選択
タイプライターのけん盤」(特公昭50−35453号)
がある。これは、カナ文字に関しては、日本語の
子音をあらわすに必要なローマ字(k,s,t,
n……)の15字、及び母音をあらわすに必要なロ
ーマ字(a,i,u,e,o)の5字をそれぞれ
異なるキーで打字可能なように配置し、それらの
キーの二打ちの組合せ(か→ka、て→te……)
によつて入力し、他の漢字等に関しては、上記20
個のキーを含め約48個のキーに日本語の五十音に
相当する音価(イ,ロ,ハ,ニ,ホ……)を与
え、上記の組合せの二打ちにより表現し、入力す
る方法である。そして、子音キーは右手側に、母
音キーは左手側にあつて、和文の半分以上を占め
るカナが左右の手指の交互打ちで打てるようにな
つている。 タツチ式の入力方式を取り入れた上記鍵盤は、
その効率を飛躍的に向上させたものであるが、キ
ーの呼称を2種類のカテゴリーの文字系列で定義
したり、1つのキーに2つの呼称を与えたりして
いるために、オペレーターの訓練時間を多く必要
とし、また、使用頻度の低いオペレーターにあつ
ては、簡単な記号でもその文字コードを忘れがち
となり、使いものにならないという欠点がある。 また、漢字かなまじり文を限られたキーを用い
て入力するには、極めて多数回のシフトが要求さ
れるが、このシフトを英文タイプライターの如
き、小指で操作するシフトキーで行なうと、特定
の指だけが酷使されることになり、人間工学的に
見て好ましくない。更に、人間の指の器用さにつ
いて考えてみると、人差指と中指は他の指に較べ
て器用であるかのように感じられるが、実験によ
ると、各指の器用さにさほど大きな差は認められ
ない。この実験とは、一定時間は何回キーを打つ
ことができるかを各指毎に測定したものである。
但し、指の力については、各指毎に差があるこ
と、及び守備範囲について人差指が最も広い範囲
をカバーできることは知られている。 従つて人差指に一番負担をかけ次いで、中指、
薬指、小指の順に負担を軽減させる傾向にするの
は止むを得ないとしても、全指に亘り割合と平均
した仕事をさせることが望ましく、且つ両手を用
いる場合同一の手の指で連続タツチするよりも、
左右の手の指を交互に使つてタツチする方が効率
的であることは知られている。又段別に見るとホ
ームポジシヨンに当てられている手前から第2段
目に一番使用頻度の多いキーを配し、それから遠
ざかるに従つて使用頻度が少なくなるように配す
ることによつて指の移動距離が少なくて済み高速
で且つオペレーターの疲労が少なくなることが知
られている。 本発明は、キーボード上の複数のキーのうち相
異なる特定の2個又は同一のキーを順次打つ、換
言すると二打ちすることによつて、その選択組合
せに応じた数の平がな、片カナ、英字、数字、記
号等を含む数千の文字記号を表わせるという技術
思想を基にして、キーの配置にあたり、人間工学
的配慮を加えて、オペレーターの人間としての感
覚に可及的に逆からわないよう配置し、訓練時間
を短かくすることができ、漢字以外の情報を伝達
する表記態の二打ち入力の速度を向上させること
のできるキーボードを提供することを目的とす
る。 かかる本発明の目的は、情報を伝達する複数の
表記態のうち漢字以外の少なくとも一つの表記態
を指定するキーであつて、キーボード上のホーム
ポジシヨン又はホームポジシヨン及びその近傍の
何れかに属する左右対称の位置に指単位に配設し
た一対のカテゴリーキーと、他のキーとの互いに
独立の順次打ちによる二打ちの組合せにより、前
記漢字の表記以外の表記態に属する各表記を指定
し、漢字の表記態以外の前記各表記を指定したキ
ーの組合せに属しないキーの二打ちの組合せによ
り、前記漢字の表記態の各表記を指定することを
特徴とするタイプライターのキーボード、また、
前記一対のカテゴリーキーのうちの何れか一方の
カテゴリーキーと、このカテゴリーキーを守備し
ている手とは反対の手の守備範囲に配置された他
のキーとの二打ちの組合せにより漢字の表記態以
外の表記態に属する各表記を指定することを特徴
とするタイプライターのキーボード、また、一対
のカテゴリーキーが左右の手の同一種の指でそれ
ぞれ守備されていることを特徴とするタイプライ
ターのキーボードによつて達成される。 更に詳しくは、約50個の文字キーに、漢字以外
の表記態(文字種;平かな、片カナ、英・数字、
記号)の種別を指定するカテゴリー機能をキーボ
ードのホームポジシヨンおよびその近傍に配置さ
れた文字キーに、左右対称に且つ指単位で与え
る。そして、漢字以外の文字種は、前記カテゴリ
ーキーと他の文字キーとの互いに独立の順次打ち
による二打ちの組合せにより指定し、漢字の表記
は前記漢字以外の文字種を指定するカテゴリーキ
ーと文字キーとの組合せ以外のキーの組合せによ
り指定する。 また、漢字以外の文字種は、左右の手の指単位
で配置されたカテゴリーキーのうちの一方の手の
守備範囲に配置されたカテゴリーキーと、他方の
手の守備範囲に配置された文字キーとの互いに独
立した順次打ちによる二打ちの組合せにより指定
する。 本発明によれば、文字キー以外の特別なシフト
キーを設けることなく、キーボード上で左右対称
に配置されたキーにカテゴリーキーとしての機能
を指単位で与えた、換言すると、文字種を指定す
るカテゴリーキーを文字キーの中に内在させたこ
とになり、キータツチのリズムが乱れないので、
表記態の入力速度が大きく向上する。このカテゴ
リー機能は、漢字以外の表記態の入力時に用いら
れるのであるが、この機能を司る指は、文字キー
の守備の手と反対の手の指とし、左右の手指を交
互に使うようにしたので、キーの二打ちの速度が
早くなる。また、一対のカテゴリーキーを左右の
手の同一種の指でそれぞれ守備させて、文字キー
を打つ手の指を、カテゴリーキーを打つ手の指と
反対の指としたので、左右の手指による交互打ち
となり、漢字以外の表記態の入力速度がより一層
向上する。すなわち、特定の文字種を入力する場
合、この文字種を指定する指は左右の同一種の指
であるから、打鍵動作における反射効果(ミラー
効果)が期待でき、打鍵速度が向上する。 更に、カテゴリー機能を、ホームポジシヨン及
びその近傍に配設された文字キーに持たせると共
にその守備を指単位で司らせる、例えば、両手共
に中指は平がな、薬指は片カナ、小指は英・数字
というように指定しておくと、各指の動く距離が
短かくて済み能率が向上する。 本発明は、前記キーの二打ちによる入力方式を
更に進歩させたものであるが、本発明の具体的な
説明の前に、タツチ式英文タイプライターのキー
ボードについて説明しておきたい。 第1図にはスタンダート配列のキーボードを示
している。タツチ式英文打鍵法では、打鍵する指
は定められていて、ある特定のキーは定められた
指以外では打鍵しないように訓練される。そし
て、打鍵しないときの指の位置は、ホームポジシ
ヨンにおかれる。すなわち、左手は、人さし指、
中指、薬指、小指をそれぞれF,D,S,Aの位
置に、右手は人さし指、中指、薬指、小指をそれ
ぞれJ,K,L,;の位置に待機させ、必要なと
きのみその指を必要な量だけ移動させて目的のキ
ーを押す。 例えば、Hを打鍵したい場合は、他の指はその
ままの位置においておき、右手人さし指のみJの
キーからHのキーへ移動させて打鍵し、Wを打鍵
したい場合には、やはり他の指はそのままで、左
手薬指をSのキーからWのキーへ移動させて打鍵
するようになつている。従つて、オペレーター
は、原稿だけを見て、目で文字を追い、打鍵すべ
きキーは目で見ないで打鍵する。 英文タイプライターのキーボードにおいては、
英小文字や記号の打鍵はシフトキーをシフトして
おいて行なう。このシフトキーは、左右何れかの
小指で押動する。 以下、図示の実施例によつて本発明を詳細に説
明する。 第2図において、48個の文字キー(二打ちによ
つて、482=2304種の文字種が入力可)は、4列
に配置されていて、左手と右手の守備範囲に二分
されている。左手の守備範囲は、第1段がロ,
ラ,ル,リ,ル,レ、段2段(ホームポジシヨ
ン)がモ,ナ,ニ,ノ,マ,ヲ、段3段がエ,
ウ,オ,イ,ア,ワ、第4段がヌ,ネ,ム,ミ,
メ,ンのように仮名の清音でその基本名称を与え
られたキー群からなつている。以下の説明におい
て、キーは片カナの清音で表示する。 右手の守備範囲は、第1段がヨ,ケ,コ,カ,
ク,キ、第2段がト,テ,タ,ツ,ハ、ー、第3
段がサ,シ,ス,セ,ソ,ユ、第4段がヤ,ヘ,
ヒ,フ,ホ,チ,ゝのように、仮名清音の一字を
その基本名称として与えられたキー群からなつて
いる。 そして、上記キーボードにおいて第2段は、ホ
ームポジシヨンであつて、打鍵しないときの左手
の人さし指、中指、薬指、小指は、それぞれノ,
ニ,ナ,モに置かれ、右手の人さし指、中指、薬
指、小指は、それぞれテ,タ,ツ,ハに置かれて
いる。各手の各指は、ホームポジシヨンの下の段
及び上の二段のキーを守備範囲とする。 最上段の第4段のキーには、数字と記号を、第
3段乃至第1段のキーには英文字と記号を、それ
ぞれ上記仮名の清音のほかに表示してある。この
英字、数字のキー配列は、前記スタンダード配列
と略同じであるが、左手の人さし指の守備範囲に
おいて、第1段乃至第3段に“ワ”,“ヲ”の二つ
のキーが割り込んで配置され、右手の人さし指の
守備範囲において、第1段と第4段にヨ,ヤの二
つのキーが割り込んで配置されている。従つて、
キーボード全体でみると、ヨ,ヲ,ワ,ヤがそれ
ぞれの段において、中央部に設けられたことにな
り、これは、小指の負担を少なくして、人さし指
にその分の負担をさせたものである。第2図から
わかるように、本発明のキーボードにおけるホー
ムポジシヨンは、英文タイプライターのスタンダ
ード配列のそれと一致させてある。 キーの基本名称の与え方に3つの特徴がある。
その1つは前述の使用頻度を考慮し、ホームポジ
シヨンである第2段に一番使用頻度の高い文字行
を置き第3段、第1段、第4段の順に使用頻度が
少なくなるようにしてある。いま1つは、左右の
各一段毎に、五十音の各行が略まとめて位置づけ
られていることである。左手の第1段はラ行、第
2段はナ行、第3段はア行、第4段はマ行を主と
し、右手の第1段はカ行、第2段はタ行、第3段
はサ行、第4段はハ行を主として一音ずつ与えら
れている。最後の1つは、濁音・半濁音になり得
る各行は、右手の守備範囲にまとめられているこ
とである。 次に、文字種(平がな、片カナ、英・数字、記
号)の種別を指定するカテゴリー機能について説
明する。主たるカテゴリー機能、すなわち、平が
な、片カナ、英・数字(大文字)についてのカテ
ゴリーキーは、第2段のホームポジシヨンに置く
と共に、これを指単位で与える。すなわち、左右
の手の中指には、平がなの清音のカテゴリーキー
として、“ニ”と“タ”を指定し、左右の手の薬
指には、片カナの清音のカテゴリーキーとして、
“ナ”と“ツ”を指定し、左右の手の小指には、
英・数字の大文字のカテゴリーキーとして、“モ”
と“ハ”を指定して、それぞれの指にカテゴリー
機能を司さどらせる。 一方、濁音、半濁音については、これらの音に
なり得るカ行、サ行、タ行、ハ行を右手の守備範
囲に配置したので、これらのカテゴリー機能は左
手に司さどらせる。すなわち、平がなの清音のカ
テゴリーキーは“ニ”であるが、平がなの濁音の
カテゴリーキーは、上記“ニ”の一段上の“オ”
とし、平がなの半濁音のカテゴリーキーは、上記
“ニ”の一段下の“ル”として、これら左手の平
がなのカテゴリーキーは全て中指が司さどる。片
カナの清音のカテゴリーキーは“ナ”であるが、
片カナの濁音のカテゴリーキーは、上記“ナ”の
一段上の“ウ”とし、片カナの半濁音のカテゴリ
ーキーは、上記“ナ”の一段下の“ラ”として、
これら左手の片カナのカテゴリーキーは全て薬指
が司さどる。 また、英・数字の小文字(記号を含む)は、左
右の各小指のホームポジシヨンの一段下のキーで
ある“ロ”と“キ”をカテゴリーキーとして指定
する。和文における記号「、」や「。」のカテゴリ
ーキーは上記半濁音のカテゴリーキー“ル”を当
てる。 以上のように、シフト機能は漢字以外の文字種
の種別を各指毎に指定するものであるが、これを
第1表にまとめる。
【表】 そして、カテゴリーキーについては、第3図に
示すように、キーの斜面部に、例えば英数、片カ
ナ、平がなの如き、カテゴリーキーを表示する標
示を行なうと教則上好都合である。 漢字以外の文字種の入力は、カテゴリーキーと
文字キーの二打ちで行なう。例えば「あ」を入力
したい場合には、先ず、右手中指で平がなのカテ
ゴリーキーである“タ”を打鍵したのち、入力し
たい仮名である“ア”のキーを左手人さし指で打
鍵する。平がなの「あ」の場合には、文字キー
“ア”が左手の守備範囲にあるので、これのカテ
ゴリーキー“タ”は右手の中指で操作される。若
し、入力したい文字キーが右手の守備範囲にある
場合には、その文字のカテゴリーキーは左手の守
備範囲に存在するようになつている。例えば、
「シ」を入力したい場合には、先ず、左手薬指で
片カナのカテゴリーキーである“ナ”を打鍵した
のち、入力したい仮名である“シ”のキーを右手
人さし指で打鍵する。 次に、英語の“MOUNTAIN”を入力したい
場合には、入力したい文字キーを守備範囲とする
手と反対の手の指でカテゴリーキーを先ず打鍵し
て、次いでその文字キーを打鍵するので、この場
合、“モ”“コ”,“モ”“セ”,“モ”“シ”,“モ

“ケ”,“ハ”“ア”,“ハ”“モ”,“モ”“ス”,
“モ”
“ケ”と打鍵すれば“M”“O”“U”“N”“T”
“A”“I”“N”と入力される。 数字の“3478”を入力するには、“ハ”“ム”,
“ハ”“ミ”,“モ”“ヘ”,“モ”“ヒ”と打鍵すれ

“3”“4”“7”“8”と入力される。 以上のように、漢字以外の文字種は、カテゴリ
ーキーと文字キーの組合せによるニーモニツク
(カナ・コード)を当て、漢字については、上記
組合せ以外のニーモニツクを当てる。漢字のニー
モニツクについては後述するとして、漢字以外の
文字種の入力例を以下、表にして示す。
【表】
【表】
【表】
【表】 上記英小文字、英記号については、和文中に英
文字が挿入されている時にも用いるが、英文だけ
を入力するような場合、“英シフトロツク”のキ
ーを押すことによつて英文字を通常の英文タイプ
ライターと同様に一打ちで入力できるように切替
えることができ、その入力の速度が向上する。
【表】 次に、漢字の指定について説明する。漢字につ
いても二打ちで入力するのであるが、そのニーモ
ニツクは、上記漢字以外の文字種を指定する文字
キーの組合せ以外の組合せが選択される。そし
て、漢字以外の文字種は両手の指によるカテゴリ
ーキーと文字キーの二打ちの組合せであつたが、
漢字の場合、両手の指による。カテゴリーキーを
含む文字キーの二打ち、及び同一の手の、同一の
指又は異なる指による文字キーの二打ちによつて
入力される。 そして、漢字のニーモニツクの決定にあたつて
は、その漢字とコードとの間に何らかの関連を付
けることにより、コードを記憶する上で好都合で
ある。例えば、「来」を“ラ”“イ”と入力する
と、このニーモニツクは漢字の音訓を利用したも
のであり、「刈」を“メ”“リ”と入力するのは漢
字を分解してそれぞれの形を利用するものであ
る。これらの外に、その漢字を用いた熟語の頭を
とるもの(方→“ホ”“イ”、方位)、(理→“リ”
“カ”、理科)、または外国語を用いるもの(鏡→
“ミ”“ラ”、ミラー)、(宿→“ホ”“テ”、ホテ
ル)、或いはその漢字から連想されるもの(牛→
“モ”“ウ”)などがある。 漢字のニーモニツクの選定にあたつては、その
音訓情報を利用するのが、オペレーターの教則上
有利であり、これを利用したコードで不足するな
らば、字形による選定等で補えばよい。以下に漢
字の入力例を示す。
【表】 以上はカテゴリー機能を司さどるキーの位置及
び漢字のニーモニツクは、一般の和文は統計的に
漢字が約1/3、ひらがなが約1/3、その他(カタカ
ナ、英年、数字、記号)が約1/3の比率であるこ
とを考慮して決定している。 すなわち、和文中の約1/3を占めるひらがなの
カテゴリー機能を中指に置くことによつて漢字以
外の使用頻度では中指が一番多くなり、薬指、小
指の順に少なくなる。そして人差し指には出現頻
度の多い漢字のニーモニツクがくるように考慮す
ることによつて全体として人差し指、中指、薬
指、小指の順に使用頻度がなるようにしている。 上記ニーモニツクを用いた入力例を示す。 和 文 バスが来た。 入力コード “ウ”“ハ”、“ナ”“ス”、“オ”
“カ”、“ラ”“イ”、“ニ”“タ”、“ル”
“ク”、 第2図に示した実施例は、英字キーをスタンダ
ード配列にしたものであるが、英文タイプライタ
ーのキーボードには、ドボラク理論に基くものが
ある。 第4図には、ドボラク理論による英字キーの配
置に加えて、五十音の各行を左手と右手の守備範
囲の各段に配置した、本発明の他の実施例を示し
ている。左手の守備範囲には、ア行、ナ行、ラ
行、マ行及びワ行のワとヲ並びにンを配置し、右
手の守備範囲には、濁音・半濁音になり得るサ
行、タ行、カ行、ハ行及びヤ行のヤ,ユ,ヨを配
置してある。そして、この実施例においても、各
指のホームポジシヨンと守備範囲は定められる。
左手の人さし指はノ、中指はナ、薬指はニ、小指
はヌをそれぞれホームポジシヨンのキーとし、鎖
線で示す境をもつて上下段のキーの打鍵を司さど
る。右手の人さし指はト、中指はタ、薬指はチ、
小指はツをホームポジシヨンのキーとして鎖線を
示す境をもつて上下段のキーの打鍵を司さどる。
また、カテゴリーキーの設定は、前記第2図に示
す例と同様であつて、ナとタが平がなの、ニとチ
が片カナの、ヌとツが英・数字(大文字)のそれ
ぞれのカテゴリーキーであり、一方の手中にある
カテゴリーキーは他方の手中にある文字キーを指
定するものである。平がなの濁音・半濁音につい
ては、左手の中指がカテゴリーキーを打鍵するよ
うに、それぞれラとアがカテゴリーキーを指定さ
れる。片カナの濁音、半濁音については、リとイ
をそれぞれのカテゴリーキーとし、これは左手の
薬指が打鍵する。英小文字や記号等のカテゴリー
キーについては、前述と同様に、そのキーが一方
の手中にあればカテゴリーキーは他の手にあるよ
うに定められる。 第4図に示す例は、五十音の各行を完全に、段
毎に配置したので、キーの配列が記憶し易くなる
利点がある。また、第4図に仮名で示す文字キー
をスタンダード配列の英文キーと合体させてもよ
く、第2図に仮名で示す文字キーをドボラク理論
によるキー配列と組合せてもよいこと勿論であ
る。 一般的に普及している英文タイプライターのキ
ーボードは、スタンダード配列であり、英字の配
列をこれに合わせておくと、オペレーターの養成
にあたり、キーボードへの認識が早くなり、訓練
時間を短かくできる。 以上は、本発明を特定の実施例について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、
本発明の範囲内において種々の変形例が考えら
れ、例えば、キーボード配置そのものは日本工業
規格(JIS)で定めている標準キーボードを使用
しても良く、又、文字キー内に定義したカテゴリ
ー機能の一部を独立したカテゴリーキーにあてて
も良い(例えば使用頻度の少ないカタカナのカテ
ゴリー機能)又二打ちの始めをカテゴリー機能キ
ーとし後打ちを文字キーとしているのを逆にして
も良い。 更には一つの文字種に対し、カテゴリー機能を
左右に一つずつ与えているもの(平がな、片かな
の清音等)に関しては、左または右のみとしても
一向にかまわない。
【図面の簡単な説明】
第1図は英文タイプライターのスタンダード配
列のキーボードを示す平面図、第2図および第4
図は本発明のキーボードのそれぞれ異なる実施例
を示す平面図、第3図はシフトキーの表示方法の
一例を示す斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 情報を伝達する複数の表記態のうち漢字以外
    の少なくとも一つの表記態を指定するキーであつ
    て、キーボード上のホームポジシヨン又はホーム
    ポジシヨン及びその近傍の何れかに属する左右対
    称の位置に指単位に配設した一対のカテゴリーキ
    ーのうちの何れか一方のカテゴリーキーと、他の
    キーとの互いに独立の順次打ちによる二打ちの組
    合せにより、前記漢字の表記以外の表記態に属す
    る各表記を指定し、 漢字の表記態以外の前記各表記を指定したキー
    の組合せに属しないキーの二打ちの組合せによ
    り、前記漢字の表記態の各表記を指定することを
    特徴とするタイプライターのキーボード。 2 情報を伝達する複数の表記態のうち漢字以外
    の少なくとも一つの表記態を指定するキーであつ
    て、キーボード上のホームポジシヨン又はホーム
    ポジシヨン及びその近傍の何れかに属する左右対
    称の位置に指単位に配設した一対のカテゴリーキ
    ーのうちの何れか一方のカテゴリーキーと、前記
    一方のカテゴリーキーを守備している手とは反対
    の手の守備範囲に配置された他のキーとの互いに
    独立の順次打ちによる二打ちの組合せにより、前
    記漢字の表記以外の表記態に属する各表記を指定
    し、 漢字の表記態以外の前記各表記を指定したキー
    の組合せに属しないキーの二打ちの組合せによ
    り、前記漢字の表記態の各表記を指定することを
    特徴とするタイプライターのキーボード。 3 情報を伝達する複数の表記態のうち漢字以外
    の少なくとも一つの表記態を指定するキーであつ
    て、キーボード上のホームポジシヨン又はホーム
    ポジシヨン及びその近傍の何れかに属する左右対
    称の位置に指単位に配設した左右の手の同一種の
    指でそれぞれ守備される一対のカテゴリーキーの
    うちの何れか一方のカテゴリーキーと、前記一方
    のカテゴリーキーを守備している手とは反対の手
    の守備範囲に配置された他のキーとの互いに独立
    の順次打ちによる二打ちの組合せにより、前記漢
    字の表記以外の表記態に属する各表記を指定し、 漢字の表記態以外の前記各表記を指定したキー
    の組合せに属しないキーの二打ちの組合せによ
    り、前記漢字の表記態の各表記を指定することを
    特徴とするタイプライターのキーボード。
JP959079A 1979-01-29 1979-01-29 Keyboard of japanese language typewriter Granted JPS55101479A (en)

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JP959079A JPS55101479A (en) 1979-01-29 1979-01-29 Keyboard of japanese language typewriter

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JP959079A JPS55101479A (en) 1979-01-29 1979-01-29 Keyboard of japanese language typewriter

Publications (2)

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