JPS6327725Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6327725Y2 JPS6327725Y2 JP1982164898U JP16489882U JPS6327725Y2 JP S6327725 Y2 JPS6327725 Y2 JP S6327725Y2 JP 1982164898 U JP1982164898 U JP 1982164898U JP 16489882 U JP16489882 U JP 16489882U JP S6327725 Y2 JPS6327725 Y2 JP S6327725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillow
- patient
- elastic material
- surgery
- soft elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 14
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 claims description 6
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 16
- 238000002695 general anesthesia Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 2
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 2
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 2
- 238000002690 local anesthesia Methods 0.000 description 2
- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003340 mental effect Effects 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Bedding Items (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は医療手術台の枕に関するものであ
る。
る。
従来、手術台上に患者を仰臥させて医療手術を
施す場合、患者の頭部を載せる手術台用枕を使用
しておる。
施す場合、患者の頭部を載せる手術台用枕を使用
しておる。
そこで上記手術台用枕を第1図により説明する
と、例えばスポンジ、発泡スチロール等の軟弾質
材料1を使用して中央部に患者の頭部を嵌入載置
する大きさの凹部2を、その前面を開放した箱型
の枕状に形成し、この軟弾質材料1を合成樹脂の
擬革等よりなる袋体3で包被封入するか、或いは
予め上記凹部を有する枕状に形成した袋体に小片
状の多数の軟弾質材料を充填する等してつくつた
ものである。
と、例えばスポンジ、発泡スチロール等の軟弾質
材料1を使用して中央部に患者の頭部を嵌入載置
する大きさの凹部2を、その前面を開放した箱型
の枕状に形成し、この軟弾質材料1を合成樹脂の
擬革等よりなる袋体3で包被封入するか、或いは
予め上記凹部を有する枕状に形成した袋体に小片
状の多数の軟弾質材料を充填する等してつくつた
ものである。
以上のようにして従来の医療手術台の枕は、封
入充填材料の軟弾性により、凹部に載せた患者の
頭部を、その両側面及び下側面で軟かく囲繞保持
し、手術中頭部を安定させるものであつた。
入充填材料の軟弾性により、凹部に載せた患者の
頭部を、その両側面及び下側面で軟かく囲繞保持
し、手術中頭部を安定させるものであつた。
ところで手術は全身麻酔を施す大手術は勿論、
局部麻酔の小手術であつても患者に与える精神的
負担が極めて大で手術前及び局部麻酔により意識
がある場合の手術中における患者の不安感は極め
て大で、患者によつては往々にして手術に支障を
来たすことがあつた。また、全身麻酔にしても、
これにより患者によつては後遺症を発生すること
があるため、このような場合は浅い全身麻酔を施
すようにしているが、この場合は患者は若干の意
識により不安感を生じ、緊張し過ぎて矢張り円滑
な手術が行われないことがあつた。
局部麻酔の小手術であつても患者に与える精神的
負担が極めて大で手術前及び局部麻酔により意識
がある場合の手術中における患者の不安感は極め
て大で、患者によつては往々にして手術に支障を
来たすことがあつた。また、全身麻酔にしても、
これにより患者によつては後遺症を発生すること
があるため、このような場合は浅い全身麻酔を施
すようにしているが、この場合は患者は若干の意
識により不安感を生じ、緊張し過ぎて矢張り円滑
な手術が行われないことがあつた。
この考案は上記欠点を除去したものであつて、
ソフトな音楽によつて手術に際しての患者の不安
感を少くしてその緊張をほぐすようになし、しか
も上記ソフト音楽を患者が医療手術台の枕に頭部
を載せて手術台上に仰臥したままの状態で適時容
易に聞けるようにしたものである。そして患者に
はソフト音楽でありながら他の雑音、例えば医療
器具の音や医師の話し声等を打ち消す状態に耳に
感じられるようにして手術の不安をなくするよう
にしようとするものである。
ソフトな音楽によつて手術に際しての患者の不安
感を少くしてその緊張をほぐすようになし、しか
も上記ソフト音楽を患者が医療手術台の枕に頭部
を載せて手術台上に仰臥したままの状態で適時容
易に聞けるようにしたものである。そして患者に
はソフト音楽でありながら他の雑音、例えば医療
器具の音や医師の話し声等を打ち消す状態に耳に
感じられるようにして手術の不安をなくするよう
にしようとするものである。
以下、この考案の構成を図面に示す実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
図面に示すように枕本体aは従来と同様に擬革
等でこしらえた袋体3内に軟弾質材料1を封入充
填して箱型に形成し、これの中央部に頭部4を載
せる前面を開放した充分な深さの凹部2を形成し
てある。
等でこしらえた袋体3内に軟弾質材料1を封入充
填して箱型に形成し、これの中央部に頭部4を載
せる前面を開放した充分な深さの凹部2を形成し
てある。
ここでこの考案は前面開放の凹部2を中央部に
設け、全体を箱型の枕状に形成した軟弾質材料1
の凹部2の両側面に夫々凹欠部5,5を形成す
る。上記凹欠部5,5は凹部2に嵌入載置する患
者の両耳6,6に夫々対向する位置に設ける。つ
いでこれら両凹欠部5,5に図示の如くイヤーホ
ーンの如き小スピーカー7,7を夫々嵌入装備す
る。8は両スピーカー7,7間のコード線、9は
外部の音楽発生装置に連結するためのコード線で
ある。これらコード線8,9は軟弾質材料1を一
部切開して材料内に埋設し、音楽発生装置に連結
するコード線9は基端部を埋設して後その自由端
部のコード線部分を材料側面から外部に引き出し
ておく。以上のように小スピーカー7,7を装備
した軟弾質材料1を袋体3で密に包被する。これ
により中央部の凹部2の両側に小スピーカー7,
7を内蔵した箱型の枕aが得られる。
設け、全体を箱型の枕状に形成した軟弾質材料1
の凹部2の両側面に夫々凹欠部5,5を形成す
る。上記凹欠部5,5は凹部2に嵌入載置する患
者の両耳6,6に夫々対向する位置に設ける。つ
いでこれら両凹欠部5,5に図示の如くイヤーホ
ーンの如き小スピーカー7,7を夫々嵌入装備す
る。8は両スピーカー7,7間のコード線、9は
外部の音楽発生装置に連結するためのコード線で
ある。これらコード線8,9は軟弾質材料1を一
部切開して材料内に埋設し、音楽発生装置に連結
するコード線9は基端部を埋設して後その自由端
部のコード線部分を材料側面から外部に引き出し
ておく。以上のように小スピーカー7,7を装備
した軟弾質材料1を袋体3で密に包被する。これ
により中央部の凹部2の両側に小スピーカー7,
7を内蔵した箱型の枕aが得られる。
上記枕aを医療手術台に装備し、小スピーカー
7,7のコード線9をステレオ等の音楽発生装置
(図示せず)に接続して所望時、スイツチを入れ
て音楽がスピーカーから流れるようにしておく。
手術に際し、患者は頭部4を凹部2内に載置して
手術台上に仰臥させられるが患者の両耳6,6は
ほぼ両側の内蔵小スピーカー7,7に対向する位
置をとる。これにより音楽発生装置からソフトな
音楽を流すようにしておくと、患者は手術前、或
いは手術の内容によつては手術中も上記ソフト音
楽を両側の小スピーカー7,7から聞くことがで
き、他の雑音が打ち消されて音楽のみが聞こえ、
緊張がほぐれて精神的に安定し、これに伴い手術
もスムーズに行われる。
7,7のコード線9をステレオ等の音楽発生装置
(図示せず)に接続して所望時、スイツチを入れ
て音楽がスピーカーから流れるようにしておく。
手術に際し、患者は頭部4を凹部2内に載置して
手術台上に仰臥させられるが患者の両耳6,6は
ほぼ両側の内蔵小スピーカー7,7に対向する位
置をとる。これにより音楽発生装置からソフトな
音楽を流すようにしておくと、患者は手術前、或
いは手術の内容によつては手術中も上記ソフト音
楽を両側の小スピーカー7,7から聞くことがで
き、他の雑音が打ち消されて音楽のみが聞こえ、
緊張がほぐれて精神的に安定し、これに伴い手術
もスムーズに行われる。
以上説明したように、この考案は袋体に軟弾質
材料を封入充填し、前面が開放され且つ頭部が完
全に嵌入する深さに凹陥させた凹部を中央部に形
成した枕において、上記凹部の両側で、かつ、両
耳と対向する部位に凹欠部を形成し、この凹欠部
内に小型スピーカーを内蔵し、上記小型スピーカ
ーのコード線を軟弾質材料内に埋設し、該コード
線の引出し端を外部の音楽発生装置に連結するよ
うにしたから、患者は手術台に仰臥した状態で別
にイヤホーンを両耳に当接したりする面倒さ、及
び取付ける伴う不自由さの不快感を全く生じたり
することなく、凹欠部内にスピーカーを設置した
から枕内部の小スピーカーから適切なソフト音楽
を容易に聞くことができ、他の雑音が打ち消さ
れ、手術前或いは手術中の不安感をなくし精神的
に安定した状態で手術を受けることができる。し
かもこの考案によれば小スピーカーを埋設する枕
袋体内は軟弾質材料であるからこれの装備箇所の
凹欠部は仰臥患者の両耳に対応する位置に容易に
つくられ、コード線も軟弾質材料の容易な一部切
開により簡単に配置されるので枕全体として極め
て容易に作られる。
材料を封入充填し、前面が開放され且つ頭部が完
全に嵌入する深さに凹陥させた凹部を中央部に形
成した枕において、上記凹部の両側で、かつ、両
耳と対向する部位に凹欠部を形成し、この凹欠部
内に小型スピーカーを内蔵し、上記小型スピーカ
ーのコード線を軟弾質材料内に埋設し、該コード
線の引出し端を外部の音楽発生装置に連結するよ
うにしたから、患者は手術台に仰臥した状態で別
にイヤホーンを両耳に当接したりする面倒さ、及
び取付ける伴う不自由さの不快感を全く生じたり
することなく、凹欠部内にスピーカーを設置した
から枕内部の小スピーカーから適切なソフト音楽
を容易に聞くことができ、他の雑音が打ち消さ
れ、手術前或いは手術中の不安感をなくし精神的
に安定した状態で手術を受けることができる。し
かもこの考案によれば小スピーカーを埋設する枕
袋体内は軟弾質材料であるからこれの装備箇所の
凹欠部は仰臥患者の両耳に対応する位置に容易に
つくられ、コード線も軟弾質材料の容易な一部切
開により簡単に配置されるので枕全体として極め
て容易に作られる。
図面は本考案の実施例であつて、第1図はその
斜視図、第2図は一部切開して内部を示す平面図
である。 1……軟弾質材料、2……凹部、3……袋体、
4……頭部、7……小型スピーカー。
斜視図、第2図は一部切開して内部を示す平面図
である。 1……軟弾質材料、2……凹部、3……袋体、
4……頭部、7……小型スピーカー。
Claims (1)
- 袋体に軟弾質材料を封入充填し、前面が開放さ
れ且つ頭部が完全に嵌入する深さに凹陥させた凹
部を中央部に形成した枕において、上記凹部の両
側で、かつ、両耳と対向する部位に凹欠部を形成
し、この凹欠部内に小型スピーカーを内蔵し、上
記小型スピーカーのコード線を軟弾質材料内に埋
設し、該コード線の引出し端を外部の音楽発生装
置に連結するようにしたことを特徴とする医療手
術台の枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16489882U JPS5969740U (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 医療手術台の枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16489882U JPS5969740U (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 医療手術台の枕 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5969740U JPS5969740U (ja) | 1984-05-11 |
JPS6327725Y2 true JPS6327725Y2 (ja) | 1988-07-27 |
Family
ID=30361400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16489882U Granted JPS5969740U (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 医療手術台の枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5969740U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3600188B2 (ja) * | 2001-05-23 | 2004-12-08 | 株式会社長田中央研究所 | 歯科往診専用安頭台 |
JP2006115905A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Senko Medical Instr Mfg Co Ltd | 手術用枕 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4211659Y1 (ja) * | 1964-11-11 | 1967-06-29 | ||
JPS4215107Y1 (ja) * | 1966-05-18 | 1967-08-29 | ||
JPS4836396U (ja) * | 1971-09-04 | 1973-05-01 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5680132U (ja) * | 1979-11-22 | 1981-06-29 |
-
1982
- 1982-10-29 JP JP16489882U patent/JPS5969740U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4211659Y1 (ja) * | 1964-11-11 | 1967-06-29 | ||
JPS4215107Y1 (ja) * | 1966-05-18 | 1967-08-29 | ||
JPS4836396U (ja) * | 1971-09-04 | 1973-05-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5969740U (ja) | 1984-05-11 |
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