JPS63276448A - 動物用ペ−スト状飼料 - Google Patents

動物用ペ−スト状飼料

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Publication number
JPS63276448A
JPS63276448A JP62108938A JP10893887A JPS63276448A JP S63276448 A JPS63276448 A JP S63276448A JP 62108938 A JP62108938 A JP 62108938A JP 10893887 A JP10893887 A JP 10893887A JP S63276448 A JPS63276448 A JP S63276448A
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JP
Japan
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feed
animals
animal
present
physiologically active
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62108938A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Suzuki
鈴木 紀一
Kazunobu Ono
小野 和延
Tatsu Tsuboi
坪井 達
Shiro Otsuka
大塚 志郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUCHIKU YAKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
NITSUCHIKU YAKUHIN KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱に不安定な生理活性物質、例えば免疫グロブ
リン、リゾチーム、ラクトフェリン、プロテアーゼ等を
配合した動物用ペースト状飼料に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、熱に不安定な生理活性物質を動物の食欲増進、健
康増進、体力増進等の目的で飼料に配合する事例が多く
なっている。(特公昭59−30382号公報)。これ
ら飼料と動物の種毎に必要な栄養成分を計算して配合組
成を設定し、予め粉砕された原料を混合してなる粉食の
形態をとっており、この熱に不安定な生理活性物質を加
えることには格別の問題もない。
しかしながら、幼動物の摂餌あるいは動物の疾病重篤時
、食欲不振時等の場合には粉食は適さず消化吸収のよい
半流動食タイプのいわゆるペースト状飼料が望まれる。
この場合、ペースト状飼料の調製にあたっては一般的に
加熱、蒸煮工程が必要であり、熱に不安定な生理活性物
質を配合してもその生理活性物質の効力が劣るものとな
る。また、潔煮後に品温が下がるのを待って生理活性物
質を混合することは、その操作が煩雑となるばかりでな
く、生理活性物質を均一に混合することができないなど
の難点がある。さらに、これらペースト状飼料は微生物
の適当な培地となり腐敗し易いので、腐敗しなくしかも
保存性の良好なペースト状飼料の開発が望まれていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はペースト状飼料がもつ上記問題点を解決し、熱
に不安定な生理活性物質を含んでも保存性も良好で、し
かも取り扱いが簡単な動物用ペースト状飼料を提供し、
動物産業の振興に供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは熱に不安定な生理活性物質を水あめ等と混
合すると保存性が良好でしかも生理活性物質を失活させ
ることなくペースト状にすることができることを見出し
本発明を完成した。
すなわち、本発明は熱に不安定な生理活性物質等を水あ
めおよび動物に必要な栄養成分と混合・捏和し、ペース
ト状にしてなることを特徴とする動物用ペースト状飼料
であって、その目的とするところは熱に不安定な生理活
性物質を失活させることなく半流動状態のペースト状の
動物飼料を提供し、動物産業の振興に供するものである
本発明において使用する熱に不安定な生理活性物質等と
は牛、豚等の家畜あるいは犬、猫等のペット動物等に対
し何らかの生物活性を有するものをいう0例えば免疫グ
ロブリン、リゾチーム、ラクトフェリン、アミラーゼ、
プロテアーゼ、リパーゼ、パントテン酸、葉酸等が挙げ
られる。これらは精製品でも粗製品でもよく、またこれ
らを多く含んでいる原料でもよい。
本発明において使用する水あめとしては酸糖化水あめ、
酵素糖化のハイマルトースシラ・ノブ、麦芽水あめ、低
DE水あめなどが挙げられ、水分含量としては約25%
程度のものが望ましい。これらの水あめの原料としては
とうもろこし澱粉、せ薯澱粉、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱
粉、サゴ澱粉などが用いられる。本発明において、水あ
めとしては20〜50%程度配合するのが望ましい。
また、本発明において使用する原料で動物に必要な栄養
成分としては、全脂粉乳、脱脂粉乳、ミルクカゼイン、
乾燥ホエー、大豆蛋白粉などの蛋白質原料:牛脂、ラー
ド、乳脂等の動物性油脂:大豆油、ココナツツ油、カカ
オ油等の植物性油脂:各種ビタミン類、ミネラル類、抗
酸化剤、乳化剤、フレーバー等が挙げられる。その際こ
れらの配合量としては各種動物の種類、成長度合、疾病
の種類等により適宜選択して用いることができるが、油
脂の添加は多すぎると動物が下痢を起こすので50%以
下とするのが望ましい。
本発明のペースト状飼料は熱に不安定な生理活性物質を
水あめと混合・捏和し、上記したような蛋白質、油脂、
ビタミン、ミネラル、飼料添加物等を配合し、更に必要
に応じて適当量の水を加えてニーダ−などで混練りして
ペースト状にすればよい、また、これらのペースト状に
したものは必要に応じてホモジナイズないしは摩砕する
のが望ましい。 本発明の動物用ペースト状飼料はチュ
ーブに入れた場合、指先で押し出した時にわずかに流動
性がある程度の物性が望ましく、この物性を保持するた
めには上記の外に水、澱粉類、プロピレングリコール、
その他の保水性物質、安定剤等を使用するのが望ましい
〔発明の効果〕
本発明の動物用ペースト状飼料は次のような利点がある
(1)本発明の飼料を一定量口中に入れるのみで幼動物
あるいは疾病時、食欲不振時、食欲廃絶時の各種動物は
格別の吸啜運動がなくても唾液とともに唖下することが
でき、熱に不安定な生理活性物質を素早く体内に取り込
むことができるとともに必要な各種栄養成分も取り込む
ことができる。
(2)従来、動物の糖質源としてブVつ糖が用いられて
いるが、この場合、浸透圧が著しく高くなり下痢を起こ
しやすくなるとか、ブドウ糖を配合した飼料は保存中に
蛋白質等と褐変反応を起こし品質の低下を来すなどの欠
点があり、実用性に問題があったが、本発明の場合水あ
めを糖質源としているので上記難点を解消しているのみ
ならず、微生物の繁殖防止効果、飼料に添加した各種酵
素の活性保持ならびにビタミンCの酸化防止効果を有す
るものである。
(3)保存性を良好ならしめるため油脂を多量に配合し
た飼料は消化器官疾患の動物に対しては下痢の原因とな
るが、本発明の飼料は水あめを多く配合して油脂の添加
量も適当量としであるので下痢の発生はない。
(4)本発明の飼料は常温で長期間保存ができ、使用の
都度調整する手間が省ける利点がある。
〔実施例〕
次ぎに本発明の実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれに制限されるものではない。
実施例1 熱に不安定な生理活性物質として豚ガンマーグロブリン
を10%含む豚血清処理物logを水分15%の麦芽糖
シラツブ490gに加え、レオニーダ−にて捏和し、こ
れにココナツツ油を265g、ホエー200 g、ビタ
ミン・ミネラル混合物35gを加え更に捏和してペース
ト状飼料となし、150 ’gづつラミネートチューブ
に分注し、本発明の動物用ペースト状飼料を得た。
また、対照飼料として麦芽糖シラツブに代え、ブドウ?
!416gと水74gを使用する以外は上記方法と同様
にして調製したものを製造して対照飼料とした。
(1)保存試験 本発明の飼料と対照の飼料を40’Cの恒温器に入れ、
2ケ月間の保存試験を行った。
その結果は、対照飼料の色調は暗褐色を示し、メイラー
ド反応が顕著に認められ、かつ生菌数が1OS/gのオ
ーダーに増加していたのに対し、本発明の飼料はわずか
に褐色を示したに止まり、また生国数も300個/g以
下であり増加は認められなかった。
(2)飼育試験 上記の本発明の飼料および対照の飼料を用いて同腹の新
生子豚10頭を5頭づつに区分けし、各区の子豚に上記
飼料を各々5gづつ1日8回与え3日間給与した。その
結果、対照飼料を与えた子豚は3日目に3頭が激しい下
痢を起こしたのに対し、本発明の飼料を与えた子豚は1
頭に軽度の一過性の軟便を認めたにすぎず増俸量も優れ
たものであった。
実施例2 熱に不安定な生理活性物質として免疫グロブリンを含む
牛初乳の凍結乾燥処理物200gと水分25%の酸糖化
水あめを予備混合した後、レオニーダ−に入れ、ココナ
ツツ油250gと捏和し本発明の動物用ペースト状飼料
を得た。
この動物用ペースト状飼料を母乳分泌が悪い大の子犬3
頭に1日5回1gづつ給与したところ、本発明の動物用
ペースト状飼料を与えない無処置の子犬に比較し格段に
良好な発育を示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱に不安定な生理活性物質等を水あめおよび動物に必要
    な栄養成分と混合・捏和し、ペースト状にしてなること
    を特徴とする動物用ペースト状飼料。
JP62108938A 1987-05-06 1987-05-06 動物用ペ−スト状飼料 Pending JPS63276448A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62108938A JPS63276448A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 動物用ペ−スト状飼料

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JP62108938A JPS63276448A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 動物用ペ−スト状飼料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63276448A true JPS63276448A (ja) 1988-11-14

Family

ID=14497456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62108938A Pending JPS63276448A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 動物用ペ−スト状飼料

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JP (1) JPS63276448A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1002657A5 (fr) * 1988-10-12 1991-04-23 Reanal Finomvegyszergyar Preparation vitaminee contenant l'enzyme lysozyme utilisable pour l'elevage des animaux et procede pour sa production.
DE10301039A1 (de) * 2003-01-13 2004-07-22 Deusa International Gmbh Salzmasse zur Verwendung in oder als Salzlecken

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1002657A5 (fr) * 1988-10-12 1991-04-23 Reanal Finomvegyszergyar Preparation vitaminee contenant l'enzyme lysozyme utilisable pour l'elevage des animaux et procede pour sa production.
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