JPS63272562A - プリンタ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタの制御装置に係り、特にコンピュー
タ等の情報処理装置（上位装置）から発生する文字２図
形、イメージ等のデータを印刷。

出力する印字装置（プリンタ）に装備されて印刷出力形
式の制御を行う、プリンタ制御装置に関するものである
。

Ｌ従来の技術〕 従来の印刷出力形式の制御方式としては、印刷データを
発生する上位装置である情報処理装置（以下、ｒＣＰＵ
、と称する）のソフトウェアが、通常のラインプリンタ
の場合、例えば１インチにつき１０文字印字可能な文字
を用いて１行の印字文字数を最大１３６桁として設計さ
れている。このため、ソフトウェアを変更せずに、Ａ４
判サイズの用紙に印刷するためには、１インチにつき１
５文字印字可能な小さい文字を用いる必要がある。

従来は、このような変換をプリンタ内部で行って印字す
る方法等が一般に用いられていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上述した従来の印字方式における変換に
おいては、使用可能な文字は、プリンタ記録部の有する
機能に制約されて、英文字、カナ文字等の限られたもの
となり、また文字の大きさも一定でなければならない等
の制限があった。

従って上述の従来方式では、複数の文字サイズや図形、
イメージまたは帳票等のフォーマット印刷等を含む印字
データの変換を行って印字することはできないという問
題があった。

〔発明の目的〕

本発明は、このような従来技術の問題点を解決し、印字
装置において上位装置から出力された印字データを、ソ
フトウェアを変更することなしに縮小、拡大の変換を行
って、種々の用紙サイズに印刷出力することができるプ
リンタ制御装置を提供することを、その目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上位装置からの印字データに基づいてドツト
形式で印字する記録部を備えるとともに印字出力形式の
制御を行うプリンタ制御装置において、上位装置から送
られた印字データに対しその１ドツトをメモリの１ビッ
トに対応させて少なくとも１ページ分のドツトパターン
からなる印字パターンとして展開描画可能なフレームバ
ッファを有している。さらに記記録部において印字すべ
き所望の印字用紙における所望の印字領域を設定する手
段を備えた操作部と、該設定された印字領域と上位装置
からの印字データにおける印字領域との比率に応じて前
記フレームバッファ上の印字パターンを縮小または拡大
する密度変換回路とを置火ている。そして、該縮小また
は拡大されたドツトパターンによって前記記録部におい
て所望の印字用紙上の所望の印字領域に印刷出力する、
という構成を採っている。これによって前記目的を達成
しようとするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第３図に基づい
て一説明する。

第１図は、本発明の一実施例のプリンタ制御装置の回路
構成と、このプリンタ制御装置と上位装置およびプリン
タ記録部との接続を、ブロック図によって示したもので
ある。

上位装置であるホストＣＰＵＩは、破線で囲んで示され
たプリンタ制御部２における上位装置用インタフェース
部３に接続されている。上位装置用インタフェース部３
は、ホストＣＰＵＩからの印字データを受信する。

プリンタ制御部２は、上位装置用インタフェース部３と
内部バスを介して接続されたマイクロプロセッサ４とを
備えている。マイクロプロセッサ４には、その内部バス
を介して、その動作に必要なプログラムを格納するプロ
グラムメモリ５と、印字データや変換テーブル及び各種
制御用の作業用エリア等を格納するメインメモリ６と、
プリンタに出力する文字のパターンを格納する文字パタ
ーンメモリ７と、プリンタに出力される文字や図形、イ
メージ等がドツトパターンとして描画されるフレームバ
ッファ８と、フレームバッファ８に対するマイクロプロ
セッサ４の描画を制御するフレームバッファコントロー
ラ９と、フレームバッファ８に描画された内容を縮小し
て出力する密度変換回路１０と、プリンタにおける印字
領域を設定する操作部１１とが接続されている。

また、フレームバッファ８の出力は、用紙に印刷を行う
プリンタ記録部１２に接続されている。

この第１図に示されたプリンタ制御装置の動作は次のよ
うにして行われる。

本発明が適用されるプリンタは、プリンタ記録部１２に
おいてレーザや発光ダイオード（ＬＥＤ）等を使用して
印字する電子写真方式のプリンタであって、白または黒
あるいは色の点（ドツト）の集合によって用紙上に印字
する形式のものであり、１ページの印字記録動作は、一
定速度で連続して実行されるものである。

そのため、ホストＣＰＵＩからの印字データは、記録に
先立ってマイクロプロセッサ４の制御のもとに、上述の
印字最小単位である１ドツトをメモリの１ビットに対応
させて、少なくとも１ページ分のドツトパターンからな
る印字パターンとしてフレームバッファ８に展開描画さ
れ、その後プリンタ記録部１２を起動して、用紙への印
刷動作を行うようになっている。

この場合、ホストＣＰＵＩからの印字データが通常のラ
インプリンタ用紙への印刷出力を想定して、１インチに
つき１０文字印字可能な大きさの文字で、最大１３６桁
の印字を行うデータの場合、そのままではＡ４判の用紙
には印刷し切れないことになる。そこでこのような場合
、オペレータが操作部１１から所望の印字用紙に所望の
印刷領域を設定する情報を入力することができるように
構成されている。

第２図は、印刷領域を指定する情報の内容を例示したも
のであって、Ａ４判の用紙を横長にして、用紙の横およ
び縦の最大寸法をそれぞれ１００としたとき、印刷領域
の左上隅を（横、縦）＝（１０，１０）とし、印刷領域
の右下隅を（横、縦）＝（８０，９０）とした２点で、
対向する２頂点を定められる長方形の領域を印刷領域と
して使用することが示されている。

ホストＣＰＵＩは、ホストＣＰＵＩからの印字データに
おける印刷領域と、操作部１１から指定された上述のＡ
４判用紙上の印刷領域との大きさの比を演算して求め、
その結果を密度変換回路１０に出力する。

密度変換回路１０は、ホス）ＣＰＵＩから指定された比
の値に応じて、フレームバッファ８に描画されている印
字パターンを縮小する密度変換を行い、縮小された印字
パターンを再度フレームバッファ８に描画する。フレー
ムバッファ８に描画された縮小印字パターンは、プリン
タ記録部１２に出力されて、用紙に対する印字動作が行
われて、所望の縮小印刷が行われる。

なお、上記実施例では、密度変換回路１０においてホス
１−ＣＰＵＩが描画した印字パターンを縮小する場合に
ついて説明したが、拡大することも可能なことは言うま
でもない。

第３図は、本発明装置による印字パターンの縮小を例示
したものであって、同図（１）に示すラインプリンタ用
紙における印字パターンは、本発明装置によって変換さ
れて同図（２）に示すようにＡ４判の用紙に縮小印刷さ
れることが示されている。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、プリンタ制御部
内に密度変換回路を有し、上位装置から所定の印刷領域
によってフレームバッファに描画された印字パターンを
任意の比率で縮小（または拡大）して、用紙上に印刷出
力することができ、従って、従来からある印字データを
ソフトウェアを変更することなく、任意の用紙サイズの
プリンタに出力して印刷することができるという優れた
プリンタ制御装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のプリンタ制御装置の構成を
示す図、第２図は操作部における印刷領域の指定を説明
する図、第３図（１）（２）は本発明装置による印字パ
ターンの縮小を説明する図である。 １・・・・・・上位装置としてのホストＣＰＵ、２・・
・・・・プリンタ制御部、８・・・・・・フレームバッ
ファ、１０・・・・・・密度変換回路、１１・・・・・
・操作部、１２・・・・・・プリンタ記録部。 特許出願人　　日本電気株式会社 第１図 第２図 （甲刷傾蛎θ指区ｔホ１靴明図） （腹、　ＸＸｔ　） 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、上位装置からの印字データに基づいてドット形
   式で印字する記録部を備えるとともに印字出力形式の制
   御を行うプリンタ制御装置において、上位装置から送ら
   れた印字データに対しその１ドットをメモリの１ビット
   に対応させて少なくとも１ページ分のドットパターンか
   らなる印字パターンとして展開描画可能なフレームバッ
   ファと、前記記録部において印字すべき所望の印字用紙
   における所望の印字領域を設定する手段を備えた操作部
   と、 該設定された印字領域と上位装置からの印字データにお
   ける印字領域との比率に応じて前記フレームバッファ上
   の印字パターンを縮小または拡大する密度変換回路とを
   具え、 該縮小または拡大されたドットパターンによって前記記
   録部において所望の印字用紙上の所望の印字領域に印刷
   出力し得ることを特徴とするプリンタ制御装置。