JPS63251571A - 地下構造物用足場金具の取付け方法 - Google Patents

地下構造物用足場金具の取付け方法

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JPS63251571A
JPS63251571A JP62086533A JP8653387A JPS63251571A JP S63251571 A JPS63251571 A JP S63251571A JP 62086533 A JP62086533 A JP 62086533A JP 8653387 A JP8653387 A JP 8653387A JP S63251571 A JPS63251571 A JP S63251571A
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scaffolding
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scaffolding metal
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浦上 定司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、地下構造物の周側壁に植設された足場金具を
新たな足場金具に取り替える作業を迅速且つ確実に行う
ことを可能とした足場金具の取替え方法に関する。
〔従来の技術〕
マンホール等の地下構造物の周側壁に植設される足場金
具は、第4図に示すように、厚い周側壁を貫いて、強固
に固定されている。たとえば、全長L=250mmの足
場金具すの先端側Cを厚さT−70fflI11程度の
周側壁aの外周面から更に長さβ=80mo+だけ地中
dに突出させた状態で、足場金具すを周側壁aに取り付
けている。これによって、足場金具すの機械的な強度は
充分なもの出なる。しかし、内部の高温、多湿に加え、
汚水から発生する腐食性気体等により、足場金具すの腐
食の進行が激しく、作業者の安全性確保のため、足場金
具すを定期的に取り替えることが必要となる。
従来の取替え方法によるとき、足場金具すが植設された
周側壁a部分のコンクIJ)をほぼ矩形に切断し、老朽
化した足場金具すを撤去した後、その空洞部分に新たな
足場金具を挿入し、これを手で支えながら周囲の空間部
分に硬練りの普通セメントモルタルを少量ずつ充填して
いた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
硬練りのセメントモルタルを使用することによって、モ
ルタルが周側壁a内面に沿って流れ落ちることは防止で
きる。しかし、先に充填したモルタルと次に充填するモ
ルタルとの間に隙間ができやすい。この隙間は、足場金
具す取替、え作業終了後で漏水の原因となるものである
。また、この隙間により、新たに取り付けた足場金具す
の設置強度も劣るものとなる。これらの欠点を解消する
ためには、足場金具すの先端側C位置まで、モルタルを
完全に充填することが必要となる。しかし、このような
モルタルの充填は、かなりの手間及び□時間を消費する
。そのため、−日に取り替えできる足場金具の本数は5
〜6本が限度であり、作業能率の悪いものであった。
そこで、本発明は、足場金具の取替え作業を迅速化し、
且つ完成後の漏水防止効果及び設置強度に優れる地下構
造物用足場金具の取替え方法を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の地下構造物用足場金具の取替え方法は、その目
的を達成するため、地下構造物の周側壁に植設された足
場金具の周囲にあるコンクリートを切断し、前記足場金
具を撤去して生じた空洞部分に新たな足場金具を挿入し
、該足場金具を上下から挟持する一対の板状型枠を重ね
合わせて螺子杆によって一体化し、該螺子杆を締め付け
ることにより前記板状型枠を前記周側壁の内周面に押圧
し、前記板状型枠により閉鎖された前記空洞部分に無収
縮性の急硬性セメントを注入することを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、実施例により本発明の特徴
を具体的に説明する。
第1図は、本実施例において、地下構造物の周側壁に新
たな足場金具を取り付けた状態を示す。
まず、既設の足場金具の周囲にある周側壁1のコンクリ
ートを約250 e X 100 tmaの矩形状に切
断して、老朽化した足場金具を撤去することにより、空
洞部分2を形成する。この空洞部分2に、新たな足場金
具3を挿入する。そして、この足場金具3を板状型枠4
で挟持し、この板状型枠4を螺子杆5で固定する。
第2図は、板状型枠4を示す斜視図である。この板状型
枠4は、上部板状型枠4aと下部板状型枠4bとからな
る。上部板状型枠4aの下端及び下部板状型枠4bの上
端のそれぞれに、U字状切欠部5a。
6bが2ケ所ずつ設けられている。これらU字状切欠部
6a −6a、 6b−6bの間隔は、足場金具30両
脚部間の距離に等しく設計されている。すなわち、上部
板状型枠4a及び下部板状型枠4bを重ね合わせること
によって、足場金具30両脚部を挟持する支持孔が形成
される。
上部板状型枠4a及び下部板状型枠4bには、U字状切
欠部6a −6a、 6h−6bの中間にあたる位置に
、孔部5c、 6dが穿設されている。これら孔部6c
、 6dは、上部板状型枠4a及び下部板状型枠4bを
重ね合わせたときに互いに一致して、螺子杆5を挿通す
る挿通孔となる。また、下部板状型枠4bの下端近傍に
は、無収縮性の急硬性セメント7を注入する注入管8が
接続されている。他方、上部板状型枠4aの上端近傍に
は、空洞部分2内部の空気を排出する排気管9が接続さ
れている。この排気管9の先端部は、上方に向けて曲げ
られていることが好ましい。これによって、空洞部分2
に急硬性セメント7を充填したときに空隙が生じないよ
うに、空気の排出が完全に行われる。
これら上部板状型枠4a及び下部板状型枠4bは、透明
の合成樹脂板等で製作することが好ましい。
これによって、急硬性セメント7の注入状況を確認しな
がら注入作業を行うとかできるため、過剰看の急硬性セ
メント7を空洞部分2に注入することが防止される。
第3図は、螺子杆5を示す斜視図である。螺子杆5の先
端部5aは、螺子杆5を空洞部分2内に挿入した後で回
転させることにより、周側壁lの外周面に係止するよう
に軸部5bから直角方向に伸延したT字状になっている
。或いは、螺子杆5の先端部5aを直線状で充分に長く
し、地中10に打ち込んだときアンカーとして働くよう
にしても良い。
他方、螺子杆5の基端側には、螺子山5Cが設けられて
いる。この螺子山5Cは、上部板状型枠4a及び下部板
状型枠4bの孔部6c、 5dに螺子杆5の軸部5bを
挿通した後、ナツト5dを締め付けることによって、板
状型枠4を固定する働きをもつ。
なお、このナラ)5dに替えて蝶ナツトを使用すること
もできる。この場合、作業完了後に板状型枠4を取り外
す作業が簡単になる。
次いで、地下構造物の足場金具の取替え手順を説明する
まず、従来の方法と同様に、既設の足場金具の周囲にあ
る周側壁1のコンクリートを約250 X 100市程
度の矩形状に切断し、老朽化した足場金具を撤去する。
そして、コンクリートを除去した後に生じた空洞部分2
に、新たな足場金具3の脚部を所定の埋込み長さだけ挿
入する。この埋込み長さは、第4図の従来法と同様にT
 + 4! = 150mm程度とするのが普通である
。足場金具3の挿入に先立って、足場金具3の両脚部を
下部板状型枠4a及び下部板状型枠4bのそれぞれに設
けたU字状切欠部5a、 5bで挟持し、重ね合わせた
状態の上部板状型枠4a及び下部板状型枠4bの孔部5
c、 5dに第1図左側から螺子杆5を挿通しておく。
そして、足場金具3の脚部が所定量だけ埋め込まれた後
、螺子杆5を回転させて、その先端部5aを周側壁1の
外周面に係合させる。次いで、重ね合わせた上部板状型
枠4a及び下部板状型枠4bの孔部5c、 56から突
出した螺子杆5の基端側にある螺子山5Cにナラ)5d
を締め付ける。この締付けによって、周側壁1の外周面
に対して螺子杆5の先端15aが強固に押圧され、上部
板状型枠4a及び下部板状型枠4bの固定が確実に行わ
れる。
このようにして、足場金具3を挿入した空洞部分2の前
面開口部分が閉鎖される。この閉鎖された空洞部分2に
、下部板状型枠4bの注入管8から無収縮性の急硬性セ
メント7を注入する。この急硬性セメント7の注入は、
上部板状型枠4aの排気管9から急硬性セメント7が溢
れ出した時点で終了する。そして、注入管8を栓又は粘
着テープ等によって閉塞する。このとき、板状型枠4を
固定する螺子杆5はその先端部5aが周側壁1の外周面
に押圧されているので、板状型枠4がはずれることがな
い。したがって、無収縮性の急硬性セメント7の漏出を
防止することができる。
ここで使用する無収縮性の急硬性セメント7としては、
カルシュラム・サルフォ・アルミネート系膨張材を含存
するものが挙げられる。そして、注入条件、注入量、経
済性等を勘案して、骨材の有無1粒度を決定し、ペース
ト、モルタル、コンクリートの各状態の中から適切な状
態のものを使用することができる。
急硬性セメント7が硬化した後、ナラ)5dを螺子杆5
の螺子山5cから取り外し、板状型枠4を除去する。そ
して、周側壁1の内周面から突出した螺子杆5を切断し
て、足場金具3の取替え作業を完了する。硬化した急硬
性セメント7内に残存する螺子杆5は、配筋として働き
、周側壁lの取替え部近傍の強度を更に向上させる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の取替え方法によるとき
、足場金具を挟持する板状型枠の取付けを容易に行うこ
とができ、また板状型枠の使用によって無収縮性の急硬
性セメントを注入方式で充填できるため、足場金具の取
替え作業が迅速且つ確実なものとなる。更に、硬化した
セメント内に残存する螺子杆は、配筋として働くため、
周側壁の取替え部周辺の強度も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例における足場金具の取替え作業状
態を示す断面図、第2図は板状型枠の斜視図、第3図は
螺子杆の斜視図である。また、第4図は、足場金具の設
置状態を示す。 1:周側壁      2:空洞部分 3:足場金具     4:板状型枠 4a:上部板状型枠   4b−下部板状型枠5:螺子
杆      5a:螺子杆の先端部5b:螺子杆の軸
部   5C:螺子杆の螺子山5d:ナット     
 5a、 5b: U字状切矢部5c、5d:孔部  
   7:急硬性セメント8:注入管      9:
排気管 10:地中       a:周側壁 す二足場合具     C:足場金具の先端側d:地中 特許出顆人     日之出水道機器株式会社代  理
  人        小  堀   益 (ばか2名
)第1図 塩3図 ぺ 笛4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、地下構造物の周側壁に植設された足場金具の周囲に
    あるコンクリートを切断し、前記足場金具を撤去して生
    じた空洞部分に新たな足場金具を挿入し、該足場金具を
    上下から挟持する一対の板状型枠を重ね合わせて螺子杆
    によって一体化し、該螺子杆を締め付けることにより前
    記板状型枠を前記周側壁の内周面に押圧し、前記板状型
    枠により閉鎖された前記空洞部分に無収縮性の急硬性セ
    メントを注入することを特徴とする地下構造物用足場金
    具の取替え方法。
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