JPS63239647A - マガジンを備えたデイスクプレーヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディスク状の記録担体を収容するための複数の
互いに上下に位置する区画室から成るマガジンと走行機
構とを備えており、区画室と走行機構とはディスク状の
記録担体の取出しのために互いに移動可能である形式の
ものに関する。

従来の技術 ＣＤプレーヤ、ビデオディスクプレーヤ又はビデオディ
スクを貯蔵媒体として使用するコンピュータは例えば複
数のディスクを収容するためのマガジンを備えたディス
クプレーヤとして形成される。

ベルギー国特許出願Ｂｇ−９０１，９３７号明細書によ
れば、マガジンを備えたＣＤプレーヤが開示されており
、これによれば、ＣＤディスクをマガジンの区画室から
取出すためにマガジンの各区画室内にレバーロッドと、
電動機によって駆動されるローラとが設けられている。

ＣＤディスクを区画室からころがり出すためにローラが
ＣＤディスクの外周に係合する。

この構成はそれ自体として見ても比較的不経済であるば
かりでなく、マガジンの各区画室内にレバーロッド、ロ
ーラ及び電動機から成る高価な装置が配置されているた
め、ＣＤプレーヤの全費用が著しく増大する。その上、
この複雑な構成では簡単なメカニズムに比して故障が多
い。

本発明が解決しようとする問題点 本発明の課題はディスク状の記録担体が簡単で故障の少
ないメカニズムによってマガジンから取出し可能である
ような、複数のディスク状の記録担体を収容するマガジ
ンを備えたディスクプレーヤを提供することにある。

問題点を解決するための手段 上記課題を解決した本発明の要旨はディスク状の記録担
体がタペットによって区画室から押出し可能であり、こ
のタペットのためにマがシンの各区画室の背壁に開口が
設けられていることにある。

実施例 第１図及び第２図について本発明を説明する。

第１図にはマガジン１１の区画室２内にＣＤディスク７
が位置している。マガジン１１の前側に走行機構１が配
置されており、この走行機構１はディスク駆動機構１．
１、光学的な検出機構１．２及び後者のためのラジアル
駆動機構１．３から成る。マガジン１１の各区画室２の
高さへ移動可能なこの走行機構１に駆動機構が機械的に
結合されており、この駆動機構は電動機６、ウオーム８
、ウオー・ムギャ９及びギヤ１０から成る。ウオームギ
ヤ９とギヤ１０とは同じ軸上に取付けられている。マガ
ジン１１に面した、ギヤ１０の側に、直角なレバーアー
ム１３を備エタラツク１２が設けられており、レバーア
ーム１３はマガジン１１の前面に当接している。

マガジン１１とは逆の、ギヤの側に、別のラック１４が
設けられており、マガジン１１の背壁に近い、ラック１
４の端部に、たわみ可能なタペット４が固定されている
。タペット４は案内管３によってマガジン１１の側部に
対して平行に案内されてマガジンの背壁へ変向されてい
る。

マガジン１１の背壁の中央のところでタペット４はマガ
ジン１１の背壁に対して垂直に向むように変向されてい
る。マガジン１１の各区画室２の背壁の中央にはタペッ
ト４を貫通させる開口１５が設けられている。

たわみ可能なタペット４は第１図及び第２図に示す第１
実施例では−例えば写真機のレリーズに使用されるよう
な〜ボーデンケーブルとして形成されており、第３図及
び第４図に示す第２実施例では−例えばリモートコント
ロール式の頑具自動車で使用されるような−たわみ軸と
して形成されている。それゆえ第２実施例では、たわみ
個所だけに案内管３″に設ければ足シる。

第１実施例と第２実施例とのその他の相違点はない。

次に図面について、本発明に基づ＜ＣＤ７’レーヤがい
かにしてＣＤディスクをマガジンから取出しかつマガジ
ン内へ押入れるかを説明する。

ＣＤディスクが演奏のために探されたならば、まず走行
機構１が所望のＣＤディスクの位置する区画室の高さま
で移動し、これによって、ランク１２，１４、電動機６
、ウオーム８、ウオームギヤ９、ギヤ１０、たわみ可能
なタペット４並びに案内管３から成るメカニズムも上述
の機械的な結合に、基づき当該区画室２の高さへ移動す
る。

次いで電動機６はウオーム８及びウオームギヤ９から成
るウオーム伝動装置を介してギヤ１０を図面で右回りに
駆動する。ギヤ１０の右回シの回転によってラック１４
は左方へ駆動され、その結果、たわみ可能なタペット４
は開口１５を通って区画室２内へ押入れられ、これによ
ってＣＤディスク７が区画室２から押出される。それと
同時に、ギヤ１０の右回転によって、直角なレバーアー
ム１３を備えたラック１２が同じ距離だけ右方へ運動し
てマガジン１１の前面から遠ざかシ、その結果、ＣＤデ
ィスク１のための道が開けられる。ＣＤディスクはそれ
ゆえディスク駆動装置１．１上へ押されて係合する。

ＣＤディスク７を例えば演奏後再び区画室２内へ押戻す
場合、電動機６はＣＤディスク７がディスク駆動装置１
．１から解放された後にイヤ１０を左回りに回転する。

これによって、レバーアーム１３を備えたラック１２が
ＣＤディスク７を再び区画室２内へ押戻し、その結果レ
バーアーム１３が再び前面に当接し、それと同時にラッ
ク１４が逆の方向で同じ距離だけ運動する。これによっ
て、たわみ可能なタペット４が再び開口１５を通って区
画室２から引出され、従ってＣＤディスク７は押込まれ
るさいに区画室内の抵抗物に衝突しない。

冒頭に述べたＣＤプレーヤに対比して本発明では費用が
著しく低い。レバーロッド、ローラ及び電動機をマガジ
ンの各区画室のために設ける代りに、本発明では各区画
室の背壁に開口を設けるだけで足りる。機械的な全費用
は本発明では２つのラック、１つのギヤ、１つのウオー
ム伝動装置、１つの電動機及び案内管付きの１つのたわ
み可能なタペット、例えばたわみ軸だけに制限される。

このメカニズムは簡単であるため軽ろく作動し、しかも
冒頭に述べたベルギー国特許出願の高価なメカニズムに
比して故障も少ない。

しかし本発明はＣＤプレーヤだけに制約されない。本発
明はディスク状の記録担体から、接触式又は無接触式を
問わず情報を読取ると共に複数のディスク状の記録担体
をマガジン内に積重ねることのできるすべての機器に適
している。

それは例えばＣＤプレーヤ、ビデオディスクプレーヤ又
はディスク状の記録担体を貯蔵媒体とするコンピュータ
であってもよいが、しかし、本発明のディスクプレーヤ
はＣＤプレーヤとしての実施例で、特にＣＤプレーヤが
わずかなスペースしか要せず、かつ震動に対して比較的
強い場合には特に適している。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の第１実施例をディスク収納状態で示す
略示図、第２図は同第１実施例をデ図、第４図は同第２
実施例をディスク取出し状態で示す略示図、第５図は第
２図の側面図、第６図は第５図から駆動装置を欠截して
示す略示側面図である。 １・・・走行機構、１．１・・・ディスク駆動機構、。 １．２・・・検出機構、１．３・・・ラジアル駆動機構
、２・・・区画室、３・・・案内管、４・・・タペット
、６・・・電動機、７・・・ＣＤディスク、８・・・ウ
オーム、９・・・ウオームギヤ、１０・・・ギヤ、１１
・・・マガジン、１２・・・ラック、１３・・・アーム
、１４・・・ラック、１５・・・開口 冑　　　　　　　　図面の浄書（内容に変更なし）　　
　　　　　　　ｒ−７ 手続補正書（方式） 昭和６３年３月１７日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、デイスク状の記録担体（７）を収容するための複数
   の互いに上下に位置する区画室（２）から成るマガジン
   （１１）と走行機構（１）とを備えており、区画室（２
   ）と走行機構（１）とはデイスク状の記録担体（７）の
   取出しのために互いに移動可能である形式のものにおい
   て、デイスク状の記録担体（７）がタペット（４）によ
   つて区画室（２）から押出し可能であり、このタペット
   （４）のためにマガジン（１１）の各区画室（２）の背
   壁に開口（１５）が設けられていることを特徴とするマ
   ガジンを備えたデイスクプレーヤ。２、タペット（４）
   がたわみ可能な材料から製作されており、かつ、たわみ
   可能なタペット（４）がマガジン（１１）の背壁からマ
   ガジン（１１）の片側に沿つて前方の駆動装置（６、８
   、９、１０）まで案内されており、かつ、デイスク状の
   記録担体（７）をマガジン（１１）から取出すために、
   たわみ可能なタペット（４）が駆動装置（６、８、９、
   １０）によつて開口（１５）を通して区画室（２）内へ
   押入れられ、かつこれによつてディスク状の記録担体（
   ７）が区画室（２）から押出される特許請求の範囲第１
   項記載のデイスクプレーヤ。 ３、たわみ可能なタペット（４）及び駆動装置（６、８
   、９、１０）が走行機構（１）に機械的に結合されてい
   る特許請求の範囲第１項又は第２項記載のデイスクプレ
   ーヤ。 ４、たわみ可能なタペット（４）が少なくとも曲がり部
   のところで案内管（３）内に案内されている特許請求の
   範囲第１項から第３項までのいずれか１項記載のデイス
   クプレーヤ。 ５、たわみ可能なタペット（４）が、マガジン（１１）
   の背壁に設けた開口（１５）内へ垂直に挿入されている
   特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか１項記
   載のデイスクプレーヤ。 ６、たわみ可能なタペット（４）のための開口（１５）
   が各区画室（２）の背壁の中央に設けられている特許請
   求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載のデ
   イスクプレーヤ。 ７、たわみ可能なタペットの、開口（１５）内へ挿入さ
   れない端部がラック（１４）を備えており、このラック
   にギヤ（１０）が噛合している特許請求の範囲第１項か
   ら第６項までのいずれか１項記載のデイスクプレーヤ。 ８、マガジン（１１）の前面に対して平行に延びる直角
   なレバーアーム（１３）を備えたラック（１２）が設け
   られており、このラックにギヤ（１０）が噛合しており
   、かつ、演奏のためにマガジン（１１）から取出された
   デイスク状の記録担体（７）がレバーアーム（１３）に
   よつてマガジン（１１）内へ押戻される特許請求の範囲
   第１項から第７項までのいずれか１項記載のデイスクプ
   レーヤ。 ９、直角なレバーアーム（１３）を備えたラック（１２
   ）が走行機構（１）に機械的に結合されている特許請求
   の範囲第８項記載のデイスクプレーヤ。 １０、直角なレバーアーム（１３）を備えたラック（１
   ２）が、たわみ可能なタペット（４）のラック（１４）
   とは逆の、ギヤ（１０）の側でこのギヤ（１０）に噛合
   しており、かつ、デイスク状の記録担体（７）を区画室
   （２）から押出すために、ギヤ（１０）の回転によつて
   、たわみ可能なタペット（４）が一方の方向で開口（１
   ５）を通して区画室（２）内へ押入れられ、それと同時
   に、直角なレバーアーム（１３）がマガジン（１１）の
   前面から同じ距離だけ離され、かつデイスク状の記録担
   体（７）を区画室（２）内へ押入れるために、ギヤの回
   転によつて、直角なレバーアーム（１３）がデイスク状
   の記録担体（７）を他方の方向で区画室（２）内へ押入
   れ、それと同時に、たわみ可能なタペット（４）が区画
   室（２）から同じ距離だけ引出されるように、たわみ可
   能なタペット（４）と、直角なレバーアーム（１３）を
   備えたラック（１２）とが協働している特許請求の範囲
   第９項記載のデイスクプレーヤ。 １１、たわみ可能なタペット（４）がボーデンケーブル
   として形成されている特許請求の範囲第１項から第１０
   項までのいずれか１項記載のデイスクプレーヤ。 １２、たわみ可能なタペット（１４）がたわみ軸として
   形成されている特許請求の範囲第１項から第１０項まで
   のいずれか１項記載のデイスクプレーヤ。 １３、ギヤ（１０）が、ウォーム（８）と、ギヤ（１０
   ）の軸に設けられたウォームギヤ（９）とから成るウォ
   ーム伝動装置を介して電動機（６）によつて駆動される
   特許請求の範囲第１項から第２項までのいずれか１項記
   載のディスクプレーヤ。