JPS63238230A - 導電性複合材料とその製法 - Google Patents

導電性複合材料とその製法

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JPS63238230A
JPS63238230A JP62070694A JP7069487A JPS63238230A JP S63238230 A JPS63238230 A JP S63238230A JP 62070694 A JP62070694 A JP 62070694A JP 7069487 A JP7069487 A JP 7069487A JP S63238230 A JPS63238230 A JP S63238230A
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修司 山田
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竹川 禎信
Teru Tanimura
谷村 暉
Akira Menjo
氈受 彰
Nobuyoshi Yano
矢野 暢芳
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、導電性複合材料およびその製法に関する。
〔背景技術〕
Ag、 Au、 Cuなどの導電性材料に粒子を分散さ
せて強化する場合、粒子間距離が問題となる。外力が働
くと材料は変形するが、このとき転位が動きながら変形
する。転位を動きにくくすると変形がしにくくなり、硬
度も大きくなると言える。転位を動かすのに必要な外力
σは、 で表される。
従って、粒子間距離λを小さくすれば、転位を動かそう
とする力σが大きくなり、−転位が動きにくくなって変
形しにくい硬い導電性複合材料ができる。粒子間距離を
小さくするためには、分散粒子を小さく、粒子の含有量
を多くすればよい。
真空中で金属を蒸発させてつくる0、01〜1μmの超
微粒子が市販されている。2種のこのような超微粒子を
混合し、成形し、焼結し、そして機械的に粉砕すること
により分散強化粉末をつくることができる。0.07μ
mのへg超微粒子と0.02μmのNi超微粒子を上記
の方法で粉末とした場合の、Ag中のNi粒子の分散状
態を第2図に顕微鏡写真で示した。Ni粒子は、Ag粒
子およびNi粒子の合計重量の5%を占める。第2図の
写真で、小さな粒状の部分がNi粒子、それらの周りを
うめる海状の部分がへgマトリックスである。この写真
にみるように、Ni超微粒子が多数凝集しており、超微
粒子を1つ1つ分離して分散させることは難しい。
しかも、この凝集したかたまりの分布が不均一で、Ni
粒子の存在しないかなり広ulAgだけの領域が存在す
る。これは全体的には硬度の低下を引き起こす原因とな
る。また、このようなものは、現在のところ高価であり
、工業製品として採用しにくいなどの欠点があった。
Agを強化する場合、Agに固溶しにくいNi粒子とA
g粒子を混合し、成形し、焼結し、そして機械的に粉砕
して所定の大きさの粉末を作製する方法もある。この場
合、AgおよびNiの粒子は、一般には、数〜50μm
の大きさく350メツシユ以下)のため、第3図に示す
ように、Ni粒子が一部凝集したりして、1〜20μm
の大きさのNi粒子が分散し、分散強化の効果は小さく
なる。
特開昭61−147827号公報には、Ag中に、1〜
20ミクロンのNi粒子とサブミクロンのNi徽粉粒子
均一に分散されている電気接点材料およびこの材料の製
法が開示されている。前述したように、分散強化の効果
を上げるためには、分散粒子間の距離を小さくする必要
がある。しかし、前記公報で開示されている発明では、
2種の大きさのNi粒子が分散されており、しかも、1
〜20ミクロンという大きな粒子が混じっている。この
ため、分散強化の効果がより低くかった。また、この材
料の製法は、AgとNiをNiの融点以上の温度で溶解
させ、これを噴霧して粉末を得、この粉末を成形した後
順次焼結、圧縮、熱間圧縮、押出加工している・得られ
た接点材料は前記のようなものであるので、前記粉末は
2種の大きさの分散粒子を有している。
〔発明の目的〕
この発明は、以上のことに鑑みて、従来の導電性複合材
料に比べて電気特性をあまり変化させずに硬度を太き(
し、粘着性が少なく、摩耗性および高温での変形の少な
い導電性複合材料を提供するとともに、そのような導電
性複合材料をつくる方法を提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
上記の目的を達成するために、第1の発明は、マトリッ
クス金属(A)中に、この金属(A)と二相分離する金
属(B)からなる粒径0.01〜1μmの粒子が1種以
上分散されており、かつ、金属(A)と金属(B)との
合計重量に対し金属(B)が0.5〜20%である導電
性複合材料を要旨とし、第2の発明は、金属(A)およ
びこれと二相分離する金属(B)を含み、金属(A)お
よび金属(B)の合計重量に対して金属(B)が0.5
〜20%という割合である溶湯を急冷凝固させることに
より、金属(A)中に、金属(B)からなる粒径0.0
1〜1μmの粒子が1種以上分散されており、かつ、金
属(A)と金属(B)との合計重量に対し金属(B)が
0.5〜20%である導電性複合材料を得る導電性複合
材料の製法を要旨とする。
以下に、これらの発明の詳細な説明する。
マトリックス金属(A)と二相分離する金属(B)とは
、金属(A)と均一の固相をつくらない、すなわち、固
溶体をつくらないもの(全くつくらないものに限定せず
、固溶する程度の低いものをも含める)を指す。金属(
A)と金属(B)とが溶融状態で均一の液相をつくるか
否かは問わないが、均一の液相をつくる方が、固相とな
ったときに、金属、(B)が微細な状態で均一に金属(
A)中に分散されやすいので、好ましい。
金属(A)としては、特に限定はないが、たとえば、A
g、 Au、 Cuなどが挙げられる。
金属(B)としては、マトリックス金属(A)に応じて
種々選択され、特に限定はない。たとえば、金属(A)
がAgである場合、金属(B)としては、Ni、 Cr
、 Fe、 Co、 Si+ Rh、  Vからなる群
の中から選ばれた少なくとも1種が好ましい。金属(A
)が^Uである場合、金属(B)としては、Ge、 S
i、 Sb、 Rhからなる群の中から選ばれた少なく
とも1種が好ましい。金属(A)がCuである場合、金
属(B)としては、Feが好ましい。金属(A)と金属
(B)としてこれらの組み合わせを選択すれば、金属(
B)の分散がより微細で均一にすることが容易である。
分散される金属(B)の量は、金属(A)および金属(
B)の合計重量に対して0.5〜20%とする必要があ
る。0.5%を下回ると、分散粒子の量が少ないため粒
子の間隔が大きくなり、分散強化の効果が少なくなる。
20%を上回ると、金属(A)中に細かく分散しない単
独の大きな粒子の量が多くなる。
金属(B)は、粒径0.01〜1μmの粒子となって金
属(A)中に分散されていることが必要である。0.0
1μmを下回ると、金属(A)の導電性が低下するとい
う問題が生じる。1μmを上回ると、分散強化の効果が
小さいという問題が生じる。なお、現実には、粒径1μ
mより大で5μm以下の金属(B)粒子が、金属(A)
マトリックス中の金属(B)粒子全体に対して、約5w
t%以下入っていても差支えない。
この発明の導電性複合材料は、種々の方法で製造される
。たとえば、急冷凝固法を用いるようにすると、金属(
B)が上記粒径範囲内の粒子となって金属(A)のマト
リックス中に分散されやすく、このようにするために、
厳密な条件設定を特に必要としない。
溶融した金属を、周囲に水の膜を張った回転盤(回転ド
ラム)の中に噴出させ、溶融金属を急冷凝固させる方法
で、アモルファス繊維を作製することが行われている。
このような方法を実施するのに使われる装置で回転盤の
回転スピードなどを変えることにより、粉末なども作製
することができる。従来は、互いに固溶する金属を融解
し、急冷凝固させていた。
この発明の製法では、常温で互いに固溶しない金属を溶
融し、混合したのち、急冷凝固させることにより、マト
リックス金属中にこれと固溶しない金属粒子が均一に細
かく分散した粉末などを作製できるところに特徴がある
急冷凝固法としては、特に限定はないが、回転液中噴霧
法、高圧ガスアトマイズ法が好ましい。
これらの方法によれば、マトリックス金属(A)中に金
II (B)が、より微細かつ均一に分散した導電性複
合材料を得ることができる。
より具体的に説明すると、たとえば、Ag−4,6wt
%Ni合金粉末を作製するには、AgおよびNiを95
.4wt%Ag、4.6wt%Niの割合で黒鉛るつぼ
に入れ、高周波溶融によって1650℃の溶湯温度とす
る。回転液中噴霧法の場合には、この溶湯を直径0.1
〜0.2鶴のノズル孔から、回転するドラム内壁に形成
された水膜中に噴出すればよい。また、高圧ガスアトマ
イズ法の場合、直径0.1〜5鰭のノズルから噴出した
金属流を5O−10011r/dの高圧不活性ガスで噴
霧すればよい。
第4図および第5図は、回転液中噴霧法に用いられる装
置の1例をあられす。これらの図中、■は、一端を閉じ
た円筒状の回転ドラム、2は冷却液体、3は噴出炉、4
は噴出ノズル、5は溶融金属(溶湯)、6は急冷粉末、
7は加熱装置、8は駆動装置である。駆動装置8により
回転ドラム1が回転する。回転ドラム1の内壁には遠心
力により内壁を覆うように冷却液体2が膜を形成してい
る。金属(A)および金属(B)は加熱装置7により噴
出炉3内で溶融する。この溶融金属5は、噴出炉3の上
部の穴からのガスの圧力により、噴出ノズル4から冷却
液体2中へ噴出されて急冷され、急冷粉末6ができる。
この発明の導電性複合材料を急冷凝固法により製造する
場合、冷却速度は、10’〜105℃/・sec、程度
以上とするのが好ましい。冷却速度が104〜105℃
/sec、程度を下回ると、金属(B)粒子の分散性が
悪くなるおそれがある。溶湯(溶融金属)の温度は、金
属(B)の融点より100℃以上高いことが好ましく、
200℃以上高いとより好ましい。金属(B)の融点よ
り100°0以上高(ないと、金属(B)単相の大きな
粒子が現れることがある。回転液中噴霧法において、冷
却速度を上記のものとするためには、溶湯を瞬時に冷却
水中に噴出することが好ましく、ノズルなどの溶湯噴出
口と冷却水の表面との距離を10+*m以下にすること
が好ましく、511以下であることがより好ましい。そ
の距離をIonより大きくした場合、できた導電性複合
材料において、金属(B)粒子の分散性が悪くなるおそ
れがある。また、冷却水の速度(V)は、噴出流の速度
(V)より充分に速いことが必要で、1.5≦V / 
v≦2.0であることが好ましい。冷却水の速度と噴出
流の速度が同程度の場合、冷却水の速度の方が遅い場合
、あるいは、冷却水の速度の方が極端に速い場合、でき
た導電性複合材料において、金属(B)粒子の分散性が
悪くなるおそれがある。さらに、このようなおそれを防
ぐためには、冷却水の温度は1.0℃以下であることが
好ましく、4℃以下であることがより好ましい。なお、
冷却水は、冷却効果の点から、静止しているよりも流れ
ている方が好ましい。
つぎに、この発明の1実施例をあられす顕微鏡写真を参
照しながら、さらに詳しく説明する。
第1図は、この発明の導電性複合材料が粉末である場合
の1実施例の組織をあられす顕微鏡写真である。この導
電性複合材料は、Ag −4,6Ni (Ni:4.6
wt%、残部Ag)の溶湯を上記のようにして急冷凝固
して作製したものである。第2図は、0゜07μmのA
g超微粉末と0.02μmのNi超微粉末をN15wt
%、残部Agという割合で混合し、成形し、そして焼結
して作製した導電性粉末の組織をあられす顕微鏡写真で
ある。第3図は、通常のAg−5Ni導電性粉末の組織
をあられす顕微鏡写真である。この粉末は、数〜50μ
mの電解Ag粉と、同じ大きさのカーボニールNi粉を
混合し、成形し、そして焼結して作製したものである。
第1図の写真に見るように、急冷凝固粉末では、Niが
約0.5μmの大きさで分散している。太きさの極端に
異なる粒子はほとんどない。第2図の写真に見るように
、超微粉末から作製した粉末では、Niが約1〜10μ
mの大きさで凝集している。第3図の写真に見るように
、従来の粉末では、Niが1〜20μmの大きさで分散
している。このように、この発明の導電性粉末は、他の
ものに比べて、分散金属が非常に細かく分散しているこ
とがわかる。
上記実施例では、この発明の導電性複合材料を粉末で得
たものとして説明したが、この発明の導電性複合材料は
、粉末以外に、たとえば、帯状。
繊維状等の形でも得られ、その形状は特に限定されない
この発明にかかる導電性複合材料は、分散金属(B)が
非常に細かく金属(A)のマトリックス中に分散してい
るので、従来のものに比べて、硬度が大きい。したがっ
て、この発明にかかる導電 2性複合材料は変形しにく
く、材料同士の粘着性が少なくなっている。常温におけ
る硬度が高いので、摩耗性および高温での変形の少ない
ものとなっている。また、従来のものと比べて、電気特
性があまり変わっていない。この発明の導電性複合材料
の電気特性は、分散される金属(B)の導電率、含有量
によって種々異なるが、発明者らが確かめたところでは
、粒径0.01〜1μm程度の金属(B)粒子が、金属
(A)と金属(B)との合計重量に対し0,5〜20%
分散した場合、導電率の変化はほとんどなかった。この
ため、この発明にかかる導電性複合材料は、電気部品、
−電ペーストなど幅広い応用に利用することができる材
料である。
以下、実施例を示すが、この発明は実施例に限定されな
い。
(実施例1) 八gおよびNiを八g95wt%、Ni5イt%の割合
で黒鉛るつぼに入れ、高周波溶解によって1650℃の
溶湯温度とした。直径120μmのルビー製ノズル孔か
らアルゴン背圧4.5 ksr/ calで、500r
pmで回転する直径600 龍のドラム内壁に形成され
た4°Cの水膜中に噴出した。このときの水膜と噴出し
た溶湯とのなす角度は60″であり、ノズル下端と水面
との距離は4 vsmであった。
このようにして、100〜200/Jmの粉末状の導電
性複合材料を作製し、静雰囲気中で850℃、3時間焼
鈍した。
このようして得られた試料の硬度を測定し、分散強化の
評価とした。
(実施例2) AgおよびNi;fcAg 80 wt%、Ni20w
t%の割合で黒鉛るつぼに入れ、高周波溶解によって1
750℃の溶湯温度とした。この溶湯を直径3龍のルビ
ー製ノズル孔からアルゴン背圧1kg/c+aで噴出し
、その噴出流を70kg/cfflの高圧アルゴンガス
で噴霧して急冷凝固粉末を作製した。
このようにして作製した粉末を実施例1と同様にして焼
鈍した。
(実施例3〜15) 実施例1において金属(A)および金属(B)の種類、
配合量を第1表に示すようにした以外は実施例1と同様
にして、粉末状の導電性複合材料を得て、実施例1と同
様にして焼鈍した。
(比較例1) 350メツシユ以下の、Ag粉末およびN i l)末
を第1表に示す割合で混合したのち、この粉末を400
°Cの金型に入れ、10トン/ calで成形し、アル
ゴン雰囲気中で850℃、3時間焼結した。
(比較例2〜5) 実施例1において金属(A)および金属(B)の種類、
配合量を第1表に示すようにした以外は実施例1と同様
にして、粉末状の導電性複合材料を得て、実施例1と同
様にして焼鈍した。
上記実施例および比較例で得られた焼鈍粉末および焼結
材料の硬度を、マイクロビッカース硬度計を用いて測定
した。100gの荷重を15秒間加えた。結果を第1表
に示した。
第   1   表 X・・・左:右−金属(A)のwt%:金属(B)の1
%第1表にみるように、実施例の導電性複合材料は、硬
度が高く、粒径が1μmよりも大きい金属(B)粒子が
ほとんど存在しない。これに対し、比較例の導電性複合
材料は、硬度がより低い。比較例3は、0.5 p m
と100”−200μmのNu粒子が混在しており、硬
度が高くならないという問題があった。
なお、実施例において、溶湯温度、冷却に用いた回転ド
ラムの回転数を変化させても、金属(A)中の金属(B
)の粒子の大きさ、分散状態はあまり変わらなかった。
〔発明の効果〕
この発明にかかる導電性複合材料は、以上にみてきたよ
うに、マトリックス金属(A)中に、この金属(A)と
二相分離する金属(B)からなる粒径0601〜1μm
の粒子が1種以上分散されており、かつ、金属(A)と
金属(B’ )との合計重量に対し金属(B)が0.5
〜20%であるので、硬度が太き(、粘着性が少なく、
摩耗性および高温での変形の少ないものである。
この発明にかかる導電性複合材料の製法は、以上にみて
きたよ・うに、金属(A)およびこれと二相分離する金
属(B)を含み、金属(A)および金属(B)の合計重
量に対して金属(B)が0.5〜20%とい・う割合で
ある溶湯を急冷凝固させることにより、金属(A)中に
、金属(B)からなる粒径0.01〜1μmの粒子が1
種以上分散されており、かつ、4金属(A)と金属(B
)との合計重量に対し金属(B)が005−20%であ
る導電性複合材料を得るので、前記のような導電性複合
材料を容易につくることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は金属の組織の顕微鏡写真
であり、第1図は1実施例のもの、第2図は比較例のも
の、第3図は従来の1例、第4図は回転液中噴霧法に利
用する装置の1例の断面図、第5図はその斜視図である
。 代理人 弁理士  松 本 武 彦 図面の6・C・ 第4図 第5図 手続補正書(劫 昭和62年 7月11日 昭和62羽舒挿藻070694号 3、補正をする者 羽生との関係  特許出願人 住  所  大阪府門真市大字門真1048番地名 称
(583)松下電工株式会社 代表者 (1m役藤井貞夫(ほか1名)4、代理人 昭和62年 6月 3日(62,06,30)・6.補
正の対象 図面 7、補正の内容 (1)添付図面中、第1図ないし第3図を、それぞれ、
別紙のとおりの、切り貼りのない写真に訂正する。 手続補正書(眺 昭和62年 7月11日 特許庁長官 殿                  
 、、:、、ニア、。 1、 四半のJジR 昭和62倒翁犠藻070694号 3、補正をする者 1材牛との関係  特許出願人 住  所  大阪府門真市大字門真1048番地名 称
(583)松下電工株式会社 代表者  代表取締役 藤 井 貞 夫(ほか1名)4
、代理人 な   し 6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 (1)  明細書第13頁第5行に「説明する。」とあ
るを・ 「説明する。なお、第1図ないし第3図の各顕
微鏡写真において、写真上の実測長さ6.511Aは、
それぞれ、長さ10μmに対応している。 」と訂正する。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マトリックス金属(A)中に、この金属(A)と
    二相分離する金属(B)からなる粒径0.01〜1μm
    の粒子が1種以上分散されており、かつ、金属(A)と
    金属(B)との合計重量に対し金属(B)が0.5〜2
    0%である導電性複合材料。
  2. (2)金属(A)がAgであり、金属(B)がNi、C
    r、Fe、Co、Si、RhおよびVからなる群の中か
    ら選ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第1項
    記載の導電性複合材料。
  3. (3)金属(A)がAuであり、金属(B)がGe、S
    i、SbおよびRhからなる群の中から選ばれた少なく
    とも1種である特許請求の範囲第1項記載の導電性複合
    材料。
  4. (4)金属(A)がCuであり、金属(B)がFeであ
    る特許請求の範囲第1項記載の導電性複合材料。
  5. (5)金属(A)およびこれと二相分離する金属(B)
    を含み、金属(A)および金属(B)の合計重量に対し
    て金属(B)が0.5〜20%という割合である溶湯を
    急冷凝固させることにより、金属(A)中に、金属(B
    )からなる粒径0.01〜1μmの粒子が1種以上分散
    されており、かつ、金属(A)と金属(B)との合計重
    量に対し金属(B)が0.5〜20%である導電性複合
    材料を得る導電性複合材料の製法。
  6. (6)金属(A)がAgであり、金属(B)がNi、C
    r、Fe、Co、Si、RhおよびVからなる群の中か
    ら選ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第5項
    記載の導電性複合材料の製法。
  7. (7)金属(A)がAuであり、金属(B)がGe、S
    i、SbおよびRhからなる群の中から選ばれた少なく
    とも1種である特許請求の範囲第5項記載の導電性複合
    材料の製法。
  8. (8)金属(A)がCuであり、金属(B)がFeであ
    る特許請求の範囲第5項記載の導電性複合材料の製法。
JP62070694A 1987-03-25 1987-03-25 導電性複合材料とその製法 Granted JPS63238230A (ja)

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