JPS63236056A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPS63236056A
JPS63236056A JP62070770A JP7077087A JPS63236056A JP S63236056 A JPS63236056 A JP S63236056A JP 62070770 A JP62070770 A JP 62070770A JP 7077087 A JP7077087 A JP 7077087A JP S63236056 A JPS63236056 A JP S63236056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
gradation
original
erasing
forming apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP62070770A
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English (en)
Inventor
Shigenobu Osawa
大沢 重信
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野ン この発明は、例えば電子複写機に適用される画像形成装
置に関する。
(従来の技術) 周知のように、複写機は原稿画像をそのまま用紙に複写
したり、原稿画像を拡大あるいは縮小して複写する機能
を有している。また、最近では、原稿の所定範囲内の画
像を消去して複写するものくマスキング)、あるいは所
定範囲外の画像を消去して複写するもの(トリミング)
が開発され、実用化されている。
ところで、このような装置では、原稿の一部(部分的)
の階調性を変更することができなかった。
このため、原稿全体のコントラストが低く、原稿の一部
に写真等がある場合の複写画像に問題がある。たとえば
、古新聞のように、白地部分が黄色化し、文字と白地部
分とのコントラストが低くなっており、さらにその文字
中に写真がある場合、被りのない高コントラストの鮮明
画像を得るには、高γ(ガンマ:静電像電位に対する画
像濃度の特性曲線の勾配)値(低階調性)の現像システ
ムを用い、露光を明るめに設定して複写するようになっ
ている。この場合、写真の部分は潰れてしまう。
また、写真を忠実に再現するには、低γ値(高階調性:
理想的にはγ値が、0でダイナミックレンジが広いこと
が要求される)の現像システムを用いて複写することが
必要である!し たがって、両者とも鮮明な画像を得ることが困難である
。このような原稿は、上記のような例に限らず、カラー
背景地の印刷物等、多くある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、1つの原稿の一部を他部と異なった階調
性で画像形成を行なうことができず、階調性、コントラ
ストを持つ原稿に対して、見易く、鮮明な画像形成を行
なうことができないという欠点を除去するもので、1つ
の原稿の一部を他部と異なった階調性で画像形成を行な
うことができ、階調性、コントラストを持つ原稿に対し
て、見易く、鮮明な画像形成を行なうことができ、その
階調性を変更する範囲の指示も容易にできる画像形成装
置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明の画像形成装置は、原稿台に載置された原稿を
光学的に走査する走査手段と、この走査手段によって得
られた光学像を電荷が付与された像担持体へ結像する光
学系と、上記像担持体に形成された像を現像する現像手
段と、この現像された像を被転写材に転写する転写手段
とからなるものにおいて、上記走査手段に設けられ、原
稿における階調性を変更する所定範囲をスポット光を用
いて指示する指示手段、この指示手段でスポット光によ
り指示された範囲の外側の画像、あるいは上記スポット
光により指示された範囲の内側の画像を像担持体より消
去する消去手段、および上記指示手段でスポット光によ
り指示された範囲の内側の画像を上記消去手段により消
去した原稿画像に対応する像を一方の階調性で被転写材
へ形成し、この被転写材を再び上記転写手段に搬送し、
上記スポット光により指示された範囲の外側の画像を上
記消去手段により消去した原稿画像に対応する像を他方
の階調性で被転写材へ形成する制御手段から構成されて
いる。
(作用) この発明は、原稿における階調性を変更する所定範囲を
スポット光により指示し、このスポット光により指示さ
れた範囲の内側の画像を消去した原稿画像に対応する像
を一方の階調性で被転写材へ形成し、この被転写材を再
び転写手段に搬送し、上記スポット光により指示された
範囲の外側の画像を消去した原稿画像に対応する像を他
方の階調性で被転写材へ形成するようにしたものである
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第2図、第3図はこの発明の画像形成装置、例えば複写
機を概略的に示すものである。即ち、1は複写機本体で
あり、この本体1の上面には原稿を支承する原稿台(透
明ガラス)2が固定されている。この原稿台2の両端部
には原稿のセット基準となる固定スケール2).22が
設けられ、さらに、原稿台2の近傍には開閉自在の原稿
カバー11およびワークテーブル12が設けられている
そして、上記原稿台2に載置された原稿は、露光ランプ
4、ミラー5.6.7からなる光学系が原稿台2の下面
に沿って矢印a方向に往復動することにより、その往復
時に露光走査されるようになっている。この場合、ミラ
ー6.7は光露長を保持するようにミラー5の1/2の
速度にて移動する。上記光学系の走査による原稿からの
反射光、つまり露光ランプ4の光照射による原稿からの
反射光は上記ミラー5.6.7によって反射されたのち
変倍用レンズブロック8を通り、更にミラー9、92.
93によって反射されて感光体ドラム(セレンドラム)
10に導かれ、原稿の像が感光体ドラム10の表面に結
像されるようになっている。
上記感光体ドラム10は図示矢印C方向に周速166m
m/s e cで回転し、先ず、帯電用帯電器11によ
って表面が帯電(+700ボルト)され、しかる後画像
がスリット露光されることにより、表面に静電潜像が形
成される。この静電潜像は例えば黒のトナーが収容され
る現像器12によってトナーが付着されることにより可
視像化されるようになっている。
一方、用紙(被転写材)Pは、選択された上段給紙カセ
ット131、中段給紙カセット132、あるいは下段給
紙カセット133から送出ローラ14、142.14a
およびローラ対15、152.15:lによって一枚ず
つ取出され、用紙案内路16、162.16E+を通っ
てレジストローラ対17へ案内され、このレジストロー
ラ対17によって転写部へ案内されるようになっている
。ここで、上記給紙カセット13、132.133は、
本体1の右側下端部に着脱自在に設けられていて、後述
する操作パネルにおいていずれか一方が選択できるよう
になっている。尚、上記各給紙カセット13t 、13
2.133はそれぞれカセットサイズ検知スイッチ60
、602.60ヨによってカセットサイズが検知される
ものである。このカセットサイズ検知スイッチ6011
602.603はサイズの異なるカセットの挿入に応じ
てオン−オフされる複数のマイクロスイッチにより構成
されている。
上記転写部に送られた用紙Pは、転写用帯電器18の部
分で感光体ドラム10の表面と密着することにより、上
記帯電器18の作用で感光体ドラム10上のトナー像が
転写される。この転写された用紙Pは、剥離用帯電器1
9の作用で感光体ドラム10から静電的に剥離されて搬
送ベルト20で搬送され、その終端部に設けられた定着
器としての定着ローラ2)へ送られ、ここを通過するこ
とにより転写像が定着される。そして、定着後の用紙P
は、送゛出ローラ対22、実線のように動作された振分
ゲート23、排紙ローラ対24によって本体1外のトレ
イ25に送出されるようになっている。また、転写後の
感光体ドラム10は、クリーナ26で表面の残留トナー
が除去され、ざら−〇− に除雪ランプ27によって残像が消去されることにより
、初期状態に戻るようになっている。尚、29は本体1
内の温度上昇を防止するための冷却ファンである。
一方、複写機本体1の下方には一枚の用紙に両面複写し
たり、同一面に多重複写を行うことを可能とする多重複
写ユニット28が設けられている。
このユニット28には、前述した振分はゲート23、排
紙ローラ対24をはじめとして、前記振分はゲート23
によって取込まれた用紙を集積部28aへ導く複数のロ
ーラ対28b、28c。
28dが設けられている。また、前記集積部28aには
集積部28aに一時収納された用紙を送出す送出しロー
ラ28eが設けられている。この送出しローラ28eは
収納された用紙の厚み(枚数)に応じて、図示矢印のよ
うに上下動可能とされている。送出しローラ28eによ
って送出された用紙は用紙を1枚づつ分離して送出す分
離ローラ対28fを介して制御ゲート28Qに案内され
る。この制御ゲート280は多重複写を行なう場合、図
示矢印M方向に回動され、用紙を搬送ローラ対28h1
用紙案内路281を介して前記レジストローラ対17へ
案内するようになされる。
また、両面複写を行なう場合は図示状態とされ、用紙を
搬送ローラ対28jを介して反転部28にへ案内するよ
うになされる。用紙が反転部28kに収納されると、制
御ゲート28CIは図示矢印T方向に回動され、搬送ロ
ーラ対28jで送られる用紙を前記搬送ローラ対28h
1用紙案内路28iを介して前記レジストローラ対17
へ案内するようになされる。尚、この実施例においては
、制御ゲート28gは常時図示矢印M方向に回動されて
おり、多重複写のみが可能とされている。
第4図は本体1に設けられた操作パネル30を示すもの
である。30tは複写開始を指令する複写キー、302
はたとえば液晶ドツトマトリクス表示器からなる表示部
であり、後述するメモリ140に記憶された表示情報が
各モードに応じて切換え表示される。この表示部の周囲
には、この表示部302で表示されているモードを選択
する選択キー31a、31b、31c、31d。
31 e、31 f、31 a、31 hが設けられテ
ィる。
さらに、上記操作パネル30には後述する原稿の消去位
置、階調性変更位置を示すスポット光源を移動させる操
作キー30a、30b、30c。
30d、およびスポット光源が示す座標位置を入力する
位置指定キー30eが設けられている。
上記表示部302は、第5図(a)、(b)に示すよう
に、機器の状態等を文字表示したり、同図(C)に示す
ように、トリミング、マスキングモード、両縁の移動モ
ード、エツジ消去モード、複数枚の複写モード、2枚の
原稿の複写モード、写真複写モード、多重複写モード、
およびセンタリングモードの選択画面をグラフィック表
示したり、同図1)〜(Q)に示すように、エツジモー
ドの原稿が1枚か2枚かの選択画面、複写枚数の設定画
面、複写倍率の選択画面、複写状態の画面をグラフィッ
ク表示するようになっている。
第6図は前記光学系を往復移動させるための駆動機構を
示すものである。即ち、ミラー5および露光ランプ4は
第1キヤリツジ411に、ミラー6.7は第2キヤリツ
ジ412にそれぞれ支持されており、これらキャリッジ
41、412は案内レール42).422に案内されて
矢印a方向に平行移動自在となっている。即ち、4相パ
ルスモータ33はプーリ43を駆動する。このプーリ4
3とアイドルプーリ44との間には無端ベルト45が掛
渡されており、このベルト45の中途部にミラー5を支
持する第1キヤリツジ411の一端が固定されている。
一方、ミラー6.7を支持する第2キヤリツジ422の
案内部46には、レール422の軸方向に離間して2つ
のプーリ47.47が回転自在に設けられており、これ
らプーリ47.47間にワイヤ48が掛渡されている。
このワイヤ48の一端は固定部49に、他端はコイルス
プリング50を介して上記固定部49にそれぞれ固定さ
れている。また、上記ワイヤ48の中途部には第1キヤ
リツジ411の一端が固定されている。したがって、パ
ルスモータ33が回転することにより、ベルト45が回
転して第1キヤリツジ411が移動し、それにともなっ
て第2キヤリツジ422も移動する。このとき、プーリ
47.47が動滑車の役目をするため、第1キヤリツジ
411に対して第2キヤリツジ422が1/2の速度に
て同一方向へ移動する。尚、第1、第2キヤリツジ41
、412の移動方向は、パルスモータ33の回転方向を
切換えることにより制御する。
また、第1キヤリツジ411は用紙サイズおよび倍率に
応じてモータ33が駆動されることにより、所定の位置
く倍率に応じたホームポジション)へ移動するようにな
っている。そして、複写キー301が押されると、第1
キヤリツジ411は、先ず、第2キヤリツジ412方向
へ移動され、その後ランプ4が点灯されて第2キヤリツ
ジ412から離れる方向に移動される。原稿の走査が完
了すると、ランプ4が消灯され、第1キヤリツジ41!
は前記ホームポジションに復帰される。
第22図は、前記現像器12の構成を示すもの=14− である。すなわち、覗像スリーブとしての非磁性スリー
ブ170、この現像スリーブ170に内包されている固
定磁極171、攪拌ローラ173、および現像剤の搬送
量を規制するブレード172によって構成されている。
上記固定磁極171は、フェライト磁石であり、現像主
極171a、搬送極171b〜171fにより構成され
ている。上記現像主極171aによる現像スリーブ17
0上の磁力は1000G(ガウス)となっており、搬送
極171b、・・・171fによる現像スリーブ171
上の磁力は順に500G、300G。
300q、500G、500Gとなっている。上記現像
スリーブ170とブレード172のギャップは、0mm
で、上記現像スリーブ170と前記感光体ドラム10の
ギャップは、2mmとなっている。上記現像器12で用
いる現像剤は、キャリアとして150〜300mesh
の粒度分布を持つフェライトキャリアを用い、トナーと
して平均粒径10μmのスチレン−アクリル系樹脂を用
いた負帯電性トナーを用いている。
上記現像スリーブ170の回転数を変化させることによ
り、第23図に示すように、原稿濃度に対するコピー画
像濃度が変化するものである。上記現像スリーブ170
の回転数が24Orl)mと比較的高回転の場合には、
飽和画像濃度が高く、現像濃度に対するダイナミックレ
ンジの狭いγ値の大きな階調性の乏しい画像となるが、
背景地の濃度が高く、コントラストが低い原稿の場合に
、露光調整により、被りのない高コントラストの画像が
得られるようになっている。
また、上記現像スリーブ1700回転数が15Orpm
と比較的低回転の場合には、γ値が低く(はぼ、0)、
原稿m度に対するダイナミックレンジの広い、高階調の
画像が得られ、写真等の連続階調被写物の複写に適して
いる。
第7図は全体的な制御回路を示すものである。
主制御部71は、操作パネル30および各種スイッチや
センサ、例えば前記カセットサイズ検知スイッチ601
,602.603などの入力機器75からの入力を検知
し、前記現像器12内の現像スリーブ170を駆動する
モータ142、前記ノイド2 Z″a、前記定着ローラ
対23のヒータ23a、前記露光ランプ4、およびモー
タ33などを制御して、前述の複写動作を行うとともに
、スポット光源131、パルスモータ33.135、メ
モリ1401消去アレイ1501アレイ駆動部160な
どを制御して原稿の不要な部分を消去する動作を行うも
のである。尚、スポット光源131、パルスモータ13
5、消去アレイ150、アレイ駆動部1601メモリ1
40は後述する。
また、上記主制御部71は図示しないメモリに記憶され
ている文字情報、あるいはパターン情報に応じて、各モ
ードごとに表示部302で文字表示、パターン表示を行
うものである。上記メモリとしてはクイックディスク等
を用いても良い。
上記露光ランプ4はランプレギュレータ81を介して主
制御部71で制御され、ヒータ23aはヒータ制御部8
2を介して主制御部71で制御され、モータ33.13
5はモータドライバ78を介して主制御部71で制御さ
れる。
上記モータ142は、モータドライバ141を介して主
制御部71で制御され、この制御(切換制御)により、
上記現像スリーブ170を24Orpmあるいは150
rpmで回転するようになっている。
次に、原稿画像の消去手段について説明する。
第8図、第9図において、第1キヤリツジ411にはラ
ンプ4の光が遮られた部分にランプ4に沿ってガイド軸
130が設けられており、このガイド軸130には原稿
の消去範囲を指示する手段としてのスポット光源131
が移動自在に設けられている。このスポット光[131
は、原稿台2に対向して設けられた、例えば発光ダイオ
ードあるいはランプ等の発光素子132およびレンズ1
33からなり、発光素子132によって発生された光は
レンズ133により、原稿台2に直径dになるスポット
光として照射されるようになっている。
また、スポット光[131はガイド軸130に沿って配
設されたタイミングベルト(歯付きベルト)134に連
結されている。このタイミングベルト134はパルスモ
ータ135の回転軸に設けられたプーリ136と従動プ
ーリ137とに掛は渡されている。したがって、パルス
モータ135が回転されることにより、スポット光m1
31は第1キヤリツジ411の走査方向と直交する方向
に移動される。また、ガイド軸130のパルスモータ1
35側端部に位置する第1キヤリツジ411にはスポッ
ト光m131の初期位置を検出するマイクロスイッチか
らなる位置センサ138が設けられている。そして、例
えばスポット光源131が移動される場合、先ず、スポ
ット光源131が位置センサ138に当接して初期位置
が検知されるようになっている。
次に、第10図乃至第12図を用いて、上記スポット光
源131を用いた原稿の消去範囲を指定する方法につい
て説明する。原稿の消去範囲を指定する場合、原稿Gは
第10図に示す如く、固定スケール2)側に複写面を裏
向きにセットされる。
この状態において、操作キー30a〜30dが操作され
ると、スポット光源131は発光素子132が点灯した
状態で移動される。即ち、操作キー30b、30dを押
すと、モータ33が駆動され、第1キヤリツジ41+お
よびスポット光源131が走査方向(第10図に示す矢
印y方向)に移動される。また、操作キー30a、30
Gを押すと、モータ135が駆動され、スポット光源1
31が走査方向と直交する方向(第10図に示す矢印X
方向)に移動される。
操作者は、写真複写モードの指定時に、原稿Gを透過し
たスポット光を目視しながら操作キー308〜30dを
操作し、例えば第11図に示す原稿G上のS1点にスポ
ット光を移動した状態で位置指定キー30eを押す。す
ると、このSi点で指定された座標位置が第7図に示す
主制御部71に記憶される。同様にして原稿Gの82点
にスポット光を移動した状態で位置指定キー30eを押
すと、82点の位置が主制御部71に記憶される。この
スポット光の位置は例えばパルスモータ33.135の
駆動パルス数を計数することにより検知することができ
る。この後、第11図に示すように、81点、82点に
より形成される枠Wにおける外縁wbの81′点、S2
一点を対角点とする長方形の領域が一方の階調性として
の低階調性複写(文字複写)(基準階調)に対する消去
範囲として指定される。
また、81点、82点により形成される枠Wにおける内
縁Waの81″点、82″点を対角点とする長方形の領
域以外が他方の階調性としての高階調性複写(写真複写
)に対する消去範囲として指定される。
このように、消去範囲が指定されると、指定されたそれ
ぞれの2点の位置および複写倍率に基づいて主制御部7
1で演算が行われ、前記メモリ140には消去範囲部分
にハイレベル信号u I 11、それ以外の部分にロー
レベル信号II OIIが記憶される。即ち、このメモ
リ140は例えば各列方向の容ωがスポット光源131
のX方向の移動距離=2)− ÷y力方向位置解像度とほぼ一致されたRAMによって
構成されており、主制御部71より供給されるデータに
より、低階調性複写(基準階調)の場合であれば第12
図(a)に示すように、また、高階調性複写の場合であ
れば第12図(b)に示すように、斜線部に対応するア
ドレスにハイレベル信号、それ以外のアドレスにローレ
ベル信号が記憶されるようになっている。
上記のようにして消去範囲の指定が行われた原稿Gは、
第10図に示すy方向に反転され、複写面が裏向きとさ
れた状態で、前記固定スケール2)側にセットされて複
写される。したがって、この状態において、原稿画像と
前記メモリ140に記憶された消去データとが対応づけ
られたこととなる。
一方、第13図に示す%ように、感光体ドラム10の例
えば帯電器11と露光部Phの間には消去手段としての
消去アレイ150が近接して設けられている。この消去
アレイ150は第14図、第15図に示す如く、感光体
ドラム10の回転方向と直交する方向に複数個の遮光用
セル151が配設され、これら遮光用セル151の内部
にそれぞれ第16図(a)(b)に示すような、例えば
発光ダイオードからなる発光素子152が設けられてい
る。また、各セル151の感光体ドラム10と対向する
開口部には発光素子152の光を感光体ドラム10の表
面に集光するレンズ153が設けられている。この消去
アレイ150に配設される発光素子の数は例えば前記メ
モリ140の列方向の容量と一致されている。ここで、
発光素子152の個々の幅をPとし、個数をN個とする
と消去アレイ150の全長はQ=NXPとなる。
上記消去アレイ150は前述したアレイ駆動部160に
よって駆動される。このアレイ駆動部160は第17図
に示すように、前記メモリ140の列方向のビット数と
同一ビット数を有するシフトレジスタ161、このシフ
トレジスタ161の内容が保持されるストアレジスタ1
62、このストアレジスタ162の各出力信号によって
オン、オフ制御される複数のスイッチ素子163からな
るスイッチ回路164によって構成されており、これら
スイッチ素子163の可動接片163aは接地され、固
定接点163bはそれぞれ前記消去アレイ150を構成
する発光素子152の各カソードに接続されている。こ
れら各発光素子152のアノードは電流制限用抵抗Rを
それぞれ介して電源Vccに接続されている。
しかして、前述したように原稿の消去範囲を指定した後
、威稿カバー11を閉じ、複写キー301を押すと、第
1キヤリツジ411および感光体ドラム10が動作され
るとともに、前記メモリ140より行方向(第12図に
示す)に1列分のデータが順次読出される。この読み出
されたデータD1はクロック信号CLKにより、アレイ
駆動部160のシフトレジスタ161に転送される。
シフトレジスタ161に1列分のデータが転送された後
、感光体ドラム10の帯電された部分が消去アレイ15
0に到達すると、主制御部71よりラッチ信号LTHが
出力され、この信号に応じてシフトレジスタ161の記
憶データがストアレジスタ162に供給さ、れる。即ち
、消去アレイ150は帯電器11と露光部Phとの間に
配置されているため、前記メモリ140により出力され
る1列分のデータは、例えば消去アレイ150と露光部
Phの角度が81であり、感光体ドラム10が各速度で
回転しているとすると、θ1/ωより以前にストアレジ
スタ1−62に供給されるようラッチ信号LTHの出力
タイミングが制御されている。
スイッチ回路164の各スイッチ素子163はこのスト
アレジスタ162の出力信号によって制御される。つま
り、ストアレジスタ162の出力レベルがハイレベルで
ある場合はオンとされ、ローレベルである場合はオフと
される。この結果、各スイッチ素子163に接続された
発光素子152はスイッチ素子163がオンの場合点灯
され、オフの場合消灯される。したがって、感光体ドラ
ム10の帯電部分のうち、発光素子152が点灯された
部分は除電され、この除電された部分はその後露光され
ても静電潜像が形成されず、原稿画像の消去が行われた
ことになる。以下、同様にして、メモリ140のデータ
が1列分づつ読出され、画像の消去が行われる。
次に、上記のような構成において、この発明の複写動作
について、第1図に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。たとえば今、第5図(C)に示す、モード指定
状態において(ST1 ) 、操作者は写真複写(階調
変更)モードを選択キー31bを投入することにより、
選択する(ST2)。すると、第18図(a)に示す、
選択キー31aに対して階調変更の反転の選択画面が表
示されるとともに、原稿枠と指定範囲(パターン枠)と
のパターンが表示される(ST3)。このとき、基本階
調(低階調)部分のみを表示状態とすることにより、部
分高階調表示が行われている。
ついで、操作者は、第19図に示すような画像が記載さ
れている原稿Gを裏返しにして、原稿台2上に載置する
(ST6)。ついで、操作者は操作キー30a〜30d
と位置指定キー30eとを用いて、その原稿G上の階調
変更範囲として、S1点と、82点とを指定する(ST
7)。すると、そのスポット光源131により指定され
た範囲の枠Wにおける内縁Wa1外縁Wb1つまりSl
 ″点と、S2−一点との2点の位置およびSl 一点
と、S2一点との2点の位置に基づいて制御部71で演
算が行われ、前記メモリ140には、写真(高階調)部
分の消去データとして、第12図(a)に示すように、
スポット光源131による枠Wの外縁wbから内側に対
応するアドレスにハイレベル信号が記憶され、スポット
光源131による枠Wの外縁wbから外側に対応するア
ドレスにローレベル信号が記憶され、低階調部分の消去
データとして、第12図(b)に示すように、スポット
光11!131による枠Wの内縁Waから外側に対応す
るアドレスにハイレベル信号が記憶され、スポット光1
1!131による枠Wの内縁Waから内側に対応するア
ドレスにローレベル信号が記憶される(ST8)。
この状態において、複写キー301が投入されると、坦
像器12および前記消去アレイ150を用いて、原稿G
の階調変更部分以外の複写動作が行われる。すなわち、
第1キヤリツジ41rが移動されて、原稿Gの露光走査
が行われる(ST9)。
これにともない、アレイ駆動部160にはメモリ140
より第12図(a)に示す写真(高階調)部分の消去デ
ータが供給され、この消去データに応じて消去アレイ1
50が動作されて、枠Wの外縁wbより内側の部分の電
荷が感光体ドラム10上より消去される(ST10)。
また、このとき、主制御部71によりモータ142の回
転が制御されることにより、原稿スリーブ170が回転
数24 Or pmで回転される(ST10−)。
したがって、上記画像が現像、転写されると、用紙Pに
は第20図に示すように、原稿Gのうち枠Wの外縁wb
で囲まれた範囲以外の部分のみが、γ値の大きい(第2
4図に示すBの特性曲線)高コントラストな画像が複写
される。
この後、この複写された用紙Pは前述した多重複写ユニ
ット28によって、再び転写部へ搬送される(ST11
)。次に、現像器12および前記消去アレイ150を用
いて、原稿Gのw3調変更部分の複写動作が行われる。
すなわち、第1キヤリツジ411が移動されて、原稿G
の露光走査が行われる(ST12)。
これにともない、アレイ駆動部160にはメモリ140
より第12図(b)に示す低階調部分の消去データが供
給され、この消去データに応じて消去アレイ150が動
作されて、枠Wの内縁Waより外側の部分の電荷が感光
体ドラム10上より消去される(ST13)。また、こ
のとき、主制御部71によりモータ142の回転が制御
されることにより、原稿スリーブ170が回転数15O
rpmで回転される(ST13′)。
したがって、感光体ドラム10の表面には、原稿Gのス
ポット光Wの内縁Waで囲まれた範囲の部分が高階調(
γ値の小さい:第24図に示すAの特性曲線)で写真の
再現性の良い画像が形成される。この動作にタイミング
を合せて、前記多重複写ユニット28によって転写部に
搬送された用紙Pが供給され、この用紙Pに枠Wの内縁
Waで囲まれた範囲の部分の画像が転写される。したが
って、この用紙Pには第2)図に示すように、原稿Gの
うち枠Wの外縁wbで囲まれた範囲以外の部分が低階調
で画像が形成され、枠Wの内縁Waで囲まれた範囲内の
部分が高階調で画像が形成される。そして、用紙Pは排
紙ローラ24を介して排紙トレー25へ送出される(S
T14)。
これにより、高111vAの写真の画像が階調性を持ち
、低階調の文字の画像が高コントラストを持ち、見易く
、鮮明な複写を行なうことができる。また、階調変更時
に画像の重なりが生じることなく、きれいに複写される
ようになっている。
また、上記ステップ3の表示に応じて、操作者は選択キ
ー31aを投入することにより、反転を選択する(ST
4)。すると、表示部302は、第18図(b)に示す
ように、パターン枠の内側を表示状態とすることにより
部分階調表示を行う(ST5)。この後、上記ステップ
6〜ステツプ14の動作が行われることにより、高階調
の写真の画像が階調性を持ち、低階調の文字の画像が高
コントラストを持ち、見易く、鮮明な複写を行なうこと
ができる。
上記したように、写真等の部分に対して階調性を変更す
る時、つまり1つの原稿の所定の部分を異なった階調性
(高階調)で複写する場合に、1回目は指示範囲の内側
を消去し、現像スリーブの回転数をi5orpmで回転
して複写し、2回目は指示範囲の外側を消去し、現像ス
リーブの回転数を15Orpmで回転して複写するよう
にしたので、高階調の写真の画像が階調性を持ち、低階
調の文字の画像が高コントラストを持ち、見易く、鮮明
な複写を行なうことができる。また、階調性を変更する
範囲をスポット光を用いて指示できるため、その指示が
簡単(容易)で、操作性が良いものとなっている。
なお、前記実施例では、階調性を変更する箇所が1箇所
の場合について説明したが、これに限らず、複数の箇所
に対して行なう場合であっても同様に実施できる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、1つの原稿の一
部を他部と異なった階調性で画像形成を行なうことがで
き、階調性、コントラストを持つ原稿に対して、見易く
、鮮明な画像形成を行なうことができ、その階調性を変
更する範囲の指示も容易にできる画像形成装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は写真
複写動作を説明するためのフローチャート、第2図は画
像形成装置の外観斜視図、第3図は画像形成装置の側断
面図、第4図は操作パネルの構成を示す平面図、第5図
は表示部の表示例を示す図、第6図は光学系の駆動機構
を概略的に示す斜視図、第7図は全体的な制御回路を示
す構成図、第8図はスポット光源を示す要部の斜視図、
第9図はスポット光源を示す要部の側断面図、第10図
および第11図はそれぞれスポット光源を用いた原稿の
消去節回指定動作を説明するために示す平面図、第12
図はメモリの内容を説明するために示す図、第13図は
消去アレイの配置を示す要部の側断面図、第14図、第
15図はそれぞれ消去アレイと感光体ドラムの関係を示
すものであり、第14図は要部のみを示す斜視図、第1
5図は要部のみを示す正面図、第16図は消去アレイの
構成を示すものであり、同図(a)は側断面図、同図(
b)は一部を切除して示す正面図、第17図はアレイ駆
動部の構成を示す回路図、第18図は部分階調複写時に
おける表示部の表示例を示す図、第19図は部分階調複
写が行われる原稿の例を示す図、第20図、第2)図は
部分階調複写が行われた用紙の複写例を示す図m、第2
2図は現像器の構成を示す断面図、第23図おための図
である。 1・・・本体、2・・・原稿台、10・・・感光体ドラ
ム、12・・・現像器、30・・・操作パネル、302
・・・表示部、30a〜30d・・・操作キー、30e
・・・位置指定キー、31a〜31h・・・選択キー、
33・・・パルスモーク、71・・・主制卸部、131
・・・スポット光源、135・・・パルスモータ、14
0・・・メモリ、141・・・モータドライバ、142
・・・モータ、150・・・消去アレイ、160・・・
アレイ駆動部、170・・・現像スリーブ、171・・
・固定磁極、P・・・用紙、Ph・・・露光部、W・・
・枠、Wa・・・枠の内縁、wb・・・枠の外縁。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦(C) 第5図 (e) (a) 第12)11 第14図 (a)       (b) 第76図 15′0 第17図 第22図 240rpm ミ1  /乏モ 巳 厭槁羞度 第24図 一原槁涜炭 第23図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿台に載置された原稿を光学的に走査する走査
    手段と、 この走査手段によって得られた光学像を電荷が付与され
    た像担持体へ結像する光学系と、 上記像担持体に形成された像を現像する現像手段と、 この現像された像を被転写材に転写する転写手段とから
    なる画像形成装置において、 上記走査手段に設けられ、上記原稿における階調性を変
    更する所定範囲をスポット光を用いて指示する指示手段
    と、 この指示手段でスポット光により指示された範囲の外側
    の画像、あるいはそのスポット光により指示された範囲
    の内側の画像を上記像担持体より消去する消去手段と、 上記指示手段でスポット光により指示された範囲の内側
    の画像を上記消去手段により消去した原稿画像に対応す
    る像を一方の階調性で被転写材へ形成し、この被転写材
    を再び上記転写手段に搬送し、上記スポット光により指
    示された範囲の外側の画像を上記消去手段により消去し
    た原稿画像に対応する像を他方の階調性で被転写材へ形
    成する制御手段と を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)上記現像手段が、現像スリーブを有していること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置
  3. (3)上記制御手段が、上記現像スリーブの回転数を変
    えることにより、階調性を変更するものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第3項記載の画像形成装置。
  4. (4)上記消去手段が、ラインアレイ状の発光素子で構
    成されるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の画像形成装置。
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