JPS63235881A - Ｘ線ｃｔ装置用の線量プロフイ−ル測定素子 - Google Patents
Ｘ線ｃｔ装置用の線量プロフイ−ル測定素子Info
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- JPS63235881A JPS63235881A JP62069003A JP6900387A JPS63235881A JP S63235881 A JPS63235881 A JP S63235881A JP 62069003 A JP62069003 A JP 62069003A JP 6900387 A JP6900387 A JP 6900387A JP S63235881 A JPS63235881 A JP S63235881A
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Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Nuclear Medicine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は、医療診断の分野で用いられるＸ線断層像撮影
装置（以下、ＣＴ装はという）に使用するＸ線ＣＴ装置
用の線量プロフィール測定素子に関するものである。 （従来の技術） 近年、医療診断に際して被検体各部の断層構造を観察す
るために、Ｘ線量 Ｔ （ｃｏ＋ａｐｕｔｅｄ ｔｏｌ
ｏｇｒａｍ）装置か用いられるようになった。このよう
な装置の内、所１渭、第３１１：代Ｘ線ＣＴ装置と呼ば
れるものは、扁乎な開き角をもつ扇状のファンビームを
曝射するＸ＆Ｉａ源と、被検体を挟んでこのＸ線源と対
峙するＸ線検出器とを、被検体を中心とした任意の仮想
円に沿って両者同一方向に同一な速度て回動させ、略１
８０度の範囲に亘って各方向からＸＶｊを照射すること
により、被検体の対象切断面に係る透過Ｘ線の強度デー
タ（投影データ）を収集し、このデータをコンピュータ
処理することによって、前記対象切断面内に仮定したマ
トリックス各点に係る相対Ｘ線吸収率を求め、これに基
き対象切断面の体軸断層画像を再構成してディスプレイ
上に表示するというものである。 この場合１本作業に先立ってファンビームのスライス厚
方向への線量プロフィールを測定する必要かあり、従来
はＸ線フィルムやＴ Ｌ Ｄ （Ｔｈｅｒ＋＋＋。 １、ｕｍｉｎｅｓｃｅｎｃｃ ＤｏｓｉＩＩＩｃｔｒｙ
）素子等の測定要素を使用してこの測定を行っていた。 （発明か解決しようとする問題点） しかし乍ら、Ｘ線フィルムの場合には、高い空間分解能
か得られるという利点かある反面、入射線！ｌ′Ｅとフ
ィルム濃度との関係か対数的に直線関係とはならず、そ
のため、ＣＴ装置のような高線量の下ではカブリ現象か
生じ易く且つ１回しか利用出来ないということが欠点と
なる。 一方、ＴＬＤ素子の場合には、使用に際して素子群をス
ライス厚方向に並べるような構成となるので、空間分解
ｆｌが素子の大きさく約１．２ｍｍ ）によって制限さ
れ、また、広範囲のプロフィールな測定する場合に非常
に多くの素子を必要とするという構成上から来る欠点が
あり、更に、ＴＬＤ素子によるΔ（す定では曝射直後の
フェーディングか激しいため、通常は曝射１時間後に測
定するようにしているか、これが測定時間を長いものに
するという使用上の欠点をも持っている。そのため、そ
の改善策の出現か強く要望されていた。 本発明は、この事情に鑑みてなされたもので、従来から
コンピユーテッド・ラジオグラフィに利用されて来たイ
メージング・プレート（以下、ＩＰと略称する）の持つ
性能面・操作面の有利さに７ｆ１１シ、これをＸ線量Ｔ
装置用の線量プロフィールΔＩＩＩ定素子として構成し
、且つ、提供することを目的とする。 ［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この目的を達成するための本発明の構成は、リボン状ま
たは筒状に形成１ノだイメージング・プレートを、細長
い遮光性ホルダー内に挿脱可能に内蔵せしめたことにあ
る。 （作 用） この構成に基〈本発明の作用は、イメージング・プレー
トの持つＸ線線量に対する記憶・変換性能の良さと測定
操作性の良さとに着眼し、これを細長い形状にして遮光
性ホルダー内に装備することにより、Ｘ！１ＩＣＴ装置
用の線量プロフィール測定素子を実現するようになした
ことにある。 （実施例） 以下、図示の一実施例に基いて本発明を詳述するか、そ
れに先立って、ＩＰをＸ線ＣＴの線量プロフィール測定
素子として使用する場合の有利さ及びＩＰを利用する場
合の線量プロフィールの測定方法について説明する。 ＩＰは、たとえ高線量であっても入射線量と測定出力と
の関係を良好な対数的直線性に保つことが出来、ｎつ、
高空間分解能（現在、約０．１ｍｍ）か得られるという
性能上の利点と、リーダを読取るだけの簡単な操作によ
って測定し得るという操作上の利点とを備えている。そ
のため、このＩＰを線量プロフィール測定素子として用
いる時は、■装置としての測定精度を高められる。 ■装置の設計及び制御かし易い。 ■ＴＬＤ素子のような構成上の制約かない。 ■測定時間を短くすることか出来る。 ■たとえ高線ｌの下であってもＸ線フィルムの場合のよ
うなカブリ現象を生じない。 ■反復使用が可能となる。 等の数々の有利さか出て来る。 このＩＰを利用して線量プロフィールを３ＩＩＩ定する
には、第７図（Ａ）・（Ｂ）に示すように、先ず、被検
体の周りを旋回するＸ線管ｌのファンビーム内に、その
旋回軸２（図示せず）と平行になるようにＩＰを設置し
、それにＸ線を曝射した後、これをリーダ（図示せず）
て読み込む。そして、このリーダ内において曝射後のＩ
Ｐ（以下、ＩＰ’ という）の各点に対してレーザ光を
照射し、このＩＰ’から曝射線おに比例した量の蛍光を
発光させ、この発光光を受光素子で検出し、それを計算
機処理することによりＩＰ’上での線量分布
装置（以下、ＣＴ装はという）に使用するＸ線ＣＴ装置
用の線量プロフィール測定素子に関するものである。 （従来の技術） 近年、医療診断に際して被検体各部の断層構造を観察す
るために、Ｘ線量 Ｔ （ｃｏ＋ａｐｕｔｅｄ ｔｏｌ
ｏｇｒａｍ）装置か用いられるようになった。このよう
な装置の内、所１渭、第３１１：代Ｘ線ＣＴ装置と呼ば
れるものは、扁乎な開き角をもつ扇状のファンビームを
曝射するＸ＆Ｉａ源と、被検体を挟んでこのＸ線源と対
峙するＸ線検出器とを、被検体を中心とした任意の仮想
円に沿って両者同一方向に同一な速度て回動させ、略１
８０度の範囲に亘って各方向からＸＶｊを照射すること
により、被検体の対象切断面に係る透過Ｘ線の強度デー
タ（投影データ）を収集し、このデータをコンピュータ
処理することによって、前記対象切断面内に仮定したマ
トリックス各点に係る相対Ｘ線吸収率を求め、これに基
き対象切断面の体軸断層画像を再構成してディスプレイ
上に表示するというものである。 この場合１本作業に先立ってファンビームのスライス厚
方向への線量プロフィールを測定する必要かあり、従来
はＸ線フィルムやＴ Ｌ Ｄ （Ｔｈｅｒ＋＋＋。 １、ｕｍｉｎｅｓｃｅｎｃｃ ＤｏｓｉＩＩＩｃｔｒｙ
）素子等の測定要素を使用してこの測定を行っていた。 （発明か解決しようとする問題点） しかし乍ら、Ｘ線フィルムの場合には、高い空間分解能
か得られるという利点かある反面、入射線！ｌ′Ｅとフ
ィルム濃度との関係か対数的に直線関係とはならず、そ
のため、ＣＴ装置のような高線量の下ではカブリ現象か
生じ易く且つ１回しか利用出来ないということが欠点と
なる。 一方、ＴＬＤ素子の場合には、使用に際して素子群をス
ライス厚方向に並べるような構成となるので、空間分解
ｆｌが素子の大きさく約１．２ｍｍ ）によって制限さ
れ、また、広範囲のプロフィールな測定する場合に非常
に多くの素子を必要とするという構成上から来る欠点が
あり、更に、ＴＬＤ素子によるΔ（す定では曝射直後の
フェーディングか激しいため、通常は曝射１時間後に測
定するようにしているか、これが測定時間を長いものに
するという使用上の欠点をも持っている。そのため、そ
の改善策の出現か強く要望されていた。 本発明は、この事情に鑑みてなされたもので、従来から
コンピユーテッド・ラジオグラフィに利用されて来たイ
メージング・プレート（以下、ＩＰと略称する）の持つ
性能面・操作面の有利さに７ｆ１１シ、これをＸ線量Ｔ
装置用の線量プロフィールΔＩＩＩ定素子として構成し
、且つ、提供することを目的とする。 ［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この目的を達成するための本発明の構成は、リボン状ま
たは筒状に形成１ノだイメージング・プレートを、細長
い遮光性ホルダー内に挿脱可能に内蔵せしめたことにあ
る。 （作 用） この構成に基〈本発明の作用は、イメージング・プレー
トの持つＸ線線量に対する記憶・変換性能の良さと測定
操作性の良さとに着眼し、これを細長い形状にして遮光
性ホルダー内に装備することにより、Ｘ！１ＩＣＴ装置
用の線量プロフィール測定素子を実現するようになした
ことにある。 （実施例） 以下、図示の一実施例に基いて本発明を詳述するか、そ
れに先立って、ＩＰをＸ線ＣＴの線量プロフィール測定
素子として使用する場合の有利さ及びＩＰを利用する場
合の線量プロフィールの測定方法について説明する。 ＩＰは、たとえ高線量であっても入射線量と測定出力と
の関係を良好な対数的直線性に保つことが出来、ｎつ、
高空間分解能（現在、約０．１ｍｍ）か得られるという
性能上の利点と、リーダを読取るだけの簡単な操作によ
って測定し得るという操作上の利点とを備えている。そ
のため、このＩＰを線量プロフィール測定素子として用
いる時は、■装置としての測定精度を高められる。 ■装置の設計及び制御かし易い。 ■ＴＬＤ素子のような構成上の制約かない。 ■測定時間を短くすることか出来る。 ■たとえ高線ｌの下であってもＸ線フィルムの場合のよ
うなカブリ現象を生じない。 ■反復使用が可能となる。 等の数々の有利さか出て来る。 このＩＰを利用して線量プロフィールを３ＩＩＩ定する
には、第７図（Ａ）・（Ｂ）に示すように、先ず、被検
体の周りを旋回するＸ線管ｌのファンビーム内に、その
旋回軸２（図示せず）と平行になるようにＩＰを設置し
、それにＸ線を曝射した後、これをリーダ（図示せず）
て読み込む。そして、このリーダ内において曝射後のＩ
Ｐ（以下、ＩＰ’ という）の各点に対してレーザ光を
照射し、このＩＰ’から曝射線おに比例した量の蛍光を
発光させ、この発光光を受光素子で検出し、それを計算
機処理することによりＩＰ’上での線量分布
【第８図（
八）参照】を得、これに基いて目的とする線量プロフィ
ール［第８図（Ｂ）参照１を求めるという方法による。 而して、Ｘ線は全方位から曝射されるものであるから、
通常のスキャンにおいて、ＣＴのＸ線照射野内の各点ま
たは線量測定ファントム内の各点に対する線量プロフィ
ールを測定する場合には、ＩＰ感度の方向依存性を抑え
、また、微小点におけるプロフィールを得るためにリボ
ン状または筒状のＩＰを使用し、これをＣＴ装置の旋回
軸と一致させて或いは平行に配置する必要かある。 この場合、Ｘ線曝射後のＩＰ（ＩＰ’）は光によるフエ
ーデインクか激しいのて、その遮光をも兼ねて予めホル
ダー内に収容し、Ｘ線ファンビーム内へのＩＰの配置に
際しては、ホルダー毎これを配置するという方法を用い
るのか望ましい。 さて、第１図の斜視分解構造図に示すのは、本発明を適
用したＸ線ＣＴ装置用の線ｆｌプロフィール測定素子（
線量測定素子とも略称する）に係る一実施例で、この線
量測定素子ｌＯは、図において上下２つ割りの一対構造
を有する細長いホルダー片１１及び１２と、良好な平面
性を保持しながら該両者１１・１２の間に挟持されるリ
ボン状のＩＰ１３とから構成される。 この上下のホルダー片１１及び１２は、その、各々か円
形断面の頭部１ｌａ−１２ａと扁平断面を持つ嵌入部１
１ｂ・１２ｂとから構成され、且つ、挟持したＩＰ１３
のフィーデインクを防ぐため、例えばアクリル等の遮光
性材料または非遮光性の材料に遮光性の塗装を施した材
料をもって遮光構造に作られる。しかも、その内嵌入部
１１ｔ＋−＋２ｂの内側面の間において前記リボン状Ｉ
Ｐ１３を取り出し可能に挟持し得るように、予め適宜の
取付け・取外し丁段をもって結合される構成となってい
る。１４はいずれか一方または両方のホルタ−片の嵌入
部（図では下側のみ） ＋２ｂに形成されたＩＰ収容溝
で、その大きさ及び深さは、前記ＩＰ１３を位置的に正
確に且つ良なｆな平面度をもって収納し得る寸法に予め
決定される。 尚、前記上下ホルダー片の嵌入部１１ｂ・＋２ｂの断面
を矩形断面にした理由は、該線量測定素子１０を後述の
線量測定用ファントム２０に取付ける際に、内部ＩＰＩ
：ｌの平面方向を所定方向へ正確に向けさせるようにす
るためである。 このような構成を有する線量測定素子ｌＯは、第２図（
Ａ）・（Ｂ）のように、複数個（図では５個）の線量測
定素子を適宜の方法によってＸ線管ｌのＸ線ファンビー
ム内に直接的に設置するか、或いは、第３図示のように
、複数個の線量測定素子を線量測定用ファントム２０と
組合せた状態て設Ｊｑジノて測定作業に供する。 以下、この線量測定素子１０を線ｆｉｌ： ｌ１ｌｌ定
用フアントム２０と組合せた状態で使用する例に基いて
、その使用法を説明する。 先ず、前記線量測定素子１０と組合される線量δＩＩＩ
定用ファントム２０の構成についてであるが、これは、
第４図（Ａ）及び（Ｂ）に示すように、例えばアクリル
材料を用いた厚い円板状のファントム本体２１と、該本
体２１の回転中心部と周縁部とに互いに向い合うような
形の配置された複数個（図ては５個）の取付は穴２２〜
２６とから構成される。このファントム本体２１は、適
宜の回転支持手段例えば裏面に突設した軸部２１ａ等に
よって回転可能に支持される構成となっており、また、
その取付は穴２２〜２６は、いずれも該本体２１の回転
軸２１ａに平行な深い穴として、且つ、前記ト下ホルダ
ー片の嵌入部１１ｂ−１２ｂを精度良く受入れられるよ
うな矩形断面を持つ穴として構成される。 そして、その使用に当っては、先ずリボン状ＩＰ＋３を
内蔵した５個の線量測定素子１０を用意し、第４図（Ｒ
）に示すように、その嵌入部１１ｂ−１２ｂを利用して
前記ファントム２０の各取付は穴２２〜２６内に嵌入す
る。しかる後、この線量測定素子ｌＯを取付けたファン
トム２０を、第３図示のように、その回転面かＸ線ファ
ンビームの面内に位置するように（即ち、ファントム本
体２１の回転軸２１ａと前記Ｘ線管ｌの旋回軸２とが一
致または平行になるように）配置してＸ線を曝射し且つ
前述したような操作を施せば、ＩＰＩ：ｌへの入射線量
に比例したそれぞれの位置における線量分布が得られ、
目的とする線量プロフィールを求めることか出来る。 尚、Ｘ線管１とファントム２０とは相対回転可濠である
ので、Ｘ線管１に対するＩＰＩ３の初期配置関係を容易
に設定し得る。 第５図及び第６図に示すものは本発明の他の実施例で、
全方位からの感度を一定にするため、ＩＰ３３を例えば
円筒状に巻いて細長い筒状に形成した実施例である。換
言すれば、第１図示の実施例のように線量測定素子３０
の方向性を考慮する必要のない実施例である。従って、
この線量測定素子３０に係る上下ホルダー片３１・３２
の嵌入部１１ｂ・３２ｂ及びそのＩＰ収容溝３４、並び
にファントム４０の本体４１に設ける取付は穴４２〜４
６は、いずれもその断面形状か円形に構成される。そし
て、その他の基本構成及びＸ線線量の測定作用について
は、第１図実施例の場合と同じ構成・作用となる。 以上一実施例について説明したか、本発明はこれに限定
されるものではなく、その要旨を変更せざる範囲内で、
種々に変形実施することが可能である。例えば、線量プ
ロフィールの測定の際に、標準光量をもって校正を行う
ことにより絶対線量を得ることも可能であり、また、前
記ファントムの回転に際しその周面な案内面として利用
することも出来る。 ［発明の効果］ 以上述べた通り本発明を用いる時は、従来の測定要素に
比し性能面・操作面において格段に優れた新規なＸ線Ｃ
Ｔ装置用の線量プロフィール測定素子を実現することか
可能となる。
八）参照】を得、これに基いて目的とする線量プロフィ
ール［第８図（Ｂ）参照１を求めるという方法による。 而して、Ｘ線は全方位から曝射されるものであるから、
通常のスキャンにおいて、ＣＴのＸ線照射野内の各点ま
たは線量測定ファントム内の各点に対する線量プロフィ
ールを測定する場合には、ＩＰ感度の方向依存性を抑え
、また、微小点におけるプロフィールを得るためにリボ
ン状または筒状のＩＰを使用し、これをＣＴ装置の旋回
軸と一致させて或いは平行に配置する必要かある。 この場合、Ｘ線曝射後のＩＰ（ＩＰ’）は光によるフエ
ーデインクか激しいのて、その遮光をも兼ねて予めホル
ダー内に収容し、Ｘ線ファンビーム内へのＩＰの配置に
際しては、ホルダー毎これを配置するという方法を用い
るのか望ましい。 さて、第１図の斜視分解構造図に示すのは、本発明を適
用したＸ線ＣＴ装置用の線ｆｌプロフィール測定素子（
線量測定素子とも略称する）に係る一実施例で、この線
量測定素子ｌＯは、図において上下２つ割りの一対構造
を有する細長いホルダー片１１及び１２と、良好な平面
性を保持しながら該両者１１・１２の間に挟持されるリ
ボン状のＩＰ１３とから構成される。 この上下のホルダー片１１及び１２は、その、各々か円
形断面の頭部１ｌａ−１２ａと扁平断面を持つ嵌入部１
１ｂ・１２ｂとから構成され、且つ、挟持したＩＰ１３
のフィーデインクを防ぐため、例えばアクリル等の遮光
性材料または非遮光性の材料に遮光性の塗装を施した材
料をもって遮光構造に作られる。しかも、その内嵌入部
１１ｔ＋−＋２ｂの内側面の間において前記リボン状Ｉ
Ｐ１３を取り出し可能に挟持し得るように、予め適宜の
取付け・取外し丁段をもって結合される構成となってい
る。１４はいずれか一方または両方のホルタ−片の嵌入
部（図では下側のみ） ＋２ｂに形成されたＩＰ収容溝
で、その大きさ及び深さは、前記ＩＰ１３を位置的に正
確に且つ良なｆな平面度をもって収納し得る寸法に予め
決定される。 尚、前記上下ホルダー片の嵌入部１１ｂ・＋２ｂの断面
を矩形断面にした理由は、該線量測定素子１０を後述の
線量測定用ファントム２０に取付ける際に、内部ＩＰＩ
：ｌの平面方向を所定方向へ正確に向けさせるようにす
るためである。 このような構成を有する線量測定素子ｌＯは、第２図（
Ａ）・（Ｂ）のように、複数個（図では５個）の線量測
定素子を適宜の方法によってＸ線管ｌのＸ線ファンビー
ム内に直接的に設置するか、或いは、第３図示のように
、複数個の線量測定素子を線量測定用ファントム２０と
組合せた状態て設Ｊｑジノて測定作業に供する。 以下、この線量測定素子１０を線ｆｉｌ： ｌ１ｌｌ定
用フアントム２０と組合せた状態で使用する例に基いて
、その使用法を説明する。 先ず、前記線量測定素子１０と組合される線量δＩＩＩ
定用ファントム２０の構成についてであるが、これは、
第４図（Ａ）及び（Ｂ）に示すように、例えばアクリル
材料を用いた厚い円板状のファントム本体２１と、該本
体２１の回転中心部と周縁部とに互いに向い合うような
形の配置された複数個（図ては５個）の取付は穴２２〜
２６とから構成される。このファントム本体２１は、適
宜の回転支持手段例えば裏面に突設した軸部２１ａ等に
よって回転可能に支持される構成となっており、また、
その取付は穴２２〜２６は、いずれも該本体２１の回転
軸２１ａに平行な深い穴として、且つ、前記ト下ホルダ
ー片の嵌入部１１ｂ−１２ｂを精度良く受入れられるよ
うな矩形断面を持つ穴として構成される。 そして、その使用に当っては、先ずリボン状ＩＰ＋３を
内蔵した５個の線量測定素子１０を用意し、第４図（Ｒ
）に示すように、その嵌入部１１ｂ−１２ｂを利用して
前記ファントム２０の各取付は穴２２〜２６内に嵌入す
る。しかる後、この線量測定素子ｌＯを取付けたファン
トム２０を、第３図示のように、その回転面かＸ線ファ
ンビームの面内に位置するように（即ち、ファントム本
体２１の回転軸２１ａと前記Ｘ線管ｌの旋回軸２とが一
致または平行になるように）配置してＸ線を曝射し且つ
前述したような操作を施せば、ＩＰＩ：ｌへの入射線量
に比例したそれぞれの位置における線量分布が得られ、
目的とする線量プロフィールを求めることか出来る。 尚、Ｘ線管１とファントム２０とは相対回転可濠である
ので、Ｘ線管１に対するＩＰＩ３の初期配置関係を容易
に設定し得る。 第５図及び第６図に示すものは本発明の他の実施例で、
全方位からの感度を一定にするため、ＩＰ３３を例えば
円筒状に巻いて細長い筒状に形成した実施例である。換
言すれば、第１図示の実施例のように線量測定素子３０
の方向性を考慮する必要のない実施例である。従って、
この線量測定素子３０に係る上下ホルダー片３１・３２
の嵌入部１１ｂ・３２ｂ及びそのＩＰ収容溝３４、並び
にファントム４０の本体４１に設ける取付は穴４２〜４
６は、いずれもその断面形状か円形に構成される。そし
て、その他の基本構成及びＸ線線量の測定作用について
は、第１図実施例の場合と同じ構成・作用となる。 以上一実施例について説明したか、本発明はこれに限定
されるものではなく、その要旨を変更せざる範囲内で、
種々に変形実施することが可能である。例えば、線量プ
ロフィールの測定の際に、標準光量をもって校正を行う
ことにより絶対線量を得ることも可能であり、また、前
記ファントムの回転に際しその周面な案内面として利用
することも出来る。 ［発明の効果］ 以上述べた通り本発明を用いる時は、従来の測定要素に
比し性能面・操作面において格段に優れた新規なＸ線Ｃ
Ｔ装置用の線量プロフィール測定素子を実現することか
可能となる。
第１図は本発明に係るＸ線量Ｔ装買用の線量プロフィー
ル測定素子の一実施例を示す斜視分解構造図、第２図（
Ａ）及び（Ｂ）は第１図示の線量測定素子を直接ｘｌ管
のＸ線ファンビーム内に設置して使用する場合の使用例
を示す説明図て、（Ａ）図は全体の配首状態を（Ｂ）図
は旋回軸−Ｌに位置したリボン状ＩＰの状態を示す。第
３図は第１図示の線量測定素子を線量測定用ファントム
と組合せた状ＩＥて使用する場合の使用例を示す説明図
、第４図（Ａ）及び（Ｂ）は複数個の前記線量プロフィ
ール測定素子と組合せる線量測定用ファントムに係る一
実施例の概略構造図で、（Ａ）図はその平面を（Ｂ）図
はその左側面をそれぞれ示す。 第５図は本発明の他の実施例に係る斜視分解構造図、第
６図（Ａ）及び（Ｂ）はこの他の実施例と組合せる線量
Ｊｌｌｌ定用ファントムの平面図及び左側面図、第７図
（Ａ）及び（Ｂ）は本発明の詳細な説明するためのＸ線
曝射から計算機処理に至るまでの作用説明図、第８図（
Ａ）及び（Ｂ）は本発明の詳細な説明するための計算機
処理後の線量分布及び線ｊ迂プロフィールを示す説明図
である。 １−Ｘ線管 ２−旋回軸 １０・３〇−線量測定素子 １３−リボン状■Ｐ１１
・３１−上側ホルダー片 ３３−円筒状ＩＰ１２・３２
−下側ホルダー片 １４・３４− Ｉ Ｐ収容溝１１ｂ
−１２ｂ・３１ｂ・３２ｂ−嵌入部２０・４〇−線量測
定用ファントム ２１・４１−ファントム本体 ２１ａ−軸部２２〜２６
・４２〜４６−取付は穴 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 大 胡 典 夫第１図 第６図 第７ 第８ （Ｂ） ロフイーｒし 図
ル測定素子の一実施例を示す斜視分解構造図、第２図（
Ａ）及び（Ｂ）は第１図示の線量測定素子を直接ｘｌ管
のＸ線ファンビーム内に設置して使用する場合の使用例
を示す説明図て、（Ａ）図は全体の配首状態を（Ｂ）図
は旋回軸−Ｌに位置したリボン状ＩＰの状態を示す。第
３図は第１図示の線量測定素子を線量測定用ファントム
と組合せた状ＩＥて使用する場合の使用例を示す説明図
、第４図（Ａ）及び（Ｂ）は複数個の前記線量プロフィ
ール測定素子と組合せる線量測定用ファントムに係る一
実施例の概略構造図で、（Ａ）図はその平面を（Ｂ）図
はその左側面をそれぞれ示す。 第５図は本発明の他の実施例に係る斜視分解構造図、第
６図（Ａ）及び（Ｂ）はこの他の実施例と組合せる線量
Ｊｌｌｌ定用ファントムの平面図及び左側面図、第７図
（Ａ）及び（Ｂ）は本発明の詳細な説明するためのＸ線
曝射から計算機処理に至るまでの作用説明図、第８図（
Ａ）及び（Ｂ）は本発明の詳細な説明するための計算機
処理後の線量分布及び線ｊ迂プロフィールを示す説明図
である。 １−Ｘ線管 ２−旋回軸 １０・３〇−線量測定素子 １３−リボン状■Ｐ１１
・３１−上側ホルダー片 ３３−円筒状ＩＰ１２・３２
−下側ホルダー片 １４・３４− Ｉ Ｐ収容溝１１ｂ
−１２ｂ・３１ｂ・３２ｂ−嵌入部２０・４〇−線量測
定用ファントム ２１・４１−ファントム本体 ２１ａ−軸部２２〜２６
・４２〜４６−取付は穴 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 大 胡 典 夫第１図 第６図 第７ 第８ （Ｂ） ロフイーｒし 図
Claims (6)
- （１）リボン状または筒状に形成したイメージング・プ
レートを細長いホルダー内に挿脱可能に内蔵せしめて成
ることを特徴とするＸ線ＣＴ装置用の線量プロフィール
測定素子。 - （２）前記線量プロフィール測定素子は、その長手方向
が被検体の周りを旋回するＸ線管の旋回軸と一致または
平行に、該Ｘ線管のＸ線ファンビーム内に配置されるも
のである特許請求の範囲第１項に記載のＸ線ＣＴ装置用
の線量プロフィール測定素子。 - （３）前記線量プロフィール測定素子は、複数個の該測
定素子をそれらの関係配置を保って保持し得る線量測定
用ファントムと組合せて、前記Ｘ線管のＸ線ファンビー
ム内に配置されるものである特許請求の範囲第１項また
は第２項に記載のＸ線ＣＴ装置用の線量プロフィール測
定素子。 - （４）前記線量測定用ファントムは、アクリル材料で作
られたものである特許請求の範囲第１項乃至第３項のい
ずれか１項に記載のＸ線ＣＴ装置用の線量プロフィール
測定素子。 - （５）前記ホルダーは、遮光性材料をもって遮光構造に
構成されたものである特許請求の範囲第１項乃至第４項
のいずれか１項に記載のＸ線ＣＴ装置用の線量プロフィ
ール測定素子。 - （６）前記ホルダーは、非遮光性材料に遮光性の塗装を
施し、且つ、遮光構造に構成されたものである特許請求
の範囲第１項乃至第４項のいずれか１項に記載のＸ線Ｃ
Ｔ装置用の線量プロフィール測定素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62069003A JPS63235881A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | Ｘ線ｃｔ装置用の線量プロフイ−ル測定素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62069003A JPS63235881A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | Ｘ線ｃｔ装置用の線量プロフイ−ル測定素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63235881A true JPS63235881A (ja) | 1988-09-30 |
Family
ID=13389985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62069003A Pending JPS63235881A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | Ｘ線ｃｔ装置用の線量プロフイ−ル測定素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63235881A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007139547A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | Okayama Univ | 放射線量検知具 |
| JP2007519426A (ja) * | 2003-05-23 | 2007-07-19 | ニールソン，イェルゲン | 放射線治療における治療前検証のための方法 |
| JP2011239830A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Gunma Univ | 多目的ファントム及びその使用方法 |
| JP5207138B2 (ja) * | 2007-01-16 | 2013-06-12 | 国立大学法人 岡山大学 | 線量計測方法及びこの線量計測方法に用いるファントム並びにｘ線撮影装置 |
-
1987
- 1987-03-25 JP JP62069003A patent/JPS63235881A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007519426A (ja) * | 2003-05-23 | 2007-07-19 | ニールソン，イェルゲン | 放射線治療における治療前検証のための方法 |
| JP2007139547A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | Okayama Univ | 放射線量検知具 |
| JP4701353B2 (ja) * | 2005-11-17 | 2011-06-15 | 国立大学法人 岡山大学 | 放射線検知具および放射線検知具の製作キット |
| JP5207138B2 (ja) * | 2007-01-16 | 2013-06-12 | 国立大学法人 岡山大学 | 線量計測方法及びこの線量計測方法に用いるファントム並びにｘ線撮影装置 |
| JP2011239830A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Gunma Univ | 多目的ファントム及びその使用方法 |
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