JPS6323503Y2 - - Google Patents

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JPS6323503Y2
JPS6323503Y2 JP9866184U JP9866184U JPS6323503Y2 JP S6323503 Y2 JPS6323503 Y2 JP S6323503Y2 JP 9866184 U JP9866184 U JP 9866184U JP 9866184 U JP9866184 U JP 9866184U JP S6323503 Y2 JPS6323503 Y2 JP S6323503Y2
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JP
Japan
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chamber
oil
running water
pipe port
basket
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JP9866184U
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JPS6115390U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は会所升に係る。
従来の会所升1は第1図に示す如きもので流水
管口2からの流水を一時的に貯留し、流水管口3
から取出すようになすもので、升本体内に流れ込
んだ土砂は底面部に貯留されるが油質分は再び流
出されていく。
本考案は斯有る現状に鑑み油質分の単独除去は
勿論、小石その他の挾雑物の徐去を簡便に行うこ
とのできる会所升を市販に供せんとするものであ
る。
以下、本考案実施の一例を添付図面にもとづい
て説明する。
第2図は平面図、第3図は第2図のX−X線縦
断面図、第4図は同Y−Y線縦断面図、第5図は
油脂分離バスケツトの部品斜視図である。
1は容器本体で内部の深さ方向に一定間距離隔
てゝ内部容積を縮小させる状態に上下2段の肩部
4a,4bが設けてある。しかして、上段肩部4
aには流水管口2から流れ込む流水を升内で集水
すると共に、次述する油脂分離バスケツトの特定
箇所に流出させるための集水容器5が周縁に形成
した張出鍔5aを介して載置されるようになされ
るのであり、且つ該集水容器5内には小石その他
の挾雑物を除去可能となす金網バスケツト6が同
じく周端の張出鍔6aを介して載置されるように
なつている。
7は油脂分離バスケツトであつて、周辺鍔体7
aが下段肩部4bに支持されて載置されるように
なされる。こゝに油脂分離バスケツト7は一定深
さをなす容器の片側壁面上部に切欠窓8が設けて
あり、また容器内には夫々れ対向する状態にガイ
ド板9a,9a′及び9b,9b′を設ると共に上端
に水平状の鍵片Kを有する仕切板10a及び10
bでA,B,Cの三室に区画されるようになさし
めるのであり、このさい各仕切板10a,10b
の下端面eと底面部mとの間には一定距離の隙間
Sが形成されるようにして互いに連通するように
なつている。しかして、室Aには上記集水容器5
の排出口5bをのぞましめ、流水を該室Aから仕
切板10aの下面を潜らせて室B内に導くように
なすのであり、該室B内で油脂分を上方へ分離浮
遊させるようになす。一方、その他の流水は仕切
板10bの下面を潜つて室C内に流入し、該室に
於いてバスケツト7の側壁上面に穿設した切欠窓
8からオーバーフローして排出されるようになす
のである。
他方、油脂分離バスケツト7の室Bに相当する
内部には上記切欠窓8からオーバーフローするよ
りも低い位置で内部流水の排出を可能とするバイ
パス管12が設けてある。こゝにバイパス管12
は逆L字状に形成し、その一端の入口管ではバス
ケツト底面部m近くにのぞましめると共に他端W
はバスケツト底面部mを貫通させて容器本体1の
底面部nに直接のぞましめる状態で固定されるの
であり、且つ該管の水平部には絞り弁13が取付
けてあつて流出量の調節が可能となるようになつ
ている。なお、入口管uを取囲んで底面部m上の
一定高さには堰板14が設けてあり、底面部mに
堆積するスカムの影響で入口管uに対する流水の
流入が阻止されることのないようになつている。
本考案装置は以上の如き構成であつて、流入管
2から流入する流水は当初金網バスケツト6で小
石その他の挾雑物が取除かれて油脂分離バスケツ
ト7内の室Aに入る。しかして、該室Aから仕切
板10aの下面を潜つて室Bに入り油脂分は該室
B内の上方部に浮遊するものとなるのであり、底
面部の流水は適宜絞り弁を開くことによりバイパ
ス管12を経て容器本体底面部nに流下し、流出
管口3から排出されるようになされる。このさい
流入する流水量が多いときには水位面が上昇して
切欠窓8からも流出するものとなるのである。
本考案装置では適宜蓋板15を取外し、金網バ
スケツト6や油脂分離バスケツト7を外方に持出
して各バスケツト内の小石などの挾雑物や油脂分
などを取除いて別々に廃棄或は焼却などの処分が
できるものであり、従つて公害など環境汚染の問
題を効果的に防止することのできるものである。
なお、図面で、16及び17などは上記取出し作
業を容易となすための把手である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の断面図、第2図は本考案装
置の平面図、第3図は第2図のX−X線縦断面
図、第4図は同Y−Y線縦断面図、第5図は油脂
分離バスケツトの部品斜視図である。 1……容器本体、2……流入管口、3……排出
管口、4c……上段肩部、4b……下段肩部、5
……集水容器、6……金網バスケツト、7……油
脂分離バスケツト、8……切欠窓、10a,10
b……仕切板、12……バイパス管、13……絞
り弁、14……堰板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上方箇所に流入管口を、下方箇所に排出管口
    を有する筒状容器本体1の深さ方向に内部容積
    を縮小させる状態に2段の肩部4a,4bを設
    け、上段肩部4aには集水容器6を、下段肩部
    4bには油脂分離バスケツト7を夫々れ係合載
    置させ、集水容器6の底面部には流水を油脂分
    離バスケツト7の区画室Aに流出させるための
    流出管口が設けてあり、一方油脂分離バスケツ
    ト7は内部を仕切板でA,B,Cの三室に区画
    すると共に、各室は底面部で連通するようにな
    さしめてAは流水の流入室を、Bは油脂分を分
    離浮遊する油脂分離室を、Cは側壁面に切欠窓
    の穿設された流水のオーバーフロー室を構成す
    るのほか、室Bには上記切欠窓の穿設された高
    さ位置より低位置に該室内流水を室Cを経ない
    で排出管口側へ流出させるための逆L字状バイ
    パス管が設けてあることを特徴とした会所升。 (2) バイパス管に流量調節用の絞り弁が設けてあ
    ることを特徴とした実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の会所升。
JP9866184U 1984-06-30 1984-06-30 会所升 Granted JPS6115390U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9866184U JPS6115390U (ja) 1984-06-30 1984-06-30 会所升

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JP9866184U JPS6115390U (ja) 1984-06-30 1984-06-30 会所升

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6115390U JPS6115390U (ja) 1986-01-29
JPS6323503Y2 true JPS6323503Y2 (ja) 1988-06-28

Family

ID=30658188

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JP9866184U Granted JPS6115390U (ja) 1984-06-30 1984-06-30 会所升

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JPS6115390U (ja) 1986-01-29

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