JPS6323364Y2 - - Google Patents

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JPS6323364Y2
JPS6323364Y2 JP1981119506U JP11950681U JPS6323364Y2 JP S6323364 Y2 JPS6323364 Y2 JP S6323364Y2 JP 1981119506 U JP1981119506 U JP 1981119506U JP 11950681 U JP11950681 U JP 11950681U JP S6323364 Y2 JPS6323364 Y2 JP S6323364Y2
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JP
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garbage
cylinder
discharge
pushing
control valve
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JP1981119506U
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) 産業上の利用分野 本考案は塵芥の収集にあたつて、収容箱内で、
高度の圧縮を行つて、塵芥を均一に積込み、収集
能力の向上が図れる塵芥車の塵芥圧縮積込装置を
提供するものである。
従来の技術 公知の塵芥圧縮積込装置は、収容箱内に、収容
箱内を前後に区割する排出板を前記動可能に設
け、該排出板の裏面と収容箱内の前壁との間に排
出用シリンダを介在させ、塵芥積込時、排出用シ
リンダで排出板を設定圧力でバツクアツプさせて
おき、塵芥積込時の塵芥押込力が上記バツクアツ
プ力に打ち勝つた時、打ち勝つた押込力で排出板
を前進させ、塵芥を圧縮し乍ら塵芥の積込みを行
つている。
考案が解決しようとする問題点 上記の塵芥圧縮積込装置は、塵芥の積込みが進
行し、排出板が前進し、塵芥の収容量が増える
と、収容箱内壁面と積込塵芥との接触面積が増大
し、接触面積の増大によつて収容箱内壁面と積込
塵芥との摩擦力が増大し、また押圧エネルギーが
積込塵芥により吸収され、排出板を前進させるた
めの押込板による押込力に大きな力が必要とな
る。この様な問題点を考慮せずに塵芥圧縮積込装
置を設計すると、満杯状態での積込塵芥の密度
は、奥部が粗で、開口部に至るに従つて密にな
る。要するに、収容箱内に均一な密度で塵芥を積
込むことができない。この問題点を回避するため
には、積込完了時を想定して、大きな押込力が得
られる様に積込装置の能力を大きくしておく必要
がある。
上記問題点を解決する他の方法として特開昭49
−135317号公報が提案されている。
この方法は、排出板の位置で、排出板に作用す
る排出用シリンダによるバツクアツプ力を制御し
ている。即ち、排出板が収容箱の奥部に移動する
に従つて、排出シリンダによる排出板に作用する
バツクアツプ力を小さくし、排出板が小さな力で
移動するようにしている。
しかし乍ら、この方法とて、排出板を収容箱内
で奥方向に押し動かさなければならず、排出板を
押し動かすためにそれ相当の押圧力が必要とな
り、しかも排出板のバツクアツプ力の制御があと
おい制御となる。
(考案の構成) 問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するために、塵芥
収容箱と投入箱とに油圧式の排出装置と押込装置
とを設けた塵芥車において、排出用シリンダ14
の方向切換弁20をオープンセンタ形とし、か
つ、この方向切換弁20と排出用シリンダ14の
ヘツド側室14fとの間の油路35に、通常閉の
圧力制御弁34と上記ヘツド側室からの戻り油を
阻止する逆止弁38とを並列に設け、上記圧力制
御弁34のパイロツト油圧を、押込用シリンダ9
の方向切換弁19のポンプポートから取り出した
ものである。
作 用 排出用シリンダ14のヘツド側室14fの戻り
油を、通常閉の圧力制御弁34によつて制御して
おき、上記圧力制御弁34のパイロツト圧に押込
用シリンダ9の押込圧を作用させておき、押込圧
がパイロツト圧に打ち勝つたとき、圧力制御弁3
4を閉にして排出用シリンダ14のヘツド側室1
4f内の圧油を逃がし、排出用シリンダ14を圧
力制御弁34が再度閉じるまで収縮させて排出板
13を僅かに前進させ、この動作を繰り返して塵
芥収容箱2内全体に均一な圧縮状態で塵芥を積み
込む。
実施例 以下、本考案の実施例を図面について説明する
と次の通りである。
第1図において、1は車台、2は塵芥収容箱で
あつて、これは車台1上に載置固定す。3は塵芥
投入箱であつて、これは上部を枢軸4により収容
箱2の開口後面の上部に枢着して吊下させてい
る。5はその塵芥投入口を示す。投入箱3に押込
板6によつて代表される油圧式の塵芥押込装置A
を設ける。上記塵芥押込装置Aは押込板6を実線
の状態から順次1点鎖線、2点鎖線、3点鎖線及
び実線の状態に回動、下降、回動及び上昇させて
投入塵芥を圧縮破砕し、かつ圧縮し乍ら掻き上げ
て収容箱2の後部内に連続的に押し込むタイプの
ものをしめしている。これは別のタイブのもので
あつても、投入塵芥を収容箱2の後部内に連続的
に押込みできるものであればよい。なお、7は投
入箱3の左右両側板に設けたガイド、8は両側の
ガイド7,7間に昇降自在に装置した閉止板、8
a,8bはガイドローラ、9は投入箱3の左右外
側に配置した第1の押込用シリンダであつて、こ
れはシリンダ側クレビスをスリツト状のガイド7
から外側に突出するローラ3bの軸上に止着し、
ロツド端を枢軸4に止着して取付けている。10
は第2の押込用シリンダであつて、閉止板8とこ
れに枢着した押込板6の腕部との間に装着してい
る。各シリンダ9,10を伸縮させて押込板6を
上述のように作動させる構造にしている。11は
投入箱の上部前面の仕切板、12は投入箱リフト
用シリンダであつて、これは各箱2,3の左右外
側面間に装着している。13は排出板であつて、
これは収容箱2内に前後方向に移動自在に嵌合し
ている。14は排出用シリンダであつて、これは
テレスコピツク型にし、この第1シリンダ14a
のクレビスを箱2の前部にピン15で止着し、第
2、第3シリンダ14b,14cを前後方向に伸
縮可能にすると共に、第3シリンダ14cの先部
をピン16により排出板13に止着する。この排
出装置Bの排出板13は押込板6による塵芥の掻
上押込方向と略平行の傾斜状にし、上部のみ直立
状に屈曲させる。
第2図において、17,18,19,20は上
記各シリンダ12,10,9,14の方向切換弁
であつて、これらはソレノイド操作式の三位置四
接続弁にする。排出用シリンダ14の切換弁20
はオーブンセンタ形にし、他の切換弁17,1
8,19はセンタバイパス形にし、この各ポート
を配管21,22,23により順次接続すると共
に、ポンプ及びタンク側ポートを配管24,25
により油圧ポンプ26及びタンク27に夫々接続
する。リフト用シリンダ12、第1、第2の押込
用シリンダ9,10は配管28,29,30,3
1,32,33により夫々の切換弁17,18,
19の各ポートに接続する。排出用シリンダ14
のヘツド側室14fと方向切換弁20の一方のポ
ートとは常時閉の逆止弁付圧力制御弁34を途中
に有する配管35によつて接続し、この弁20の
他方のポートには配管36によつてシリンダ14
の各ロツド側室14d,14eへの連通孔に接続
する。切換弁18,19間の配管22の一部から
パイロツト油路37を分岐して上記圧力制御弁3
4のパイロツト圧室に接続する。38は逆止弁を
示す。次に塵芥積込動作を説明する。
作業開始時、排出用シリンダ14を伸長させて
排出板13を収容箱2の開口後部に位置させ、こ
の状態で第1、第2の押込用シリンダ9,10の
各切換弁19,18を切換動作して前述の押込板
6による塵芥の積込みを連続的に行う。すると塵
芥が排出板13の傾斜板部13a上を上昇して排
出板13と仕切板11との間の収容箱2内に押し
詰められ、圧縮される。この圧縮は詳しくは第1
の押込用シリンダ9の短縮工程における押込板6
の上昇時に次のようになされる。即ちその方向切
換弁19の短縮側への切換により配管22,3
3,32,23が夫々接続される。そして同シリ
ンダ9のロツド側室9aにポンプ26から圧油が
供給され、そのヘツド側室9bの油液が配管25
を通りタンク27に還流される。この際圧力制御
弁34及びこの逆止弁38により排出シリンダ1
4のヘツド側室14fの油液のタンク還流は阻止
され従つて同シリンダ14は塵芥圧縮力が作用し
ても短縮しない。従つてシリンダ9のヘツド側室
9bの油液は配管36に流れずに上述のようにタ
ンクに還流される。この様に排出板13が移動し
ないで押込板6が押込動作する結果、塵芥の圧縮
がなされる。そしてこの圧縮が続き、配管22及
びこれと接続した圧力制御弁34のパイロツト圧
室の内圧力が設定値を越えると、この弁34が開
弁される。これはその内圧力がこの弁34の閉弁
力に抗してなされるものである。そして排出用シ
リンダ14のヘツド側室14fの油液が配管3
5、圧力制御弁34、切換弁20に流れ、この一
部は配管36を通つて各ロツド側室14d,14
eに流入し、残りは配管25を通つてタンク27
に還流され、排出用シリンダ14は短縮する。そ
して排出板13及びこれと押込板6との間の圧縮
塵芥が収容箱2の内方に移動する。この移動によ
り、押込板6により塵芥押圧抵抗が低下し、上述
の回路内圧力が低下して設定値に戻ると、圧力制
御弁34が閉に復元し、排出用シリンダ14の短
縮を静止する結果、続いて上述の塵芥圧縮押込み
がなされる。以後前述の操作をくり返し、排出板
13を漸次前進させて満了になるまで積み込む。
この後、廃棄場に走行し、投入箱3のロツクを解
除し、リフト用シリンダ12を伸長させて投入箱
3を枢軸4を中心として後方に水平状に回転開放
させる。次に切換弁20を中立から伸長側に操作
し、ポンプ26から圧油を逆止弁38の回路及び
配管35を通してシリンダ14のヘツド側室14
fに供給させ、このロツド側室14d,14eの
油液を配管36,25を通してタンクに還流させ
て排出用シリンダ14を全伸長させ、塵芥を排出
板13により排出させる。この後は切換弁20を
中立に復帰させ、リフト用シリンダ12を短縮さ
せて投入箱5を下降させ、最初の状態にロツクし
ておく。
(考案の効果) この考案は、塵芥収容箱と投入箱とに油圧式の
排出装置と押込装置とを設けた塵芥車において、
排出用シリンダ14の方向切換弁20をオーブン
センタ形とし、かつ、この方向切換弁20と排出
用シリンダ14のヘツド側室との間の油路35
に、通常閉の圧力制御弁34と上記ヘツド側室か
らの戻り油を阻止する逆止弁38とを並列に設
け、上記圧力制御弁34のパイロト油圧を、押込
用シリンダ9の方向切換弁19のポンプポートか
ら取り出したから、押込板による塵芥の押込時、
押込用シリンダ9の押込圧力が圧力制御弁34の
設定圧力よりも高くなると、この圧力制御弁34
が開き、排出用シリンダ14による排出板のバツ
クアツプ力が小さくなり、押込み塵芥の押圧力に
つて排出用シリンダ14のピストンが後退する。
即ち排出板が後退する。この場合、圧力制御弁3
4は、押込用シリンダ9の押込圧力によつて押込
板と排出板との間で塵芥が徐々に圧縮され、それ
によつて上昇する押込圧力が前記圧力制御弁34
の設定圧力より高くなるまでの間は開放しないの
で、この間に塵芥は圧縮され、上記設定圧力より
高くなつた後は、その圧縮状態のままで押込板が
押込終了位置に至るまでの排出板が後退せしめら
れる。特に、この場合、通常閉の圧力制御弁34
の開放用パイロツト圧を排出用シリンダ14の圧
力とは無関係に押込用シリンダのポンプポートか
ら取つているため、圧力制御弁34の開放圧力の
設定を排出用シリンダ14とは無関係に設定で
き、従つて、塵芥の圧縮を、排出圧力とは無関係
に大きく設定できる。しかも、排出用シリンダ1
4の方向制御弁20をオーブンセンタ形としてあ
ることにより、この方向切換弁20の中立位置で
上記押込時の排出板の後退が円滑に行われ、更
に、前記圧力制御弁34と並列に逆止弁38を設
けてあるため、塵芥排出時の排出作動を円滑迅速
に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案塵芥圧縮積込装置を備えた塵芥
車の要部の縦断側面図、第2図はその油圧回路図
である。 2……塵芥収容箱、3……投入箱、B……排出
装置、A……押込装置、14……排出用シリン
ダ、20……方向切換弁、34……圧力制御弁、
9……押込用シリンダ、19……方向切換弁、2
6……ポンプ、37……パイロツト油路、13…
…排出板、6……押込板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塵芥収容箱と投入箱とに油圧式の排出装置と押
    込装置とを設けた塵芥車において、排出用シリン
    ダ14の方向切換弁20をオープンセンタ型と
    し、かつ、この方向切換弁20と排出用シリンダ
    14のヘツド側室14fとの間の油路35に、通
    常閉の圧力制御弁34と上記ヘツド側室からの戻
    り油を阻止する逆止弁38とを並列に設け、上記
    圧力制御弁34のパイロツト油圧を、押込用シリ
    ンダ9の方向切換弁19のポンプポートから取り
    出したことを特徴とする塵芥車の塵芥圧縮積込装
    置。
JP1981119506U 1981-08-11 1981-08-11 Expired JPS6323364Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60133636A (ja) * 1983-12-21 1985-07-16 Matsushita Electronics Corp カラ−受像管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4893876A (ja) * 1972-03-22 1973-12-04
JPS49135317A (ja) * 1973-03-02 1974-12-26

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