JPS6323121A - 光路切替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光伝送路の光路を切替える光路切替装置に関
する。

［従来の技術］ 光ファイバを用いた光通信システムでは、交換機として
や予備回線への切替に光路切替装置が用いられる。

第６図（ａ）、（ｂ）に従来の光路切替装置の斜視図を
示す。

図に示すように固設の１対の電磁石による駆動装置３０
ａ、３０ｂ間には一対の板ばね３１ａ、３１ｂに支持さ
れた保持台３２がこの駆動装置３０ａ、３０ｂの励磁に
よりｙＡ６図（ａ）に示すＡ、Ｂいずれかの方向に吸引
されて移動することができる。したがって保持台３２上
にプリズム等反射体３３載ｌし、駆動装置３０ａ、３０
ｂいずれかの駆動により保持台３２を移動させ反射体３
３を光路上に突出させればこの光路を切替えることがで
きる。

［発明が解決しようとする問題点］ かかる従来の光路切替装置は、同一位置再現性が良い優
れたものであるが１幅立を大きく必要としており、従え
ばマトリックス状に多数個配置した第７図の動作説明図
に示す状態の場合、スペースを広くとり、実装密度を高
めることがむずかしい問題点があった。このため光は空
間中を長い距離にわたって伝搬しなければならず光損失
が大きくなるとともに正確な光伝送を行うことができな
い問題点があった。

更に反射体が光路に対して上下方向に移動するタイプの
光路切替装置もあるが、同−位と再現性に問題がありこ
の改善が望まれていた。

そこで本発明は反射体が正確に位置決めされかつ、実装
密度が大きく小型化できる低損失の光路切替装置を提供
することを目的としている。

［問題点を解決するための手段］ このため、本発明は、伝播される複数の光を所定の平面
内に入射させる第１のポート群（１１−＋。

１ｌ−２）と； 該入射光を出射する第２のポート群（１２−＋　。

１２（）と； 前記所定の平面内において前記第１のポート群からの入
射光に対して直角方向より複数の光を入射させる第３の
ポート群（１１−３，ｉｔ→）と；該入射光を出射する
第４のポート群（１２−３＋１２４）と； 前記第１及び第３のポート群からの入射光を直角方向に
反射して、前記第２及び第４のポート群から出射させる
垂直移動自在な複数個の反射体（１０）と： 該反射体（１０）を移動させる駆動装置とをＡ備する光
路切替装置であって； 前記駆動装置は、前記複数個の反射体（１０）下部に設
けられ、ケース（４）の軸受け（５）を介して貫通し、
軸方向に移動自在な複数個の駆動棒（２）と　　； 駆動棒（２）下端部（２ｂ）に同軸に、かつ一部に切欠
部（３ａ）及び傾斜部（３ｂ）が形成されたフランジ（
３）と； 該フランジ（３）の切欠部（３ａ）にその一端部（７ａ
）が位置する複数のフランジ（３）の基台下面（４ｂ）
に設けられ中央位置に設けられる１個のガイド板（７）
と； 駆動棒（２）の下端部（２ｂ）に連結され、駆動棒（２
）を上下に移動する駆動手段（６）と；ガイド板（７）
及び基台下面（４ｂ）に介挿されて該ガイド板（７）及
び前記フランジの切欠部（３ａ）より少なくとも大径に
形成されて駆動棒（２）上端部（２ａ）の反射体（１０
）の位置決めがなされる位置決め部材（８）とを具備す
ることを特徴としている。

［作用］ 複数個の第１．第３のポートｍ１ｌ−＋〜１１−４の光
は、反射体１０−１〜１０−４の光路上への垂直移動に
より第２．第４のポート群１２−１〜１２−４のいずれ
かに選択されて出力される。

反射体は駆動装置を構成する駆動棒２上端２ｄに取りつ
けられており、駆動棒は、駆動棒他端部である下端２ｂ
のフランジ３の切欠部３ａが基部下面４ｂに設けられた
ガイド板７の端部７ａに入り込んでいて駆動棒２の回転
方向の移動が規制された状態のまま駆動棒下端２ｂに連
結された駆動手段６により、このガイド板７に沿って軸
方向上方に移動する。

そして駆動棒２が上方位置で停止する直前にフランジ３
の切欠部３ａにはこの切欠部３ａの切込み幅交より少な
くとも大径な位置決め部材としてのポール８が当接する
。したがって駆動棒２が上方位置で停止するとき、ポー
ル８はフランジ３の切欠部８ａを押圧して角度出しがな
され、かつこの切欠部３ａの傾斜面３ｂにより駆動棒２
は、このフランジ３の切欠部３ａの上縁部３ｃ、３ｄの
２箇所と、この切欠部３ａ及び駆動棒２を挟んで反対側
の軸受け５の下端部５ｂに位置する点２Ｃの計３箇所で
支持することができ、駆動棒２はその一端部である上端
部２ａが、基部上面４ａから同一箇所に突出することが
でき、駆動棒上端部２ａ上の反射体１０が、正確に位置
決めされるものである。

また前記ガイド板７は複数の駆動棒２のフランジ３の中
心位置１箇所に設けられておりスペースをとらず装置全
体が小型化できる。

［実施例］ 以下１本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は光路切替装こｌの斜視図を示し、第２図は第１
図のＩ−Ｉ線断面図、第３図（ａ）は第１図の上面図、
第３図（ｂ）は第２図のＩＩ−Ｕ線断面図である。

図において内部が切削され角柱状に形成されたケース４
上部四方にはレセプタクルが取りつけられており、この
レセプタクルは第１のポート群１１−＋　、　１１−２
　、及びこれと直角方向の第３のポート群１ｔ−３、１
１−４が各々第２のポート群１２−＋。

１２−２、第４のポート群１２−１．１２−４に互いに
向き合って配こされている。これら第１〜第の４ボ一ト
群１１．１２の内方には集束レンズ１３が各々配置され
ている。したがって第１．第３のポート群１１−１〜１
１−４の光は、第２．第４のポート群１２−１〜１２−
４に向けてマトリックス状の光路となっており４人力４
出力のマトリックススイッチを形成している。そしてこ
れら光路の交差点には、光路に対して所定の角度をなす
反射鏡あるいはプリズム等により構成された反射体１０
が下方から垂直に移動自在に設けられている。この反射
体１０は、第２図に示すように駆動装置を構成する駆動
棒２上に設置されたものである。

またケース４上部は光学系取付及び保守等のために開口
されかつ、カバー４ｄにより覆われている。

この長棒状の駆動棒２の下端部２ｂには、円盤状のフラ
ンジ３が設けられて、このフランジ３の円周の一部には
フランジ３の中心方向の２に向って溝状の切欠部３ａが
形成されている。そしてこのフランジ３上面には切欠部
３ａを中央として外周方向に一定角度を有する傾斜面３
ｂが形成されている。

このフランジ３と同心一体な駆動棒２は１位置決め機構
１のケース４に埋設された軸受け５に下方より嵌挿され
、そして駆動棒２下端部２ｂに連結される電磁コイルか
らなる駆動手段６の作動片６ａによりケース４の上下方
向に移動自在、かつフランジ３により上方への移動が制
限されている。またフランジ３下面部には復帰ばね６Ｃ
が常時フランジを上方に付勢する如く設けられている。

ケース下面４ｂには、フランジ３より大径な円満４ｃが
形成され、かつフランジ３の切欠部３ａの位置にはガイ
ド板７が中心方向に固定されている。

このガイド板７は、第３図（ｂ）に示す如く切欠部３ａ
の形状に対応して切欠部３ａに嵌合する形状とされてお
り、一端部７ａは常に切欠部３ａに位こしている。また
このガイド板７の一端部７ａ上部位置及びケース４の円
ＩＪ４ｃにさらに設けられた係止孔４ｄとの間には位置
決め部材としてのポール８が固定されている。このポー
ル８は、前記フランジ３の切欠部３ａ及びガイド板７の
−・端部７より少なくとも大径とされている。

このガイド板７は１周囲４箇所の前記駆動棒２下部のフ
ランジ３に対して中心位置に１個十字形に設けられたも
のでありスペースをとらない。

次に上述の構成による光路切替装置の動作を第４図（ａ
）、（ｂ）の動作図に基づき説明する。

第４図（ａ）の状態のとき駆動４ａ２は、上方位ｌにて
停市している。またこのとき、フランジ３の切欠部３ａ
はガイド板７の一端部７ａの下端にて位コしている。

第４図（ｂ）の状態に示すように駆動手段８の作動片６
ａが復帰ばね８ｃの゛探方に逆って上方に移動しようと
するとき駆動棒２は、下端部２ｂのフランジ３の切欠部
３ａがケース下面４ｂに設けられたガイド板の一端部？
ａに入り込んでいて駆動棒２の回転方向の移動が規制さ
れつつ軸方向上方に移動する。

駆動棒２が上方位置で停止する寸前には、すでにフラン
ジ３の切欠部３ａがポール８に当接している。この状態
を第５図の部分拡大斜視図に示すが、フランジ３の切欠
部３ａの切込み幅見に対して少なくとも大径なポール８
は切欠部３ａの２箇所の上縁部３ｃ、３ｄが各々点で当
接していてこのポール８によりフランジ３及び駆動棒２
は常に同一角度で位置決めでき駆動棒２の回転方向の角
度出しが自動的になされる。

そして、駆動棒２が上方位置で停止するときポール８は
、フランジ３の切欠部３ａを押圧し、かつこの切欠部３
ａが傾斜していることがら切欠部３ａはその上縁部３ｃ
、３ｄの２箇所を点で図示の如く矢印Ａ方向に押圧し、
更にこのフランジ３と同心−体な駆動棒２は、その下端
部２ｂ付近において駆動棒２を挟んで切欠部３ａと反対
側の軸受け５の下端部５ｂに位置する点２０部分を矢印
Ｂ方向に押圧する。

このように駆動棒２が上方位置に移動すればこの駆動棒
２は、前記矢印Ａ方向２箇所の支持、及び矢印Ｂ方向の
合計三点支持がなされることから常に一定方向の押圧力
が加えられることになり。

駆動棒２の上端部２ａは同一箇所に同一角度で突出する
ことになる。

しかるに、駆動棒２上端部の反射体１０は、駆動棒２の
移動毎に所定距離上方位置に精密良く位置決めできる。

したがって、第１．第３のポート群１１−１〜１１−４
からの光束は、この反射体１０の移動により第２あるい
は第４のポート群１２−１〜１２−４に切り替えて出力
される０例えば第１のポート群１．１−＋と１１−２か
ら第４のポート群１２−１と１２−２への光路の接続は
１反射体１０−！及びｌｏ−３が光路上に突出すれば接
続される。したがって反射体１０−１及び１Ｏ−３が光
路上の下方に退避している状態では第１のポート群１１
−＋と１１−２の光は、第４のポート群１２−ｔ　、　
１２−４に接続されている。（第１図〜第３図に示す状
態、）また第３のポート群１１−＊　、　１１−４の光
についても同様に第２あるいは第４の出カポ−）１１−
ｔ〜１１−４に選択して出力できる。

尚反射体１０としては実施例のように三角形プリズムを
１つ用いて直角方向に光を切替える他、三角プリズムを
その長辺同志を接合させて用いるかあるいは三角プリズ
ムの長辺に反射物質を塗付すれば同時に第１、第３のボ
ート群１１−１〜１１−４の光を第２、第４のポート群
１２−＋−１２４に選択ｖＪ替えて出力することができ
る。

また第１．第３のポート群１１−１〜１１−４、第２、
与 第４のポート群１２−＋〜１２−４のボート数各々にｎ
個ずつｅ増大させてさらに複数のｎＸｎの光マトリック
スの切替えを行うことができ、この場合でも第１．第３
のポート群から第２．第４のポート群まで光は最短距離
のみ伝搬されるために正確かつ低損失な光路切替装置を
得ることができる。

［発明の効果］ 以上説明した光路切替装置は１反射体が光路上に高精度
位置決めされて突出でき、かつこの反射体の移動機構の
実装スペースを小型化でき、空間中を光が最小距離で伝
搬でき、したがって正確で低光損失の光路切秤装ごを得
ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による光路切替装置の一実施例を示す斜
視図、第２図は第１図のＩ−Ｉ線断面図、第３図（ａ）
、（ｂ）は、同装置の上面図及び■−ｎ線断面図、第４
図（ａ）、（ｂ）は同装置の動作図、第５図は開部分拡
大図、第６図（ａ）、（ｂ）は従来の光路切替装置を示
す斜視図、：５７図は同光切巷装置をマトリックス状に
配コした場合の動作説明図である。 ２・・・駆動棒、３・・・フランジ、　３ａ・・・切欠
部、３ｃ　、３ｄ・・・上縁部、４・・・ケース、５・
・・軸受け、６・・・駆動手段、７・・・ガイド板、８
・・・位置決め部材、１０・・・反射体、　１１−＋　
、　１１−２・・・第１のポート群、１１−３　、１１
−４・・・第３のポート群、！２−１　、１２−２・・
・第２のポート群、１２−ｘ　、　１２→・・・第４の
ポート群。 なお図中同一符合は同−又は相当部分を示している。 特許出願人　　アンリツ株式会社 日本電信電話株式会社 第　１　図 覚 第２図 第５図 Ｃ 第４図（ａ） 第４図（ｂ） ｆ″ 第６図 第７図 手　　続　　補　　正　　書　（さ船 昭和６２年　８月１２日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 伝播される複数の光を所定の平面内に入射させる第１の
   ポート群（１１＿−＿１、１１＿−＿２）と；該入射光
   を出射する第２のポート群（１２＿−＿１、１２＿−＿
   ２）と； 前記所定の平面内において前記第１のポート群からの入
   射光に対して直角方向より複数の光を入射させる第３の
   ポート群（１１＿−＿３、１１＿−＿４）と；該入射光
   を出射する第４のポート群（１２＿−＿３、１２＿−＿
   ４）と； 前記第１及び第３のポート群からの入射光を直角方向に
   反射して、前記第２及び第４のポート群から出射させる
   垂直移動自在な複数個の反射体（１０）と； 該反射体（１０）を移動させる駆動装置とを具備する光
   路切替装置であって； 前記駆動装置は、前記複数個の反射体（１０）下部に設
   けられ、ケース（４）の軸受け（５）を介して貫通し、
   軸方向に移動自在な複数個の駆動棒（２）と； 駆動棒（２）下端部（２ｂ）に同軸に、かつ一部に切欠
   部（３ａ）及び傾斜部（３ｂ）が形成されたフランジ（
   ３）と； 該フランジ（３）の切欠部（３ａ）にその一端部（７ａ
   ）が位置する複数のフランジ（３）の基台下面（４ｂ）
   に設けられ中央位置に設けられる１個のガイド板（７）
   と； 駆動棒（２）の下端部（２ｂ）に連結され、駆動棒（２
   ）を上下に移動する駆動手段（６）と；ガイド板（７）
   及び基台下面（４ｂ）に介挿されて該ガイド板（７）及
   び前記フランジの切欠部（３ａ）より少なくとも大径に
   形成されて駆動棒（２）上端部（２ａ）の反射体（１０
   ）の位置決めがなされる位置決め部材（８）とを具備す
   ることを特徴とする光路切替装置。