JPS63229933A - 位相同期回路 - Google Patents

位相同期回路

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JPS63229933A
JPS63229933A JP62062425A JP6242587A JPS63229933A JP S63229933 A JPS63229933 A JP S63229933A JP 62062425 A JP62062425 A JP 62062425A JP 6242587 A JP6242587 A JP 6242587A JP S63229933 A JPS63229933 A JP S63229933A
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JP
Japan
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phase
circuit
timing clock
timing
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JP62062425A
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Satoshi Maruyama
聡 丸山
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 A/D変換器出力のデータ信号の極性変換点を検出し、
その検出タイミングが第1.第2の期間の何れにおいて
検出されたかでデータ信号に対する再生タイミングクロ
ック位相の進み及び遅れを判定してタイミングクロック
を再生する位相同期回路である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は1位相同期回路に関し、このような位相同期回
路は例えばデータ通信用復調装置におけるクロック同期
再生回路等として用いられる。
変復調装置は近年ディジタル化される傾向にあり、した
がってそこに用いられるクロック同期再生回路もディジ
タル化して受信されたディジタル信号からクロック成分
を抽出してクロック再生を行えるようにする必要があり
、このようなディジタル化に適合した回路構成を備える
ことが要望されている。クロック同期再生回路によるク
ロック再往は、単に受信されたディジタル信号の信号判
定点を与えるばかりでなく、ディジタル処理形全体の特
性を左右するサンプリング点を与えるという点で重要で
ある。
C従来の技術〕 従来、この種の位相同期回路を利用したクロック再生同
期回路としてはアナログ処理形のものが知られており、
ディジタル処理形としては従来のアナログ処理形回路の
各構成要素を単にディジタル回路で置き換えたに過ぎな
い。このようなディジタル処理形回路は例えば「ディジ
タル信号処理の応用」電子通信学会編および発行、  
P169にあげられている。
C発明が解決しようとする問題点〕 従来のアナログ処理形回路の各要素を単にディジタル回
路に置き換えてディジタル信号処理形のクロック同期再
生回路を実現しようとすると1回路規模が非常に大きく
なる。
したがって本発明の目的は、ディジタル信号処理に適し
た簡単な回路構成を有する位相同期回路を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明にかかる位相同期回路の原理ブロック図
である。
本発明においては、ディジタル直列伝送形式の受信デー
タ信号をアナログ・ディジタル変換するアナログ・ディ
ジタル変換器3.アナログ・ディジタル変換器3のサン
プリングタイミングを与えるタイミングクロックを発生
する周波数可変制御形発振器42.および、受信データ
信号とタイミングクロックとの位相を比較する位相比較
器41を含み2位相比較器41による比較結果の位相遅
れ及び進み情報にもとづき周波数可変制御形発振器42
のタイミングクロックの発振周波数を調整して受信デー
タ信号の極性変換点にタイミングクロックを同期させる
位相同期回路において2位相比較器4■は、アナログ・
ディジタル変換器3から出力されるデータ信号の極性変
換点をタイミングクロックのタイミングで検出する変換
点検出回路411.極性変換点に一致されるべきタイミ
ングクロック中の所定のタイミングクロックを基準とし
て第1の所定期間内に変換点検出回路411が変換点検
出したことにより位相遅れを判定する位相遅れ判定回路
412、および、極性変換点に一致されるべきタイミン
グクロック中の所定のタイミングクロックを基準として
第2の所定期間内に変換点検出回路411が変換点検出
したことにより位相進みを判定する位相進み判定回路4
13を具備する位相同期回路が提供される。
この位相同期回路においては、変換点検出回路411に
よって変換点検出されたときのアナログ/ディジタル変
換器3から出力されるデータ信号の振幅値によって受信
データ信号の極性変換点とタイミングクロックとの位相
差の大きさを判定し8その大きさに応じて該周波数可変
制御形発振器の発振周波数を適切に調整するように構成
することが可能である。
〔作 用〕
第2図は本発明装置の動作を説明するタイムチャートで
ある。第2図中の(a)〜(f)の各波形は第1図中の
同じ参照符号(al〜(flの各点の波形に対応してお
り、(a)は受信データ信号波形、(b)は周波数可変
制御形発振器42から出力されるタイミングクロック、
(C)はA/D変換器3から出力される極性ビット、(
d)は極性ビットfc)の極性変換点を検出する変換点
検出信号、(e)はタイミングクロック(blによるA
/D変換器3のサンプリングタイミングが受信データ信
号(a)の変換点よりも遅れていることを示す遅れ位相
判定信号、(f)はタイミングクロック(blによるA
/D変換器3のサンプリングタイミングが受信データ信
号(a)の変換点よりも進んでいることを示す進み位相
判定信号である。また図中のt(1)〜t(5)はタイ
ミングクロック(blの立上りの各時刻を示り、tt5
+は受信データ信号(alの注目している変換点時刻を
示す。
この位相同期回路においては、タイミングクロック(b
)の周波数は受信データ信号のシンボルレート周波数の
2倍、−最には偶数倍、に設定されており、タイミング
クロック(b)の一つ置きのクロックの立上りが受信デ
ータ信号の極性変換点に一致されるように9位相比較器
41で位相比較を行って受信データ信号(a)に対して
タイミングクロックfblの位相の進み及び遅れを示す
判定信号(f)および(e)を出力し、それにより周波
数可変制御形発振器42の発振周波数を制御している。
すなわち、いま時刻t (1)〜t(4)に着目して位
相の遅れおよび進みを判定するものとする。まず時刻t
(2)において、受信データ信号(a)よりもタイミン
グクロック(b)の立上り位相が遅れている場合につい
て述べる。A/D変換器3はタイミングクロック(b)
の立上りで受信データ信号(a)をサンプリングしA/
D変換し、A/D変換出力信号を出力する。よって、A
/D変換出力信号中の極性ビット(C)は時刻L(1)
では正1時刻t(2)で負に反転し9時刻t(3)およ
びも(4)では引き続き負となる。
変換点検出回路411はこの極性ビット(c)の変換点
を検出し、1クロック周期の変換点検出信号(d)を出
力する。タイミングクロック(b)が遅れ位相である場
合、受信データ信号fa)の変換点時刻t(5)は時刻
t(1)とt(2)の間にあり、従って極性ビット(C
)の変換は時刻t(2)で生じ、変換点検出信号(d)
は時刻t(2)とt(3)の間、ハイレベルとなる。位
相遅れ判定回路412はこの期間に生じた変換点検出信
号(d)を検出し、遅れ位相判定信号(「)を出力する
一方3 タイミングクロック(b)が進み位相である場
合(第2図中に点線で示す場合)、受信データ信号(a
lの変換点時刻はt(6)となり、従って極性ビット(
(!lは時刻t(2)では正のままであり、時刻t(3
)で初めて負に反転され、それに応じて変換点検出信号
(ill)が時刻t(3)〜t(4)の間ハイレベルと
なる。位相進み判定回路413はこの期間に生じた変換
点検出信号fd+を検出し、進み位相判定信号+81を
出力する。
周波数可変側jn形発振器42はこの判定信号(elお
よび(f)に応じてその出力タイミングクロックの周波
数を制御し、タイミングクロック(b)の一つ置きのク
ロックの立上りが受信データ信号の変換点に一致される
ようにする。
〔実施例〕
以下1図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第3図は本発明の一実施例としての位相同期回路をクロ
ック再生回路として用いて構成したディジタル信号処理
形復調装置を示すブロック図である。この復調装置は4
相PSK信号を復調するためのものである。第3図中、
 10.11は乗算器、12はπ/2移相器、 13は
搬送波発生器、 14.15はA/D変換器、 16.
17はディジタルロールオフフィルタ、2はクロック再
生回路、 18.19は判定回路である。乗算器10.
11.移相器12. wi送波発生器13は同期検波回
路を構成しており1乗算器lo側は同和チャネル、乗算
器11側は直交チャネルとなる。
乗算器10.11からはそれぞれ受信データ信号5(1
)が復調されて出力される。ディジタルロールオフフィ
ルタ16.17を介したA/D変換器14.15の出力
信号、すなわち極性ピッ) S (31および振幅ビッ
トS (10)は判定回路18.19にそれぞれ入力さ
れており、さらにそのうちの極性ビット5(3)はクロ
ック再生回路2にそれぞれ入力される。クロック再生回
路2からは再生されたタイミングクロック5(2)がA
/D変換器14.15にそれぞれ入力されてサンプリン
グタイミングを与える。またクロック再生回路2からは
判定クロック5(9)がそれぞれ判定回路18.19に
出力されて受信データ信号の判定タイミングを与える。
第4図は第3図におけるクロック再生回路2を詳細に示
すブロック図である。第4図中、 21.22は位相比
較器、23は加算器、24はループフィルタ。
25は電圧制御発振器である。位相比較器21.22に
はそれぞれディジタルロールオフフィルタ16.17を
介したA/D変換器14.15の極性ビット5(31゜
および、電圧制御発振器25から出力されるタイミング
クロック5(2)が入力される。位相比較器21゜22
からはそれぞれ、遅れ位相判定信号SF?)、進み位相
判定信号5(8)が加算回路23に、また判定クロック
5(9)が判定回路18.19に出力される。加算回路
23は位相比較器21.22からの出力を加算する回路
であり1位相比較器21.22からの出力信号がともに
遅れ位相判定信号であれば遅れ位相判定信号を、ともに
進み位相判定信号であれば進み位相判定信号をループフ
ィルタ24に送り、一方が遅れ位相判定信号で他方が進
み位相判定信号の場合は出力信号を送出しない。
第5図は第4図における位相比較器21を詳細に示すブ
ロック図である。位相比較器22の構成もこの第5図の
ものと同じである。第5図において。
211は排他的論理和回路、212〜216はD形フリ
ップフロップ、217はインバータである。フリップフ
ロップ212のデータ入力端子にはA/D変換器からの
極性ビット5(3)が入力され、クロック入力端子には
タイミングクロック5(2)が入力されており、フリッ
プフロップ212と排他的論理和回路211で極性ピッ
) S (3)の変換点検出回路を構成し。
極性ビットS (3)が極性を変換した時に変換点検出
信号5(4)をフリップフロップ213 、214のデ
ータ入力端子に送出する。
フリップフロップ215にはそのクロック入力端子にイ
ンバータを介してタイミングクロック5(2)が入力さ
れ、そのデータ入力端子に自身の反転出力信号百が入力
されており、遅れ位相および進み位相を判定するための
タイミングを与えるクロックS (fi) +  S 
(6)をそれぞれフリップフロップ214゜213にそ
れぞれ送出する。フリップフロップ213はクロック5
(6)の立上りタイミングで変換点検出信号5(4)の
有無を検出して「有」の場合に進み位相判定信号5(8
)を送出する。フリップフロップ214はクロック5(
5)の立上りタイミングで変換点検出信号5(4)の有
無を検出して「を」の場合に遅れ位相判定信号5(7)
を送出する。フリップフロップ216はフリップフロッ
プ215から出力されるクロック5(5)をタイミング
クロック5(2)の立上りで保持することにより受信デ
ータ信号の判定クロック5(9)を生成する。判定クロ
ック5(9)はその立上りタイミングがロールオフフィ
ルタによる帯域制限によって生じた受信データ信号のピ
ークに一致するようになっている。
以下1本実施例装置の動作を第6図を参照して説明する
。第6図は実施例装置の各部の信号波形を示すタイムチ
ャートである。第6図中、(1)は受信データ信号5(
1)、 (21はタイミングクロック5(2)。
(3)は極性ビット5(31,(4)は変換点検出信号
S (41。
(5)は遅れ位相判定タイミングを与えるクロック5(
51,(6)は進み位相判定タイミングを与えるクロッ
ク5(61,’ は遅れ位相判定信号3(7)、 (8
)は進み位相判定信号5(8)、 (9)は判定クロッ
ク5(9)である。
本実施例装置はA/D変換器に入力される受信データ信
号S (1)のシンボルレートの2倍の速度のタイミン
グクロック5(2)を用い、そのクロックの立上りが受
信データの変換点と帯域制限によって生じた受信データ
のピークとに一致するように2値位相比較を行うもので
ある。
受信データ5(1)はA/D変換器14においてタイミ
ングクロック5(2)の立上りタイミングでA/D変換
され、A/D変換器14からはA/D変換出力信号が出
力される。このA/D変換出力信号は極性ビット5(3
)と振幅ビットS (10)とからなる。この極性ビッ
トS (31の極性変換点は排他的論理和回路211お
よびフリップフロ・ノブ212によってタイミングクロ
ック5(2)の立上りタイミングで検出され、変換点検
出信号5(4)が発生される。変換点検出信号5(4)
はlタイミングクロック周期にわたり持続する信号であ
る。
本位相同期回路の最終目標はタイミングクロック5(2
)の一つ置きのクロックの立上り (図中に↑で示され
る)を受信データS (11のゼロクロス点と一致され
るよう位相調整することにある。
いま受信データ5(1)のゼロクロス点P(1)に注目
する。タイミングクロック5(2)の立上り時刻t(7
)はこのゼロクロス点P(1)に比べて進み位相であり
区間■に存在する。従ってA/D変換器14が時刻t(
7)で受信データS (1)をサンプリングした場合。
その極性ビット5(3)は負であり、サンプリング時刻
t(8)で初めて受信データ5(1)の極性変換を検出
してハイレベルに立ち上がり(第6図(3)参照)。
この立上りを排他的論理和回路211が検出して区間■
にわたりハイレベルとなる変換点検出信号5(4)を出
力する。
一方、もし時刻t(7)が受信データS (1)のゼロ
クロス点P (1)よりも遅れ位相であって区間■に存
在しているものと仮定すると、A/D変換器14の極性
ピッI−S (3)は時刻t(7)でハイレベルに立ち
上がっており、従って変換点検出信号5(4)は区間■
にわたりハイレベルとなるものであって区間■ではロー
レベルに戻る。
従ってフリップフロップ215によって作成された遅れ
位相および進み位相判定タイミングを決定するクロック
5(7)および5(6)の立上りタイミングで変換点検
出信号5(4)が区間II1. rVの何れにあるかを
判定することによって受信データS (1)のゼロクロ
ス点P (1)がタイミングの立上り時刻t(7)に対
して進んでいるか遅れているかを判定できる。
具体的には進み位相の場合はフリップフロップ213が
区間■にある変換点検出信号5(4)のハイレベルをク
ロック5(6)の立上りタイミングで検出することによ
って進み位相を検出し、進み位相判定信号5(8)を出
力する。第6図図示の例はこの場合を示している。また
遅れ位相の場合はフリップフロップ214が区間■にあ
る変換点検出信号5(4)のハイレベルをクロック5(
5)の立上りタイミングで検出することによって遅れ位
相を検出し、遅れ位相判定信号5(7)を出力すること
になる。
このようにゼロクロス点P(1)が時刻t(7)より前
に存在するときは変換点検出信号5(4)は区間■でハ
イレベルとなり、後ろに存在するときは区間■でハイレ
ベルとなるので、これを検出して前者のときにはタイミ
ングクロック5(2)の位相を進ませ。
後者のときにはタイミングクロック5(2)の位相を遅
らせる信号を出力すれば、ゼロクロス点P(1)とタイ
ミングクロックの立上り点とを一致させることができる
なお1区間V、Vlは受信データS (1)のゼロクロ
ス点P(2)よりもタイミングクロック5(2)の立上
り時刻t(9)が遅れている場合の例であり、この場合
区間■で変換点検出信号5(4)がハイレベルとなり。
遅れ位相判定信号5(7)が出力される。また受信デー
タ5(1)が変換しない場合、すなわちハイまたはロー
レベルが続く時は位相比較器は動作しない。
本発明の実施にあたっては種々の変更態様が可能である
。上述の実施例では受信データS (1)に対してタイ
ミングクロック5(2)が遅れているか進んでいるかを
判定するだけであって、どの位の量。
遅れ或いは進んでいるかを判定することはできない。し
たがって遅れあるいは進みの量が僅かである場合も決ま
った量だけタイミングクロック5(2)を進ませ或いは
遅らせてしまうことになり、必ずしも的確を位相調整が
行われているとはいえない。
第7図はかかる問題点を解決した本発明の他の実施例の
位相同期回路の位相比較器を示すブロック図である。図
中、第5図と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。第5
図の位相比較器との相違点は、フリップフロップ213
 、214からの信号5(8)。
5(9)が入力されるOR回路210 、 A/D変換
器14の振幅ピッl−S (10)が入力されるラッチ
218.および、ラッチ218から出力される振幅ビッ
トS (10)に加えてさらにフリップフロップ213
からの信号5(8)が極性ビットとして入力されるバッ
ファ219を備えていることである。ラッチ218はフ
リップフロップ215からの信号5(5)の立上りタイ
ミングでラッチ動作を行う。バッファ219はOR回路
210からの信号S (11)によってオン状態とされ
るようになっており、したがって遅れ位相判定信号5(
7)または進み位相判定信号5(8)が出力されている
ときオン状態となる。
この実施例装置の動作を以下に説明する。第6図(11
の受信データS (1)の信号波形からも明らかなよう
に、受信データS (1)のゼロクロス点付近では信号
波形は傾斜しており、ゼロクロス点から離れるに従って
ピーク値に向かってその振幅値が増加していく。したが
ってこのゼロクロス点近傍の受信データS (1)をA
/D変換器14によってタイミングクロック5(2)の
立上りタイミングでサンプリングした場合、A/D変換
器14の振幅ビット5(10)は受′信データS (1
)のゼロクロス点とタイミングクロックの立上りとの位
相誤差量の情報を持つことになる。すなわち受信データ
S (1)のゼロクロス点とタイミングクロックの立上
り↑との位相差が大きければ振幅ビットS (10)の
値は大きくなり1位相差が小さければ振幅ビットS (
10)の値は小さくなる。従ってタイミングクロックの
遅れ或いは進み位相を調整する場合に、この振幅ビット
S (10)の値が大きければ遅れ或いは進み位相量を
大きく変化させ、小さければ位相量を小さく変化させ。
それにより的確な位相調整をすることができる。
具体的には、信号5(5)の立上りで振幅ビットS (
10)をラッチ218にラッチする。このラッチされた
振幅ビット5(10)に進み位相判定信号5(8)を極
性ビットとして加えてバッファ219に入力する。
バッファ219は遅れ位相判定信号5(7)または進み
位相判定信号5(8)がハイ状態のときオン状態となる
が、信号5(7)と5(8)が同時にハイとなることは
ないので、バッファ219がオン状態においてその出力
の極性ビットがハイのときは位相進みであり。
ローのときは位相遅れを意味し、その位相誤差量は振幅
ビン) S (10)がおおよその値を示すことになる
〔発明の効果〕
本発明によれば、デ!ジタル信号の性質に適合したディ
ジタル回路構成の位相同期回路を簡単な構成で実現する
ことが可能となり、装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる原理ブロック図、第2図は本発
明の詳細な説明するための第1図各部の信号のタイムチ
ャート第3図は本発明の位相同期回路をクロック再生回
路として用いた4相PSK復調装置のブロック図、第4
図は第3図装置中のクロック再生回路のプロ・ツク図、
第5図は本発明の一実施例としての位相同期回路の位相
比較器を示すブロック図、第6図は実施例装置の動作を
説明するための各部信号のタイムチャート、第7図は本
発明の他の実施例による位相同期回路の位相比較器を示
すブロック図である。 10、11・−乗算器    14.15・−A/D変
換器2・・・クロック再生回路 18.19−判定回路
21、22・−位相比較器  23−・−加算回路24
・・・ループフィルタ  25−・−電圧制御発振器2
12〜216−・フリップフロップ 211・・−排他的論理和回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディジタル直列伝送形式の受信データ信号をアナロ
    グ・ディジタル変換するアナログ・ディジタル変換器(
    3)、 該アナログ・ディジタル変換器のサンプリングタイミン
    グを与えるタイミングクロックを発生する周波数可変制
    御形発振器(42)、および、該受信データ信号と該タ
    イミングクロックとの位相を比較する位相比較器(41
    )、 を含み、該位相比較器による比較結果の位相遅れ及び進
    み情報にもとづき該周波数可変制御形発振器のタイミン
    グクロックの発振周波数を調整して受信データ信号の極
    性変換点に該タイミングクロックを同期させる位相同期
    回路において、 該位相比較器は、 該アナログ・ディジタル変換器から出力されるデータ信
    号の極性変換点を該タイミングクロックのタイミングで
    検出する変換点検出回路(411)、該極性変換点に一
    致されるべき該タイミングクロック中の所定のタイミン
    グクロックを基準として第1の所定期間内に該変換点検
    出回路が変換点検出したことにより位相遅れを判定する
    位相遅れ判定回路(412)、および、 該極性変換点に一致されるべき該タイミングクロック中
    の所定のタイミングクロックを基準として第2の所定期
    間内に該変換点検出回路が変換点検出したことにより位
    相進みを判定する位相進み判定回路(413)、 を具備する位相同期回路。 2、該変換点検出回路によって変換点検出されたときの
    該アナログ・ディジタル変換器から出力されるデータ信
    号の振幅値によって受信データ信号の極性変換点とタイ
    ミングクロックとの位相差の大きさを判定し、その大き
    さに応じて該周波数可変制御形発振器の発振周波数を適
    切に調整するように構成された特許請求の範囲第1項に
    記載の位相同期回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02159822A (ja) * 1988-12-14 1990-06-20 Nec Corp 多値量子化位相比較器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02159822A (ja) * 1988-12-14 1990-06-20 Nec Corp 多値量子化位相比較器

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