JPS63227983A - スクリユ−圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は、互いに噛み合う一対のスクリューロータを回
転してガスを圧縮するスクリュー圧縮機に係り、特に高
圧側端壁部の軸部に軸封装置を備えたスフＩ７、−圧縮
機の軸封、および軸受部への油の供給手段に関する。

（従来の技術〕 従来この種のスクリュー圧縮機では、例えば特公昭５０
−１７６８６号に記載されているように、高圧側端壁部
の軸外周ｉこ設けた環状溝に油を供給し、被圧縮ガスが
作用空間から軸に沿って軸受室へ流れるのを塞ぐ。この
環状溝に供給された油が軸に市うて軸受室へ漏洩して軸
受の潤滑を行なうようになっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、軸受の潤滑、冷却に必要な油量を充分
供給することに関しては配慮されておらず、軸受潤滑油
の供給量は、前記ｍ状溝から軸受部に漏洩する油量によ
って決定されていた。

従って、前記軸部の外周隙間を小さくする等で軸封効果
を高めると、前記環状溝から軸受室へ漏洩する油量が減
少して、＃紀軸受の潤滑、冷却が充分行なえなくなり、
該軸受に重大な損傷を生じるという問題があう虎。ま九
、軸受の潤滑に必要な油量を確保するために、前記軸外
周部の隙間を大きくする等で、前記環状溝部からの漏洩
油量を増加させると、前記環状溝部の油圧を保つことが
できなくなり、軸封効果を損なうという問題があった。

本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解消し、軸受室
に漏洩する油量が少なく、軸封効果の大きい軸封装置を
用いたときでも、軸受に充分な潤滑油を供給する手段を
得ることＥこある。

（問題点を解決するための手段〕 上記目的は、前記軸封部の環状溝に密封用の油を供給す
る第１の給油通路と、軸封部を介さないで直接軸受に油
を供給するための第２の給油通路を設け、軸受の潤滑油
は、密封用の油とは別に供給することにより達成される
。

（作用〕 前記第１の給油通路を通って環状溝ｆこ供給された油は
、被圧縮ガスが前記軸ｌこ漕って軸受室へ流れるのを防
止する密封用の油として作用す勾。また前記＠２Ｃ）給
油通路を通って軸受部へ供給され九油は、核軸受の潤滑
油として作用する、前記密封用の油と、前記軸受潤滑用
の油はそれぞれ＃ｃｌ、第２の給油通路を通って別々に
供給されるので、軸封効果の大きい軸封装置を用いたと
きでも。

軸受の潤滑、冷却番こ必要な油を光分１こ供給すること
ができる。

（実施例〕 以下、本発明の一実施例を示すスクリュー圧縮機を第１
図および第２図を参照して説明する。第１図は第２図の
Ｉ−Ｉ線に沿う要部断面を示し、第２図は本発明を適用
したスクリュー圧縮機の部分縦断面図である。

誰ロータ１は、ねじ溝を有するスクリュ一部１０１およ
び軸１０２．１０８．１０４，１０５゜１０６から成り
、雌ロータ２はスクリュー５２０１、軸２０２，２０８
，２０４，２０５から収る。ケーシング８は互いに平行
する中心軸を有し、かつ互いに相変わる２閾の円筒状孔
の壁面８１．８２を有し、塩ロータ１および雌ロータ２
のスクリュ一部１０１，１０２が互いに噛み合って回転
自在に収納されている。ケーシング８の一部およびブシ
ュ８０４．８０５で形成される低圧側端壁３８には、軸
受８０１．８０２．８０８が配設されて２り軸１０８．
２０２を支承している。低圧側端壁８８と相対向する位
置蚤こ配設された高圧側端壁４には軸受室４１．４２が
形成されており、軸１０６，２０５を支承するラジアル
軸受４０１．４０８およびスラスト軸受４０２，４０４
を収納している。

ケーシング８蚤こは、雄ロータ駆動用のモータ５が軸１
０２に直結されて収納されており、一方にけ吸入孔６１
を形成し九ケーシングカバ６が、他方をこけ油分離エレ
メント７１、吐出孔７２を有するチャンバ７が配設され
ている。

ケーシング３の低圧側端壁附近には、吸入通路８０６が
形成され、下部には、チャンバ７の内部空間７Ｂと連通
し、油８を溜める油溜まり至８１０が形成されている。

尚圧側端壁４の一端側にはチャンバ７の内部仝関７３と
連通する吐出通路４０５が形成され、他端にはカバ９が
配設されて、チャンバの内部空間７Ｂと軸受室４１．４
２は仕切られている。

ケーシング８内暑こ設けた通路８１１の一端は油溜まり
室８１Ｏに開口（図示せず）し、他端は通路８１２およ
び％雌ロータ２の軸２０４の外周部に設けた円周溝８２
０に連通ずる第１の給油通路８１８に連通している。通
路８１２はブシェ８゜５の外周部こ設けた円周溝８１４
および通路８１５を介して雌ロータ２の軸２０８の外周
ｇｉｃ、ｔた円周溝３１４、通路８１６、プシｓ　８０
４０外周に設けた円周溝８１７および通路８１８を介し
て雄ロータ１の軸１０４の外周部に連通している。

一端が雄ロータ１の軸１０５の外周部に設けた円周溝８
２１１こ開口する第１の給油通路８２２は他端が円周溝
３２０を介して第１の給油通路８１８と連通している、
第２の給油通路８２８，３２４は、それぞれ第１の給油
通路８１８，８２２と軸受室４２．４１と連通ずるよう
に設けられている。軸受室４１．４２ｆ′ｉ通路３８０
を介して、椎ロータ１、雌ロータ２のスクリュ一部の噛
み合いによって形成される作用空間のうち、吸入終期ま
たは圧縮初期にある低圧の室と連通している。

以上のように酵成されたスクリュー圧縮機番こおいて、
低圧の被圧縮ガスは、吸入孔６１から吸入され、モータ
５０周囲、吸入通路８０６を通って、雄ロータ１、雌ロ
ータ２のスクリュ一部１．０１．１０２の噛み合いによ
って形成される作用空間に吸い込まれる。雄ロータ１は
モータ５で駆動され、雌ロータ２は塩ロータ１との噛み
合いによって駆動される。雌雄ロータの回転によって、
作用空間は吸入通路から閉じられ１回転が進むと作動空
間の容積は減少して閉じ込められた被圧縮ガスは圧縮さ
れて高圧となる。さらに回転が進むと作用空間は吐出通
路４０５ｆこ連通し、高圧のガスはチャンバｔの空間７
８に流出する。高圧ガスの中には、軸受等ｆこ供給され
た油が混在しており、この油は、油分離エレメント７１
で分離されて、ガスは吐出孔７２から外部Ｉこ流出する
。分離された１１Ｍ８ｒｉ、チャンバ７の下部１および
油溜まり室８１０ｆこ溜まる。油８Ｉこはチャンバ内の
仝間７８１こある高圧ガスの圧力が作用している。油８
は、通路８１１を通って通路８１２と第１の給油通路３
１８に分岐する。通路８１２へ分岐した油は、通路８１
５を介して軸受８０８へ、また、環状溝８１４、通路８
１６．ｉＪ伏溝８１７、通路８１８を介して軸受８０１
．８０２へそれぞれ潤滑油として供給される。軸受を潤
滑した油は、吸入通路３０６からガスと共にロータ作用
室へ吸入される。

第１の給油通路８１８へ分岐した油は、環状溝８２０へ
、また環状溝３２０．第１の給油通路３２２を介して環
状溝８２１へ供給されて、軸２゜４．１０５に沿って博
圧縮ガスが軸受室へ漏洩するのを防止する密封液体とし
て作用する。軸２０４．１０５の外周部の隙間は軸封の
ために小さく設定されており、Ｊｉｉ伏溝８２０．８２
１から軸受室４１，４２への漏洩はごくわずかである。

第１の給油通路８１８，８１２を通った油は、さらに、
第２の給油通路８２８．８２４を遡ってそれぞれ、軸受
室４１．４２へ供給され、軸受４０１゜４０２％４０８
，４０４の潤滑を行なう。

軸受室４１．４２へ流入した油は、通路８８０を通って
低圧の作用空間に回収される。

（発明の効果） 本発明によれば、軸受１こは軸符部を介さないで直接軸
受ｌこ油を供給する給油通路を設けたから、軸封部から
軸受室へ漏れる油量が少ない場合でも軸受を潤滑するの
に必要な量の油を充分供給することができる。したがっ
て、軸受の信頼性が向上し、安全に運転できるスクリュ
ー圧縮機を提供す゛　　ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の一実施例を示し、第１図は第
２図のＩ−Ｉ線要部断面図、第２図はスクリュ圧縮機の
部分縦断面面図である。 ■・・・Ｎロータ　　２・・・雌ロータ　　８・・・ケ
ーシング　　４・・・高圧側端壁　　３０６・・・吸入
通路４０５・・・吐出通路　　８・・・油　　３１８．
８２２・・・第１の給油通路　　３２８．８２４・・・
第２の給油通路　　８２０，８２１・・・環状溝　　４
０１．４０２．４０８．４０４・・・軸受　　８０１，
８０２．８０８・・・軸受

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　互いに平行する中心軸を有し、かつ互いに相交わる
   ２個の円筒状孔の壁面と、前記中心軸に垂直で、かつ相
   対向する低圧側端壁と高圧側端壁の壁面とで形成した作
   動空間を有するケーシングと、前記ケーシングの円筒状
   孔の壁面にほぼ内接する外径を有し、相互に噛合するよ
   うに、前記作動空間内に回転可能に配設された雄ロータ
   、および雌ロータを有し、前記雄ロータおよび雌ロータ
   と一体に形成した軸は、前記低圧側端壁、および高圧側
   端壁の軸受室に配設された軸受によって支承され、前記
   低圧側端壁付近に形成した吸入通路より被圧縮ガスを、
   前記雌雄ロータのスクリュー部に形成される作用空間に
   吸入し、雄雌ロータの回転によって、被圧縮ガスを圧縮
   して、前記高圧側端壁付近に形成した吐出通路より吐出
   するスクリュー圧縮機において、前記スクリュー部と、
   前記軸受室の間の軸の外周部に環状溝を設け、該環状溝
   に密封用の油を供給する第１の給油通路と、前記軸受室
   の軸受に潤滑用の油を供給する第２の給油通路を備え、
   それぞれ別々に油を供給するようにしたことを特徴とす
   るスクリュ圧縮機。