JPS63225257A - 現像器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真装置等に用いられる現像器に関する。

（従来の技術） 一般に、電子写真装置等においては、感光体等のトナー
担持体の表面に現ｆｌｌ器によってトナーを付着させて
、その後、トナー担持体に付着しているトナーを用紙等
の記録担体に転写させ、更に定着させることにより記録
担体上に所望の画像を形成している。

第２図は従来のこの種の現像器１を示している。

この現像器１はトナー収容容器２の内部にトナーＴを収
容するトナー収容容器２ど、このトナー収容容器２のト
ナー供給口３の近傍に設けられたマグネットロール４と
、そのマグネットロール４の外周に回転自在に遊装され
ているスリーブ５とによって形成されている。

この現像器１は表面を正電位に帯電させられているトナ
ー担持体６にトナーＴをクーロン力によって付着させる
ために、スリーブ５に負電圧のバイアス電圧を印加し、
このスリーブ５とトナーＴとの接触並びにトナー下同志
のｊ〒擦接触によりトナーＴを負電位に帯電させるよう
にしている。そして、負電位に帯電させられたトナーＴ
はスリーブ５によって適量ずつトナー供給口３側へ送出
され、トナー担持体６の表面に付着させられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら前記従来の現像器１においては、トナーＴ
を負電位に帯電させるものであるが、トナーＴ同志のｊ
Ｉ擦液接触より確率上トナーの一部が正電位に帯電させ
られる。この比率を見ると、負電位のトナーＴが全体の
８０〜９０％を占め、その残部が正電位のトナーＴとな
る。

この正電位に帯電させられたトナーＴが混入すると次の
ような不都合を生じる。

例えば、トナー担持体６の表面に光書込みされた正電位
の静電潜像に負電位のトナーＴを付着させる場合には、
正電位のトナーＴは静電潜像部へは正電位同志の反発力
によって付着せずに、その静電潜像以外の部分に付着す
ることとなる。その後この正電位のトナーＴも記録担体
に負電位のトナーＴと一緒に転写させられてしまうので
、所望の画像以外の部分の汚れとなってしまう。

また、トナー担持体６の全面に負電位のトナーＴを付着
させ、転写の際に画像形成に必要な部分のトナーＴだけ
を記録担体へ転写させる場合には、いわゆる画懺抜けを
発生させてしまう。すなわち、正電位のトナーＴは正電
位のトナー担持体６の表面には付着させられないので、
そのトナーＴが付着させられていない部分が画像の一部
に相当する時には、記録担体に転写されるべきトナーＴ
が不在のため画像抜けが発生する。

これらの不都合は、正電位に帯電さゼたトナーＴのみを
トナー担持体６へ付着させようとする場合にも、一部の
トナーが負電位に帯電させられるために同様にして生じ
てしまうものであった。

本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、帯′
ＩＩ！電位が一定のトナーのみをトナー担持体へ付着さ
せることのできる現像器を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の現像器は、帯電されたトナーを外部へ送給する
回転自在なスリーブを有する現像器において、前記スリ
ーブへ先端を臨ませ、かつ、その先端とスリーブとの間
から外部へ送給されるトナー量を規制するとともに、外
部へ送給すべきトナーの帯１１位と逆電位に帯電されて
いてトナーをクーロン力によって捕獲するバイアス電圧
を印加されているトナー穂ＡＱＩＩ用ドクタープレート
を設けたことを特徴とする。

〔作　用〕

本発明の現像器によれば、外部へ送給してトナー担持体
に付着されるべきトナーの帯１％を位と逆電位に帯電さ
れているトナーは、トナー穂規制用ドクタープレートの
バイアス電圧によりクーロン力によって捕獲され、外部
へ送出させられることなく現像器内に留められる。これ
により、帯゛心電位が一定のトナーのみが外部へ送給さ
れ、トナー担持体へ現像される。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図について説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す。

本実施例の現像器１１は負電位に帯電されたトナーＴを
現像するように形成されており、トナー収容容器１２の
トナー供給口１３の近傍にマグネットロール１４が設け
られており、そのマグネットロール１４の外周にトナー
Ｔを外部へ送給するスリーブ１５が回転自在に遊装され
ている。また、トナー収容容器１２からはトナー穂規制
用ドクタープレート１６がその先端をスリーブ１５に臨
ませるようにして突設されている。このトナー穂規制用
ドクタープレート１６は、その先端をスリーブ１５との
間からトナー供給口１３方向へトナーＴを送り出す送給
量を一定にＭｔｌＩするものであり、また、スリーブ１
５と同一のバイアス電源１７に接続されており、同一の
負電位ｖｂをバイアス電圧として印加されている。また
、トナー収容容器１２はトナー供給口１量をトナー担持
体１８の表面へ所定距離だけ離間させるようにして臨ま
せられている。

次に、本実施例の作用を説明する。

トナー収容容器１２内のトナーＴは負電位を印加されて
いるスリーブ１５と接触したり、相互のｌｌ！擦接触に
よって負電位に帯電させられるとともに、一部が正電位
に帯電させられる。このトナー収容容器１２内のトナー
Ｔはスリーブ１５が第１図矢印方向に回転することによ
り、スリーブ１５とトナー穂規制用ドクタープレート１
６の先端との間を通してトナー供給口１３（１！ｌへ送
り出されて行く。この送り出しの際に正電位に帯電させ
られたトナー下は、負電位のバイアス電圧が印加されて
いるトナー穂規制用ドクタープレート１６部分に達する
と、相互間に形成されるクーロン力によりトナー穂規制
用ドクタープレート１６方向へ吸引されｌ−ナー穂規制
用ドクタープレート１６の内面１６ａ部分に付着して捕
獲される。従って、スリーブ１５のトナー穂規制用ドク
タープレート１６の先端との間からは、負電位に帯電さ
せられたトナーＴのみが外部へ送給されることとなる。

これにより正電位に帯電されているトナー担持体１８の
表面には、負電位に帯電されたトナーＴのみがトナー収
容容器１２のトナー供給口１量を通して送給され付着さ
せられる。よって、従来のような画像の汚れや、画像抜
けが発生することはない。一方、トナー穂規制用ドクタ
ープレート１６の内面１６ａ部分に捕獲された正電位の
トナー下は、捕１ｆｉが多くなると自重によりトナー収
容容器１２内の下方へ落下して、スリーブ１５と接触し
たり、他のトナーＴと摩擦接触することにより負電位に
帯電されたり、そのまま正電位とされる。

なお、スリーブ１５とトナー穂規制用ドクタープレート
１６の先端との間隔は、正電位のトナーＴを全部トナー
穂規制用ドクタープレート１６によって捕獲し、負電位
のトナーＴのみを外部へ送給できる大きさとすればよい
。

また、前記実施例においては負電位のトナーＴのみを外
部に送給するものであるが、必要に応じてスリーブ１５
とトナー穂規制用ドクタープレート１６とに正電位のバ
イアス電圧を印加して、正電位のトナーＴのみを外部に
送給するようにしてもよい。

また、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
必要に応じて変更することができる。

（発明の効果〕 本発明の現像器はこのように構成され、作用するもので
あるから、帯電電位が一定のトナーのみをトナー担持体
へ付着させることができ、画像の汚れや画像抜けのない
美麗な画像を形成することができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の現像器の一実施例を示す縦断面側面図
、第２図は従来例を示す縦断面側面図である。 １１・・・現像器、１２・・・トナー収容容器、１３・
・・トナー供給口、１４・・・マグネットロール、１５
・・・スリーブ、１６・・・トナー穂規制用ドクタープ
レート、１７・・・バイアス電源、１８・・・トナー担
持体。 ｊｌＮｖ！ｉ ４　　′３　　　　　１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帯電されたトナーを外部へ送給する回転自在なスリーブ
   を有する現像器において、前記スリーブへ先端を臨ませ
   、かつ、その先端とスリーブとの間から外部へ送給され
   るトナー量を規制するとともに、外部へ送給すべきトナ
   ーの帯電電位と逆電位に帯電されていてトナーをクーロ
   ン力によつて捕獲するバイアス電圧を印加されているト
   ナー穂規制用ドクタープレートを設けたことを特徴とす
   る現像器。