JPS63217133A - 開放型燃焼器の安全装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は室内酸欠時等の異常燃焼時において安全に消火
させる開放型燃焼器の安全装置に関するものである。

従来の技術 従来、例えば石油ストーブ等の開放型燃焼器は室内開放
形であるために燃焼排気ガスにより室内の酸素濃度が低
下し、酸欠状態という危険に陥らせる恐れかあり１例え
ば従来技術を見ると、石油ストーブ等の開放型燃焼器の
酸欠時の異常燃焼時の安全装置としては特開昭５８−９
９６２（１号公報のように燃焼筒上方の外装に設置した
酸欠検知センサーて検知し、該酸欠検知センサーからの
出力によって警報手段あるいは燃焼停止手段を作動する
制御回路で判断させ警報もしくは消火させる装置か公開
されている。

また、実開昭５０−５５２：１９号公報及び実公昭５６
−２０７０７号公報に記載の如く、緊急消火時又は異常
燃焼時（異常温度上昇）になった場合通常燃焼時の温度
に比べ温度変化の現われる場所（例えば芯外筒の近傍又
は火皿内部）の温度な熱変形素子（例えばバイメタル等
）を利用し、前記熱変形素子の偏位力により対震自動消
火装置に連動している作動枠を異常燃焼時に動かして対
震目動消火装置を作動させ消火するものてあった。

発明か解決しようとする問題点 前記酸欠検知センサーは燃焼筒上方の外装に設置した構
造であり電気的信号をセンサーで取り出しソレノイドに
より感震器を作動し、電気的に消火しているため電池か
消もうすると検知できなかった。また熱変形素子に作動
枠を当接して設けた構造のものにおいては異常燃焼時（
炎か異常に大きくなった場合）のみて酸素欠乏時の温度
低下に対しては効果かない等の問題点かあった。

一方、通常消火を行った場合、酸欠時と同様に完全に消
火するまでの間に熱変形素子を設けである検知部の温度
は、次第に下かり酸欠検知センサー又は熱変形素子等か
ら構成している酸欠装置か働らき対震自動消火装置か作
動して通常消火時よりも早く消火するためにその時の消
火時の臭気かはなはだしく使用に適さないといった問題
点かあった。

尚、芯の空位時には、酸欠時と同様に完全に空焼が終る
までの間に熱変形素子の設けである検知部の温度は次第
に降下するため該酸欠装置か働らき自動的に対震自動消
火装置か作動して消火する。そのために芯の空焼か完全
にてきないといった問題点かあった。

問題点を解決するための手段 本発明は芯を案内する芯案内筒及び芯外筒に・成皿する
燃焼筒内に室内酸欠時の温度変化を感知して変位する熱
変形素子を設け、該熱変形素子に応動する如く対震自動
消火装置を動作させる作動枠を介して連動体を設け、該
連動体を係止する係止部を該熱変形素子の近傍に設けた
ものとした。

作　　用 係止部にセットされた連動体を酸欠時の異常燃焼時に熱
変形素子（以下バイメタルという）か変位することで、
解除し急激にその連動体か下降されることで対震自動消
火装置か適格に作動される。

すなわち、バイメタルの偏位力により、連動体をけい止
部からはずしバネ力により対震自動消火装置を作動させ
消火する。

又、ここでは熱変形素子により、温度か冷却していく途
中て連動体を動かす構造であるために、逆に、点火時の
ように温度か上昇していく途中でも連動体に熱変形素子
（バイメタル）か当たり、バイメタルの先端が曲がるこ
とで連動体を乗り越えていた。このためバイメタルが変
形する恐れかあるために、温度上昇でバイメタルか偏位
する方向に対しては自由に扉が開き、逆の方向に対して
は酢か開かない一方通行開きの扉をバイメタルの先端に
設けることで点火初期の温度上昇中においてバイメタル
が連動体と当る時でも一方通行開きの扉か開き、バイメ
タルはスムーズに連動体を乗り越えることかできる。

又、連動体をガイド板のけい止部にセットする際、連動
体を押し上げると同時に、連動体をけい止部方向に回転
させる圧縮バネを利用し、このバネにけい止部方向の回
転力を加えて設けることにより、連動体を押し上げるの
みてけいＬト部方向に回転し、けい止部にセット可能に
なる。

実施例 本発明の一実施例を図面を用いて説明する。　　・図に
おいて、ｌは液体燃料をタンクから吸い上げ蒸発させる
芯である。前記芯ｌは内側を芯案内筒２、外側を芯外筒
３により保持されている。芯案内筒２及び芯外筒３の上
端には燃焼筒６か設けである。前記燃焼筒６の内炎筒２
５内あるい外炎筒２６と外筒２７との間には熱変形素子
５（ここで、はバイメタルを用いて説明する）か作動枠
９を介して対震自動消火装置７と連動しである連動体８
の一端と接するように設けである。この連動体８には下
方に付勢し、かつ圧縮するバネ　１０（重りでも同し効
果が得られる）か設けてあり、このバネ１０の力は連動
体８を押し下げるように働らいている。前記連動体８の
下端には、作動枠９が当接あるいは装置して設けてあり
、この作動枠９の他端は対震自動消火装置７と接するよ
うに設けである。

前記連動体８の先端は逆り形状となっており、酸欠時の
対震自動消火装置セット時はけい止部１３にセットされ
るようになっている。連動体８に設けである圧縮するバ
ネ　ｌＯの上端はガイド管２２に固定してあり、その下
端は連動体８に固定されである。なおかつ、この圧縮す
るバネ　１０は連動体８先端をけい止部１３方向側に回
転させるようにねしってセットされているものである。

又、連動体８と接するバイメタル５の先端には、一方通
行開きの扉１２か軸２３を介して設けてあり、軸２３を
支点に温度上昇時偏位方向に対してはこの扉１２か自由
に開き、逆に温度か降下する方向に対しては閉じるよう
に設けである。

又、連動体８の下端には作動枠９を介してロックレバ−
１４が可動自在に設けてあり、このロックレバ−１５に
は軸１６を介して回転するようにしてあり、この他端に
は操作つまみ１７か設けである６荊記軸１６には芯１を
上下させるレバー（図示せず）も設けである。

又、連動体８の下端に設けたロックレバ−１４の他端に
はもう一つの空位ロックつまみ１８が設けてあり、この
重焼ロックつまみ１８には空位ロツタガイド　１９にあ
けであるスリット２１に支点２０としてガイドされる軸
を設けである。

その他、前記空位ロックつまみ１８は、操作つまみ１７
により連動している通常消火ロックレバ−１５により押
し戻され重焼きロックつまみ１８のセットははずれる構
造となっている。

以上の構成に於る作用を次に説明する。

定常燃焼時においては燃焼筒６内の表面あるいは近傍の
温度はｔＩｆＪ２図に示すごと＜　　Ｔｔの温度を維持
する酸欠状態に入ると、燃焼用空気中の酸素不足のため
、芯ｌ先端近傍の燃焼反応が遅くなりその反応する温度
か下がって燃焼量が少なくなる。

従って燃焼筒６内の表面あるいは近傍の温度かＩ２に示
すごとく下がってくる。ここではこの温度変化を利用し
て燃焼筒６の内炎筒２５内（外炎筒２６と外筒２７の間
）に設けたバイメタル５を偏位させて、このバイメタル
５の偏位力を利用し酸欠時になると、第３図に示す如く
先端に逆り形状を有する連動体８をバイメタル５の偏位
力により矢印方向に回転させると、逆り形状の連動体８
は係止部１３からはずれ、バネ　１０力もしくは自重て
下がり連動体８の下端に設けである作動枠９を介して対
震自動消火装置７が作動し消火する。

ここて温度上昇中においては、バイメタル５の先端に設
けた一方通行開きの扉Ｉ２か連動体８に当っても扉１２
か開き連動体８を無理なく乗り越えることかてきる。

又、次に、酸欠時の対震自動消火装置なセットする場合
、連動体８をロックレバ−１４により押しとげると連動
体８の逆り形状の先端は圧縮するバネ　１０の回転力に
より、自動的にけい止部１３方向側に回転し、けい止部
１３にセットすることかてきる。

又、前記連動体８の下部には、ロックレバ−１４か設け
てあり、このロックレバ−Ｉ４の他端には通常消火ロッ
クレバ−１５が軸１６を介し操作つまみ　１７を消火方
向に上げると回転する。通常消火時、操作つまみ１７を
押し上げると、通常消火ロックレバ−１５によりロック
レバ−１４ヲ介して連動体８か押し上げられ、通常消火
時、温度か下がっても酸欠時の対震自動消火装置７が作
動できないようにロツつてきる。

又、前記連動体８の下部にはロックレバ−１４か設けて
あり、このロックレバ−１４の他端に設けである重焼き
ロックつまｄり１８てロックレバ−１４を矢印方向に空
位ロックガイド　１９のスリット２１にそってセットす
ればロックレバ−１４を介して連動体８か押し上げられ
重焼時に、温度が下がっても酸欠消火装置か作動できず
、完全に重焼を行うことかてきる。

その他、重焼が完了して前記空位ロックつまみ１８を解
除し忘れても操作つまみ　１７で芯１を下げると、これ
と連動している通常消火ロックレバ−１５が軸１６を支
点に矢印方向に回転し、セットされていた空位ロックつ
まみ　１８を押し回し自動的にはずすことかできる。

発明の効果 以上のように本発明によれば石油ストーブ等の開放型燃
焼器の使用中に危険と考えられる室内の酸欠状態におい
て、バイメタルの偏位力により連動体をけい止部からは
ずし連動体に設けたバネの力で対震目動消火装置を応答
性かよく適格に作動させることかてきる。

又、点火時においてもバイメタルか連動体て止められる
ことなくスムーズに連動体を一方通行開きの扉により乗
り越えることかできる。

又、酸欠時の消火装置のセットは連動体をロックレバ−
て押し上けるのみで、連動体の逆り形状の先端はバネの
回転力により自動的にけい止部方向に回転し、けい止部
にセットすることかできる。

又、通常消火時、操作つまみを消火方向に上げるのみて
、ロックレバ−か連動体を押し上げ酸欠時の消火装置を
自動的にロックでき、通常消火時に酸欠時の消火装置か
作動しない。

又、芯の重焼蒔、空位ロックつまみをセットすることに
よりロックレバ−か連動体を押し−Ｌげ酸欠時の消火装
置ごＬを固定し、作動できないようにすることで、完全
に空位を行うことかできる。

その他１空焼ロックつまみの解除を忘れても操作つまみ
により芯を下げることで、通常消火ロックレバ−て、空
位ロックつまみを自動的に解除できる等有益なものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による開放型燃焼器の安全装
置の要部側断面図、第２図は本発明による開放型燃焼器
の安全装置の酸欠時における燃焼筒表面の酸欠面温度特
性図、第３図及び第４図は本発明の一実施例による開放
型燃焼器の安全装置の要部斜視図である。 １・・・芯、　　　　　　２・・・芯案内筒、３・・・
芯外筒、　　　　　５・・・熱変形素子、６・・・燃焼
筒、　　　　７・・・対震自動消火装置、８・・・連動
体、　　　　９・・・作動枠、１０・・・バネ、１３・
・・係止部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）芯（１）を案内する芯案内筒（２）及び芯外筒（３
   ）に載置する燃焼筒（６）内に室内酸欠時の温度変化を
   感知して変位する熱変形素子（５）を設け、該熱変形素
   子（５）に応動する如く対震自動消火装置（７）を動作
   させる作動枠（９）を介して連動体（８）を設け、該連
   動体（８）を係止する係止部（１３）を該熱変形素子（
   ５）の近傍に設けた事を特徴とする開放型燃焼器の安全
   装置。 ２）該連動体（８）に連動体（８）を下方に付勢するバ
   ネ（１０）あるいは重りを設けた特許請求の範囲第１項
   記載の開放型燃焼器の安全装置。 ３）該連動体（８）の上端を逆Ｌ形状とすると共に、該
   連動体（８）を該係止部（１３）側に可動せしめるバネ
   （１０）を連動体（８）に設けた特許請求の範囲第１項
   記載の開放型燃焼器の安全装置。