JPS63208758A - イオンクロマトグラフ装置 - Google Patents

イオンクロマトグラフ装置

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JPS63208758A
JPS63208758A JP62040336A JP4033687A JPS63208758A JP S63208758 A JPS63208758 A JP S63208758A JP 62040336 A JP62040336 A JP 62040336A JP 4033687 A JP4033687 A JP 4033687A JP S63208758 A JPS63208758 A JP S63208758A
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JP62040336A
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Kisaburo Deguchi
喜三郎 出口
Mitsuo Ito
三男 伊藤
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Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、イオンクロマトグラフ装置に係り、特に陽イ
オンと陰イオンの両イオン種を液体クロマトグラフィー
分析する・に好適なイオンクロマトグラフ装置に関する
〔従来の技術〕
液体混合物試料中に含まれる陽イオンおよび陰イオンの
両方を分析するために、イオンクロマトグラフィーを適
用することが行われている。例えば、「アナリテイ男ル
・ケミストリー、第54巻(1982年)第462〜4
69頁(Anal、Chem、 、vo Q54 (1
982) p p 4″62〜469)Jには、陽イオ
ン交換カラムと陽イオン交換カラムを直列に接続し、単
一の溶な液を両方のカラムに流し、両刃ラムを通った陽
イオンおよび陰イオンを検出器で検出することが示され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来技術では、両方のカラムに単一の溶離液を
一定流量で流している。ところが、このような方法によ
っては、陰イオンの成分と陽イオンの成分が相互に検出
の妨害となり高精度の分離分析が困難であった。
本発明の目的は、陽イオンと陰イオンの両イオン種を同
じ分析装置で分析するときに、陽イオン成分のピークと
陰イオン成分のピークの重なりをなくし、両イオン成分
を高精度分析し得るイオンクロマトグラフ装置を提供す
ることにある。
〔間層点を解決するための手段〕
本発明では、異種イオン種を成分分離し得る第1と第2
のイオン交換カラムを直列に配列し、両カラムを通った
陽イオンおよび陰イオンを検出するイオンクロマトグラ
フ装置において、上記第1カラムと上記第2カラムの間
に、上記第1カラムから流出する溶離液の組成または流
量を変更せしめる変更液を流入せしめるように構成した
ことを特徴とする。
〔作用〕
本発明では、第1カラムと第2カラムの組合せが例えば
陰イオン交換カラムと陽イオン交換カラムの組合せであ
る。いずれのカラムが上流側であってもよい。
従来の陰イオンピークと陽イオンピークの重なりは、第
1カラムを流れる液と第2カラムを流れる液の組成およ
び流量が同じであったことに起因する。本発明では第1
カラムを流れる液と第2カラムを流れる液の組成又は流
量を変更させるように、下流側に配置された第2カラム
に変更液を供給する。これにより第2カラム内を通る特
定イオン種の溶離条件が変わるので、イオン成分の溶出
時間(リテンションタイム)を変更し得る。
第2カラムを通る液の流量を変更する一例としては、第
1カラムへ溶離液を送るポンプの他に、第2カラムへ変
更液を送るポンプを設ければよい。
これらのポンプは、好ましくは時間経過に伴って流量を
変化させるように制御装置で制御され、これにより被検
試料の分析時間を短縮できる。また、第2カラムを通る
液の組成を変更する場合には、第1カラムへ供給する溶
離液の組成とは異った組成の変更液を第2カラムへ供給
する。組成変化は濃度変化を含み、目的イオン成分を早
く溶出させたい場合には溶離液濃度より高濃度の変更液
を第1カラムと第2カラムの間で溶離液に合流させ。
目的成分を遅く溶出させたい場合には溶離液濃度より低
濃度の変更液を溶離液に合流させる。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例の概略構成図を示す。
この実施例では、上流側の第1カラム4aには陰イオン
交換樹脂を充填したカラムを用い、下流側の第2カラム
4bには陽イオン交換樹脂を充填したカラムを用いてい
る。逆の配列をしても本発明を適用できるが、成分間の
分離精度は本実施例の方が優れている。
この実施例における溶離液1aと第2溶雛液としての変
更液1bとは、同じ組成であり、2mM安息香酸溶液を
用いた。第1カラム4aの溶離液流量は送液ポンプ2a
の吐出量で決定され、第2バカラム4bを流れる液の流
量は送液ポンプ2aと送液ポンプ2bの両方の吐出量の
含量で決定される。合流部5は、例えば7字形管で形成
されており、両方の液は合流によって混合される。
溶離液1aは、ポンプ2aにより一定の流量で試料導入
器3に送られる。試料導入器3により所定量の混合物試
料が溶離液中に注入され、陰イオン交換カラム4aで試
料中の陰イオンは分離される。一方、ポンプ2bより送
られてきた変更液1bは混合部5で溶離液1aと合流し
、陽イオン交換カラム4bに送られる。試料中の陽イオ
ンにはカラム4aをイオン排除されて通過し、カラム4
bで分離後、検出器6で検出される。又、カラム4aで
分離された陰イオンは、カラム4bではイオン・排除さ
れ通過し検出器6で検出され、検出された両イオン種の
応答信号は記録計8で記録される。流量制御機7はポン
プ2a、2bの流量をコントロールする。検出器6は電
気伝導度検出器であるが、必要に応じ吸光光度計を適用
できる。
次に本発明を適用した実験結果について説明する。第2
図Aは1本発明を適用しない場合のクロマトグラムを示
し、第2図Bは本発明を適用した場合のクロマトグラム
を示す。いずれも第1図の装置を用い、溶離液1aおよ
び変更液1bとして2mM安息香酸を用いた。
第2図Aでは、ポンプ2bを停止し、ポンプ2aだけを
動作させ、ポンプ2aにより両方のカラムに溶離液を1
.OmQ/minの流量で流した。
試料としては、塩化リチウム(LiCI2)、臭化ナト
リウム(N a B r) y塩化アンモニウム(NH
aCQ)、硝酸カリウム(K N Oa)を含んだ溶液
を用いた。検出器が電気伝導度検出器の場合、陽イオン
はベースラインよりマイナスピーク(デツプ)となり、
陰イオンはプラスピークとして検出される。
第2図Aにおいて、ピーク13はペイカントデツプと称
されるものであり試料の注入に起因して生ずるものであ
る。Li+ピーク9とNa+ピーク10はペイカントデ
ツプ13と重なり、NH4+ピーク11とに+ピーク1
2はCQ−ピーク14と重なるため、これらのイオン成
分は正確に定量することが困難である。Br−ピーク1
5およびNO3−ピーク16は妨害されない。
第2図Bのクロマトグラムは、ポンプ2aの流量を0.
5mQ/minの一定に保ち、ポンプ2bの流量をi、
omR/minに保って溶離液1aと変更液1bを合流
部5で合流せしめて得たものである。
試料は第2図Aの場合と同じである。この場合、第1カ
ラム4aを通る溶離液の流量が第2図Aの場合より小さ
いので、CQ″″14.Br−15゜N0a16などの
陰イオンはいずれもリテンションタイムが大きくなる。
一方、Li+ 9.Na+10、NH4+11.に+ 
12などの陽イオンは、第2カラム4bを通る溶離液と
変更液の合流量が第2図Aの場合より大きくなるので、
リテンションタイムが小さくなる傾向にある。第2図B
では、陽イオンデツプが総てペイカントデツプ13より
前記に溶出され、ペイカントデツプ13より後に溶出さ
れる陰イオンピークから分離された。
第2図Bに適用した流量関係では最後のNO3−ピーク
16の溶出に約44分かかり、遅くて実用的でない。陰
イオン種の溶出を早めるために、第2カラム4bを通る
液の合流量は一定であるが、第1カラム4aを通る溶離
液1aの流量は経時的に大きくするように、ポンプ1a
および1bの流量をマイクロコンピュータを備えた流量
制御器7で制御した。
すなわち、全体としての時間が30分の間に、ポンプ2
bの流量を1.0m+2/minからOmQ/minま
で直線的に減らすとともに、ポンプ2aの流量を0.5
mQ/minから1.5mQ/minまで直線的に増大
せしめた。このようにして同じ試料について得られたの
が第3図のクロマトグラムである。ベースラインは幾分
変動するが、最後のNOa″″ピーク16の溶出時間を
25分まで早めることができ、分析時間を第2図Bに比
べて19分短縮できた。
第3図では流量を直線的に変化させたが、第2カラム4
bを通る合流量を一定に保ちながら第1カラム4aを通
る溶離液流量を段階的に上昇しても分析時間を短縮でき
る。
上記分析例では溶離液1aと1bは同じ2.0mM安息
香酸溶液としたが、違う組成液の組み合せも可能である
。しかし、電導度検出器を用いる場合は固溶離液の電気
伝導度が合流点5で等しくなるようにする事が望ましい
。さもないとポンプの脈流ノイズが現われ検出感度の低
下を招く。また、吸光光度計を検出器とする場合も、固
溶離液の吸光度が等しくなるように濃度又は検出波長を
選ぶ事がポンプ脈流ノイズを小さくする為に必要である
上記分析例では、4atI−陰イオン交換カラム、4b
を陽イオン交換カラムとしたが、逆の組み合せで、溶出
してくる陰イオン及び陽イオンの順序を逆転させる事も
可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、陰イオンピークと陽イオンピークの重
なりを防止するように測定することができるので1両イ
オン種の定量精度を著しく向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成を示す図、第2図
Aは本発明を適用しない場合のクロマトグラムを示す図
、第2−Bおよび第3図は本発明を適用した場合のクロ
マトグラムを示す図である。 1a・・・溶離液、1b・・・変更液、2a、2b・・
・ボンプ、4a・・・第1カラム、4b・・・第2カラ
ム、5・・・合流部、6・・・検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、異種イオン種を成分分離し得る第1と第2のイオン
    交換カラムを直列に配列し、両カラムを通つた陽イオン
    および陰イオンを検出するイオンクロマトグラフ装置に
    おいて、上記第1カラムと上記第2カラムの間に、上記
    第1カラムから流出する溶離液の組成または流量を変更
    せしめる変更液を流入せしめるように構成したことを特
    徴とするイオンクロマトグラフ装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記変
    更液は、電気伝導度または吸光度が上記第1カラムから
    流出する溶離液と実質的に等しいものであることを特徴
    とするイオンクロマトグラフ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205954A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Hitachi High-Technologies Corp 3次元液体クロマトグラフィ
CN108187766A (zh) * 2018-03-02 2018-06-22 中触媒新材料股份有限公司 一种多柱串联自控离子交换装置及方法

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JP2007205954A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Hitachi High-Technologies Corp 3次元液体クロマトグラフィ
CN108187766A (zh) * 2018-03-02 2018-06-22 中触媒新材料股份有限公司 一种多柱串联自控离子交换装置及方法
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