JPS63204445A - 多重化リカバリフアイルの選択方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は再立上げ時にファイルからりカバリを行う計算
機システムに関し、特に多重化リカバリファイルのファ
イル選択方式に関する。

（従来の技術） 従来、この種のファイル選択方式としては多重化された
ファイルのそれぞれに対して、あらかじめ優先順位を決
めておき、リカバリ処理を行う際にはそれらの優先項位
に従ってファイルをアクセスし、最初に読込みが成功し
九ファイルを選ぶ方式が公知であった。

（発明が解決しようとする問題点） 上述し九従来の方式は、順番にアクセスしてみないと使
用されるリカバリファイルを選択することができないた
め、再立上げのりカバリ処理時にお込てリカバリファイ
ルの入出力が多く、Ｉ１０時間が長くかかり、リカバリ
の効率が低いと云う欠点がある。

ｔ７’ｈ、仮に読込みに成功し九リカバリファイルであ
っても、再立上げ前には閉塞されていたファイルである
可能性があり、そう云った間欠障害の場合には閉塞前の
古いリカバリデータでリカバ、り処理を行うことができ
るため、信頼性が低下すると云う欠点がある。

本発明の目的は、リカバリファイルの状態を管理する管
理ファイルをひとつ以上有し、管理ファイルには多重化
されたリカバリファイルのいずれかひとつの状態でも遷
移したならば、すカバリファイル状態情報と、その情報
を更新した時刻とが同時に書込まれるものとし、リカバ
リ処理時には管理ファイルを読込み、情報の更新された
時刻が最も新しい管理ファイルのリカバリファイル状態
情報にもとづいてリカバリファイルの優先順位を決定す
ることによって上記欠点を除去し、リカバリの効率を低
下させることがなく、信頼性を低下させることのないよ
うに構成した多重化リカバリファイルの選択方式を提供
することにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明による多重化リカバリファイルの選択方式は、多
重化されたリカバリファイルと、上記多重化されたリカ
バリファイルのファイル状態を管理し、リカバリ処理時
には使用すべきリカバリファイルを選択するための管理
ファイルとを具備して構成したものである。

（実施例） 次に１本発明について図面を参照して説明する。

第１図は１本発明による多重化リカバリファイルの選択
方式を実現するシステムの一実施例を示すブロック図で
ある。第１図においてｂ　　Ｌ２はそれぞれボリューム
人およびＢ、１１．２１はそれぞれ管理ファイルＭＰ（
Ａ）およびＭＰ（Ｂ）、１２〜１４．２２〜２４はそれ
ぞれ複数のリカバリファイルＰＩ　（Ａ）、Ｆ２（Ａ）
。

Ｆｎ（Ａ）、およびＦｌ（Ｂ）、Ｆ２（Ｂ）。

Ｐｎ（Ｂ）、１１１，２１１はそれぞれ管理テーブル置
である。管理テーブル１１１．２１１において、０はボ
リューム内の該当ファイルが正常であることを表わし、
Ｘはボリューム内の該当ファイルが異常であってファイ
ルが閉塞していることを表わしている。

第１図に示すように、システムは複数のリカバリファイ
ル１２〜１４．２２〜２４と、リカバリファイルを管理
するための管理ファイル１１．２１とを備え、管理ファ
イル１１．２１ではリカバリファイル１２〜ｌ　４　ｅ
　２２〜２４の状態を管理テーブルｉｌｌ、２１１とし
て保有し、管理テーブル１１１．２１１にはそれら自身
の最新更新時刻１人、ＴＢを示している。

このとき、管理テーブル１１とＴＡ％あるいは管理テー
ブル２１とＴａとの間で、管理テーブル１１．１２は更
新されているがＴＡ、ＴＢは更新できなかったことを防
ぐため、両者を別々のレコードに納めずに同一のレコー
ドに納め、管理ファイル１１．２１にはルコード／ｌブ
ロック／ｌファイルの構成を採用している。

管理テーブル１１．２１はリカバリファイルの状態が遷
移するごとに更新され、更新された時の年１月２日１時
９分１秒、ミリ秒で１人とＴＢとを等しく更新する。管
理テーブル１１゜２１はそれぞれ使用可能であれば、同
一の管理テーブル内容と同一の時刻ＴＡ　、Ｔｎとが書
出される。しかし、仮に管理テーブル１２が障害中であ
ったならば、管理テーブル１１のみに管理テーブル内容
と１人が書出されて更新されるので、管理テーブル２１
に対応するＴＢは古い更新時刻のままで管理テーブル１
１には最新の　　１更新時刻が格納されることになる。

リカバリ処理時にはＶ理テーブル１１．２１の内容を読
込み、１人とＴＢとを比較する。

仮に１人の方が新しい更新時刻であるとすると、管理テ
ーブル１１の内容を採用して管理テーブル１１の情報に
もとづき、正常であるリカバリファイル１２〜１４　（
Ｆｌ　（Ａ）　、　Ｆ２　（Ａ）。

・・・Ｆｎ　（Ａ）　）ｖｉ−使用されるリカバリファ
イルとして決定する。

：発明の効果） 以上説明し九ように本発明は、リカバリファイルの管理
テーブルと、その最新更新時刻とを管理ファイル内に格
納することにより、システムダウン直前のリカバリファ
イルの状態を、リカバリファイルをオープン読込みをせ
ずに管理ファイルの読込みのみで取得でき、リカバリ処
理時間および再立上げ時間の短縮化と、間欠障害ファイ
ルからのリカバリ防止とが実施できると云う効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による多重化リカバリファイルの選択
方式を実現するシステムの一実施例を示すブロック図で
ある。 １．２・・・ボリューム １１〜１４．２１〜２４・・・ファイル１１１．２１１
・・・管理テーブル 特許出願人　　日本電気株式会社 代理人　弁理士　井　ノ　　ロ　　　　４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多重化されたリカバリファイルと、前記多重化されたリ
   カバリファイルのファイル状態を管理し、リカバリ処理
   時には使用すべきリカバリファイルを選択するための管
   理ファイルとを具備して構成したことを特徴とする多重
   化リカバリファイルの選択方式。