JPS63199248A - 有機基体物質を光に対して安定化する方法 - Google Patents

有機基体物質を光に対して安定化する方法

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JPS63199248A
JPS63199248A JP62031096A JP3109687A JPS63199248A JP S63199248 A JPS63199248 A JP S63199248A JP 62031096 A JP62031096 A JP 62031096A JP 3109687 A JP3109687 A JP 3109687A JP S63199248 A JPS63199248 A JP S63199248A
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JP
Japan
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group
dyes
organic
ring
present
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JP62031096A
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English (en)
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Yoshiaki Suzuki
嘉明 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/0091Complexes with metal-heteroatom-bonds
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/392Additives
    • G03C7/39208Organic compounds
    • G03C7/39284Metallic complexes

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本願発明は、有機基体物質の光に対する安定化に関する
ものでsb、更に詳しくは、有機化合物、特に有機染料
や有機色素、高分子化合物の光に対する安定化に関する
ものである。
「従来の技術」 一般に、有機基体物質、たとえば有機染料が光の作用を
受けて退色もしくは変色する傾向があることは広く知ら
れているが、インク、せんいの染色あるいはカラー写真
などの分野では、このような有機染料の退色もしくは変
色を防止すること、すなわち耐光性を向上させるための
研究が行われてきている。本願発明は、上述の有機基体
物質の耐光性の向上の目的で極めて有利に用いられる。
本願明細書において、有機基体物質もしくは基体化合物
なる用語は、日光の照射下において、人間の眼に有色も
しくは無色にみえる物質を包含し。
単に可視域に吸収極大を有する物質だけでなく、たとえ
ば、光学的増白剤あるいは赤外部に吸収極大を有する物
質をも包含する。本願発明においては、有機基体物質は
、紫外部の約JOOnmから赤外部の約コ000nmK
吸収極大を有する有機物質を包含する。
本願明細書において、色素もしくは染料なる用語は、日
光の照射下において、人間の眼に有色にみえる有機物質
を包含する。
本願明細書において、光という用語は、約70onm未
満の電磁波を意味し、約弘00nm未満の紫外線、約<
1100nないし約700nmの可視光、および約70
0nmないし約コ000nmの°近赤外線を包含する。
従来から、有機基体物質、たとえば色素もしくは染料が
光によって退色もしくは変色する傾向があることが知ら
れておシ、この退色もしくは変色を減少せしめる方法、
すなわち、耐光性を向上せしめる方法については、多く
の報告がある。たと、tば、米国特許第3,4c32,
300号には、インドフェノール、インドアニリン、ア
ゾおよびアゾメチン染料のような有機化合物を、融合複
素環系を有するフェノールタイプの化合物と混合するこ
とによシ、可視および紫外の光に対する堅牢性が改良さ
れることが記載されている。
一般に、ハロゲン化銀写真感光材料の分野では、C,E
、に、MeesおよびT 、 H、James著−’r
he  Theory  of  the  Phot
ographicProcess’ (Macmill
an社/267年刊)の第17章に記載されているよう
に、芳香族第一級アミン現像主薬の酸化体と発色剤(カ
ップラー)との反応によって、アゾメチ/染料またはイ
ンドアニリン染料が形成されるが、これらの染料からで
き7’C像、すなわちカラー画像の光に対する安定性を
改良する方法については、数多くのものが知られている
。たとえば、米国特許第2.JtO。
220号、同第1.弘/r、tIJ号、同第2゜671
 、J/参号、同第2,70/、/り7号、同第2.7
0’A、7/j号、同第コ、72r、jjり号、同第2
,732,300号、同第2,73! 、761号、同
第2.710.101号、同第2.rI&、o2r号、
英国特許第1.JtJ。
ター2/号等に記載され九ハイドロキノン誘導体、米国
特許第3.≠!7.072号、同第J、O4り9.2t
コ号、特公昭弘J−/J、uり6号等に記載された没食
子酸誘導体、米国特許第2,73!、71,6号、同第
J、t9r、りQり号に記載されたp−アルコキシフェ
ノール類、米国特許第3、弘32,300号、同第J 
、173.010号、同第3.j7弘、627号、同第
J 、 744” 9337号、同第3.!7≠、tコ
を号、同第3゜6りIr12oy号、同第4L、0/j
、220号に記載されたごときクロマンやクマラン等の
誘導体などが知られている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかし、これらの化合物は、色像の退色や変色防止剤と
しての効果はあるが十分ではない。
また、有機基体化合物の光に対する安定性乞、その吸収
極太が、基体化合物の吸収極太よりも深色性であるよう
なアゾメチン消光化合物!用いて改良する方法が、英国
特許第/ 、u!/ 、000号に記載されているが、
このアゾメチン消光化合物自身が強く着色しているため
、基体物質の色相への影響が大きいという点で不利であ
る。
また、高分子化合物、たとえばポリオレフィンなどが、
光によって劣化することが、以前より知られているが、
これを防ぐために、従来、ベンゾフェノン誘導体などの
紫外線吸収剤やヒンダードアミンが、多く使われてきた
がこれは、ポリマーの光劣化防止に効果はあるが、十分
ではなかった。
−万、金属錯体による染料の安定化の方法が英国特許第
♂6り、りIr6号、米国特許第μ、0SO123を号
お工びRe5erch Disclosure/!/6
2(/り76)に記載されており、また、金属錯体tポ
リマーの光劣化防止に使用することが0.C1cche
tti、Adv、Polymer Sci。
ヱ 70(/り70 );M、S、A11en、J、F
Mckellar、Chem、Soc、Rev、 4c
 !!!(lり7j ); D、J、Carlson、
D、M、Wiles*J、Macromol、Sci、
Rev、Macromol。
Chem、C/$  Aj(/り74);R,B。
Walter+J、F、Johnson、J、Poly
mer Sci。
/j 2り(/910)’、  N、S、AIIen。
Chem、Soc、Rev、ム、t  373(/りt
6)などに記戦されている。しかし、これらの錯体は、
退色防止効果、或は光劣化防止効果そのものが大きくな
い上に、有機溶媒への溶解性が高(なく、ポリマー中に
均一に分散しにく(、退色防止効果、或は、光劣化防止
効果を十分発揮せしめるだけの量?加えることができな
い。その上、これらの錯体は、それ自体の層色が大きい
ために、多量に添加すると、有機基体物質、と(に染料
の色相ならびに純度に悪影響を及ぼすという欠点を有し
ている。
したがって、本願発明のひとつの目的は、有機基体物質
の光に対する安定性を改良する方法を提供することであ
る。
本願発明の他の目的のひとつは、有機基体物質、とくに
色素もしくは染料の色相ならびに純度を悪化させること
なしに、これらの物質の光に対する安定性を改良する方
法を提供することである。
本願発明の他の目的のひとつは、有機溶剤への溶解度が
高く、有機基体物質との混和性が高い有機基体物質安定
化剤を用いて、有機基体物質の元に対する安定性を改良
する方法を提供することである。
本願発明の他の目的のひとつは、カラー写真画像を形成
する色像の光に対する安定性を改良する方法を提供する
ことである。
本願発明の他の目的のひとつは、芳香t!fc第一級ア
ミン現像主薬と、カラーカプラーとの反応によって形成
される染料の光に対する安定性を改良する方法を提供す
ることである。
本願発明の他の目的のひとつは、種々のプラスチックス
中に分散された色素もしくは染料の光に対する安定性を
、プラスチックスとの混和性が高い安定化剤を用いて改
良する方法を提供することである。
本発明者は、上記の目的を達成するため種々研究を重ね
た結果、本発明を完成するに至った。
「問題点を解決するための手段」 前記諸口的は約JOOnmないし約2,000nmに吸
収を有する有機基体物質と下記一般式で表わされる化合
物を少くとも一種共存させることにエリ達成された。
式中、R1−R4は、それぞれ水素原子、−・ロゲン原
子、7アノ基、水酸基、直接もしくは2価の連結基を介
して、間接的にベンゼン環上の炭素原子Vト結合するア
ルキル基、アリール基、シクロアルキル基、複素環基を
示し1、これらは同じでも異っていてもよく、またR1
−R4のうち、隣り合った二つの置換基は結合して環を
形成してもよい。また、二つのRは互いに結合して環全
形成してもよい。
R5、Rは水素原子、アルキル基、アルキルチオ基、ア
リール基、アリールチオ基、複素環チオ基、シアノ基を
示し、こちらは、それぞれ同じでも異っていてもよく、
R5とR6は結合して環を形成していてもよい。
本発明をさらに詳細に説明する。
前記一般式で表わされる化合物においてR1−R4で表
わされるハロゲン原子は弗素原子、@素原子、臭素原子
、沃素原子を包含する。R1〜R4、R’%Rで表わさ
れるアルキル基は好ましくは、炭素数lないし20のア
ルキル基を示し、直鎖アルキル基、分岐アルキル基のい
ずれであってもよ<、tた、ft換、無置換のいずれで
あってもよい。
R−R,R,Rで表わされるアリール 基は、好ましくは炭素数が6ないしl弘のアリール基で
あり、置換、無置換のいづれであってもよい。
R1〜Rで表わされる複素環基は、好ましくはj員環ま
たは6員環であり、置換、無置換のいずれであってもよ
い4、 R−Rで表わされるシクロアルキル基ハ好ましくはj員
環基または6員環基であり、置換、無置換のいずれであ
ってもよい。
R1〜Rのうち、隣り合った置換基が互いに結合して形
成される環は好ましくは、6員環であり、エリ好ましく
はベンゼン環であり、このベンゼン環は置換、無置換の
いずれであってもよ(、また、縮合したものであっても
よい。
二つのU  が互いに結合して形成される環は好ましく
は、6員環であり、より好ましくはベンゼン環であり、
このベンゼン環は置換、無置換のいずれであってもよく
、また、縮合したものであってもよい。
R−R,R,Rで表わされる直鎖もし くは分岐のアルキル基としては、たとえば、メチル基、
エチル基、プロピル基、グチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサ
デシル基、オクタデシル基など?あげることができる。
R1〜FL  、R、Rで表わされるアリール基として
は、たとえば、フェニル基、ナフチル基などをあげるこ
とができる。
R1〜Rで表わされる複素環基は、ヘテロ原子として、
環中に少くとも7個の窒素原子、酸素原子もしくはイオ
ウ原子を含むjないし6員の複素環基であり、たとえば
、フリル基、ヒドロフリル基、チェニル基、ピラゾリル
基、ピロリジル基、ピリジル基、イミダゾリル基、ピラ
ゾリル基、キノリル基、インドリル基、オキサシリル基
、チアゾリル基など馨あげることができる。
R1〜Rで表わされるシクロアルキル基としては、たと
えば、シクロペンチル基、シクロアキル基、ンクロヘキ
セニル基、ンクロヘキサジエ二ル基などをあげることが
できる。
R−Hのうち、隣り合った置換基が互いに結合して形成
される6員環とじてに、たとえばベンゼン環、ナフタレ
ン環、インベンゾチオフェン還、イソベンゾフラン環、
イソインドリン環などをあげることができる。
上記のR−Rで表わされるアルキル基、シクロアルキル
基、アリール基あるいは複素環基は2価の連結基、たと
えばオキシ基(−0−)、チオ基(−8−)、アミン基
、オキシカルボニル基、カルボニル基、カルバモイル基
、スルファモイル基、カルボニルアミノ基、スルホニル
基またはカルボニルオキシ基などを介して、ベンゼン環
上の炭素原子に結合していてもよい。
R1〜Rで表わされるアルキル基が上記の2価の連結基
を介してベンゼン環上の炭素原子に結合している例とし
ては、アルコキシ基(たとえば、メトキシ基、エトキシ
基、ブトキン基、プロポキン基、n−デシルオキシ基、
n−ドデシルオキ7基、または、n−ヘキサデシルオキ
シ基など)、アルコキンカルボニル基(たとえばメトキ
シカルボニル基、エトキシカルボニル基、ブトキシカル
ボニルM、n−デシルオキシカルボニル基またはn−ヘ
キサデシルオキシカルボニル基など)、アシル基(たと
えば、アセチル基、バレリル基、ステアロイル基、ベン
ゾイル基またはトルオイル基など)、アシルオキシ基(
たとえば、アセトキシ基またはヘキサデシルカルボニル
オキシ基ナト)、アルキルアミノ基(たとえば、n−ブ
チルアミノ基、N、N−ジエチルアミノ基またはN、N
−ジブシルアば)基など)、アルキルスルファモイル基
(たとえは、ブチルスルファモイル基、へ、N−ジエチ
ルスルファモイル基またはn−ドデシルスルファモイル
基など)、スルホニルアミノ基(たとえば、メチルスル
ホニルアミノ基、!たはブチルスルホニルアミノ基など
)スルホニル基(タトエハ、メシル基、またはエタンス
ルホニル基など)、またにアジルアミノ基(たとえば、
アセチルアミノ基、バレリルアミノM、/I!ルミトイ
ルアミ7基、ベンゾイルアミノ基またはトルオイルアミ
ノ基など)などをあげることができる。
R1〜R4で表わされるシクロアルキル基が上記の2価
の連結基な介して本発明の化合物の環上の炭素原子に結
合している例としては、フクロヘキシルオキシ基、シク
ロヘキシルカルボニル基、フクロヘキシルオキシカルボ
ニル基、シクロアキルアζノ基、シクロヘキセニルカル
ボニル基またはシクロヘキセニルオキシ基などtあげる
ことができる。
R1−R4で表わされるアリール基が上記の2価の連結
基を介して本発明の化合物の環子の炭素原子に結合して
いる例としては、アリーロキシ基(たとえば、フェノキ
シ基またはナフトキシ基など)、アルコキシカルボニル
基(たとえば、フェノキシカルボニル基またはナフトキ
シカルボニル基など)、アシル基(たとえばベンゾイル
基またはナフトイル基など)、アニリノ基(たとえばフ
ェニルアミノ基、N−メチルアニリノ基またはN−アセ
チルアニリノ基など)、アシルオキシ基(たとえば、ベ
ンゾイルオキシ基または、トルオイルオキシ基など)、
アリールカルバモイル基(たとえば、フェニルカルバモ
イル基など)、了り−ルスル7アモイル!(たとエバフ
ェニルスルファモイル基など)、アリールスルホニルア
ばノ基(フェニルスルホニルアミノi、p−)IJルx
ルホニルアミノ基など)、アリールスルホニル基(ベン
ゼンスルホニル基、トシル基など)、マたはアシルアミ
ノ基(たとえはベンゾイルアミノ基など)をあげること
ができる。
R5、Rで表わされるアルキルチオ基猷直鎖アルキルチ
オ基、分岐アルキルチオ基のいづれであってもよく、ま
た、置換、無置換のいづれであってもよい。
R5、Rで表わされるアルキルチオ基は好ましくは炭素
数が/ないし2Qのアルキルチオ基であり、たとえばメ
チルチオ基、エチルチオi、n−ブチルチオ基、n−デ
シルチオ基、n−ヘキサデシルチオ基などをあげること
ができる。
R,R’で表わされるアリールチオ基は好ましくに炭素
数が6ないし/4Aのアリールチオ基であり、置換、無
置換のいづれであってもよい。このアリール基としては
、たとえば、フェニルチオ基、l−ナフチルチオ基など
!あげることができる。
R5、R6で表わされる複素環チオ基の複素環基は、ヘ
テロ原子として、環中に少くとも1個の窒累原子、酸累
原子もしくはイオウ原子を含むjないし6員の複素環基
であり、たとえば、フリル基、ヒドロフリル基、チェニ
ル基、ビローリル基、ピロリジル基、ピリジル基、イば
ダゾリル基、ピラゾリル基、キノリル基、インドリル基
、オキサシリル基、チアゾリル基などをあげることがで
きる。
R5とR6は互いに結合して環を形成していてもよいが
、この場合、好ましくは、j員環または6員環がよく、
環の構成元素は炭素以外の元素(たとえばO,N、Sな
ど)を含んでいてもよい。
上記のR1−R4で表わされるアルキル基、アリール基
、複素環基、シクロアルキル基、隣り合う置換基が互い
に結合して形成される6員環、二つのRが互いに結合し
て形成される6員環、RsR6で表わされるアルキル基
、アルキルチオ基、アリール基、アリールチオ基、複素
環チオ基または R5とR6が互いに結合して形成され
る環は、ハロゲン原子(たとえば塩素原子、臭素原子ま
たは弗素原子など)、シアノ基、水酸基、オキソ基、チ
オキソ基、直鎖もしくは分岐のアルキルi(たとえば、
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル
基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル
基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基
またはメトキシエトキシエチル澁なと)、アリール基(
たとえば)工二ル&、lJル基、ナフチル基、クロロフ
ェニル基、メトキシフェニル基またはアセチルフェニル
基なと)、アルコキシ基(たとえば、メトキシ基、エト
キシ基、ブトキシ基、プロポキシ基またはメトキシエト
キシ基など)、アリーロキシ基(たとえばフェノキシ基
、トリロキシ基、ナフトキシ基またにメトキシフェノキ
シ基など)、アルコキシカルボニル基(たとえば、メト
キシカルボニル基、゛ ブトキシカルボニル基またはフ
ェノキシメトキンカルボニル基など)、アリーロキシカ
ルボニル基(たとえば、フェノキシカルボニル基、トリ
ロキシカルボニル基またはメトキシフェノキ7カルボニ
ル基などン、アンル基(たとえばホルミル暴、アセチル
基、バレリル基、ステアロイル基、ベンゾイル基、トル
オイル基、ナフトイル基またはp−メトキシベンゾイル
基など)、アシルオキシ基(たとえば、アセトキシ−j
bマたはベンゾイルオキシ基など)、アシルアミノ基(
たとえば、アセトアミド基、ベンズアミド基、またはメ
トキ7アセトアミド基など]、アニリノ基(たとえば、
フェニルアミノ基、N−メチルアニリノ晶、ヘーフェニ
ルアニリノ基、またはヘーアセチルアニリノ基ナト)、
アルキルアミ7基(たとえば、n−7fルアミノ基、N
、N−ジエチルアミノ基、≠−メトキシー〇−ブチルア
ミノ基など)、カルIくモイル基(たとえば、n−ブチ
ルカルIくモイル基 N。
ヘージエチルカルバモイル基、(1−7”チルスルファ
モイルik、 N 、 N−ジエチルスルファそイル基
、n−’t”テシルスルファモイル基、またUN−(弘
−メトキシーn−プチルンスル7アモイル基など)、ス
ルホニルアミノ基(たとえば、メチルスルホニルアミ7
基、フェニルスルホニルアミ7基、またはメトキシメチ
ルスルホニルアミノ基など)、またはスルホニル基(た
とえば、メシル基、トシル基またはメトキシメタンスル
ホニル基など)などで#L換されていてもよい。
前記一般式で表わされる(ジピリジル)(シスー/、2
−エチレンジチオラトンニックル誘導体の製造は、一般
に、次のようにして行うことができる。
無水メタノールにシスー/、2−エチレンジチオール誘
導体又は、そのアルカリ金属塩?溶かす。
(前駆体から調製する場合もあるりこの溶液に、(ジピ
リジル)(ジハロ)ニッケル(II)訪導体錯体を粉末
又はメタノール浴液で加えて、か(はんし、生成した沈
殿ンろ過する。この沈殿をジクロロメタンなどのM機浴
媒で抽出し、濃縮して、ゆつ(リメタノールを加えると
求める錯体の結晶が得られる。
前記一般式で表わされる化合物のうち好ましいものを例
示すればwl1表の通りであるが、本発明は、これらの
例示化合物に限定されるものではないことはもちろんで
ある。第1表には本発明の化合物について置換基のみt
員体的に示す。これらの例示化合物に限定されるもので
はないことはもちろんである。
(20ン (75〕 (92ン (11す (118ン (122ン 本発明に用いる出発物質である各種(ジピリジル)(ジ
ハロ)ニッケル訪導体はJ 、Inorg。
Nucl、Chem、at  10447(/り67)
に記載の方法によって合成ですることができる。
また、本発明の化合物については、例えば特願昭6フ一
−711/弘号明細書の実施例1〜4において記載され
た方法で合成することができる。
これらの化合物のいくつかの吸収極大(λmaxとモル
吸光係数(ξmax ” i ”mo!  ・cm一単
位)及び融点(分解点)は下記第1表の通り1ある。
本願発明に係る有機基体物質は、塩基性染料、酸性染料
、直接染料、可溶性建染染料、媒染染料などの水浴性染
料、硫化染料、建染染料、油溶染料、分散染料、アゾイ
ック染料、酸化染料のごとき不溶性染料、あるいは反応
性染料などの染色的性質上の分類に属する染料をすべて
包含する。これらの有機基体物質は日光の照射下で、有
色に見える染料に止まらず、無色ないしは淡黄色の螢光
増白染料も包含する。
これらの染料のうち、本願発明に好ましく用いられる染
料はキノンイミン染料(アジン染料、オキサジン染料、
チアジン染料などン、メチン及びポリメチン染料(シア
ニン染料、アゾメチン染料など)、アゾ染料、アントラ
キノン染料、インドアミン及びインドフェノール染料、
インジゴイド染料、カルボニウム染料、ホルマザン染料
などの化学構造上の分類に属する染料を包含する。
本願発明に係わる有機基体物質はポリオレフィン、ポリ
アミド、ポリジエン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリル酸
、ボ゛リスチレン、ポリビニルアルコール、ポリエステ
ル、ポリエーテル、ポリウレタン、ポリアセタール、ポ
リカーボネートポリ7エ二レンオキサイドなどの全ての
高分子化合物を包含する。
これらの高分子化合物のうち、本願発明に好ましく用い
られるものは、ポリオレフィン、ポリジエン、ポリスチ
レンなどを包含する。
本願発明に係わる有機基体物質は高密度光記録、たとえ
ば、光ディスクの配録媒体として、用いられるようなシ
アニン色素などのメチン糸色素、ナフトキノン色素、イ
ンドアニリン色素、アズレン系色素などをすべて包含す
る。
本発明を実施するに際して基体物質として用いることの
できる染料の例としては、下記のものを挙げることがで
きるが、本発明はこれらのみに限定されるものではない
OC2H50C285 io、     NH2O 握  O に4H9 α 前述したように、本発明に係る金属錯体は有機基体物質
を安定化するものである。
この安定化の効果が発揮されるのは金属錯体と有機基体
物質が適当な媒体又は、結合剤中に一様に分散している
場合である。
このような、媒体又は結合剤の例、としては、プラスチ
ックスのような高分子材料が挙げられる。
例えばポリエチレンテレフタレートで代表されるポリエ
ステル類、セルロースジアセテート、セルローストリア
セテート、セルロースアセテートブチレートなどのセル
ロースエステル類、ポリエチレン、ポリプロピレンなど
のポリオレフィン類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン
などのポリビニル化合物、ポリメチルメタクリレートな
どのアクリル系付加重合体、ポリ炭酸エステルから成る
ポリカーボネート、フェノール樹脂、ウレタン系樹脂ま
たはゼラチンなど親水性バインダーなどを挙げることが
できる。より好ましい媒体としては以下のようなものが
ある。
1)ポリオレフィン ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ≠−メチルペンテ
ルーlなと。
11)ポリオレフィン共重合体 例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ア
クリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸共重
合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテ
ン−l共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体、
エチレンプロピレンターポリマー(EPT)など。
この場合、コモノマーの重合比に任意のものとすること
ができる。
111)塩化ビニル共重合体 例えば、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、塩化ビニル
−塩化ビニリデン共1合体、塩化ビニル−無水マレイン
酸共重合体、アクリル酸エステルないしメタアクリル酸
エステルと塩化ビニルとの共重合体、アクリロニトリル
−塩化ビニル共重合体、塩化ビニルエーテル共重合体、
エチレンないしプロピレン−塩化ビニル共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体に塩化ビニルをグラフト重合
したものなど。この場合、共重合比は任意のものとする
ことができる。
IV)塩化ビニリデン共重合体 塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン
−塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニリ
デン−ブタジェン−・・ロゲン化ビニル共重合体など。
この場合、共重合比に、任意のものとすることができる
■)ポリスチレン Vl)スチレン共重合体 例えば、スチレン−アクリロニトリル共重合体(AS樹
脂)、スチレン−アクリロニトリル−ブタジェン共重合
体(ABS樹脂ン、スチレン−無水マレイン酸共重合体
(SMA樹脂)、スチレン−アクリル酸エステル−アク
リルアミド共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体(
SBR)、スチレン−塩化ビニリデン共重合体、スチレ
ン−メチルメタアクリレート共重合体など。
この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
vll)スチレン型重合体 例えば、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、2
.j−ジクロルスチレン、α、β−ビニルナフタレン、
α−ビニルピリジン、アセナフテン、ビニルアントラセ
ンなど、あるいはこれらの共重合体、例えば、α−メチ
ルスチレンとメタクリル酸エステルとの共重合体。
vm )クマロン−インデン樹脂 クマロン−インデン−スチレンの共X合体。
1×ンテルペン樹脂ないしピコライト 例えば、α−ピネンから得られるリモネンの重合体であ
るチルはン樹脂や、β−ピネンから得られるピコライト
×)アクリル樹脂 特に下記式で示される原子団を含むものが好ましい。
式       R21 −C[4−C− −0R22 上記式において、Rztは、水素原子またはアルキル基
を表わし、R22は、wt換または非置換のアルキル基
を表わ丁。この場合、上記式において、R21は、水素
原子または炭素原子数/−1の低級アルキル基、特に水
素原子またはメチル基であることが好ましい。
また、R22は、置換、非置換いずれのアルキル基であ
ってもよいが、アルキル基の炭素原子数は/−4である
ことが好ましく、また、R22が置換アルキル基である
ときには、アルキル基を置換するlitメチル基水酸基
、ハロゲン原子またはアミノ基(特に、ジアルキルアミ
ノ基Jであることが好ましい。
このような上記式で示される原子団は、他のくりかえし
原子団とともに、共重合体を形成して各檀アクリル樹脂
を構成してもよいが、通常は、上記式で示される原子団
の7M!マたFi2PJ以上をくりかえし単位とする単
独重合体または共重合体を形成してアクリル樹脂を構成
することになる。
×1)ポリアクリロニトリル ×11) アクリロニトリル共重合体 例えば、アクリロニトリル−酢酸ビニル共重合体、アク
リロニトリル−塩化ビニル共重合体、アクリロニトリル
−スチレン共重合体、アクリロニトリル−塩化ビニリデ
ン共重合体、アクリロニトリル−ビニルピリジン共重合
体、アクリロニトリル−メタクリル酸メチル共重合体、
アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、アクリロニト
リル−アクリル酸ブチル共重合体などう この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
X1li)  ダイアセトンアクリルアミドポリマーア
クリロニトリルにアセトンを作用させたダイア七トンア
クリルアミドポリマー。
×1v)ポリ酢酸ビニル XV)  酢酸ビニル共重合体 例えば、アクリル酸エステル、ビニルエーテル、エチレ
ン、塩化ビニル等との共重合体など。
共重合比は任意のものであってよい。
×v1)ポリビニルエーテル 例えば、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルエチル
エーテル、ポリヒニルブテルエーテルなど。
XV+1 >  ボリアずド この場合、ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン
&−6.fイロンA−101fイロン6−lコ、ナイロ
ンタ、ナイロン//、ナイロンlλ、ナイロン73等の
通常のホモナイロンの他、ナイロン676−6、#−7
0,ナイロン67ロー671コ、ナイロン6/4−4/
/ /等の重合体や、場合によっては変性ナイロンであ
ってもよ刈1iリ ポリエステル 例えば、シュク酸、コハク酸、マレイン酸、アジピン酸
、セバステン酸等の脂肪族二塩基酸、あるいはイン7タ
ル酸、テレフタル酸などの芳香族二塩基酸などの各種二
塩基酸と、エチレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール等のグリコール類と縮
合物や、共縮合物が好適である。
そして、これらのうちでは、特に脂肪族二塩基酸とグリ
コール類との縮合物や、グリコール類と脂肪族二塩基酸
との共縮合物は、特に好適である。
さらに、例えば、無水フタル酸とグリセリンとの縮合物
であるグリプタル樹脂を、脂肪酸、天然樹脂等でエステ
ル化変性した変性グリプタル樹脂等も好適に使用される
X+X)  ポリビニルアセタール系樹脂ポリビニルア
ルコールを、アセタール化して得られるポリビニルホル
マール、ポリビニルアセタール系樹脂はいずれも好適に
使用される。
この場合、ポリビニルアセタール系樹脂のアセタール化
度は任意のものとすることができる。
XX)  ポリウレタン樹脂 ウレタン結合をもつ熱可塑性ポリウレタン樹脂。
特に、グリコール類とジイソシアカート類との縮合に工
って得られるポリウレタン樹脂、とりわケ、アルキレン
グリコールとアルキレンジイソシアナートとの縮合によ
って得られるポリウレタン樹脂が好適である。
××1)ポリエーテル スチレンホルマリン樹脂、環状アセタールの開環重合物
、ポリエチレンオキサイドおよびグリコール、ポリプロ
ピレンオキサイドおよびグリコール、プロピレンオキサ
イド−エチレンオキサイド共重合体、ポリフェニレンオ
キサイドなど。
X=3  セルロース誘導体 例、t ハ、ニトロセルロース、アセチルロース、エチ
ルセルロース、アセチルブチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メ
チルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースな
ど、セルロースの各種エステル、エーテルないしこれら
の混合体。
xxiiHポリカーボネート 例えば、ポリジオキシジフェニルメメンカーボネート、
ジオキシジフェニルプロパンカーy++”$−ト等の各
種ポリカーボネート。
XXIV )アイオノマー メタクリル酸、アクリル酸などのNa、Li、Zn、M
g塩など。
XXVJケトン樹脂 例えは、シクロヘキサノンやアセトフェノン等の環状ケ
トンとホルムアルデヒドとの縮合物。
xxv+)キシレン樹脂 例えば、m−キシレンまたはメシチレンとホルマリンと
の縮合物、あるいはその変性体。
XXV+H石油樹脂 C5系、C9系、C3−C9共東合系、ジシクロはンタ
ジエン系、あるいは、これらの共重合体ないし変性体な
ど。
XXVX上町1)〜x xvi >の2N1以上のブレ
ンド体、またはその他の熱可塑性樹脂とのブレンド体。
本願発明に係わる有機基体物質は、写真の分野で用いら
れる画像形成用染料たとえば、カラーカプラー、DRR
化合物、DRRカプラー、アミトラシン化合物、色素現
像薬などから形成される染料、銀色素漂白法用染料など
を丁べて包含する。
これらの有機基体物質としては、特開昭jj−lλ/コ
タ号公開公報第/!頁から第25頁に記載された化合物
及びそこに引用されている文献に相当する化合物が何月
に用いられている。
前述したように、本発明に係る金属錯体は基体物質を安
定化するものである。これらの化合物を写真の分野に用
いる場合は乳剤層のいずれかもしくは全体の中に存在さ
せることができる。これらの化合物はカラー転写材料の
非感光性部分に含まれる層のいずれかに存在させること
もできる。
写真の分野に用いる場合はこれらの錯体な低沸点の有機
溶剤あるいは水と混和しうる有機溶媒、たとえばアルコ
ール類(メタノール、エタノール、イソプロ/ξノール
、ブタノールなど)、エーテル類(ジメチルエーテル、
エチルメチルエーテル、ジエチルエーテル、l−エトキ
シプロパンなど)、クリコールg(/、2−エタンジオ
ール、/lλlブーパンジオール、/、3−−10パン
ジオールなど)、ケトン類(アセトン、エチルメチルケ
トン、3−ペンタノンなど)、エステル類(ギ酸エチル
、酢酸メチル、酢酸エチルなど)、アミド類(ホルムア
ミド、アセトアミド、コハク酸アミドなど1のうち写真
特性に悪影響を及ぼさないものに浴解し、浴液として、
写真層を構成する親水性コロイドに添加することにより
、基体物質を安定化するのに供することができる。この
工程は、)・ロゲン化銀写真乳剤を製造する工程、カプ
ラーを乳化分散する工程、写真用塗布液を調製する工程
など、塗布以上の工程であることが望ましい。
また、これらの錯体な写X層を構成する親水性コロイド
中に導入するために、カプラーの分散に対して記載され
ている方法と同じ方法を用いることができる。すなわち
、米国特許第2.304’ 。
り3り号及び米国特許第一、32λ、027号はこの材
料を溶解するために高沸点有m浴剤の使用を開示してい
る。適用可能な他の方法は米国特許第2,10/、17
0号、第2,10/、171号及び第2.り弘2.36
0号に記載されており、これらの方法においては低沸点
もしくは水溶性有機溶剤が高沸点溶剤とともに用いられ
ている。
本発明に係る基体化合物及び金属錯体を分散するのに有
効な高郷点浴剤はジ−n−ブチル7タレート、ベンジル
フタレート、トリフェニルホスフェート、トリーローク
レジルホスフェート、ジフェニルモノ−p−tert−
”7’チルフエニルホスフエート、モノフェニルジ−p
−tert−プチルフェニルホルフエート、ジフェニル
モノ−〇 −クロロフェニルホスフェート、モノフェニ
ルシーo−10ロフエニルホスフエート、コ、a−ジー
n−アミルフェノール、コ、4C−ジーt−アミルフェ
ノール、N、N−ジエチルラフルアミドおよび米国特許
第J、676、/37号に記載のリン酸トリオクチル、
リン酸トリヘキシルなどを包含する。
これらの高沸点溶剤とともに有利に用いることのできる
低沸点もしくは水浴性有機溶剤は、例えば、米国特許*
J 、II/ 、/ 7/号、第J、foi、i’io
号及び第2,2μ2.360号に開示されている。
これらの有機溶剤は、 (1)実質的に水に不溶の低沸点有機溶剤、例えば酢酸
メチル、エチル、プロピル及びブチル、酢酸インプロピ
ル、プロピオン酸エチル、5ec−ブチルアルコール、
蟻酸エチル、蟻酸ブチル、ニトロメタン、ニトロエタン
、四[化炭L りo o ホルムなど、及び (2)水溶性有機浴剤、例えばメチルイソブチルケトン
、酢酸β−二トキシエチル、アジピン酸β−ブトキシテ
トラζドロフルフリル、ジエチレングリコールモノアセ
テート、酢酸メトキシトリグリコール、アセトニルアセ
トン、ジアセトンアルコール、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、ジプロピレングリコール、アセト
ン、メタノール、エタノール、アセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミド、ジオキサンなど、 を包含する。
基体物質と錯体の両者は写真エレメントの親水コロイド
層のいずれかもしくにいくつかの中に存在することがで
きる。これらの物質は感光性のエレメント及び、写真拡
散転写フィルムユニットに用いられる色素画像受容体の
ような非感光性エレメント中に存在していてもよい。基
体物質及び錯体がこのような非感光性の画像記録エレメ
ント中に含まれる場合には、基体物質は媒染されている
ことが好ましい。従って、このような用い方に対しては
、錯体は、安定化子べき染料より拡散して離れてい(こ
とのないように受像体の媒染層に保持され得るような分
子形態を有していることが好ましい。
本発明の方法を画像転写フィルムユニットのような写真
エレメントの耐光性を改良するのに用いる場合、効果的
であると思われるい(つかのタイプがある。1つの用途
は米国特許第コ、112゜tzb号に記載されているよ
うなインビビジョン転写フィルムユニットである。もう
1つの用途は米ti特許第2.01r7.r/7号、!
、/Ir!。
147号、a、5Pr3.bob号、J 、 21J 
りlj号、3,227,110号、! 、 227 。
11/号、3.ココア、132号、3.弘/j。
11号、j、!/j、44り号、j、ダij。
6176号、J、j?4c、7644号及びJ 、jP
$。
161号並びにベルギー特許第757;2!?号及び7
!7.り60号に記載されているようなカラー画像転写
フィルムユニットである。
本発明の実施に用いられる錯体及び基体物質はProd
uct  Licensing  Index、  タ
コ巻(lり77年12月)、タコ32号、107〜l7
0頁に記載されているような材料とともに、その方法に
従って用いることができる。
いかなる量の錯体も本発明の改良をもたらすはずであり
理論的には用いられ得る肴の上限はない。
感光材料のl平方メートルあたり少な(とも/マイクロ
モルの錯体が存在するのが好ましり、l平方メートルあ
たり約10〜/X10’マイクロモルの錯体が存在下れ
ば更に好ましい。
又、これらの金属錯体は、例えばチヌビン系、/%イド
ロキノン系などの紫外線吸収剤と併用してもよい。
一般に、基体物質濃度はカラー写真技術において通常用
いられる!l!度に等しいはすである。これらの濃度は
カラー写真における当業者によ(知られている。基体物
質は感光材料の7平方メートル当り約10−70  マ
イクロモルの範囲の量で存在するのが好ましい。感光材
料の7平方メートル当り約100〜約3×IQ3マイク
ロモルの範囲の量で存在するのが更に好ましい。
本発明の方法において用いられる写真感光材料には、通
常写真感光材料の支持体として用いられるものがすべて
用いられる。例えばセルロースナイトレートフィルム、
セルロースアセテートフィルム、セルロースアセテート
フチレートフィルム、セルロースアセテートフロビオネ
ートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンテ
レフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、そ
の他これらの積層物、紙などがある。バライタ又はα−
オレフィンポリマー特にポリエチレン、ポリフロピレン
等炭素原子2〜10のα−オレフィンのポリマーを塗布
またはラミネートした紙、特公昭弘7−/りo6r号に
示されているような表面を粗面化することによって、他
の高分子物質との密着性を良化し、プラスチックフィル
ム等の支持体なども好適である。
本発明の方法において用いられる写X感光材料には種々
の親水性コロイドが用いられ、写真乳剤用および/又は
他の写真構成層用のバインダーとして使用する親水性コ
ロイドには例えばゼラチンコロイド状アルブミン、カゼ
イン、カルボキシメチルセルローズ、ヒドロキシエチル
セルローズ等のセルローズ誘導体、寒天、アルギン酸ソ
ーダ、澱粉誘導体などの糖誘導体、合成親水性コロイド
、例えばポリビニルアルコール、ポリへ−ビニルピロリ
ドン、ポリアクリル酸共重合体、無水マレイン酸共重合
体、ポリアクリルアミドまたはこれらの誘導体・部分加
水分解物等があげられる。必要に応じてこれらのコロイ
ドの二つ以上の相溶性混合物を使用する。
この中で最も一般的に用いられるのはゼラチンであるが
、ゼラチンは一部または全部を合成高分子物質で置きか
えることができるほかいわゆるゼラチン誘導体すなわち
分子中に含まれる′ぎ能基としてのアミノ基、イミノ基
、ヒドロオキ7基、カルボキシル基をそれらと反応し得
る基を一個持った試薬で処理・改質したものは或は他の
高分子物質の分子鎖を結合させたグラフトポリマーで薩
き換えて使用してもよい。
本発明において使用される写真乳剤層及びその他のT−
には、合成重合体化合物、例えばラテックス状の水分散
ビニル化合物重合体、特に写真材料の寸度安定性を増大
する化合物などを単独また混合(異種1合体の)で、あ
るいはこれらと親水性の水透過性コロイドと組合せて含
ませても工い。
本発明の方法において用いられる・・ロゲン化銀写真乳
剤は通常水飽性銀塩(たとえば硝酸銀)浴液と水溶性ハ
ロゲン塩(たとえば臭化カリウム)溶液とを、ゼラチン
の如き水浴性高分子浴液の存在下で混合してつ(られる
。この・・ロゲン化銀としては塩化銀、臭化銀のほかに
混合ハロゲン化銀たとえば塩臭化、ヨウ臭化、塩ヨー臭
化鉛等を用いることができる。これらのハロゲン化銀粒
子は公知、慣用の方法に従って作られる。もちろんいわ
ゆるシングル或はダブルジェット法、コントロールダブ
ルジェット法などを用いて作ることも有用である。また
別々に形成したコ種以上のハロゲン化銀写真乳剤を混合
してもよい。
上記の写真乳剤には感光材料の製造工程、保存中或いは
処理中の感度低下やカプリの発生を防ぐために棟々の化
合物を添加することができる。それらの化合物は弘−ヒ
ドロキシ−6−メチル−/。
J、Ja、7−チトラザインデン、3−メチル−ベンゾ
チアソール、l−フェニル−j −メルカiトチトラゾ
ールをはじめ多くの複素環化合物、含水銀化合物、メル
カプト化合物、金属塩類など極めて多くの化合物が古く
から知られている。
本発明の方法において用いられるハロゲン化銀乳剤は、
また常法によって化学増感をすることができる。化学増
感剤としては、塩化金酸塩、三塩化金などの金化合物、
白金、パラジウム、イリジウム、またはロジウムのよう
な貴金属の塩類、チオ硫酸ソーダのごとき銀塩と反応し
て硫化銀を形成するイオウ化合物、第一スズ塩、アミン
類、その他の還元性物質などがあげられる。
本発明の方法において用いられる写真乳剤は必要に応じ
、シ゛アニン、メロンアニン、カルボシアニン等のシア
ニン色素類の単独もしくは組合せ使用またはそれらとス
チリル染料等との組合せ使用によって分光増感や強色増
感を行うことができる。
その選択は増感子べき波長域、感度等感光材料の目的、
用途に応じて任意に定めることができる。
本発明の方法において用いられる感光材料の、親水性コ
ロイド層は必要に応じ、各種の架橋剤によって硬化する
ことができる。たとえば、アルデヒド糸化合物、活性ハ
ロゲン化合物、ビニルスルホン化合物、カルボジイミド
化合物、N−メチロール化合物、エポキシ化合物などの
中から選んで用いることができる。
本発明の方法をカラー写真感光材料に適用する場合の一
実施態様としては、像露光後、常法に従って処理され、
色像が形成される。この場合の王な工程は、カラー現像
、漂白、定着であり、必要に応じ、水洗、安定などの工
程が入りうる。これらの工程は、漂白定着のように2つ
以上の工程を一浴で行なうこともできる。カラー現像は
、通常、芳香族第1級アミン現像主県を含むアルカリ性
溶液中で行なわれる。
本発明の方法をカラー写真感光材料に適用する場合の他
の実施態様としては、このカラー写真感光材料がカラー
拡散転写用フィルムユニットである場合には、感光材料
の処理は自動的に感光材料内部で行われる。この場合は
、破裂可能な容器中に現像主薬が含有される。現像主薬
としては、前述の芳香族第一級アミン現像主薬のほかに
、N−メチルアミンフェノール、l−フェニル−3−ピ
ラゾリドン、l−フェニル−μ、4!−ジメチルー3−
ピラゾリドン、l−フェニル−ぴ−メチル−ヒドロキク
メチル−3−ピラゾリドン、3−メトキシ−N、N−ジ
エチル−p−フェニレンジアミンなどを用いることがで
きる。
本発明の方法において用いられる写真感光材料中に色画
像を形成させるためには、前述の染料形成カラーカプラ
ーとp−フェニレンジアミン系の発色現像主薬の酸化体
とのカップリング反応を用いる方法、色素現像薬を用い
る方法、DRR化合物の酸化環装反応を用いる方法、D
DRカプラーのカップリング反応による染料の離脱反応
を用いる方法、DDRカプラーのカップリング反応によ
る染料形成反応を用いる方法またに銀色素漂白法を用い
る方法など、公知の方法を用いることができる。
したがって、本願発明の方法を写真感光材料に適用する
場合に蝶、カラーポジフィルム、カラーペー/ξ−、カ
ラーネガフィルム、カラー反転フィルム、カラー拡散転
写用フィルムユニット、銀色素漂白用感光材料など各種
のカラー写真感光材料に適用できる。
いかなる童の金属錯体も本発明の改良をもたらすはずで
あり、過剰に使用しても望ましくない色を与えることが
ある以外に製品を害することがないので、理論的には用
いられ得る情の上限はない。
いずれの有機基体物質に対しても少(とも0゜O1モル
パーセント以上存在することが好ましく、0.1モルパ
ーセント以上存在丁れば更に好ましい。添加量に応じて
効果があるので上限はないが、実質的には10万モルチ
以下の範囲で用いられる。
又、これらの金属錯体は、例えばチヌビン糸、ハイドロ
キノン系などの紫外線吸収剤と併用してもよい。
「実施例」 次に本発明を実施例に基づき、更に詳細に説明する。
実施例 1 ポリプロピレン粉末に、化合物(2)を0.21重it
)加え、lり0 ’C,/分間加圧し、フィルム(20
0μ)を作り、これをキセノンウェザ−メーター〔アト
ラス・ウェザ−・0・メーター(キセノン6 、 j 
KW、照度io万ルクス)」を用いてパネル温度tpo
’c、相対湿度jO%の条件で露光し、露光時間に応じ
たカルボニルインデックスを測定してプロピレンの劣化
を調べた。
無添加のポリプロピレンを対照物とした。その結果を第
7図に示す。
ここで、カルボニルインデックスとは、ポリプロピレン
が光劣化してくるにつれて生成するカルボニル基を、試
料の赤外スはクトルで追跡し、その/、710−’Cm
における吸光度を試料の厚さくずクロンλで除したもの
である。
第1図より明らかなように、化合物(2)はポリプロピ
レンの光劣化を防止する効果があった。
実施例 2 ジメチルホルムアミド溶液(20ml)中の種々の基体
色素ないづれも金属錯体の存在下に、退色試験を行った
。これらの溶液には、光照射前、基体色素は2x10−
’モル及び、金属錯体は、6xio   モル溶解させ
た。
露光は、UVカットフィルター付キセノンランプ(20
万ルツクス)で行った。露光時間は200時間である。
結果を第2表に示す。
実施例 3 例示化合物(79)および(82)を用い、下に重量部
で示した組成で各成分を混合し、よくか(はんしてから
、口過後、金属の支持体上に流延法により塗布して製膜
後、剥離し、フィルムを得た。
(厚さ2jはクロンン これに、キセノンランプ(20万ルクス)を5時間照射
して、色素残存率を調べた。
結果を9$3表に示す。
組成例 TAC(三酢酸セルロース)     /70部TPP
(ljフェニルホスフェイト)’IO部メチレンクaリ
ド         100部メタノール      
      ibo部例示化合物(79)または(82
)      λ部基体化合物           
   /部実施例 4 /−(、,2,弘、6−ドリクロロフエニル)−3−(
−−クロロ−!−テトラデカンアミド)アニリノ−μm
(μm(N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエ
チル)アミノフェニルイミノ)−!−オキソーコーピラ
ゾリンo、tpをトリクレジル7オス7エート3ゴ及び
酢酸エチルjibに溶解させ、この溶液を/Jドデシル
ベンゼンスルホン酸ナナトリウム水溶液l−含むio@
ゼラチンiopに乳化分散させた。次いでこの乳化分散
物を10tsゼラチン10IIと混合しポリエチレンで
両面ラミネートした紙支持体上に塗布し乾燥した。(試
料Aン 同様の方法で上記の乳化分散物を作る際に本発明の化合
物(8月を30ダ加え、試料Aと同様の方法で塗布した
試料B1及び色素の光退色防止剤としては公知の2.5
−ジーtert−オクデル・・イドロキノンをそれぞれ
/に’1119、/!0119加え、試料Aと同様の方
法で塗布した試料C1試料りをつくった。染料の塗布量
はいずれも60■/、2となるように塗布した。これら
の試料A−Dについてキセノンテスター(照rIL20
万ルックス)に富士フィルム製紫外線カツトフィルター
c−g。
を付けて44を時間退色テストした。その結果を第参表
に示す。
測定にマクベス濃度計RDj/4’戴でステータスAA
フィルターのグリーンフィルターで測定した。本発明の
化合物(82)を含む試料Bは他のA。
C,Dに比べて退色が極わめて少なく特に試料C1試料
りについてはジーtert−オクチルハイドロキノンが
それぞれ本発明の化合物(82)と等モル、10倍モル
添加しているにもかかわらず退色防止にほとんど有効で
ないということを確認した。
このことは本発明の化合物(82)が染料の光退色防止
に驚くべき効果を有していることを示している。
実施例 5 化合物(■−J ) 0 、 /l/−4(IN−Na
OHO−aCaとメタノールJCCとで溶解し、この溶
液を70%ゼラチン109に加えた。これをポリエチレ
ンで両面うiネートした紙支持体上に化合物(■−コ)
の塗布量がroダ/篤2になるように塗布した。(試料
E) 同様の方法で塗布直前に本発明の化合物(17)弘OR
9をメタノールコCCに溶解した溶液を加えて試料Eと
同様の方法で塗布した試料F、・及び比較試料として染
料q光退色防止剤としては公知の2゜!−ジーtert
−オクチルハイドロキノン−20■を加えて同様の方法
で塗布した試料Gをつくった。これらの試料を実施例2
と同じ様にUVカットフィルターをつけて72時間退色
テストをした。
その結果をij表に示す。
第5表 測定は実施例2と同様にマクベス濃度計にて行なった。
この実験結果から本発明の化合物(17)の光退色防止
効果が極わめて大きいことがわかる。
実施例 6 マゼンタカブラ−ノー(コ、≠、6−ドリクロロフエニ
ル)−J−((−2−クロロ−j−テトラデカンアミド
)アニリノ)−2−ピラゾリン−よ−オンlOyをトリ
クレジルフォスフェート3Q―、ジメチルホルムアミド
jml及び酢酸エチルlj lN1K M解させ、この
浴液な/%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム水浴
液rmtを含む10%ゼラチン溶液to、!i+に乳化
分散させた。
次にこの乳化分散物を緑感性の塩臭化銀乳剤(F3r!
0モル%)iuz9(Agで7.!?金含有に混合し、
塗布助剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
を加えポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体上に
塗布した。(試料H)カプラー塗布置は弘OO■/rI
L2である。
同様の方法で上記の乳化分散物を作る際に本発明の化合
物(82)を2.!S加え試料Hと同様の方法で塗布し
た試料I、及び色素の光退色防止剤としては公知の2.
j−ジーtert−オクチル−・イドロキノン/、OI
Iを加え試料Hと同様の方法で塗布した試料Jをつ(つ
た。これらの試料を1oooルツクスで1秒露光し次の
処理液で処理した。
現像液 ベンジルアルコール     ’   /Jrnlジエ
チレントリアミンj酢酸 ;jg KBr            ;  0.μyN a
 2 S O3j 9 N a 2 S O3j 017 ヒドロキシルアミン硫酸m   ;    、2g≠−
アミノー3−メチルーN− β−(メタンスルホンアミド) エチルアニリン・3/コ[−12sO4・N20   
         ; 弘、jy水で1000ゴにする
pH10,/ 漂白定着液 チオ硫酸アンモニウム(7(7wt%) ; / jO
R1?’Ja2SO3z9 Na(Fe(EDTA)J     ;  tAOFi
EDTA             ;   ≠g水で
l000rlLlにする。
pHb、r 処理工程 i度 時間 現像液 33°C3分30秒 漂白定着液   33°C/分30秒 水    洗   コt〜Jj’CJ分このようにして
色素像を形成した各試料に弘Oonm以下をカットする
富士フィルム紫外線吸収フィルターC−弘0をつげて太
陽光にλ週間曝光した。その結果を表出に示す。測定は
マクベス濃度計RD−j/4!型(ステータスAAフィ
ルター)で行い初濃度2.0の濃度部分の濃度変化を測
定した。
色素残存率=(退色後の濃度/λ、o)yt:、io。
この結果から本発明の化合物(82)は有効な退色防止
剤であることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の錯体である化合物(2)を用いて実
施例1によって測定したポリプロピレンのカルボニルイ
ンデックスの変化を示すグラフである。 図中、実線は本発明の化合物を添加していないポリプロ
ピレンの場合を示し、点線は本発明の化合物(2)を添
加したポリプロく、ビンを示す。 吟許出願人 富士写真フィルム株式会社昭和43年3り
/日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 有機基体物質と下記一般式で表わされる金属錯体の少く
    とも一種を共存させることにより、有機基体物質を光に
    対して安定化する方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R^1〜R^4は、それぞれ、水素原子、ハロゲ
    ン原子、シアノ基、水酸基、直接もしくは2価の連結基
    を介して、間接的にベンゼン環上の炭素原子に結合する
    アルキル基、アリール基、シクロアルキル基、複素環基
    を示し、これらは、同じでも異つていてもよく、また、
    R^1〜R^4のうち、隣り合つた二つの置換基は結合
    して環を形成してもよい。また、二つのR^4は互いに
    結合して環を形成してもよい。 R^5、R^6は、水素原子、アルキル基、アルキルチ
    オ基、アリール基、アリールチオ基、複素環チオ基、シ
    アノ基を示し、これらは、それぞれ同じでも異つていて
    もよく、R^5とR^6は結合して環を形成していても
    よい。
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