JPS6318474Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318474Y2 JPS6318474Y2 JP9169079U JP9169079U JPS6318474Y2 JP S6318474 Y2 JPS6318474 Y2 JP S6318474Y2 JP 9169079 U JP9169079 U JP 9169079U JP 9169079 U JP9169079 U JP 9169079U JP S6318474 Y2 JPS6318474 Y2 JP S6318474Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- pipe
- cleaning liquid
- steam
- waste heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の目的
使用済み等洗浄液を蒸留再生する方法として、
通常の真空ポンプ吸引式蒸留法では、真空ポンプ
内のベアリング部内に、グリース油分に気化する
気体が通過し溶解するため、前記ベアリング部の
故障が頻繁に生じる欠点があつた。それを解決す
るために、本考案では、前記真空ポンプの逆方法
を用いた装置であり、圧縮ポンプの空気の吹込み
によつて、廃棄蒸気で加熱された液体を撹拌し、
液体は気化し、前記圧縮ポンプの吹込まれた空気
の力によつて、気化気体を冷却、凝縮再生させる
構成を採用した。
通常の真空ポンプ吸引式蒸留法では、真空ポンプ
内のベアリング部内に、グリース油分に気化する
気体が通過し溶解するため、前記ベアリング部の
故障が頻繁に生じる欠点があつた。それを解決す
るために、本考案では、前記真空ポンプの逆方法
を用いた装置であり、圧縮ポンプの空気の吹込み
によつて、廃棄蒸気で加熱された液体を撹拌し、
液体は気化し、前記圧縮ポンプの吹込まれた空気
の力によつて、気化気体を冷却、凝縮再生させる
構成を採用した。
圧縮ポンプ内を気体が通過しないので、前記ベ
アリング部の故障は生じない利点がある。
アリング部の故障は生じない利点がある。
(ロ) 考案の構成
第１〜第２図を参照して、本考案の構成を説明
する。
する。
外容器罐２と内容器罐３の壁間に使用済みの廃
棄蒸気を導入する蒸気罐であつて、外側面上に蒸
気弁１２と、その底面にドレン抜弁１３を有して
いる。内容器罐３に使用済み洗浄液を入れる。前
記内容器罐３上部の内壁寄りに沿つて、空気吹込
みパイプ６イと、その内側に沿つて、上下稼動可
能な内管６ロとを容器３を貫通して備え、内管６
ロ下方先端に浮き５を固定してある。その浮き５
は、液面の昇降に追随するように構成してある。
棄蒸気を導入する蒸気罐であつて、外側面上に蒸
気弁１２と、その底面にドレン抜弁１３を有して
いる。内容器罐３に使用済み洗浄液を入れる。前
記内容器罐３上部の内壁寄りに沿つて、空気吹込
みパイプ６イと、その内側に沿つて、上下稼動可
能な内管６ロとを容器３を貫通して備え、内管６
ロ下方先端に浮き５を固定してある。その浮き５
は、液面の昇降に追随するように構成してある。
前記内容器３には、内容器３で蒸発した気体
を、冷却装置へ送り込む管７を備えている。
を、冷却装置へ送り込む管７を備えている。
この蒸発した気体を送り込む管７は、冷却装置
に入り、ここで、冷却、凝縮され、再生液体を回
収する。
に入り、ここで、冷却、凝縮され、再生液体を回
収する。
この冷却装置で未凝縮の気体は、必要なら圧縮
ポンプ１に送り込むなどして還流させてもよい。
ポンプ１に送り込むなどして還流させてもよい。
次に、本考案装置を用いた使用済み廃液の蒸留
再生を説明する。
再生を説明する。
使用済み洗浄液等の廃棄液を、内容器罐に導入
するヒートレスアイロン、プレス機等に使用済み
の廃棄蒸気を、容器罐の二重壁間に導入して蒸気
罐を加熱しておく。蒸気罐の内容器３の収納され
た廃棄洗浄液は、加熱され、圧縮ポンプ１によつ
て吹き込まれた空気によつて、廃棄洗浄液面下で
撹拌される。
するヒートレスアイロン、プレス機等に使用済み
の廃棄蒸気を、容器罐の二重壁間に導入して蒸気
罐を加熱しておく。蒸気罐の内容器３の収納され
た廃棄洗浄液は、加熱され、圧縮ポンプ１によつ
て吹き込まれた空気によつて、廃棄洗浄液面下で
撹拌される。
気化した気体は、前記圧縮ポンプにより吹き込
まれた空気の風圧によつて、送り込み、パイプ７
を通過し、冷却装置８内に入る。
まれた空気の風圧によつて、送り込み、パイプ７
を通過し、冷却装置８内に入る。
冷却装置８は、交互に積み重ねられた仕切板１
０の外側に、冷却水９を通してある構造になつて
いて、導入された気体は、仕切板の抵抗を受けつ
つ、順次冷却水９によつて冷却され、再生液とし
て回収される。
０の外側に、冷却水９を通してある構造になつて
いて、導入された気体は、仕切板の抵抗を受けつ
つ、順次冷却水９によつて冷却され、再生液とし
て回収される。
(ハ) 考案の効果
蒸留熱源に廃熱を利用したことによつて、省エ
ネルギー化ができ、従来の真空ポンプによる、吸
引蒸留法の欠点が除去できた。
ネルギー化ができ、従来の真空ポンプによる、吸
引蒸留法の欠点が除去できた。
また、空気圧縮によつて気化した気体が、ベア
リング部内を通過しないので、故障は解決され
た。
リング部内を通過しないので、故障は解決され
た。
次に、例えば、従来の吸引式蒸留法では、約
200リツトルの廃液を再生するのに、約４Kg／mm
圧のボイラーで、数時間加熱が必要であり、蒸留
時間は数時間と早いが、一般のクリーニング店の
再生サイクルとしては必要ない。
200リツトルの廃液を再生するのに、約４Kg／mm
圧のボイラーで、数時間加熱が必要であり、蒸留
時間は数時間と早いが、一般のクリーニング店の
再生サイクルとしては必要ない。
本考案蒸留装置によると、200リツトルの蒸留
再生に３〜４日必要となるが、廃熱利用のため、
新規熱源を全く不要とした。
再生に３〜４日必要となるが、廃熱利用のため、
新規熱源を全く不要とした。
第１図は、本考案装置の正面図を示し、第２図
は、気化された廃棄洗浄液気体を、冷却凝縮する
ための冷却装置、および浮きを固定した内管の拡
大図を示す。 符号の説明、１……圧縮ポンプ、２……廃棄蒸
気罐、３……液体蒸発罐、４……罐残取り出し
口、５……浮き、６イ……送風パイプ、６ロ……
浮きと固定した内管、７……気体送還口パイプ、
８……冷却装置、９……冷却水、１０……仕切
板、１１……再生液体、１２……廃棄蒸気弁、１
３……ドレン抜弁。矢印は、空気および、気体の
流れを示す。
は、気化された廃棄洗浄液気体を、冷却凝縮する
ための冷却装置、および浮きを固定した内管の拡
大図を示す。 符号の説明、１……圧縮ポンプ、２……廃棄蒸
気罐、３……液体蒸発罐、４……罐残取り出し
口、５……浮き、６イ……送風パイプ、６ロ……
浮きと固定した内管、７……気体送還口パイプ、
８……冷却装置、９……冷却水、１０……仕切
板、１１……再生液体、１２……廃棄蒸気弁、１
３……ドレン抜弁。矢印は、空気および、気体の
流れを示す。
Claims (1)
- ヒートレスアイロン、プレス機等、使用済み廃
熱蒸気を熱源として、使用済み等洗浄液を蒸留再
生するための装置において、二重壁を構成する筒
状容器罐であて、外容器２と内容器３との二重壁
間に、廃熱蒸気を導入するパイプと蒸気弁１２を
有し、かつ、外容器底面にドレン抜弁１３を有
し、使用済み等洗浄液が収納された前記内容器３
上部に、その内壁寄りに空気吹込みパイプ６イ
と、その内側に沿つて、上下稼動可能な内管６ロ
とを容器３を貫通して設け、その内管６ロ下方一
端に、前記洗浄液面の昇降に追随する浮き５を固
定し、さらに、前記容器３上方に、気化気体を送
り出す管７を備えるものであり、圧縮ポンプ１で
吹き込まれた空気の圧力によつて、洗浄液面を撹
拌し、前記廃熱蒸気によつて加熱された液体は気
化し、前記吹込まれた空気の圧力によつて、気体
を送り出す管７を通過し、冷却装置８で冷却さ
れ、液化再生されることを特徴とするドライクリ
ーニング洗浄液蒸留装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9169079U JPS6318474Y2 (ja) | 1979-07-02 | 1979-07-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9169079U JPS6318474Y2 (ja) | 1979-07-02 | 1979-07-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5610990U JPS5610990U (ja) | 1981-01-30 |
| JPS6318474Y2 true JPS6318474Y2 (ja) | 1988-05-24 |
Family
ID=29324737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9169079U Expired JPS6318474Y2 (ja) | 1979-07-02 | 1979-07-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6318474Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-02 JP JP9169079U patent/JPS6318474Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5610990U (ja) | 1981-01-30 |
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