JPS631846A - 伝動ベルト用テンシヨナ−装置 - Google Patents

伝動ベルト用テンシヨナ−装置

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JPS631846A
JPS631846A JP62098478A JP9847887A JPS631846A JP S631846 A JPS631846 A JP S631846A JP 62098478 A JP62098478 A JP 62098478A JP 9847887 A JP9847887 A JP 9847887A JP S631846 A JPS631846 A JP S631846A
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sleeve
spring
belt
chamber
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JP62098478A
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ビクトル ザリフエ
シヤルル ゼルマテイ
ジル アルジー
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Hutchinson SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は動力伝達ベルト用のテンショナー装置(張力調
節装置)に関する。
従来の技術及びその問題点 乗用車、トラック、農業機械その他の機械装置にみられ
るように、ベルトを使用して動力を二本の軸の一方から
他方へ伝達するにあたって適正な動力の伝達を得るため
にベルトの張力を調節することが必要であることは周知
の通りである。実際上、ベルトを懸架したプーリーとベ
ルトの間にスリップが発生すると、動力の伝達が阻害さ
れる。
このようなスリップは、例えば装置の使用に伴って自然
にベルトが伸張して生じることもあり、或いは駆動モー
ターの始動時におけるベルト張力の弛緩によって生じる
場合などがある。
更に、動力伝達系においては作用が規則的であることが
大切であり、この目的のため、減速時に特に生じやすい
モーター回転速度の周期的変動やベルトによって駆動さ
れる軸と連結された機械の始動ないし停止時の急激な揺
動に基づくベルトの振動を減衰させるだめの手段が設け
られる。
上記の条件を充たすために、伝動ベルト系はベルトと協
働するロール及びリターン・スプリングの長手方向に沿
って可動な軸を備えているが、このような装置はリニア
・テンショナーと一般に呼ばれる。振動の減衰はスプリ
ングと独立のダンパーによって為され、このダンパーは
通常油圧ないし界面摩擦型のもの等があって、テンショ
ン・スプリングの共振現象を減衰させる。例えば国際公
開第83100731号明細書に記載のようなこの種の
装置においては、スプリングはベルビル(Bellev
ille)座金の積層体から成り、流体式ダンパーはこ
れら座金とは独立のピストン系を構成し、ピストン・シ
リンダーに平行な弁を備えており、従ってロールを一方
へ付勢する装置は重く且つ嵩高とならざるを得ない。
発明の概要 本発明の目的はモーター回転速度の周期的変動や上記揺
動時にベルトに発生する振動を減衰させるための、より
コンパクトなテンショナー装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、より経済的に利用の可能な簡単
かつ安価なテンショナー装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、製造が容易であり、静的並び
に動的条件下において共にその機能を果たすことの可能
な、かつ製作・組立寸法精度の点で許容度の比較的大き
な、ベルト系に適用することの可能な装置を提供するこ
とにある。
本発明の伝動ベルト用テンショナー装置は、ベルトと作
用的に連結されたテンション・スプリングの軸と関与す
るリターン・スプリングを含み、該スプリングの作用に
よってロールの変位を制御し、ベルトに発生しがちな振
動を減衰するための流体式手段を含み、前記スプリング
はエラストマーで被覆することによってスリーブを形成
し、このスリーブの一端を栓子材によって閉止し、前記
流体式ダンパー手段は前記スリーブによって包囲され流
体を封入した少なくとも一つの室を含み、該室の一端を
弁によって閉止して、この弁を介して流体が前記の室に
出入することによって前記減衰作用を生じるようにして
いる。
本発明のいま一つの特徴は、公知の多くのゴム類から選
択することのできるエラストマーを望ましくは主として
屈曲によって変形するようにして疲労を減じるように成
形したことである。
本発明の更なる特徴は、エラストマーのスリーブ内部に
少なくとも一つの容量可変の流体充填室を構成した弁を
形成して該室への流体の出入が非対称的であるように構
成することによって、装置が一方向よりも他方向により
大きな緩衝ないしダンパー作用を生じるようにし、その
結果、振動の発生時にベルトの平均張力が増大されるよ
うにしたことである。
また、成形用の鋳型の使用を簡単かつ容易にするため、
さらに装置がその剛性諸特性を十分に発揮することがで
きるように、前記スリーブは概ね円筒状の内外面をもっ
て形成され、かつ発泡ゴム材料で作られる。
このような構成の結果として、緻密なゴムで作られたス
リーブをもつ装置が受ける応力と比較して、本弾性体に
かかる応力が小さくなる。弾性係数の小さい発泡ゴムが
使用されるので、材料の弾性と圧縮性が共に大である。
成形エラストマーによって被覆されたスプリングの伸び
による均等な変形は弾性体に生じる応力を少なくし、そ
の結果その疲労強度を高め寿命を延長する。
望ましい実施態様においては、発泡ゴムとしてハイパロ
ン(Hypalon)(デュポン社製発泡ゴムの登録商
標)の如きポリエチレン・クロロスルホンを硬化中に発
泡させたものを使用する。
本テンショナー装置に生じる各種の力、これらの力の排
除、それらの周波数並びに振幅(おそらく数ミリメート
ル程度)により本装置中に熱が発生するが、本装置では
周囲大気との熱交換面を大きくするリブ付きのキャップ
あるいは外部スカート等の冷却手段を具備することがで
きる。
その他の熱交換助成手段、例えば多孔外部キャップを設
けることもできる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面と共に説明する。
第1図は公知の伝動装置を示す概略図である。
かかる公知の装置においてはベルト(10)は出力軸と
連結されたプーリー(12)、(13)のフランジに懸
架され、また入力軸と連結するプーリー(14)のフラ
ンジに懸架される。該人力軸とは、例えば乗用車、トラ
ック、農業機械その他のモーターのクランク怜である。
ベルト(10)の張力を一定に保持するため、ロール(
16)及びスプリング(17)を備えたテンショナー(
15)が上記の装置に連結される。ロール(16)はス
プリング(17)の軸方向に可動なように装着され、ベ
ルト(10)の伸張を補償することにより、ベルトとプ
ーリー・フランジ間のスリップを防止するようにしであ
る。スプリング(17)の共振を避け、また減速時やプ
ーリー(12)、(13)と連結されたシャフトによっ
て駆動されるアセンブリーの始動や停止時の揺動による
モーター速度の周期的変動によって発生する振動を減衰
させるために、シリンダー(21)とピストン(22)
を備えたダンパー(20)が符号(23)で示す点に固
定され、レバー (24)によってロール(16)に連
結されている。このダンパー(20)のアンカー部位(
23)はスプリング(17)のアンカー部位(25)と
は分離されており、従って二つの別個の装置がレバーに
よって併置されているのであり、しかも2つの固着点が
必要とされるので、全装置の取付が複雑化し、また装置
全体が嵩高となって装置のコストアップにつながってい
る。
以上の如き不便さを解消するため、本発明はベルトの適
切な張力を保証すると同時に振動の減衰を図ることので
きる単一のコンパクトな装置を提供するものである。
本発明の第一の実施例を示す第2図において、装置(3
0)は図中斜線で示すように例えばEPDMゴムの如き
エラストマーを複合成形したつる巻ばね(31)を含み
、フック(35)及びリング(36)とそれぞれ−体の
栓子材(33)、(34)によって両端の閉止されたほ
ぼ同筒状の液密なスリーブを形成している。なお、前者
のフック(35)は前記ロール(16)と直接ないし間
接(例えばレバーにより)に連結されている。
後者のリング(36)は前記のアンカー部位(25)に
固定するためのものである。スリーブ(32)の内容積
は外側(38)にネジを刻設したリング(37)によっ
て分割され、該リングはスプリング(31)の巻回と相
俟って前記の内容積を二つの室(39)と(40)に分
離している。第二の室はその上部に残留空気(41)を
含んでいてもよい。
リング(37)は弁装置(42)の要素の一つを形成し
、二つの室(39)、(40)間の流体の流れを規制す
るが、二つの流れは非対称的、すなわち一つの方向には
容易で他の方向にはそうでないということが望ましく、
そうすることによって矢印Aの方向へのダンパー効果が
高くなる。この方向はスプリング(31)の伸長方向に
対応する。
前記のエラストマーは動的な変形比を所定の値に限定す
るようにスプリング(31)に形成され、疲労を少なく
している。第6図に示す実施例ではエラストマーのスリ
ーブにはエラストマーの偏った変形に対応する外側及び
内側の波状形成部(45)、(46)が設けられている
スリーブ(36)の材料はさらに、装置の使用温度領域
において該材料の特性を保持するようなものを選択され
る。この目的のため、この例では周囲大気との熱交換面
積を大ならしめる手段を備えることにより、使用中に発
生する熱の放散を高めている。
このように、第2図と類似の実施例を示す第4図におい
て、金属キャップ(50)が装置の一部、より正確にい
うなら栓子材(34)とリング(37)との間の部分を
包囲し、リング(37)と栓子材(33)との間のスリ
ーブを包囲している。
熱交換をさらに促すため、第4図に符号(52)で模式
的に示すようにキャップ及び/またはスカ−)(51)
に横方向もしくは縦方向のリブまたはフィンを設け、か
つ/またはキャップ(50)またはスカー) (51)
に穿孔を設けて空気が装置のすぐ近傍において循環し得
るようにしてよい。
第3図に示す実施例においては、第2図のスプリング(
31)と同じようにスプリング(61)の上にエラスト
マー層を設け、スプリング(61)によって係止された
栓子材(63)によって−端の閉止された概ね円筒状の
スリーブが形成されている。このスリーブの他端は、ス
プリング(61)の他端が固定されたリング(67)に
よって閉止されている。弁装置(68)がリング(67
)に設けられ、スリーブ(62)によって囲まれた第一
の室(69)と、やはり流体を収容しているがスプリン
グやエラストマー部材を備えていない第二の室(70)
との間の流体の流通を制御する。
第5図に示す実施例では、前記諸実施例のスプリング(
31)、(61)と同様なスプリング(71)が、スプ
リング(71)の両端に固定された栓子材(73)、(
74)によって両端が閉止された概ね円筒状のエラスト
マー・スリーブ(72)に埋設されている。スリーブ(
72)の内容積はリング(75)によって第一の室(7
6)と第二の室(77)に分割され、それぞれ弁装置(
78)を横断して非対称的に流通する例えばグリコール
のような適当な流体で満たされている。
前記の弁装置(78)は、スプリング(80)によって
駆動され、孔(82)を通ってリング(75)を貫通す
るピン(81)上に摺動可能に装着されている口径を定
められた環状のダッシュ・ポット式装置からなっている
。前記ピン(81)の下端は栓子材(73)に固着され
たリング(83)に封止リング(84)を介して固定さ
れている。
ピン(81)の頂部(85)に設けられたカラー(86
)は栓子材(74)の上面に固着され、ピン(81)は
孔(87)及び封止ジヨイント(88)を通って栓子材
(74)を貫通している。
本実施例では、端部を裏張りする小さなアーチ部材(9
0)の周辺に集中して細孔を設けられた多孔キャップが
、分割リング(75)と栓子材(74)の部分を越えた
直近の空間との間で本装置を包囲している。
この装置はその上端において小さなアーチ部材(90)
によって固定され、リング(83)は直接ないし間接に
(例えばレバーを介して)ロール(16)と結合されて
いる。その作用は次の通りである。ベルトの張力が低下
すると、スプリングは矢印Bの方向に作用することによ
りピン(81)を引張り、室(76)から室(77)へ
流体を流動させ、その結果としてベルトの張力を増大さ
せる。
しかし、もしベルトの張力が増大すると、テンショナー
のリング(83)及びそれと−体化させたピン(81)
の反対方向への運動が生じ、栓子材(74)の矢印とは
逆方向への移動をもたらす。
室(77)中の流体は室(76)へ流入し、反対方向に
対するよりも大きなダンパー作用をもたらす。このため
振動は減衰され、それと同時にベルトの平均張力が増大
される。
第7図に示す実施例では、本装置は、例えばハイパロン
(Hypalon、デュポン社製発泡ゴムの登録商標)
等のポリエチレン・クロロスルホンその他の多孔材料を
一体的に成形したつる巻バネ(171)を備える。この
発泡ゴムはスプリングに複合成形されることにより円筒
状断面をもつスリーブを形成する。
スリーブ(172)の内容積はリング(175)によっ
て第一の室(176)と第二の室(177)とに分割さ
れ、両室にはグリコールの如き適当な流体が充満される
。この流体はスプリング(180)によって駆動され孔
(182)を通ってリング(175)を貫通するピン(
181)に摺動可能に装着された口径の定められた環状
のダッシュ・ポット装置(179)の形成する弁(17
8)によって両室間を非対称的に流通する。図中の下端
において、ピン(181)は栓子材(173)に取付け
られたリング(183)に封止部材を介して固定され、
図における上端においては該ピンのヘッド(185)は
栓子材(174)の上面と係合するショルダー部(18
6)を形成している。
このピンは栓子材(174)に固着され、孔(187)
及び液密のジヨイント(188)を通って該検子材を貫
通している。はぼ分割リング(175)の高さの位置に
設けられたクランプ・リング(191)で装着されるこ
のテンショナー装置の作用は第5図に示す実施例の作用
と同じである。
すなわち、ベルトの張力が低下すると、スプリング(1
71)はピン(181)に対して矢印Bの方向にその力
を加え、それと同時に流体は一方の室(176)から他
方の室(177)へ流れる結果、ベルトの張力は増大す
る。リング(175)とリング(183)との間にある
スリーブ(172)の部分は従って圧縮される。しかし
、スプリング(171)の輝線間に設けられたエラスト
マーの多孔性(蜂窩構造)により、前記エラストマーの
圧縮性は大きく、多孔材料の圧縮時の剛性は緻密なゴム
の場合と比較して減少し、本発明装置に対するストレス
は相対的に弱められ、その疲労耐力は改善され、装置寿
命の向上がもたらされる。
検子材(173)と弁との間におけるスプリング(17
1)の引張り応力が前記弁と検子材(174)との間に
ある該スプリングの部分の圧縮応力に相当すると仮定す
ると、多孔エラストマーによるスリーブの形成は圧縮力
を受ける部分においても装置の剛性を制限することを可
能にし、その結果、剛性と比例する所与の力に対して、
動的条件下と静的条件下のいずれにおいても同様にテン
ショナーの機能を果たすことを可能とするに十分な範囲
でその伸長度を変化させることが可能である。
またテンショナーによって生じる張力はより大きな距離
にわたってより安定であり、したがって製作・取付けの
寸法許容度が大となる。
さらに、円筒状スリーブの複合成形による製作は、その
内外壁に波状形成部をもつスリーブの製作よりも簡単で
あり、多少ともピッチの差を生じるスプリングの鋳型中
での位置決めが容易である。
製作にあたって本発明では成形用エラストマー組成物に
発泡剤を添加し、硬化反応中にエラストマー中にガスを
発生させることによって緻密なエラストマー組成よりも
最高30%密度の小さい硬化発泡体を形成する。この密
度の減少によって発泡ゴムの圧縮時の剛性は緻密なゴム
に比べて約6ないし7の係数で低減される。
剛性の低下が少なくなるように密度の減少を少なくして
おくことも勿論可能である。エラストマー密度の減少割
合を15%とすると、よい結果が得られている。
エラストマーに添加される発泡剤は公知のものの中から
選択することができ、例えばアゾジカルボンアミド型の
ものを用いる。これらの発泡剤は2%程度のわずかな添
加量で望ましい結果が得られる。
発泡ゴムの組成は、装置の使用温度において、含有気泡
によってスリーブがその改良された弾性と増大された圧
縮性を保持するようなものである。
本発明装置はさらにその作用中に発生する熱の放散をよ
くするために周囲雰囲気との熱交換面積を太き(するよ
うな手段を含むこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知のベルト伝動装置の概略図、第2図から第
7図は本発明の実施例テンショナー装置を示すもので、
第2図から第5図は各々異なる例の縦断面図、第6図は
前記実施例におけるばね及び被覆エラストマーの詳細を
示す縦断面図、第7図はテンショナー装置のさらに他の
例の縦断面図である。 (30)・・・テンショナー装置 (31)・・・つる巻きばね (32)・・・スリーブ (33)、(34)・・・検子材 (39)、(40)・・・室 (42)・・・弁装置 (50)・・・キャップ (51)・・・スカート (52)・・・リブ又はフィン (61)・・・スプリング (62)・・・スリーブ (63)・・・検子材 (67)・・・リング (68)・・・弁装置 (69)、(70)・・・室 (71)・・・スプリング (72)・・・スリーブ (73)、(74)・・・検子材 (75)・・・リング (76)、(77)・・・室 (78)・・・弁 (80)・・・スプリング (171)・・・スプリング (172)・・・スリーブ (173)、(174)・・・検子材 (175)・・・リング (176)、(177)・・・室 (178)・・・弁 (183)・・・リング (以 上) 、−7(:、 、 、 、。 代理人 弁理士 三 枝 英 二―’4’)、Xy−接
’−し゛

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ベルトに作用的に連結されたテンシヨン・ロー
    ルの軸と協働してスプリングの作用下に前記ロールの偏
    位を制御するリターン・スプリングと、ベルトの振動を
    減衰させるための流体式ダンパー装置とを備え、前記ス
    プリングはエラストマーで被覆されその一端が栓子材で
    封止されたスリーブを形成し、前記ダンパー装置は、前
    記スリーブによつて画定され流体を充填された少なくと
    も一つの容積可変の室を含み、該室の一端は弁装置によ
    つて閉止され、該弁を経て流体が前記室に出入りするこ
    とによつてダンパー効果をもたらすようにされているこ
    とを特徴とするテンシヨナー装置。
  2. (2) 前記エラストマーが疲労を低減するように成形
    されたゴムであり、望ましくはそれが主として屈曲によ
    つて変形するようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載のテンシヨナー装置。
  3. (3) 前記弁は前記室への流体の出入が非対称的であ
    るように配設され、装置が一方向より他方向により大き
    なダンパー効果を生じるようにすることによつて振動の
    発生時にベルトの平均張力を増大させるようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のテンシヨナ
    ー装置。
  4. (4) 前記スリーブがほぼ円筒状の内外面を有し、発
    泡ゴムから形成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のテンシヨナー装置。
  5. (5) 前記スリーブが主としてポリエチレン・クロロ
    スルホンから成る多孔材料で形成され、発泡材の添加に
    よる硬化反応の蜂窩状気泡を伴つて形成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項に記載のテンシヨナ
    ー装置。
  6. (6) 前記多孔材料が同じ弾性体の緻密構造に比べて
    15%から30%低い密度をもつ弾性体であることを特
    徴とする特許請求の範囲第5項に記載のテンシヨナー装
    置。
  7. (7) 周囲大気との熱交換面を大きくする、リブない
    し横または縦方向のフインを設けたキヤツプまたは外部
    スカート部材の如き冷却手段を含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項から第6項のいずれかに記載のテン
    シヨナー装置。
  8. (8) 前記キヤツプないしスカートが多孔であること
    を特徴とする特許請求の範囲第7項に記載のテンシヨナ
    ー装置。
  9. (9) 前記弁が二つの容量可変な室の間に設けられ、
    該弁は口径を定められた環状部材を含み、前記スプリン
    グはピンに摺動自在に装着された前記環状部材に作用し
    、前記ピンは第一の室の第一の栓子材と結合され、前記
    第一の栓子材の運動はベルトと協働するテンシヨン・ロ
    ールの運動によつて制御され、前記ピンはその他端にお
    いて第二の室を閉止する第二の栓子材と結合されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第8項のい
    ずれかに記載のテンシヨナー装置。
  10. (10) 前記スリーブを流体で充満される二つの室に
    分割するリングを含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第9項に記載のテンシヨナー装置。
JP62098478A 1986-04-21 1987-04-21 伝動ベルト用テンシヨナ−装置 Pending JPS631846A (ja)

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