JPS63183662A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号記録再生装置に関するものである。

従来の技術 近年、映像信号記録再生装置とくにビデオテープレコー
ダ（以下ＶＴＲと称す）の普及率にはめざましいものか
あシ、複数のＶＴＲの間でのいわゆるダビングが頻繁に
行われている。それにともなってＶＴＲでのダビングに
おいて、同期信号の歪、時間軸の変動が重要視されてい
る。すなわち、上述のいわゆるジッターが生じた場合、
再生画面の色が変化したりするものである。このジッタ
ーを取り除くために現在では時間軸補正装置（以下ＴＢ
Ｃと称す）が一部の装置で用いられているが、部品コス
トが高く家庭用装置にはほとんど用いられないのが現状
である。

発明が解決しようとする問題点 前述のように、ＴＢＣを用いた構成では、部品コストが
高くなり家庭用には適さない。

本発明は上記の問題点に鑑み、安価な構成で同期信号の
波形整形を行うことのできる映像信号記録再生装置を提
供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の映像信号記録再生装
置は、再生映像信号の同期信号を選択的に増幅させる増
幅回路と、この増幅回路のパイアスミ圧を前記同期信号
を選択的に増幅させる電圧値に設定する第１のバイアス
回路と、前記増幅回路で増幅された再生映像信号の同期
信号を所定の電圧でスライスするスライス回路と、この
スライス回路のスライスを行う電圧を設定する第２のバ
イアス回路とを備えたものである。

作　　用 上記構成によって、再生映像信号の同期信号は、増幅回
路によって選択的に増幅され、その後スライス回路でス
ライスされ、その波形が整形されるために、再生映像信
号の同期信号は歪みのないものとなり、再生画像の画質
が向上されるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例の映像信号記録再生装置につい
て第１図から第３図を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例の映像信号記録再生装置の再
生復調部のブロック図である。すなわち、１はデエンス
ファシス回路で、このデエンフアシ゛ス回路１は記録変
調部に設けられたエンファシス回路において増強された
映像信号の高域周波数成分を減衰させるものである。前
記デエンフ７シス回路１の出力側は周波数補正回路２０
入力側に接続されている。この周波数補正回路２は、再
生画面での画質を使用者の好みに応じて変えるために、
映像信号の周波数を変調するものである。前記周波数補
正回路２の出力側はノイズ軽減回路３の入力側に接続さ
れている。このノイズ軽減回路３は映像信号の視感ノイ
ズを軽減するものである。前記ノイズ軽減回路３の出力
側は波形整形回路４の入力側に接続されている。前記波
形整形回路４は、映像信号の同期信号成分を増幅し、か
つ一定電圧でスライスして波形を整形するものである。

前記波形整形回路４の出力側は出力増幅回路５に接続さ
れている。この出力増幅回路６は、前記波形整形回路４
から出力された映像信号を所要の信号レベルまで増幅す
るものである。

上記構成において、前記デエンファシス回路１に入力さ
れた映像信号は、その高域周波数成分が減衰され、そし
て周波数補正回路２に出力される。

この周波数補正回路２において、映像信号は使用者の好
みの周波数特性に変調され、そしてノイズ軽減回路３に
出力される。前記ノイズ軽減回路３において映像信号の
なかの視感ノイズは軽減され、次に波形整形回路４で映
像信号の同期信号の波形が整形され、そして出力増幅回
路６で増幅されて出力される。

第２図は前記波形整形回路４の構成を示す回路図であり
、第３図は同波形整形回路の要部波形図である。

図において、６はトランジスタで、このトランジスタ６
のベース端子が波形整形回路４０入力端子となる。また
トランジスタ６のエミッタ端子は抵抗７の一端とダイオ
ード８のアノード側に接続されている。前記ダイオード
８のカソード側はコンデンサ９の一端に接続され、コン
デンサ９の他端は抵抗１０の一端に接続されている。前
記トランジスタ６のコレクタ端子は抵抗１１の一端に接
続されている。前記抵抗７，１ｏの他端はともに接地さ
れている。前記トランジスタ６、ダイオード８．コンデ
ンサ９および抵抗７，１０．１１から増幅回路１２が構
成されている。前記抵抗１１の他端は抵抗１３の一端に
接続され、この抵抗１３の他端は前記ダイオード８のカ
ソード側と抵抗１４の一端に接続されている。前記抵抗
１４の他端は接地されている。前記抵抗１３．１４から
第１のバイアス回路１６が構成され、前記抵抗１３．１
４は映像信号の同期信号のみが増幅されるように、接続
点ａの電圧ｖａ　　とダイオード８のオン電圧ＶＤ、を
加えた電圧を第３図の電圧Ｖ、に設定している。前記ト
ランジスタ６のカソード端子にはダイオード１６のカソ
ード端子が接続され、このダイオード１６のアノード側
はコンデンサ１７の一端に接続されている。前記コンデ
ンサ１７の他端は接地されている。また前記ダイオード
１６のカソード側は波形整形回路４の出力端子に接続さ
れている。前記ダイオード１６およびコンデンサ１７か
らスライス回路１８が構成されている。前記ダイオード
１６のアノード側は抵抗１９．２０の−端に接続され、
抵抗１ｅの他端は前記抵抗１３の一端に接続され、抵抗
２ｏの他端は接地されている。前記抵抗１９　、２０か
ら第２のバイアス回路２１が構成され、この抵抗１９　
、２０の接続点すの電圧ｖｂは、スライス回路１８から
第３図の電圧Ｖ２　を越える信号のみが出力されるよう
に設定されている。

上記構成において、波形整形回路４の入力端子に第３図
ａに示す反転した映像信号が入力されると、映像信号の
電圧Ｖ１　を越えないときは、前記ダイオード８はオフ
状態であシ、映像信号の電圧■１　　を越えたとき、前
記ダイオード８がオン状態となって同期信号を増幅する
。前記増幅回路１２で同期信号が増幅され、位相の反転
した映像信号（第３図ｂ）はスライス回路１８に入力さ
れる。

スライス回路１８において映像信号の電圧ｖ２　を越え
る信号ガスライス回路１８の出力側に出力され、波形整
形回路４の出力側から同期信号の波形が整形された映像
信号（第３図Ｃ）が出力される。

上記構成によって、同期信号の歪が整形され、その結果
、再生画像の色の変化が防止され、再生画像の再現性を
向上させるものである。

発明の効果 本発明によれば、再生映像信号の同期信号を選択的に増
幅する増幅回路と、この増幅回路で増幅された同期信号
を一定の電圧値でスライスするスライス回路を備えだ構
成としたために、歪みのある同期信号の波形が整形され
、その結果、画像再生の際の同期が確実に行われ、再生
画像の画質が向上するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の映像信号記録再生装置の再
生系のブロック図、第２図は同映像信号記録再生装置の
波形整形回路の回路図、第３図は同波形整形回路の要部
の信号波形図である。 １２・・・・・・増幅回路、１６・・・・・・第１のバ
イアス回路、１８・・・・・・スライス回路、２１・・
・・・・第２のバイアス回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 再生映像信号の同期信号を選択的に増幅させる増幅回路
   と、この増幅回路のバイアス電圧を前記同期信号を選択
   的に増幅させる電圧値に設定する第１のバイアス回路と
   、前記増幅回路で増幅された再生映像信号の同期信号を
   所定の電圧でスライスするスライス回路と、このスライ
   ス回路のスライスを行う電圧を設定する第２のバイアス
   回路とを備えた映像信号記録再生装置。