JPS63174775A - 金型鋳造法および金型鋳造装置 - Google Patents

金型鋳造法および金型鋳造装置

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JPS63174775A
JPS63174775A JP462987A JP462987A JPS63174775A JP S63174775 A JPS63174775 A JP S63174775A JP 462987 A JP462987 A JP 462987A JP 462987 A JP462987 A JP 462987A JP S63174775 A JPS63174775 A JP S63174775A
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Hiroshi Yoshinaga
宏 吉永
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は金型鋳造法およびその方法の実施に用いられる
金型鋳造装置に関する。
(2)従来の技術 従来、金型鋳造法として金型に温度勾配を付し、これに
より指向性凝固を狙ったものが知られているが、鋳物の
離型タイミングについては何ら考察がなされていない(
実開昭61−82746号公報参照)。
(3)  発明が解決しようとする問題点鋳物を、その
生産性を向上すべく金型を用いて鋳造する場合、その金
型の高い熱伝導率、鋳物の形態等に起因して、鋳物の凝
固収縮速度が部分的に急激に速められて、鋳物の一部が
金型による拘束を受け、その結果鋳物が熱間割れを起し
たり、金型に変形、摩耗等の損傷が生じるという問題が
ある。
本発明は上記に鑑み、鋳物をそれが熱間割れを起す前に
離型して、正常な鋳物を得ると共にその鋳物の凝固収縮
に起因した金型の損傷を回避し得る前記金型鋳造法およ
びその方法の実施に用いられる金型鋳造装置を提供する
ことを目的とする。
B0発明の構成 (1)  問題点を解決するための手段本発明に係る金
型鋳造法は、注湯後、前記金型に接する前記鋳物の表層
を急冷し、該鋳物の表層が殻状の凝固層になったとき離
型を行うことを特徴とする。
また本発明に係る金型鋳造装置は、鋳物を鋳造する金型
に冷却回路と加熱回路とを設け、前記加熱回路に加熱制
御器を、また前記冷却回路に冷却制御器をそれぞれ接続
し、前記加熱制御器は注湯に先立って前記加熱回路を作
動して前記金型を加熱し、また注湯開始後前記加熱回路
を不作動にするか、または該加熱回路の出力を低下する
機能を備え、前記冷却制御器は注湯開始後前記冷却回路
を作動して前記金型を冷却し、該金型に接する前記鋳物
の表層を急冷して該表層を殻状の凝固層に変える機能を
備えていることを特徴とする。
(2)作 用 鋳物の表層が殻状の凝固層になったとき離型を行うと、
前記凝固層により保形された正常な鋳物を得ることがで
き、また鋳物の凝固収縮量も少ないので金型を損傷する
こともない。
前記金型鋳造装置によれば、前記鋳造法を容易、且つ確
実に実施することができる。特に、注湯に先立って金型
を加熱するように構成しであるので、湯流れ性を良好に
し、また溶湯の急激な冷却に起因した鋳物の割れ等を回
避することができる。
(3)実施例 ■、鋳鉄鋳物の鋳造 第1〜第3図は、金型lを備えた金型鋳造装置Mlを示
し、その装置M1は第4図に示す鋳鉄鋳物としてのカム
軸2を鋳造するために用いられる。
金型1は、0.8〜4重量%のCrを含有するCu−C
r合金より構成され、その熱伝導率は0.4〜0.8c
al/cs/s/”Cである。
金型lは、第1型1)と第2型12とより二つ割に構成
され、第1および第2型1..1.の合せ面により湯口
3、ランナ4、ゲート5、カム軸成形用キャビティ6お
よびガス抜き孔7がそれぞれ画成される。
第1および第2型1).Igに加熱回路8、冷却回路9
およびノックアウト手段10が設けられており、それら
は両型I1.1!について略同−であるから第1型l、
について説明する。
加熱回路8は、第1型りに穿設された複数の挿入孔1)
と、各挿入孔1)に挿入保持された棒状ヒータ12とよ
り構成される。各挿入孔1)は、その一部が第1型1)
においてカム軸2の各軸部2aを成形する部分に接近す
るように配設される。
冷却回路9は、第1型1)の上部において水平に穿設さ
れた導入路14、その中間部において水平に穿設された
排出路15およびそれらを接続すべく互いに交差して水
平および垂直に延びるように第1型1.に穿設された複
数の連通路161゜16!を備え、導入路14に導入さ
れた冷却水を各連通路161.16□を経て排出路15
より排出するようになっている。導入路14、排出路1
5および水平な各連通路161は、それらの一部が第1
型1)においてカム軸2のチル部であるカム部2bのノ
ーズnを成形する部分に接近するように配設される。
加熱回路8の各ヒータ12は加熱制御器Chiに接続さ
れる。その加熱制御器Chiは注湯に先立って加熱回路
8を作動、したがって各ヒータ12に通電して第1型I
Iを加熱し、また注湯開始後加熱回路8を不作動、した
がって各ヒータ12への通電を停止する機能を備えてい
る。
前記加熱時において、各ヒータ12が第1型1)の、ノ
ーズnを成形する部分よりも離間しているので、その部
分の温度は他の部分よりも低温になる。当然に、第2型
1冨の各ヒータ12も加熱制御器Chiに接続される。
冷却回路9の導入路14および排出路15は冷却制御器
Cclに接続される。その冷却制御器CC1は注湯開始
後冷却回路9を作動、したがって冷却回路9に冷却水を
流通して第1型1)を冷却し、その第1型りに接するカ
ム軸2の表層を急冷してその表層を殻状の凝固層に変え
る機能を備えている。     ・ 前記冷却時において、導入路14、排出路15および水
平な各連通路161が第1型l、の、ノーズnを成形す
る部分に接近しており、また加熱段階ではその部分が他
の部分より低温であることもあって、ノーズnを急速に
冷却してそのチル化を確実に達成することができる。当
然に、第2型1zの冷却回路9も冷却制御器Cclに接
続される。
ノックアウト手段10は、複数のビン17、それらビン
17の一端を支持する支持板18およびその支持板18
に連結された作動部材19を備え、各ビン17は第1型
いに形成されて湯口3、ランナ4およびキャビティ6に
開口する各挿入孔20に摺合される。キャビティ6にお
いて、各挿入孔20の開口部はカム軸2の各ジャーナル
2Cを成形する部分に配設される。
次に、前記金型鋳造装置M1によるカム軸2の鋳造作業
について説明する。
先ず、表■に示す、JIS  FC20〜FC30相当
の鋳鉄成分の溶湯を調製する。
表   ■ 前記鋳鉄は、第5図のFe−C系平衡状2M図において
斜線の成分範囲A、にあり、共晶線Lelは前記成分範
囲A1と略1)50℃にて交差している。
前記溶湯には、カム軸2が表■の組成を有するように、
0.15重量%のFe−3tが添加される。
表   ■ 金型1は、注湯に先立って加熱回路8により加熱され、
軸部2aを成形する部分は略450℃に、またノーズn
を成形する部分は略150℃にそれぞれ維持される。こ
の金型1に、接種後の溶湯を温度1380〜1420℃
にて注入し、カム軸2を鋳造する。この時の鋳込重量は
5 kgである。
前記のように金型1を加熱しておくと、注湯時揚泥れ性
を良好にし、また溶湯の急激な冷却に起因したカム軸2
の割れ等を回避することができる。
注湯開始後、加熱回路8による金型1の加熱を停止し、
同時に冷却回路9により金型1の冷却を開始する。
第6図は金型1に接するカム軸2の表層温度の降下を、
注湯後の経過時間との関係で示したものである。
金型lの冷却作用を受けてカム軸2の表層が急冷され、
その表層温度が、点a、で示す約1)50℃(共晶線L
e 1)まで降下すると、カム軸2は凝固状態となり、
その表層が殻状の凝固層に変化する。
この場合、表層温度が点す、で示す700℃を下回ると
、カム軸2に熱間割れを生じる。また表層温度が点c、
で示す800℃を下回ると、カム軸2の凝固収縮に起因
して金型lに対するカム軸2の密着等が発生して金型2
に変形、摩耗等の損傷を生じる。
そこで、注湯後約3〜約8秒後カム軸2の表層温度が点
d、で示す950℃から点eIで示す850℃に達した
とき、型開きを行い、ノックアウト手段10を作動して
カム軸2を離型する。
前記手法により得られたカム軸2は熱間割れを生じてお
らず、また金型1にも何等損傷を生じていない、その上
、カム軸2は殻状の凝固層により覆われているので離型
に際し変形することもない。
さらに、各カム部2bのノーズnは、それを成形する金
型1の部分が比較的低温に加熱されており、また冷却段
階では急速に冷却されるので確実にチル化されている。
前記JIS  F020〜FC30相当の鋳鉄よりなる
鋳鉄鋳物の離型最適範囲は、その表層温度が1)50〜
800℃、したがって共晶線Lelとその直下350℃
との間にあるときであるが、実験の結果、球状黒鉛鋳鉄
等の他の鋳鉄を用いた鋳鉄鋳物の場合にも同様のことを
言えることが判明している。
■、鋼鋳物の鋳造 第7〜第9図は、金型101を備えた金型鋳造装置M2
を示し、その装置M2は第10図に示す鋼鋳物としての
カム軸102を鋳造するために用いられる。
金型101は、前記と同様のCu−Cr合金より構成さ
れる。金型101は、第1型101)と第2型101□
とより二つ割になっており、第1および第2型101.
.101gの合せ面により湯口103、ランナ104、
ゲート105、カム軸成形用キャビティ106およびガ
ス抜き孔107がそれぞれ画成される。
第1および第2型toll、101)に加熱回路108
、冷却回路109およびノックアウト手段1)0が設け
られており、それら両型101.。
101tについて同一であるから第1型101゜につい
て説明する。
加熱回路108は、第1型101.に穿設された複数の
挿入孔1)1と、各挿入孔1)1に挿入保持された棒状
ヒータ1)2とより構成される。
各ヒータ1)2は加熱制御器Ch2に接続される。その
加熱制御器Ch2は注湯に先立って加熱回路108を作
動、したがって各ヒータ1)2に通電して第1型101
)を加熱し、また注湯開始後加熱回路108を不作動、
したがって各ヒータ1)2への通電を停止する機能を備
えている。当然に、第2型101!の各ヒータ1)2も
加熱制御器Ch2に接続される。
冷却回路109は第1型101.の上部に穿設された水
平な導入路1)4、その下部に穿設された水平な排出路
1)5およびそれらを接続すべく第1型10Lに穿設さ
れた複数の垂直な連通路1)6を備え、導入路1)4に
導入された冷却水を各連通路1)6を流通させて排出路
1)5より排出するようになっている。
導入路1)4および排出路1)5は冷却制御器Cc2に
接続される。その冷却制御器Cc2は注湯開始後冷却回
路109を作動、したがって冷却回路109に冷却水を
流通させて第1型101+を冷却し、その第1型101
+に接するカム軸102の表層を急冷してその表層を殻
状の凝固層に変える機能を備えている。当然に、第2型
1012の冷却回路109も冷却制御器Cc2に接続さ
れる。
ノックアウト手段1)0は、複数のピン1)7、それら
ピン1)7の一端を支持する支持1)1Bおよびその支
持板1)Bに連結された作動部材1)9を備え、各ピア
’l17は第1型1o1)に形成されて湯口103、ラ
ンナ104およびキャビティ106に開口する各挿入孔
120に摺合される。
次に、前記金型鋳造装置M2によるカム軸102の鋳造
作業について説明する。
装入主原料として、50〜70重量%のスクラップ材(
鋼)および50〜60重量%のリターン材を高周波溶解
炉に装入して溶解し、それに、C1Fe−Cr、Fe−
Mo、Fe−V等の副原料を添加して表■に示す合金工
具鋼(JIS  5KD−1))相当の合金鋳鋼成分の
溶鋼を調製する。
表   m 前記合金鋳鋼は、第5図のFe−C系平衡状態図におい
て斜線の成分範囲へ、にあり、固相線LSは前記成分範
囲A、と略1250℃にて交差している。
溶鋼をアルゴンガス等の不活性ガス雰囲気中にて昇温し
、1500〜1530℃で0.2重量%のCa−5iを
添加する1次脱酸および1650〜1670℃で0.1
重量%のAJを添加する2次脱酸を行う。
金型IO1は、注湯に先立って加熱回路108により1
50〜450℃に加熱されている。この金型101に、
脱酸後の溶鋼を温度1630〜1670℃にて注入し、
カム軸102を鋳造する。
この時の鋳込重量は5.0 kgである。
前記のように金型101を加熱しておくと、注湯時揚泥
れ性を良好にし、また溶鋼の急激な冷却に起因したカム
軸102の割れ等を回避することができる。
注湯開始後、加熱回路108による金型101の加熱を
停止し、同時に冷却回路109により金型101の冷却
を開始する。
第1)図は金型101に接するカム軸102の表層温度
の降下を、注湯後の経過時間との関係で示したものであ
る。
金型101の冷却作用を受けてカム軸102の表層が急
冷され、その表層温度が、点a2で示す約1250℃(
固相線Ls)まで降下すると、カム軸102は凝固状態
となり、その表層が殻状の凝固層に変化する。
この場合、表層温度が点b2で示す950℃を下回ると
、カム軸102に熱間割れを生じる。また表層温度が点
c2で示す1000℃を下回ると、カム軸102の急速
で且つ大きな凝固収縮に起因して金型101に対するカ
ム軸102の密着等が発生して金型101に変形、摩耗
等の損傷を生じる。
そこで、注湯後約4〜約5秒後カム軸102の表層温度
が点d、で示す1200℃から点e!で示す1)00℃
に達したとき、型開きを行い、ノックアウト手段1)0
を作動してカム軸102を離型する。
前記手法により得られたカム軸102は熱間割れを生じ
ておらず、また金型101にも何等損傷を生じていない
、その上、カム軸102は殻状の凝固層により覆われて
いるので離型に際し変形することもない。
前記合金鋳鋼よりなる鋼鋳物の離型最適範囲は、その表
層温度が1250〜1000℃、したがって固相線Ls
とその直下250℃との間にあるときであるが、実験の
結果、普通鋳鋼の場合にも同様のことを言えることが判
明している。
前記装入原料としては、前記合金工具鋼相当のものに限
らず、スクラップ材およびリターン材を主原料とし、こ
れに副原料としてC% N t −、Cr、MO,、V
% Co、Ti、Si、A1等の合金元素を単独または
複合して添加し、0.4〜1.8重量%のCを含有する
ように調製されるものが用いられる。
■、アルミニウム合金鋳物の鋳造 アルミニウム合金鋳物としてのカム軸の鋳造には前記鋼
鋳物の金型鋳造装置M2が用いられる。
鋳造作業に当っては、先ず、表■に示す、JIS  A
DC12相当のアルミニウム合金成分の溶湯を調製する
表   ■ 前記アルミニウム合金は、第12図のA#−3i系平衡
状態図において斜線の成分範囲A、にあり、共晶線Le
2は前記成分範囲A、と580℃にて交差している。
金型101は、注湯に先立って加熱回路108により1
00〜300℃に加熱されている。この金型101にア
ルミニウム合金の溶湯を温度700〜740℃にて注入
し、カム軸102を鋳造する。この時の鋳込重量は2.
0 kgである。
前記のように金型101を加熱しておくと、注湯時揚泥
れ性を良好にし、また溶湯の急激な冷却に起因したカム
軸102の割れ等を回避することができる。
注湯開始後、加熱回路108による金型101の加熱を
停止し、同時に冷却回路109により金型101の冷却
を開始する。
第13図は金型101に接するカム軸102の表層温度
の降下を、注湯後の経過時間との関係で示したものであ
る。
金型101の冷却作用を受けてカム軸102の表層が急
冷され、その表層温度が、点a、で示す約580℃(共
晶線Le2)まで降下すると、カム軸102は凝固状態
となり、その表層が殻状の凝固層に変化する。
この場合、表層温度が点す、で示す280℃を下回ると
、カム軸102に熱間割れを生じるおそれがある。また
表層温度が点C,lで示す350℃を下回ると、カム軸
102の急速で且つ大きな凝固収縮に起因して金型10
1に対するカム軸102の密着等が発生して金型101
に溶損等の損傷を生じるおそれがある。
そこで、注湯後約4.5秒後カム軸102の表層温度が
点d、で示す500℃に達したとき、型開きを行い、ノ
ックアウト手段1)0を作動してカム軸102を離型す
る。
前記手法により得られたカム軸102は熱間割れを生じ
ておらず、また金型101にも何等損傷を生じていない
。その上、カム軸102は殻状の凝固層により覆われて
いるので離型に際し変形することもない。
前記合金よりなる鋳物の離型最適範囲は、その表層温度
が約580℃、したがって共晶線Le2とその直下23
0℃との間にあるときであるが、実験の結果、Al−C
u系、Al−Zn系等のアルミニウム合金の場合にも同
様のことを言えることが判明している。
なお、前記各鋳造作業において、加熱制御器Chl、C
h2に、注湯開始後加熱回路8.108の出力を低下、
したがって各ヒータ12,1)2への通電量を減少する
ような機能を持たせてもよい、また本発明は、カム軸に
限らず、クランクシャフト、ブレーキキャリパ、ナック
ルアーム等の各種機械部品の鋳造に適用される。
C0発明の効果 本発明金型鋳造法によれば、鋳物の表層が殻状の凝固層
になったとき離型を行うので、離型に際し凝固層の保形
能を得て正常な鋳物を得ると共に金型の損傷を防止して
その延命を図ることができる。また離型を鋳物の高温領
域で行うので生産能率を向上させることができる。
本発明金型鋳造装置によれば、前記金型鋳造法を容易、
且つ確実に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1ないし第3図は鋳鉄鋳物用金型鋳造装置を示し、第
1図は全体の斜視図、第2図は第1図■−■線矢視図、
第3図は第2図m−m線断面図、第4図はカム軸の正面
図、第5図はFe−C系平衡状態図、第6図は鋳鉄鋳物
において、注湯後の経過時間とカム軸の表層温度との関
係を示すグラフ、第7ないし第9図は鋼鋳物用金型鋳造
装置を示し、第7図は全体の斜視図、第8図は第7図■
−■線矢視図、第9図は第8図IX−IX線断面図、第
10図はカム軸の正面図、第1)図は鋼鋳物において、
注湯後の経過時間とカム軸の表層温度との関係を示すグ
ラフ、第12図はAl−3i系平衡状態図、第13図は
アルミニウム合金鋳物において、注湯後の経過時間とカ
ム軸の表層温度との関係を示すグラフである。 Ccl、Ca2・・・冷却制御器、Chl、Ch2・・
・加熱制御器、[、el、Ls2・・・共晶線、Ls・
・・固相線、 1.101・・・金型、2,102・・・鋳鉄鋳物、鋼
鋳物としてのカム軸、8,108・・・加熱回路、9゜
109・・・冷却回路 特 許 出 願 人  本田技研工業株式会社代理人 
  弁理士  落  合     健第1図 第3図 第4図 第5図 C(を量010) 第7図 第10図       第9図 第12図 Si (重量’/、) 第13図 5土渇獲の紅色時間(sec ) 手続補正書(自発) 昭和 62年 9 月24 日 1、事件の表示 昭和62年 特 許願第 4629号 2・ 発明 O名称    金型鋳造法および金型S寿
造装置3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称     (532)本田技研工業株式会社4、
代   理   人  〒105 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄及び図面の第2.3
図補正の内容 1、明細書第12口笛1).第15行、「生じる」とあ
る次に、 「おそれがある」を加入する。 2、明細書第13頁第13行、 rl150.とあるを、 「約1)50Jに訂正する。 °3.明細書第14頁第15行、 「それら」とあるを、 「それらは」に訂正する。 4、明細書第19頁第10行、第14〜第15行、「生
じる」とある次に、 「おそれがある」を加入する。 5、明細書第20頁第10行、 「1250」とあるを、 [約1250Jに訂正する。 6、明細書第21頁末行、 r580Jとあるを、 「約580」に訂正する。 7、明細書第24頁第5行、 r580.とある次に、 「〜350」を加入する。 8、図面筒2.第3図を別紙の通り訂正する。 以上 第3図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋳物を金型を用いて鋳造するに当り、注湯後、前
    記金型に接する前記鋳物の表層を急冷し、該鋳物の表層
    が殻状の凝固層になったとき離型を行うことを特徴とす
    る金型鋳造法。
  2. (2)前記鋳物は鋳鉄鋳物であり、前記離型は、前記鋳
    鉄鋳物の表層温度が共晶線とその直下350℃との間に
    あるとき行われる、特許請求の範囲第(1)項記載の金
    型鋳造法。
  3. (3)前記鋳物は鋼鋳物であり、前記離型は、前記鋼鋳
    物の表層温度が固相線とその直下250℃との間にある
    とき行われる、特許請求の範囲第(1)項記載の金型鋳
    造法。
  4. (4)前記鋳物はアルミニウム合金鋳物であり、前記離
    型は、前記アルミニウム合金鋳物の表層温度が共晶線と
    その直下230℃との間にあるとき行われる、特許請求
    の範囲第(1)項記載の金型鋳造法。
  5. (5)鋳物を鋳造する金型に冷却回路と加熱回路とを設
    け、前記加熱回路に加熱制御器を、また前記冷却回路に
    冷却制御器をそれぞれ接続し、前記加熱制御器は注湯に
    先立って前記加熱回路を作動して前記金型を加熱し、ま
    た注湯開始後前記加熱回路を不作動にするか、または該
    加熱回路の出力を低下する機能を備え、前記冷却制御器
    は注湯開始後前記冷却回路を作動して前記金型を冷却し
    、該金型に接する前記鋳物の表層を急冷して該表層を殻
    状の凝固層に変える機能を備えていることを特徴とする
    金型鋳造装置。
JP462987A 1987-01-12 1987-01-12 金型鋳造法および金型鋳造装置 Granted JPS63174775A (ja)

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