JPS63173727A - トラクタ−の伝動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、トラクターの伝動装置に関する。

従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 左右の前輪に差動伝動する前部差動機構及び左右の後輪
に差動伝動する後部差動機構を各々前後方向の伝動軸に
よって伝動させる伝動機構中に、これらの前部差動機構
と後部差動機構とを差動伝動する中間差動機構を設けた
形態のトラクターの伝動装置において、通常この中間差
動機構は、伝動機構の変速軸又は他の伝動軸の終端部に
直接折込み、しかもこの伝動機構を内装する同じ伝動ケ
ース内に設けるが１例えば、中間差動機構を折込んだ機
種と折込まない機種とを設ける場合１両者の構成の差異
によって伝動ケースや伝動軸等を各々別のものにする必
要が生じる等浜用化し難く、従って生産価格が高くなる
等の虞れがある。

問題点を解決するための手段 この発明は、左右一対の前輪＋１１　＋１１に差動伝動
する左右の差動軸Ｔ２１　（２）を有した前部差動機構
（３）と。

左右一対の後輪＋４）（４１に差動伝動する左右の差動
軸（５１（５１を有した後部差動機構（６）との間に、
これら前、後両差動機構（３）　（（３１に差動伝動す
る中間差動機構（７）の両差動軸（０）（８）を、この
中間差動機構（７）に歯車伝動する前後方向の伝動軸（
９）に沿わせるべく設けてなるトラクターの伝動装置の
構成とする。

発明の作用 伝動軸（９）から歯車伝動される中間差動機構（７）の
差動軸（叫８）は、前部差動機構（３）、差動軸（２１
＋２１を介して左右の前輪（，１１に伝動すると共に、
後部差動機構（６）、差動軸（５１（５）を介して左右
の後輪１４１　＋４１に伝動する。

発明の効果 中間差動機構（７）へ歯車を介して伝動する伝動軸（９
）に対して中間差動機構（７）の両差動軸（８１（８１
を沿わせたことによって、例えばこの伝動軸（９）、歯
車等を内装した伝動ケースの一側壁部に、両差動軸（８
）（８）を支承する支承部を有した別の側部ケースを設
けることが可能になるため、中間差動機構を折込む機種
と折込まない機種とを設ける場合、伝動ケース及びこの
ケース内伝動機構は共用化し易く、大幅な変更を必要と
しないため、従って生産性を向上させることができる。

実施例 なお、図例において、車体前部の原動機（１〔からの伝
動を断続するクラッチを内装したクラッチケース（１１
）を設け、このクラッチケース（１１１の後側には、走
行変速及び動力取出軸変速等の変速伝動機構を内装した
前部伝動ケース（１シを設け、又この前部伝動ケース（
１δの後側には、該変速伝動機構から伝動される各伝動
機構を内装する後部伝動ケース（１３を設ける。

この後部伝動ケース（１３１内の前側上部には、前記変
速伝動機構に伝動される歯車（＋４１を設け、この歯車
０４１の内周面に設けた軸承部（Ｉｓ）には、後端部に
歯車（１Ｂを有する中空状の伝動軸（９）と後端部に傘
歯車（１力を有してこの伝動軸（９）内を挿通する伝動
軸（１［ｊとの前端部を各々回転自在に支承させる。

又前記各歯車（１４１ｔＩＱの各々下方に設けた前、後
部の軸承部ｆ１９（＋’Ｊには、この歯車（ｌΦに噛合
する歯車１２Ｇを有した中空軸Ｑｌ）の前後両端部を支
承させ、又この中空軸Ｉ２１）には、前記変速伝動機構
に伝動されてこの中空軸Ｑ１）内を挿通する動力取出軸
Ｑδを回転自在に支承させる。

該伝動軸（９）上には、中央部の後進歯車（２３とこの
後進歯車（至）前、後両側の副変速歯車Ｑ４四とを回転
自在に設け、又前記歯車（１４、副変速歯車＋２４１間
と、後進歯車の、副変速歯車四間とには、この歯車０４
から伝動軸（９）への伝動及び伝動軸（９）から副変速
歯車（２４１への伝動を断続するクラッチ１２ｅと、伝
動軸（９）から後進歯車（至）又は副変速歯車−への結
合を断続するクラッチＩ２Ｑとを各々設ける。又前記中
空軸＋２１１上には、該各側変速歯車＋２４１　四に各
々噛合する各歯車節（社）と該後進歯車【２３の位置に
位置する歯車とを各々固着する。

前記後部伝動ケース（１３１の一側壁には、前壁と後壁
とに前後方向の各々軸承部０１１ｃＩＩを有する側部ケ
ース０υを着脱自在に設け、この両軸承部０１０１には
、中間差動機構（７）内−側の差動傘歯車■に伝動され
る差動軸（８）の前後両端部を支承させ、この中間差動
機構（７）の外周部には、前記歯車（ＩＱに噛合する外
周歯車口３を設け、又この中間差動機構（７）自他側の
差動傘歯車（至）には、該差動軸（８）上に回転自在に
支承された中空差動軸（８）とこの中空差動軸（８）後
端部の歯車−とを設け、又この差動軸（８）の後部には
前記伝動軸（１８後部に設けた歯車（至）に噛合する歯
車−を固着し、又この差動軸（Ｉｌｌの前部には、二の
差動軸（８）と該差動機構（７）の外周ケース部との結
合を断続する差動停止機構（至）を設け、さらにこの差
動停止機構（至）の後側には、前記後進歯車（２３と歯
車ＣＩとに噛合する中間歯車（至）を回転自在に支承さ
せる。

前記傘歯車（１力の後側には、この傘歯車（１７１に噛
合する外周傘歯車（イ）と左右一対の差動歯車ＨＩｓ＋
１に差動伝動される左右の差動軸（５３１５）とを有し
た後部差動機構（６）を設け、これら差動軸（５１（５
１の側端部には。

後輪（・１）に減速伝動する減速機構１４２１１４５を
各々設ける。

又前記中空軸０！＋１上には、前記歯車０９に噛合する
歯車０３を回転自在に設け、この歯車０３の下側には、
この歯車０３に噛合する歯車Ｔ４４１を回転自在に軸支
させ、さらにこの歯車に）の下側には、この歯車（財）
に噛合する歯車（へ）と前端部の歯車４ｅとを有した前
輪伝動軸（１）を設け、又この歯車＋４１１９の下側に
は、この歯車に）に噛合する歯車Ｈｅと前端部の傘歯車
（へ）とを有した伝動軸図を設け、この傘歯車（ト）の
前側には、この傘歯車噛に噛合する外周傘歯車６１１と
左右一対の差動歯車１５２１Ｆ、５に差動伝動される左
右の差動軸（２）（２）とを有した前部差動機構（３）
を設け、さらにこれら差動軸（２）　（２１の側端部に
は、前輪（１）を操舵する操舵機構（至）及び前輪（１
）に減速伝動する減速機構−を各々設ける。

次に作用について説明する。原動機（１（Ｉに伝動され
るクラッチケース（＋υ内のクラッチは、前部伝動ケー
ス（１乃内の変速伝動機構を介して後部伝動ケース（＋
３１内の歯車＋１４１に伝動し、仮に前側のクラッチ四
を伝動軸【９）と副変速歯車（ハ）とが結合される側に
すると、歯車＋１４１は、歯車−，中空軸（２１）、歯
車（５）及び副変速歯車な４を介して伝動軸（９）に伝
動し、さらに歯車（ＩＱ、外周歯車０３を介して中間差
動機構（７）に伝動する。この中間差動機構（７）の前
側差動歯車−は、差動軸（８）、歯車ｃｒａｏｅ及び伝
動軸（Ｉｌｌを介して傘歯車（ｍに伝動し、さらに後部
差動機構（６）の外周傘歯車Ｍ１．差動歯車１４１１　
＋４１１　、差動軸１５１　（５１及び減速機構１１７
Ｊｔｑ乃を介して左右の後輪（４１（４）に伝動する。

又中間差動機構（７）の後側差動歯車（ロ）は、中空状
差動軸（８）、歯車０ＱＨ３Ｈ＠Ｉ＠ｆ＆介して前輪伝
動軸（資）に伝動し、さらに歯車に）（ハ）、伝動軸員
及び傘歯車（ト）を介して前部差動機４Ｊ　（３）’の
外周傘歯車６１）に伝動し、この前部差動機構（３）の
差動歯ｊＪＺｆｉＩ聞からは、差動軸ｆ２）　（２）　
、操舵機構ω（至）及び減速機構（至）例を介して左右
の前輪（１１（１１に伝動する。

又、前側のクラッチ（２ｅを切側にして後側のクラッチ
１２日を伝動軸（９）と後進歯車（２３とが結合される
側にすると、歯車（１４から歯車翰、中空軸ｒ２１）、
歯車１２９を介して伝動される中間歯車（至）は、後進
歯車の、伝動軸（９）及び歯車（ＩＧＩを介して外周歯
車０３に逆転伝動し、中間差動機構（７）以降の各伝動
機構が逆転伝動されることによって、前、後輪（１１（
１１（４１＋４１は後進方向に回転する。

なお、後進速のための中間歯車（至）を中間差動機構（
７）の差動軸（８）部で支承させたことによって、「１
１間歯車（至）のための支軸を設ける必要がなく経済的
である。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は伝動機
構図、第２図は一部の正断面図である。 図中、符号（１）は前輪、（２１（５１（８１は差動軸
、（３）は前部差動機構、【４）は後輪、１６）は後部
差動機構、（７）は中間差動機構、（９）は伝動軸を示
す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　左右一対の前輪（１）（１）に差動伝動する左右の差
   動軸（２）（２）を有した前部差動機構（３）と、左右
   一対の後輪（４）（４）に差動伝動する左右の差動軸（
   ５）（５）を有した後部差動機構（６）との間に、これ
   ら前、後両差動機構（３）（６）に差動伝動する中間差
   動機構（７）の両差動軸（８）（８）を、この中間差動
   機構（７）に歯車伝動する前後方向の伝動軸（９）に沿
   わせるべく設けてなるトラクターの伝動装置。