JPS63173496A - ボタン電話システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はデータ線と通話線を具備したボタン電話機と、
このボタン電話機とＤＳＳコンソール（Ｄｉｌｅｃｔ　
　５ｔａｔｉｏｎ　　５ｅｌｅｃｔｉｏｎ　　コンソー
ル）が複数台接続可能な交換機との組合せによるボタン
電話システムに関するものである。

従来の技術 従来より、ボタン電話機においては操作ボタンを操作し
た際、内蔵しているスピーカよりキークリック音を発生
させて、ボタン操作が操作されてことを操作者に通知す
ることによって使用勝手の向上を図っている。

また、近年、構内交換機などにおいては、ＤＳＳコンソ
ールがこのボタン電話機と併設されることもしばしばあ
る。

この、交換機に接続されたＤＳＳコンソールは内線数に
対応する数、或はそれ以上の数の操作キーを備え、以下
のような機能を有している。

即ち （１）交換機から送られてきたデータに基づき、現在ビ
ジー状態となっている内線、及び着呼が発生している内
線を、キーに対応して設けられているＬＥＤ等を点燈或
は点滅することによって操作者に通知するという機能。

〈２）操作キーを操作することによって、そのキー情報
を交換機へデータ線を介して通知し、予めそのキーに対
応させて交換機内に記憶されている内線相手先或は外線
相手先（例えば自宅の電話機など）の呼出しが行えると
いう機能。

である。

発明が解決しようとする問題点 この種のＤＳＳコンソールにおいては、各内線に対応し
たキーには前記したようにＬＥＤ等の表示手段を設け、
内線使用状況を一目で視認できるようにしているが、そ
れ以外の例えば外線呼出しのためのキーには、ＬＥＤ等
が付設されないのが普通である。これは、前記内線に対
応したキーに併設されたＬＥＤは、その内線の使用状況
あるいは着呼発生情報が逐次交換機側から送られて（る
データにより使用者に通知するという機能を有している
のに対し、外線に対応したキーではその外線の使用状況
等は本交換機では確認することができないため、表示内
容としてはそのキーが操作されたか否かという情報だけ
である。その情報をしめずためだけにＬＥＤを付設する
のはコストの面からしても望ましくないからである。

しかし、このように、操作キーのうちのいくつかからは
表示手段を削除したために、そのキーが操作されたか否
かの確認が行えず、操作者が操作に不安をいだく結果と
なってしまうという問題が発生してしまう。このように
操作キーへＬＥＤ等の表示手段を付設することには一長
一短があった。また、上記ＬＥＤのかわりにキークリッ
ク音発生用のスピーカを付加するこ（となとはなおさら
コストの面で不利である。

そこで、本発明は、従来表示手段を付設していなかった
キーについても、その操作確認が特別な装置を付与する
ことなく行えるボタン電話機および交換機を有するボタ
ン電話システムを提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記従来の問題点を解決するため、本発明のボタン電話
システムは、ＤＳＳコンソールより到来した操作キー情
報に基づきキークリック音の発生を指令するデータを交
換機より発生させ、一方この交換機に接続されるボタン
電話機はデータ線を前記したキークリック音の発生を指
令するデータが到来したらスピーカよりキークリック音
を発生さぜる手段を有する。

作　　用 上記構成により、ＤＳＳコンソールによりボタン操作を
おこなうと、そのＤＳＳコンソールと対応関係を有する
ボタン電話機よりキークリック音がはっせられる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図を参照して説明する。

第１図は、ボタン電話システムの一構成例を示したブロ
ック図であり、図に於て（１）は交換機であり、この交
換機（１）は外線２−１〜２−ｎとの間で電気的なイン
ターフェースを行う外線トランク１、複数のボタン電話
機およびＤＳＳコンソールおよび標準型電話機と外線ト
ランク２とを接続しまた内線同志の通話路を確立するた
めの通話路部３、内線加入者との間で音声による通話を
確立するための加入者回路部４−１〜４−０１内線加入
者との間でデータ通信を行うデータ通信部５−１〜５−
０１前記加入者回路部４−１〜４−ｎおよびデータ通信
部５−１〜５−ｎと内線電話機との接続部６−１〜６−
０１データ線を到来し前記データ通信部５−１〜５−ｎ
で受信された操作キー情報を判断するキー情報判断手段
７、このキー情報判断手段からの出力に基づきキークリ
ック音発生の要否を決定する要否決定手段８（この要否
決定手段は記憶手段を備えこの記憶手段内には、キー情
報とそのキー情報に対してクリック音を発生させるか否
かの情報が関係づけて格納されている、−例として内線
選局キー情報に対してはクリック音発生「否」の情報が
、また外線選局キー情報に対してはクリック音発生「要
」の情報が記憶されている）、この要否決定手段により
キークリック音発生「要」と判断された時そのことを示
すキークリック音指令データをそのＤＳＳコンソールと
対応関係を有するボタン電話機に接続されたデータ線へ
出力するよう上記各部を制御する制御手段１０を備えて
いる。

また、（Ｉ　Ｉ）は前記交換機Ｉにデータ線１１および
通話線１２により接続されたボタン電話機であり、ハン
ドセット１３、通話回路部１４、複数の操作キー１５を
備えた操作部１６、前記操作部１６の操作キー１５が操
作されたときその操作キー情報をデータ通信部１７を介
して交換機へ送る操作キー情報出力部１８、データ通信
部にて受信したデータにキークリック音指令データがあ
る場合はスピーカ１９よりキークリック音を発生させる
クリック音発生手段２０．上記各部の動作制御を行う制
御手段２１を備えている。

（Ｉ　Ｉ　Ｉ）はＤＳＳコンソールであり、交換機に接
続されている内線の数と同等あるいはそれ以上の数の内
線選局キー２２、その他の操作キー２３、データ通信部
２４、制御手段２５を備えている。また、前記内線選局
キー２２の夫々はＬＥＤを備えている。また、操作キー
２３のうちの１つ２３−１は外線呼び出しキーに割当て
られているものとする。

以上のように構成されたボタン電話システムの動作につ
き、第２図のフローチャートを参照して説明する。

ただし、本実施例においてはボタン電話機（ＩＩ）とＤ
ＳＳコンソール（Ｉ　Ｉ　Ｉ）は予め対応関係をもたせ
て設定されているものとする。すなわち、ＤＳＳコンソ
ール（ＩＩ＋）はボタン電話機（ＩＩ）の機能をサポー
トしているものとする。

まず、ＤＳＳコンソールの内線選局キー２２により、内
線への発信が指令された場合について述べる。

この場合は、内線選局キー２２の操作に従い、制御手段
２５はデータ通信部２５より、発信先の内線を示すデー
タを交換機へ送出する。一方、交換機（１）では、デー
タ通信部５−２にて前記ＤＳＳコンソールからのデータ
を受信しくステップａ）、そして、キー情報判断手段７
によりその受信した情報が判断され、要否決定手段８に
よりキークリック音を発生させるか否かが判断される（
ステップｂ）。この場合、内線選局キーに対してはキー
クリック音発生ｒ否」なるデータが要否決定手段８内の
記憶手段に予め格納されているので、キークリック音指
令データは送出されずステ・ツブＣへ進む。また制御手
段１０はこのキー情報判断手段７からの出力により、前
記ＤＳＳコンソールがサポートしているボタン電話ｅｅ
ｌ（ＩＩ）の加入者回路部４−１と加入者回路３を制御
すると共に相手先内線を呼び出す（ステップＣ）。そし
て相手先内線電話機が応答すると、ステップｄよりステ
ップｅへ進みボタン電話機（Ｉ　Ｉ）と呼び出された内
線電話機との間に通話状態が確立する。また同時にＣ８
Ｓコンソール（Ｉ　Ｉ　Ｉ）との接続を行っているデー
タ線１１−２に対してデータ通信部５−２を介し、呼び
出した内線光がビジー状態となったこと並びに、その内
線光に着呼は発生したことを示すデータを送出する。こ
のデータを受けてＣ３Ｓコンソールでは、操作した相手
先の操作キーに設けられているＬＥＤの点滅或は、点燈
がなされる。

次に、ＤＳＳコンソールの外線選局キー２３−１により
、外線への発信が指令された場合について述べる。

この場合は、外線選局キー２３−１の操作に従い、制御
手段２５はデータ通信部２５より、操作されたボタンを
示すデータを交換機へ送出する。

一方、交換機（１）では、データ通信部５−２にて前記
Ｄ　Ｓ　Ｓコンソールからのデータを受信しくステップ
ａ）、そして、キー情報判断手段７によりその受信した
情報が判断され、要否決定手段８によりキークリック音
を発生させるか否かが判断される（ステップｂ）。この
場合、外線選局キーに対しては「要」なるデータが格納
されているのでステップｆへ進み、キークリック音指令
データがデータ通信部５−１を介してＤＳＳコンソール
（１１１）と予め対応関係をもって設定されているボタ
ン電話機（Ｉ　＋）へ送出される。また制御手段１０は
このキー情報判断手段７からの出力により、前５己ＤＳ
Ｓコンソールがサポートしているボタン電話機（Ｉ　Ｉ
）の加入者回路部４−１と加入者回路３と外線トランク
１を制御して、外線を捕捉しくステップｇ〉ダイヤル信
号を外線へ送出し、相手の呼出動作を行なう（ステップ
ｈ）。そして相手先が応答すればステップｉよりステッ
プｊへ進み、ボタン電話機（ＩＩ）と呼び出された外線
電話機との間に通話状態が薙立されることとなる。

一方、ＤＳＳコンソール（Ｉｌｌ）と対応関係をちって
設定されているボタン電話機（１１）では前記したよう
な手順にて交換機送出されたキークリック音指令データ
がデータ線１１を介してデータ通信部１７へ入力される
ためステップＡよりステップＢへ進み、クリック音発生
手段が動作し、スピーカ１９よりキークリック音が発生
する。

本実施例のボタン電話システムは上記のような動作を行
う。以下、本実施例の効果を説明する。

即ち、ボタン電話装置が元来備えているスピーカを利用
してＤＳＳコンソールのキークリック音を発生させるた
め、従来のＤＳＳコンソールの構成をなんら変化させる
ことなく、キー操作確認作業が行える。また、交換機に
ついては、もともとＤＳＳ装置より送られてくる操作キ
ーデータの判読手段は備えられているものであるため、
記憶手段（例えばＲＡＭ、ＲＯＭ）に記憶させている応
答用データ、即ちデータ線中へ送出するデータの種類を
対かするだけで達成できるものであり、ＤＳＳコンソー
ルにＬＥＤや、キークリック音発生ようの回路やスピー
カを付加する手段に比較すると、コスト面で極めて有利
である。

発明の詳細 な説明したように、本発明のボタン電話システムにおい
ては、ＤＳＳコンソールの操作キーの操作確認をこのＤ
ＳＳコンソールと併設されているボタン電話機のスピー
カにより行わさせることができるため、システムとして
大幅なコストアップが生じることもな（、実用上大変有
効なるものおである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のボタン電話システムの構成
を示したブロック図、第２図及び第３図はそれぞれ、交
換機とボタン電話機の動作の流れを示すフローチャート
である。 （１）・・・・・・交換機、 （１１）・・・・・・ボタン電話機、 （Ｉ　Ｉ　Ｉ）・・・・・・ＤＳＳコンソール、ｌ・・
・・・・外線トランク、２−１〜２−ｎ・・・・・・外
線、３・・・・・・通話路部、 ４−１〜４−ｎ・・・・・・加入者回路部、５−１〜５
−ｎ・・・・・・データ通信部、６−１〜６−ｎ・・・
・・・内線電話機との接続部、７・・・・・・キー情報
判断手段、８・・・・・・要否決定手段、１０・・・・
・・制御手段、 １１−１〜１１−ｎ・・・・・・データ線、１２−１〜
１２−ｎ・・・・・・通話線、１３・・・・・・ハンド
セット、１４・・・・・・通話回路部、１５・・・・・
・操作キー、１６・・・・・・操作部、１７・・・・・
・データ通信部、 １８・・・・・・操作キー情報出力部、１９・・・・・
・スピーカ、 ２０・・・・・・クリック音発生手段、２１・・・・・
・制御手段、２２・・・・・・内線選局キー、２３・・
・・・・他の操作キー、２４・・・・・・データ通信部
、２５・・・・・・制御手段 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ボタン電話機およびＤＳＳコンソールが共に接続可能で
   且つＤＳＳコンソールよりデータ線を介して到来する操
   作キー情報を判断するキー情報判断手段とこのキー情報
   判断手段からの出力に基づきキークリック音発生の要否
   を決定する要否決定手段とこの要否決定手段によりキー
   クリック音発生「要」と判断された時そのことを示すキ
   ークリック音指令データをそのＤＳＳコンソールと対応
   関係を有するボタン電話機に接続されたデータ線へ出力
   するデータ通信手段とを備えた交換機と、この交換機と
   の間がデータ線及び通話線にて接続され且つデータ線を
   到来するキークリック音指令データに基づきスピーカよ
   りキークリック音を発生させるクリック音発生手段を備
   えたボタン電話機とを有することを特徴とするボタン電
   話システム。