JPS63160023A - 光ピツクアツプなどのアクチユエ−タ−用磁気駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明の光ピックアップなどの７クチユエーター用磁気
駆動装置は、光学式情報読取装置、例えばコンパクトデ
ィスクプレーヤーの光ピックアップなどを縦横の二次元
方向に動作させるのに使用されるものである。

（従来技術） コンパクトディスクプレーヤーでは、光ピックアップを
二次元方向に動作させるアクチュエーター用磁気駆動方
法は非常に重要である。光学システムはいくつかの少な
い方式で実用化されているのに比し、アクチュエーター
用磁気駆動方法のメカニズムは二次元の動作を同時に行
なうという犯質から、非常に多くの方式が提案されてい
る。しかしアクチュエーターの駆動源のメカニズムは、
永久磁石とムービングコイルの組合せによる電磁誘導方
式の電磁力駆動に集約されている。光ビー２クアップの
アクチュエーターを縦横の二次元方向に動作させる磁気
駆動装置には大別して専用磁気駆動方式と、併用磁気駆
動方式とがある。

このうち併用磁気駆動方式は第５図のように、ヨークｇ
の外周に巻かれたフォーカスコイルＣの外側にトラッキ
ングコイルａを取り付け、このトラッキングコイルａと
磁石りとによりトラッキング磁気駆動回路を４Ｉ！成し
、フォーカスコイルＣと、ｒｉ１石りとによりフォーカ
ス磁気駆動回路を４Ｒ成して、磁石りを両磁気駆乃回路
に併用したものである。この併用磁気駆動方式では、ト
ラッキング磁気駆動回路によって、レンズｆが取り付り
すられているボビンｅが横方向に駆動され、フォーカス
磁気駆動回路から発生する電磁力によってボビンｅが縦
方向に駆動される。

第５図の併用磁気駆動方式の場合、同図ハのようにトラ
ッキングコイルａの外側巻き線部分ｉと内側巻き線部分
ｊに流れるＴＬ流の向きが逆になるので電磁力は打ち消
し合ってＯとなる。そのためフォーカスコイルＣにトラ
ッキングコイルａを取り付ける場合、トラッキングコイ
ルａの外側巻き線部分ｉがフォーカスコイルＣの外側に
突出するよう取り付けて、同巻き線部分ｉが磁界空間か
ら外れるようにしなければならない、このため同外側巻
き線部分ｉが無駄になり電磁力効率が悪い。

そのためフォーカスコイルＣにトラ−／　＋ングコイル
ａを四個も取付けなければならず、トラッキングコイル
ａの数が多くなる分だけコスト高になり、しかもフォー
カスコイルＣ及びトラッキングコイルａが取り付けられ
たボビンｅが重くなり、作動しにくくなるという問題が
あった。

（発明の目的） 本発明の目的は磁石及びコイルの数が少なく、ＪＩＩｉ
成が簡潔で小型化でき、しかも電磁力効率のよい光ビッ
クア；・ブなどのアクチュエーター用磁気駆動装打を提
供することにある。

（問１点を解決するための手段〕 本発明の光ピックアップ電磁駆動装置は、非磁性体材料
のべ゛−スｌの上に磁石２を配こし、その磁石２のＮ極
とＳ極の両側に磁気空間３．４を改番すて鉄片ヨーク５
．６を配ｌして磁石２よりヨーク５．６に同一方向の磁
束ａが誘磁されるようにし、同磁気空間３．４に二つの
７オーカスコイル７．８と二つの１トラツキングコイル
９．１０が配置され、二つのフォーカスコイル７．８は
同一方向に巻かれ且つヨーク５．６の外周に同ヨーク５
．６を囲むように配置され、二つのトラッキングコイル
９，１０は夫々の両端部９ａ、９ｂ、１０ａ、ｆｏｂを
それに流れる電流の向きが同じになるよう曲げられ、且
つそのＰｖ端部９ａ、９ｂ。

１０ａ、Ｊｏｂを二つのフォーカスコイル７．８間に磁
石２を挟んで相互に対向するよう配置されてなるもので
ある。

、を発明の一実施例である第１図において、磁石２とヨ
ーク５，６間の磁力線ａは同図のようになる。この状態
で第２図のフォーカスコイル７．８に同図の矢印方向に
電流ｉを流すと、フレミングの左手の法則に基づいて同
図のように磁力線ａに対して直角方向の電磁力Ｆが発生
する。このＴＬ磁力Ｆによりフォーカスコイル７．８が
取り付けられている図示されていないボビンが駆動され
、更にこのボビン２０に取り付けられている光ピックア
ップの光学レンズがフォーカス方向に駆動される。

また第２図のトラ２′！Ｆ−ングコ、イル９、１０の両
端部９ａ、９ｂ、１０ａ、１０ｂに同Ｆｍノ矢印方向に
電流ｆｉ流すと、フレミングの左手の法則に基づいて同
図のようにＴＬ流ｉに対して直角方向のＴＬ磁力Ｆが発
生する。この電磁力Ｆにより図示されていないボビンが
駆動され、更にこのボビンに取り付けられている光ピッ
クアップの光学レンズがトラッキング方向に駆動される
。

＋□−Ｌ□□□１１Ｌ□□□１ 第１図〜第４図は本発明のアクチュエーター用磁気駆動
装置の一実施例である。

これらの図においてｌは非磁性体材料のベース、２はベ
ースの上に配置固定された磁石、３．４は磁石のＮ極と
Ｓ極の両側に形成された磁気空間、５，６は磁気空間の
側方に設けた鉄片ヨークである。

７．８は同一方向に巻かれたフォーカスコイルであり、
これはヨーク５，６の外周に同ヨーク５．６を囲むよう
にして配こして、−辺５ａ、６ａを磁気空間３．４内に
配こしである。

９．１０はトラッキングコイルであり、これは第４図の
ように両端部９ａ、９ｂ、ｌｏａ、１０ｂを二つのフォ
ーカスコイル７．８間に差し込んで磁気空間３．４内に
配置しである。しかも両トラッキングコイル９．１０は
磁石２を挟んで相互に対向するよう配こされている。ま
たトラッキングコイル９．１０は横艮に巻いたコイルを
８の字状に曲げ、更に両端部９ａと９ｂ、１０ａと１０
ｂを同じ方向に相互に対向するよう曲げてコの字０ａと
ｔａｂに流れる電流の向きが同じ方向になる。

（発明の効果） 本発明のアクチュエータ駆動装置は次のような効果があ
る。

（１）トラッキングコイル９．１０の両端部９ａと９ｂ
、ｌｏａと１０ｂに流れる電流の向きが同じになるので
、両端部９ａと９ｂ、１０ａと１０ｂから同じ向きの電
磁力が発生し、電磁力の発生効率が良く、シかも一つの
コイルで強力な”Ｔｈａｉ力が得られる。

（２）トラッキングコイル９．１０が二つですむため構
成が簡潔になり、製造工数及び部品点数が低減し、製作
が容易になり、大幅にコストダウンができ、軽量化、小
型化され、安価になる。

（３）軽量であるため光ピックアップなどが小さな電磁
力でも確実に作動し、精度の高いものとなる。

（４）小型化されるので狭い箇所への取付けが可能であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における磁力線の説明図、第２図は本発
明におけるフォーカスコイルとトラッキングコイルの分
解説明図、第３図はフォーカスコイルとトラッキングコ
イルを組合わせた状態の正面図、第４図は本発明の駆動
装この平面図、第５図は従来の併用磁気駆動方式の説明
図である。 １はベース ２は磁石 ３．４は磁気空間 ５．６は鉄片ヨーク ７．８はフォーカスコイル ９．１０ｊまトラ−キングコイル ９ａ、９ｂ、ｉｏａ、１０ｂ はトラ−７キングコイルの両端部 ａは磁力線 出ｌ入　田尻機械工業株式会社

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）非磁性体材料のベース１の上に磁石２を配置し、
   その磁石２のＮ極とＳ極の両側に磁気空間３、４を設け
   て鉄片ヨーク５、６を配置して磁石２よりヨーク５、６
   に同一方向の磁力線ａが誘磁されるようにし、同磁気空
   間３、４に二つのフォーカスコイル７、８と二つのトラ
   ッキングコイル９、１０が配置され、二つのフォーカス
   コイル７、８は同一方向に巻かれ且つヨーク５、６の外
   周に同ヨーク５、６を囲むように配置され、二つのトラ
   ッキングコイル９、１０は夫々の両端部９ａ、９ｂ、１
   ０ａ、１０ｂをそれに流れる電流の向きが同じになるよ
   う曲げられ、且つその両端部９ａ、９ｂ、１０ａ、１０
   ｂを二つのフォーカスコイル７、８間に磁石２を挟んで
   相互に対向するよう配置されてなる光ピックアップなど
   のアクチュエーター用磁気駆動装置。
2. （２）トラッキングコイル９、１０は横長に巻かれ、そ
   れが８の字状に曲げられ更に両端部９ａと９ｂ、１０ａ
   と１０ｂが同じ方向に対向するよう曲げられてコの字状
   に形成されてなる特許請求の範囲第１項記載の光ピック
   アップなどのアクチュエーター用磁気駆動装置。