JPS63138816A

JPS63138816A - 緊急通報システム

Info

Publication number: JPS63138816A
Application number: JP28519386A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Kuma; 哲雄九間
Original assignee: Daihatsu Motor Co Ltd
Current assignee: Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date: 1986-11-29
Filing date: 1986-11-29
Publication date: 1988-06-10
Anticipated expiration: 2009-03-02
Also published as: JPH0616591B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、緊急通報システムに関し、更に詳しくは、自
動車の乗員に対して緊急情報を通報するための緊急通報
システムに関する。

従来技術従来、自動車にＣＲＴディスプレイの如きＶＤＴ装置を
搭載し、そのＶＤＴ装置で自動車の各部の状態表示を行
ったり、道路地図と現在位置の表示を行ったり、ＴＶ放
送を表示する車載画像表示装置が知られている。

一方、地震や津波などの緊急警報放送が発信されると、
それを受信して自動的にその９１急警報放送をスピーカ
から流すように作動する９１急警報放送受信機が知られ
ている。

また、個人的な緊急情報（例えば自宅の火災。

ガス漏れ、不法侵入など）を所定の連絡先に自動的に電
話通報するテレフォン・セキュリティ・システムが知ら
れている。

従来技術の問題点従来の車載画像表示装！と緊急警報放送受信機とを組み
合わせて、緊急警報放送を自動的に受信し、そのＴＶ放
送をＶＤＴ装置で表示することが考えられる。

しかし、従来のＳ急警報放送受信機では、緊急警報放送
があると、ＶＤＴ装置を必ず作動させてしまうため、例
えば自動車に誰も乗っていないときにでもＶＤＴ装置が
作動してしまい、バッテリーの無用の消費を招く問題点
がある。

一方、テレフォン・セキュリティ・システムの場合の通
話は、通常の通話と区別されないので、ｗ！急であるに
もかかわらず優先的に通報することができない問題点が
ある。

また、乗員が自動車を離れているときにはｖｉ急情報を
伝達できない問題点がある。

発明の目的本発明の目的とするところは、緊急情報を伝える電波を
受信すると自動車に乗員がいるときには自動車に搭載し
たＶＤＴ装置で緊急情報を表示し、自動車に乗員がいな
いときには乗員の携帯する携帯ユニットへ緊急情報を再
送信するようにして、緊急情報の伝達を確実に行なえる
ようにした緊急通報システムを堤供することにある。

発明の構成本発明の緊急通報システムは、ＶＤＴ装置を有する自動
車に搭載され、乗員の有無を判定する乗員有無判定手段
と、緊急情報を伝える電波を受信する受信手段と、緊急
情報を伝える電波を再送信する送信手段と、緊急情報を
伝える電波を受信したときに、ＶＤＴ装置が作動中であ
ればｖＪ急情報を優先的に表示させ、ＶＤＴｌｉ置が作
動中でなく且つ前記乗員有無判定手段で乗ｊｉをりと判
定した場合にはＶＤＴ装置を起動して緊急情報を表示さ
せ、ＶＤＴ装置が作動中でなく且つ前記乗員有無判定手
段で乗員無しと判定した場合には前記送信手段を起動し
てＶ！急情報を伝える電波を再送信させる緊急制御手段
とを具備した車載ユニット、および、自動車の乗員に携
帯可能とされ、前記車載ユニットから送信される緊急情
報を伝える電波を受信する受信手段と、その受信時に報
知信号を出力する報知手段とを具備した携帯ユニット、
を具備してなることを構成上の特徴とするものである。

実施例以下、図に示す実施例に基づいて本発明を更に詳しく説
明する。ここに第１図は本発明の一実施例の緊急通報シ
ステムの車載ユニットを詳細に示したブロック図、第２
図は同緊急通報システムの携帯ユニットを詳細に示した
ブロック図である。

なお、図に示す実施例により本発明が限定されるもので
はない。

第１図および第２図に示すように、本発明に係る９ｉ！
急通報システムは、自動車Ｃに搭載される車載ユニット
１および乗員に携帯される携帯ユニット２１を具備して
なっている。

車載ユニット１は、画像表示系２と、パーソナル無線系
線系３と、緊急制御系４の３つの系からなっている。

画像表示系２は、ＴＶチェーナ５．ナビゲーシッンシス
テム６１点検システム７のいずれかの画像情報をＣＲＴ
コントローラ８で選択し、ＣＲＴディスプレイ９に表示
するものである。

パーソナル無線系３は、パーソナル無線機１０とスピー
カ１１及びマイク１２からなる。

ｖ！暑、ＭＪＴＩ系４は、緊急コントｌ：７−ラ１３ト
、送信機１５とを有している。

前記緊急、コントローラ１３は常時作動しており、レシ
ーバコントロール信号をパーソナルｘｉＩｌＩｔｏへ出
力し、パーソナル無線［１０がパワーオフされていても
、そのチューナ部を作動させている。

そこで、パーソナル無線機１０は、緊急情報を伝える電
波を常に受信できる。

一方、発信側１１の送信装置３１は、第２図に示すよう
に、例えば火災センサ３２．ガス漏れセンサ３３又は侵
入センサ３４で異常を検出すると、その緊急情報を伝え
るべく送信手段３５によって電波を発信するものである
。

パーソナル無線機１０が緊急情報を伝える電波を受信す
ると、緊急コントローラ１３へ受信信号を出力する。

すると、緊急コントローラ１３は、その受信信号により
自己への通報であるか否かを判定し、自己への通報であ
ればレシーバコントロール（１を出力してパーソナル無
線機１０からＬ２識信号を返信させる。自己へのｉｉ１
報でなければ、無視する。

緊急情報の発信側Ｈは、返信された１？２識信信号受は
取ると、緊２、情報の内容コードを送信する。

このように認識信号の返信を受けてから緊急情報の内容
コードを送信するのは、誤通報やプライバシーの漏洩を
防止するのに好ましいからである。

緊急情報の内容コードがパーソナル無線機１゜テ受信さ
れ、Ｗｇ！急コントローラ１３に入力すれると、緊急コ
ントローラ１３は、イグニシゴンスイッチ１４の状態を
チェックする。

イグニシタンスイッチ１４がｒＯＮ、又は「ＡＣＣＪで
あると、自動車内に乗員有りと判定する。

そして、その内容コードに応じた緊急表示パターンをＣ
ＲＴディスプレイ９７表示させるべく、ディスプレイコ
ントロール信号をＣＲＴコントローラ８に出力する。

ＣＲＴコントローラ８は、ディスプレイコントロール信
号が入力されたときに他の画面を表示中であれば、その
画面表示を中断し、優先的に緊急表示パターンをＣＲＴ
ディスプレイ９で表示させる。また、ディスプレイコン
トロール信号が入力されたときに画面表示を行っていな
ければ、ＣＲＴディスプレイ９を起動して、９１５．急
表示パターンを画面に表示させる。

また、緊急表示コントローラ１３は、レシーバコントロ
ール信号によりパーソナル無線系３のスピーカ１１から
緊急警報音を発信させる。

一方、イグニシッンスイッチ１４が「○ＦＦＪのときに
は、自動車内に乗員無しと考えられるので、無駄なバッ
テリーの消費を防止すべく緊急表示を行わないが、送信
１１１５を起動し、携帯ユニット２１へ向けて緊急情報
を伝える電波を送信させる。

携帯ユニント２１は、第２図に示すように、車載ユニッ
ト１からの電波を受信機２２で受信すると、ドライバ２
３によりＬＣＤ表示器２４やブザー２５を駆動し、緊急
情報を表示すると共に警告音を発生する。

そこで、自動車Ｃの乗員は、自動車内にいるときはＣＲ
Ｔディスプレイ９の表示とスピーカ１１の音声で緊急情
報を知らされ、自動車を離れているときは携帯ユニット
２１によりＷＭ急情報を知らされる。

他の実施例としては、シートスイッチのオン。

オフによって乗員の有無を判定するようにしたものが挙
げられる。

また、他の実施例としては、乗員無しのために表示しな
かった緊急情報を記憶しておき、乗員有りとなった時点
で表示させるようにしたものが挙げられる。

更に他の実施例としては、パーソナル無線機ｌＯを利用
せずに、別個に受信機を具備したものが挙げられる。

発明の効果本発明によれば、ＶＤＴ装置を有する自動車に搭載され
、乗員の有無を判定する乗員有無判定手段と、緊急、情
報を伝える電波を受信する受信手段と、緊急情報を伝え
る電波を再送信する送信手段と、緊急情報を伝える電波
を受信したときに、■ＤＴ詰装置作動中であれば緊急情
報を優先的に表示させ、ＶＤＴ装置が作動中でなく且つ
前記乗員ｆ態判定手段で乗員有りと判定した場合にはＶ
ＤＴ装置を起動して緊急情報を表示させ、ＶＤＴ装置が
作動中でなく且つ前記乗員有無判定手段で乗員無しと判
定した場合には前記送信手段を起動して緊急情報を伝え
る電波を再送信させる緊急制御手段とを具備した車載ユ
ニット、および、自動車の乗員に携帯可能とされ、前記
車載ユニットから送信される緊急情報を伝える電波を受
信する受信手段と、その受信時に報知信号を出力する報
知手段とを具備した携帯ユニット、を具備してなること
を特徴とする９ｉ！急通報システムが提供され、これに
より次のような効果が得られる。

■乗員が自動車内にいるときは、ＶＤＴ装置により緊〕
、通報を受けることができる。ＶＤＴ装置が使用中なら
中断して優先的に緊急表示が行われ、使用中でないなら
自動的に起動した上で緊急表示が行われるので、確実に
緊ゑ１通報を受けることができる。

■乗員が自動車外にいるときは、携帯ユニシトにより繁
栄１通報を受けることができる。携帯ユニットへの電波
は、車載ユニットからのものなので、自動車から所定の
範囲内なら充分な強さで、確実にｇｔ通報を受けること
ができる。

■ＶＤＴＶＤＴ装置１表示が行われるのは、自動車内に
乗員がいるときだけなので、バッテリーの無用の消費を
防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の９１！！Ｓ、通報システム
の車載ユニットを詳細に示したブロック図、第２図は同
緊急通報システムの携帯ユニットを詳細に示したブロッ
ク図である。（符号の説明）Ｃ・・・自動車１・・・車載ユニット２・・・画像表示系　　　３・・・パーソナル無線系４
・・・緊！：１．制御■系　　　８・・・ＣＲＴコント
ローラ９・・・ＣＲＴディスプレイ１０・・・パーソナル無線機１１・・・スピーカ　　　−３−４Ｌ！表示コントロー
ラ１４・・・イグニシッンスイッチ１５・・・送信機２１・・・携帯ユニット２２・・・受信機、　　　２４・・・ＬＣＤディスプレ
イ２５・・・ブザーＨ・・・発信側３１・・・送信装置出願人　　ダイハツ工業株式会社代理人　　弁理士　本　庄　武　男第２図１１１図

Claims

【特許請求の範囲】１、（ａ）ＶＤＴ装置を有する自動車に搭載され、乗員
の有無を判定する乗員有無判定手段と、緊急情報を伝え
る電波を受信する受信手段と、緊急情報を伝える電波を
再送信する送信手段と、緊急情報を伝える電波を受信し
たときに、ＶＤＴ装置が作動中であれば緊急情報を優先
的に表示させ、ＶＤＴ装置が作動中でなく且つ前記乗員
有無判定手段で乗員有りと判定した場合にはＶＤＴ装置
を起動して緊急情報を表示させ、ＶＤＴ装置が作動中で
なく且つ前記乗員有無判定手段で乗員無しと判定した場
合には前記送信手段を起動して緊急情報を伝える電波を
再送信させる緊急制御手段とを具備した車載ユニット、および（ｂ）自動車の乗員に携帯可能とされ、前記車載ユニッ
トから送信される緊急情報を伝える電波を受信する受信
手段と、その受信時に報知信号を出力する報知手段とを
具備した携帯ユニット、を具備してなることを特徴とする緊急通報システム。２、乗員有無判定手段が、イグニションスイッチがＯＮ
又はＡＣＣのときに乗員有りと判定し、ＯＦＦのときに
乗員無しと判定する特許請求の範囲第１項記載の緊急通
報システム。３、乗員有無判定手段が、シートスイッチがオンのとき
に乗員有りと判定し、オフのときに乗員無しと判定する
特許請求の範囲第１項記載の緊急通報システム。４、車載ユニットの受信手段が、パーソナル無線機であ
る特許請求の範囲第１項から第３項のいずれか１つに記
載の緊急通報システム。